次は何に生まれましょうか

劇場公開日:

解説

あいち国際女性映画祭グランプリや田辺・弁慶映画祭の映画.com賞を受賞した「私は渦の底から」で注目を集めた野本梢監督が、子育てを通して自身の葛藤と向き合う若い母親を描いた短編。シングルマザーの聡美は娘の望結が他の子たちと少し違うことに悩んでいたが、そのことを誰にも相談できずにいた。そんななか、親に叱責され、担任の先生に泣きつかれ、いら立ちを募らせた聡美は、ついに望結に当たってしまうが……。池袋シネマ・ロサで開催の「野本梢監督特集『私』」(2020年2月29日~3月13日)で上映。

2019年製作/25分/日本
劇場公開日:2020年2月29日

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映画レビュー

3.0【ADHDの傾向のあるシングルマザーが同じ傾向の娘を、苦悩しながら育てる姿が切ない。だが、ラストの母娘の公園のシーンは、仄かな希望を感じさせる作品。】

2022年11月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

■シングルマザーの聡美は、娘の望結がほかの子たちと少し違うことに気づきながらも、誰にも相談できずにいた。
 実親からは躾が悪いと叱責され、望結の担任からも苦情を受け、次第にいら立ちを募らせていく聡美。
 そしてある日、ついに望結に当たってしまう。

◆感想

・シングルマザーの抱える苦悩を真実に基づき実写化。ADHDの傾向のある娘を愛しながらも衝突する母親の姿がリアルで切ない。

<だが、ラスト、聡美と望結が公園の砂場で遊びながら、二人で砂で作ったトンネルの中で手をつなぐシーンには、仄かに二人の将来に希望を感じさせる作品である。>

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