砕け散るところを見せてあげるのレビュー・感想・評価
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物語の最後のところが好きです
はじめ題名の砕け散る〜の意味が直ぐにわからなかったけど、
息子がヒーローのポーズをとる姿を見て、そこに今は亡き夫の(中川)姿を重ねているお母さん(原田)の穏やかな顔が壮絶ないじめや虐待でいつも重く自分の世界の空を暗くおおう自分一人ではあらがうことの出来ない様な巨大なUFOに例えて諦めていた自分の世界を、
壊してくれた(それらから守ってくれた)夫を愛おしく思っている、
私はこの映画地味に好きです。
だいなし
主演2人の関係性ができてくるまでの頭のシーンが長すぎて、「何の映画観てるんだっけ?」ってなるくらい序盤はだれる。 恋愛もの→サスペンスな流れになる中盤は本当におもしろいが、後半は雰囲気映画のようにとっちらかって終わる。中盤の流れのまま最後まで終わらせてほしかった
違和感が多い
ストーリーは、前半青春ラブコメ風で、後半サイコサスペンスという変わった内容。
ヒーロー、父子の絆、いじめ、DV、サイコパスと色々詰め込んでるが、焦点が見え
ずすっきりしなかった。別に焦点が定まってなくても、話が面白ければいいが、
そんな面白いストーリーでもない。それより、以下違和感が気になって話に没入でき
なかった。
① 波瑠はひどいいじめを受けているが、普段の様子ではあんなひどいいじめを
受ける娘には見えない。(ひどいいじめを受ける理由が見当たらない)
② 清澄は波瑠を守ると言いながら、先生にいじめの相談をしないし、かと言っ
て、自分がいじめをやめさせるという行動をとるわけでもない。いじめをと
める気がない?
③ トイレの道具室に閉じ込められた玻璃を清澄が救出するシーンは無駄に
長い。
④ 波瑠は最初清澄にひどいどもりで喋るが、いくら心を開いたからと言っても
不自然なくらい急に明るくべらべら喋り出す。そもそもあのどもりはわざと
らしい。
⑤ 清澄母は、波瑠父と初対面で、あり得ないくらい根掘り葉掘りプライバシー
を聞きまくるが、別にそれが伏線にもなっていない。このシーンは本当に意
味不明。
⑥ 後半、波瑠はサイコパス父にひどいDVを受けていることがわかるが、それに
しては悲壮感が漂っていない。
⑦ 波瑠がサイコパス父が襲いに来ると伝えても、清澄は警察に通報しない。
さらに、波瑠の祖母がサイコパス父に殺されたことを聞いても、清澄は警察
に通報しないで、自分で死体を引き上げようとする。とにかくこの高校生は、
自分の手に負えない問題でも先生や警察などに相談しようとしない。
すんげぇ....
堤真一そんな出てないのにインパクト抜群で堤真一しか印象残ってないわ 初めてこの人のサイコパス演技観たけどすんげぇや こっっわ 最初と最後がそう繋がるのねって感心感心 まあ別に可もなく不可もなくって感じ
心のど真ん中に突き刺さった
集団 誰かの言動に違和感 どっちのグループに入りたいのか どこでも目にするいじめのようなものの数々… 小中高と、一体どれだけのいじめのようなものを見て、見ぬふりをして、時に参加して…自分に嘘をついてきたのだろう… この物語の前半で、ようやくこれは拓海くんの父の人生を再生していることに気づく。 父である主人公と似たような年代は皆幼いときはヒーローが大好きだったし、ヒーローになりたいと思ったものだ。 高校の時も、現実というお化けにおののきながら、逃避の感覚でヒーローへの憧れを抱くのは、当時では一般的なことだったのかもしれない。 作品のストーリーはかなりヤバイ展開へとなるが、そのプロット上のことや父の人生を描くうえで必要なことだとは思う。がしかし、個人的にはただのDVと義母の監禁を発見した程度でやめても良かったのかなと思った。 心の物語から現実の物語となってしまうところで、熱くなった気分が引いてしまうのだ。 遺伝なのか、拓海くんもまたヒーローになりたいと思っている。それがどんなことなのか彼自身まだよくわかっていない。母から見ればちょうど当時の父と同じ年頃だ。 彼の変化を父と同じ状況として描くのか、また別のことで描くのか、そのヒーローへの入口を描いてほしかった。 私が冒頭で書いたことは、あの時、大多数のひとりとして何もしなかった自分自身だ。些細な勇気が、できなかった。 暇先… そんなしっぺ返しを予想して、何もしないことを選択した自分がいた。 いまそれは出来るのだろうか? この自分への問いかけと同時に涙が溢れてきた。できなかった自分への許しと些細な勇気を出すことへの誓いの涙だ。 小さな勇気、あの時必要だったこと、その他大勢になりすましてしまったこと… UFOは玻璃が現実逃避で使っていた例えだが、主人公はそれを上手に逆手に取ったことで、彼女の日常は変化する。自分の力を取り戻してきたのだ。 蔵本玻璃という名前を捨てたとき、実際にはにそれはもっとあとだが、あの彼女の家での出来事の中に蔵本玻璃という人間も置き去りにしてしまったという主人公の謎の勝手な思いが、独自のヒーロー像となって河の中で砕け散ったことを描いている。 しかし、そのことは息子にも妻にも誰にも知られていない。 では、タイトルは誰に向かっていっているのだ? 知ったのは、視聴者だ。 彼の生き様は、アニメのタイガーマスクの伊達直人に重なる。 つまり主人公は我々に、この物語を通して、ヒーローとして全うするとはどういうことなのかを教えているのだろう。 そして私も「ヒーローになりたい」 そんな生き方をしたい。
どんどんどんどんでん返し?
家族をかえりみずに、自分のエゴ、正義感、ヒーローになりたい願望だけで自殺行為に及ぶのは果たして正義なのか 青春劇かと思ったらサイコスリラーに返信してまた恋愛感動系に戻るのワロタ
これは面白い!原作読むべし
推理小説のファンなので 論理的にしっかりしていると めちゃくちゃハマってしまう。 前情報は得ずに観たので余計に驚いた。 青春群像編と思ったら堤真一の登場で舞台は一変。 最後は悲しかったりして。 鑑賞後原作も買いましたよ。 なるほど、こういうことね。 素晴らしい 80点 イオンシネマ近江八幡 20210512
壮絶
普通の青春ラブストーリーかと思いきや、この展開は想像できなかったです。 ラストの展開は読めましたが、中盤から終盤にかけてが、 バイオレンスかつ壮絶すぎましたね。 最初から警察に駆け込めという思いがあり、 その部分ではかなり興ざめした点がマイナスです。
不思議なラブストーリー
中盤迄は学園もの的な感じで、会話のやり取りが楽しい。 先生がクソ過ぎるけど。 ところが、その後ガラッと雰囲気が変わる。いきなりのサスペンス。 え?今迄の楽しさは何処へ?と観客が思っているのはお構いなしに、物語はドンドンと違う方向へ。堤真一の存在感も手伝って、これはこれで引き込まれてしまう。 一気にサイコパス的な展開に ヒーローは負けてしまうのか? なんとなくバットエンド?でもヒーローは負けなかった。
おしい
心象風景としてのUFOは不要だと思う。 CGが無駄に凝っていて費用が掛かっているし。 終盤で自ら危険の中に飛び込んでいくのは不自然な行動に 思える。ダメ押しの真相が見えた後も安全策を取らず、 わざわざ危険な場所に飛び込むのはいかがなものか。 どこまで能天気なのだろうか。理解しがたい。 「どうしてそこに行くのか?」と思ってしまう。 以上2点が無ければ、もう少し評価を高くできたのだが
要素が盛り沢山
前情報ゼロで観た。最初はラブコメなのかと思ったが、徐々にサスペンスになり驚いた。後半は展開が速い。全体通して、登場人物の喋り口調が独特。おはぎで鼻血が出た場面はおはぎのパワーが強すぎて面白かった。冒頭シーンは再生する映画を間違えたと思った(笑)
砕け散るところを見せてあげる
男子高校生がいじめられている女子生徒を助けようとするうちにその生徒の裏に隠された秘密に迫っていく物語。 作品のメインのテーマは愛は続いていくということ。しかしながら、この一言で言い表すのは非常に難しく、青春やラブストーリーからサスペンスまで振り幅が大きい作品だった。キャストも豪華でそれぞれが登場シーンで強い印象を与えていた。 原作は未読のため、初見でのインパクトが大きかった。2回目以降の鑑賞でより理解が深まり、気づきがあるであろう作品だと思った。映像だと比較的分かり易くなっていると思うので、文章だとより趣向を凝らした表現をされているのだろうと思うと原作にも興味が湧いた。
緩急に鳥肌が‼️
中川大志さん、純粋に演技の魅力が 跳ね上がってます! 石井杏奈さん、相変わらずのヒロイン力! 高校生を演じられるのも凄い! ストーリーの光と影の対比が ものすごくわかりやすく、 グッと刺さるものがありました! 話の流れ方が「飽きさせない」ではなく 「惹き続けさせる」感じで どんどん物語に吸い込まれました。 号泣の涙はありませんでしたが、 クスッと笑え、微笑ましくもあり、 考えさせられる部分もあり、 見終わった時、スカッとするわけでもなく 一つ課題を出されたような感覚です。 この作り方は本当に秀逸! 良き映画に巡り合えました! (筆:40手前男)
ヒーロー見参。
ある女子との出会いで人生が大きく変化していく。 順調に高校生活を送りながら、閉じ込めた嫌な思い出も見つめることになる。 いじめ、虐待、恋愛、結婚、出産 二人にはいつもヒーローの存在がある。 これのこそが、この映画の心の拠り所になっている。 彼女に出会わなければ、と考えてしまう。 正義感ってずっと変わらないのか。 あの時、妻と生まれる子供が頭をよぎらなかったのか。 ヒーローとゆう概念に束縛されたヒーロー。 他人の為に戦うヒーロー。 最後に赤い世界の玻瑠は救えたのかい? 暇セン。
いや、警察行って〜。。
すみません。映像学校の卒業制作レベルの映画だなって感じた。「せかちゅー」系のポエティックなやりとりに耐えるのがしんどかった。突然の下手くそなエフェクトも見るに耐えなかった。最後謎の物語の二重構造見せつけてくる感じも、なんか無駄だなって思った。無駄に豪華なキャスト陣、ようやるなと思った。 ただラストのホラー展開は普通に楽しめました。過去一つまらないと感じた「アルビノの木」を彷彿とさせるものがありそうな予感してましたが、全然そんな事なく、普通に面白い感じでした。 個人的に母校含め、懐かしの情景がグッドでした。諏訪ってええね。 プラス5点。
深刻
この作品も清原果耶ちゃんが目当てで見た。内容もなんやかんや引き込まれて一気に最後まで見てしまった。 全体的に怖い。だんだんだんだんヒヤヒヤしてくる場面が多くて、興味がそそられた。ただ最後の終わり方があんまり好きじゃないというか、終盤の進み方がちょっと納得いかず、視聴後の満足度はあまり高くなかった。 はじめは清澄かっこよくて仕方なかったけど、だんだんなんとなく共感できなくなっていって。その他キャラクター同士の関係性もちょっとズレがあるような気がしてそこが気になってしまった。
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