砕け散るところを見せてあげるのレビュー・感想・評価
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タイトルに感心をもって鑑賞!
10年前の君に届けを思い出したがこれはもっとシリアスで深刻な話 確かに学年に1人位はこんな感じの奴はいたと‼️売り出し中の北村が初脇役?石井杏奈が不自然で無理のある演技で出演者のキャラなのかストーリー程の緊張感は無かったと!
失速して凡作に。無駄に長くしてね?
予告通りでした。
杏奈meets伽耶
純愛と見せかけて
うっすはうんそうですの短縮形
かなり楽しみにしていた作品。公開延期となり、初めて予告を見てから長いこと時間が空いたが、こうやって公開されることに感謝。期待値中々高めで鑑賞。
う、うーん。そうだねぇ。。。
まぁ、面白い。面白くはある。
ただ、思っていたのと違くて思ってたより薄かった。
蔵本玻璃(石井杏奈)は学年一の嫌われ者。ある時彼女が集会中虐められているのを発見した正義感の強い濱田清澄(中川大志)が声をかけたことから、玻璃は徐々に心を許すようになっていく。
演者は文句無しです。
予告でもある通り、石井杏奈の演技力が凄まじく分かっていたけどやっぱり驚いた。ホント適役で、この映画の支えになっている。彼女じゃなかったらヤバかったかも。
中川大志、井之脇海、堤真一などもいいんだけど、やっぱり目が離せないのは清原果耶。「うっす」の言い方がたまらなく良くて、全然しつこいと感じない。これからずっとふざけていて欲しいです。コメディの才能ありすぎ!今年好きになった女優堂々の一位!朝ドラも楽しみです〜。
テンポと音楽はいい。
シンプルなんだけど意外と飽きずに楽しめるし、そこそこ緊迫感もある音楽で悪くない。主題歌もこの映画にかなり合っていて後味はそこそこ。
この映画の魅力はセリフ。
「おしるこの蓋は無くていいの?」「玻璃、笑え、笑ってくれ。」ここめっちゃ好き。ナレーションってのはどうも気に食わないことが多いんだけど、中川大志のナレーションは結構いい。「ヒーローは負けたりしない。絶っっっっ対に!!」は心打たれる。
ただ、展開が読めてしまう。
こうなるんだろうなぁ、やっぱりね。
ってことはこういうことかなぁ、でしょうね。
これの繰り返し。マジで捻りがない。
〈物語は衝撃の展開へ〉ってそうか?予想出来ましたけど?うお!マジかよ!みたいなのであって欲しかった
ドロドロのサスペンスを期待していたのだが、意外とただの青春映画。肩透かし。予告のせい?
R15じゃないから「ミスミソウ」とまでは言わないけど、そんな感じのテイストにして欲しかった。関わったらヤバいって、そうかな?いい人だったじゃん。
期待していたのだけに残念。
題材もキャストも音楽もいいので、もっと上手くできたでしょうに。石井杏奈と清原果耶の今後の活躍を願って+★0.5で。
展開は面白いけど、響かない
小説未読です。
なんとなーく、面白そうな匂いがしまして。
久々にSABU監督作品ってのも惹かれ鑑賞です。
なかなか予想を超える展開でした。斜め上行きました。原作を読んでみたくなりました。
なんとなーく、なんとなーくなんですが、原作は印象が違うんじゃ?伝わってくるテーマがもっとはっきりするんじゃ?な印象を持っちゃったからなんてわすが。
どーなんでしょうかね?
僕は原作読んでないから言ってはいけないのですが、、、なんとなく本作は原作に忠実であろうとした結果、中途半端な作品になってしまったのでは?なんて思います。
時間を使いすぎなんじゃ?と思える前半や、後半の急いで風呂敷をたたむような説明セリフのオンパレードとか(全編説明セリフ多し)合言葉になってる飛行体は、そのものだしちゃうし。結果、全体的にノペーってなってしまった感があるんです。
で。結局。監督は何を描きたかったのだろ?と途方に暮れちゃいました。全体的に散漫な印象なんです。それぞれのエピソードや演者さん達の熱演が最後まで一つの束になりきれていない感が。
原作小説をなぞるのが精一杯な感じなんすよね。
が故にボンヤリ。
題名の意味はラストで、あ、そーゆうことか。
ってわかるんですが、なんだろうなー、その言葉が物理的な事象の説明になってませんかねー?って思いました。
それは結果であり、そうしたかった心情の積み重ねが響いてこないんすよね。
監督は本作を十分咀嚼できてないんじゃないかな?
と非常に残念な気持ちになりました。
中盤まではまったりとして眠たくなる展開なんだけど、後半から急変。ハラハラドキドキの連続。
ラストはほのぼのとさせてくれてクローズした感じ。
清原果耶さん目当てで観賞。
高校生の役がお似合い。
「うぃ~す」ってセリフが可愛いくて良い♪
それ以上に良かったのが、いじめられっ子の玻璃(はり)役の石井杏奈さん!
素晴らしい演技にびっくり!
最初は彼女とわからない顔立ち。
だけど濱田とのやり取りの中で心が打ち解けて徐々に可愛くなって行く姿が良かった。
玻璃を助ける濱田役の中川大志さんも優しい雰囲気がお似合い。
キャスティングとしては彼で正解だった感じ。
中盤まで、まったりした雰囲気に加え先が全く読めず眠くなる展開。
北村匠海さんや堤真一さんがちょい役。
贅沢なキャストの起用と思ってたら、彼らがキーワードとなる展開に「そうき来たか」と納得の展開。
出だしとラストが繋がる所も泣けた。
タイトルの「砕け散るところ」はたくさん観られた感じでした( ´∀`)
いろいろな要素の詰まった快作(怪作?)
すごく良かった
力演と怪演と見事な演出
終映後に思わず唸ってしまった。相当な力作である。面白い。とにかく面白い。中川大志の力演と石井杏奈の怪演によって、強引とも言える物語が力強く進んでいく。演出もあまり観たことがない不思議な演出で、冗長と感じるシーンもあったが、観終わって真っ先に思い浮かぶのがその冗長なシーンなのである。つまりそれが本作品の味なのだ。
原作者の竹宮ゆゆこさんは我ながら不勉強にして存じ上げなかったが、大変な想像力の持ち主だと拝察する。石井杏奈が演じた蔵本玻璃のキャラクターが独創的だ。映画でもドラマでもこれほど独特な個性の持ち主は観たことがない。その強烈な引力によって悪も善も引きつける。対する清澄はごく一般的な常識人である。必然的にドラマは玻璃を中心に動いていくことになる。
最小限の情報というか、清原果耶ちゃんと北村匠海くんが出演するというだけで鑑賞したのだが、それがよかった。事前情報がないほうが本作品をより楽しめると思う。主演の二人に加えて、井之脇海が演じた田丸が清澄の精神安定剤の役割を果たしていたし、清原果耶の尾崎(妹)は物語が転回するシーンのキーパーソンとなっていた。いずれも好演である。
SABU監督の作品は初めて観たが、ありふれた人物が極限状況でどのように振る舞うかを描き出すことで、人間の不安や恐怖、そして優しさや勇気を浮かび上がらせるという見事な演出だった。それに応えた中川大志の演技が光る。
石井杏奈は映画「ホムンクルス」では砂の陰唇のCGのイメージが強烈で、本作品でも序盤ではそのイメージが頭に浮かんだが、暫くすると、今度は映画「記憶の技法」の舞台挨拶で見た、オレンジのノースリーブのドレスを着た実物を思い出した。とてもほっそりとした美人である。念の為!
瑠璃も玻璃も照らせば光る
なんてことない平凡な高校3年生の濱田清澄がイジメの現場に遭遇。その被害者である1年生の蔵本玻璃が徐々に心を開いていく・・・といったメインの展開。お母さんの名前は瑠璃?というウンチクがあったため、こんな風に使えるならことわざ辞典が欲しくなった・・・。意味を調べてみると、瑠璃が青い宝玉、玻璃が無色透明の水晶、もしくはガラスということで、終盤に怒涛の展開を見せることにも意味があったのかと感じる。もちろんイジメに遭っていたネクラ少女が光り輝くことにも。
単なるヒーローものなのか?と思わせておいて、立派な純愛もの。家族の秘密を一人抱え込んでいたためにネクラになったともとれるし、玻璃には重くのしかかっていたUFOのような存在。「自分のためには戦わない」という信念をも持つ高校生にとっては得体の知れない、現代の病巣ともとれるUFOというメタファーが格好のオブジェクトだった。決して自分を守るためではなく、他人のために戦うという理想的なヒーローになるチャンスが到来したのだった。
この純愛は永遠に続くことを北村匠海の演技で表現し、まさかの出演である原田知世がしっかりと掴み取る。映画を観た方はスペシャル・トレーラー第5弾をチェックすればその愛を一層感じられるはず!ついでにメイキング映像もご覧になれば、中川大志と石井杏奈の体当たり演技も確認できよう。
観終わってからもじわじわと胸をつかまれるほど、人によっては自分の初恋を思い出したり、けな気な杏奈ちゃんに恋してしまいそうになる(石橋杏奈との区別もつかないおっさんがつぶやいております)・・・と自分勝手な感想。その思いをさらに高めるのが琉衣による主題歌「Day dream~白昼夢~」。サビでの転調は『バヅダッド・カフェ』の名曲「Calling You」をも思い出させます(てか、そっくり?)。
SABU監督の『DRIVE』や『弾丸ランナー』などの疾走感あふれる作風は封印気味だけど、現代社会の闇に焦点を充てるような『疾走』や『蟹工船』の路線も好きだ。終盤に怒涛の展開を見せてくれるところは大好き。
バカバカしい程に捨て身のヒーロー
餅入り汁粉
事前情報無しで観賞
【ヒーロー × ヒロイン】
前半のちょっとくどいように感じる演出や展開から、後半は一気に加速していく感じだ。
だが、作品としては、どうしても、ありがちな不快感が残る。
(以下ネタバレ)
映画だけの印象だが、校内暴力と家庭内暴力を合わせてドラマティックな物語を模索していると思うが、人物設定など、もっと緻密じゃないと、シチュエーションのピースを都合よく組み合わせただけのように感じて、特に後半は興醒めしてしまう。
校内暴力は憎むべきものだし、その中で育まれる友情は重要だ。
家庭内暴力も、幼い子供にとっては、蔵本玻璃のように逃げ場のない切迫感と、その中で親を悪者にしていては生きられない大きな切迫感は実際にあることだと思う。
クリーニング屋のおばちゃんが、濡れた制服を乾かすときに、身体のあちこちに傷があったと話すが、その前に玻璃が学校で暴力を受けたことはないと話しているところから、家庭内暴力があることは想像させるところだし、清澄の母親の言葉は、玻璃の父親をわざと苛立たせるように設定されたように感じられて、もっと工夫が出来なかったのかと思ってしまう。
原作が元々そうなのかもしれないが、プロローグとエピローグ、校内暴力とドメスティックバイオレンス、無理やりてんこ盛りにした感じがする。
なんか、LDHは作品制作の選定も含めて、イマイチに感じることが多い。
あと余談だけれども、僕が小学生の時、病気で長期に休んでいた同級生が久しぶりに登校すると、病気を理由にイジメが始まったことがあった。
止めに入った僕は、そいつらにボコボコにされて、ビービー泣いて家に帰ったことがあった。
理由は祖母にも両親にも言えなかった。
祖母も両親もそっとしておいてくれたが、きっとケンカでもしたんだろうと思っていたに違いない。
バッサバッサといじめっ子を退治できなかった言い訳かもしれないが、ヒーローは必ずしもカッコ良くなくて良いのだと思う。
申し訳ないが、この作品は、そもそも好みではない。
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