ドクター・デスの遺産 BLACK FILEのレビュー・感想・評価
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後半に役者同士の演技の戦いがもっと見たかったので少し残念でした。た...
後半に役者同士の演技の戦いがもっと見たかったので少し残念でした。ただ他の方のレビューを見ると厳しすぎでは?と思いました。自分と同じく期待値が高かったんでしょうね…。
原作が骨抜き
原作小説に色濃くあった、推理小説の形から、臓器移植の問題や、障害、過失致死に見せかけての殺人など、「命」や「医療」「罪を定める法」などを描く、重いテーマは陰をひそめて…いや、物語の骨子が放棄されたと感じました。
バディもの、キャラ立ち優先にして、過去のヴィラン・ダークヒーロー犯罪を模倣するストーリーをなぞっただけのパチモン・アクションもの。
主人公の刑事二人は、いつ警視庁に出勤しているのかわからないくらい自由。
予算不足なのか、やる気ないのかわかりませんが、捜査員も主演2人以外は常に2~3人程度。
犯人確保に警官隊が現れることもない。
安楽死依頼サイトをそのまま放置したり、警察はバカばっかりだし。
改めて日テレで、これを連ドラシリーズ化したかったのかな? と邪推するほど、綾野剛と北川景子推しにしか思えず。
二人のキャラに関して割と深堀も説明もなかったから、私が知らないだけで、てっきりすでにテレビシリーズがあっての、スピンオフ映画かと思ったくらい。
キャラ推しの割には、原作にあった犬養の「嘘を見抜く」という特技が目立たないし。
犯人が快楽殺人犯と判明したとたん、推理ものの香りは吹き飛び、スリラーものに変貌。
サイコパスとの追っかけっこ。
後半だけ取って見れば、『怪奇大作戦』「狂気人間」に近しい雰囲気。
よかったのは、宣伝でクレジットされてない、この真犯人のサイコパス演技くらいだったかな。
10分に一回「ダメだこりゃ」「助けて、早く終わって、帰りたい」という言葉が溢れそうになるほど呆れかえりました。
評価がなぜ低いのかわからない
ずっと前から楽しみにしてたのに、公開されてみたら評価が低くて心配になった。行こうかどうか散々迷って、行ってみたら、すごくおもしろかった。
観に行ってよかった。
安楽死というテーマだから、深い映画を期待している人が多いのかな?刑事ドラマとして、「この先、どうなるんだろう」とスリルを感じ、ワクワクしながら最後まで楽しめた。
エンターテイメントとして、いい作品だと思った
耐えられませんでした
予告編が面白そうだったのと綾野剛主演なので観ましが、本編は眠くなります。この題材がもったいないです。
安楽死を巡って倫理の対立の要素がないのはなぜだ?犯人がすぐにわかるのはなぜだ?つまらない映画にしたいわけではないだろうに。
このやり方なら快楽猟奇連続殺人にすれば面白くできただろう。
☆0.5 つまらなくて途中退出
残り30分で面白くなったのならごめんなさい。耐えられませんでした。
頭痛が痛い
評判の低さに驚きましたが、期待半分不安半分で鑑賞。
シンプルに面白くなかったです。観賞後に原作を読みましたが、原作の面白み全潰しでキツかったです。
まず犬養のキャラクターがブレッブレで、原作ならば俳優の養成所に通っていた経験があり、そこで培った演技力を交えて推理をする刑事という設定ですが、映画版では娘思いの気性の荒い刑事になっていたので驚きです。なぜここまでの改悪をしてしまったのかが分かりません。
続いてドクター・デスのキャラクターですが、こちらも相当改悪されています。原作のドクター・デスは死を望む人にだけ安楽死の処置を施す1人の看護師だったのですが、映画版では死顔の美しさを見たいのが動機で、挙げ句の果てには自ら安楽死に誘導しているあたり、見事なキャラ崩壊を招いてしまっています。
重いテーマなので、堅実にそのストーリーをなぞれば良かったのに、合間合間に挟まるコミカルなシーンで物語の緊張感が薄れてしまいます。
警察が無能という日本固有の設定も勿論存在していて、ドクター・デスを目を離していた隙に見失うというポンコツにも程があるポンコツぶりを見せていました。過去の作品と比べても、トップクラスの無能警察だったと思います。
オチもなんだかなぁという感じで、安楽死を勧めていたはずのドクター・デスが実力行使で犬養を殺すという設定どこいった状態になります。B級にもならないアクションも辛いもので、俺たちの戦いはこれからだ!みたいな感じで終わるので完全に消化不良です。
音楽の使い方もヘッタクソで、なぜここでそんな音楽を流す?という場面が多すぎました。ちゃんとチェックしたのでしょうか?
主題歌のBeastがカッコよかったなというくらいしか褒めるとこがないです。まごう事なき駄作です。
薄味のフルコース
犯人探しのミステリーとしても薄味、バディもののアクションとしても薄味、「安楽死」をテーマとした社会派ドラマとしても薄味…
「不味い」とまでは言わないけど、とにかくどれも薄味。
決してつまらなくはないけど、かと言って面白かったわけでもなく、見たあとに何も残らずすぐにこの映画の存在を忘れてしまいそうになる。
どうせいつか日テレ地上波で放送すると思うので、それで見れば十分だと思います。
犬飼と高千穂のバディ感が良い
主演2人のバディ感が良かった。
映画が始まるといきなり既視感…あっあぶ刑事だわ〜と思った。
犬飼and高千穂というバディも好きになった。
直情型で足の遅い犬飼刑事と冷静沈着な頭脳派の高千穂刑事。
皆さんが言うようにテレビドラマみたいな展開だけど、逆に連ドラから始めたら良かったかもしれないね。
あぶ刑事とか踊る〜みたいに。
私は北川景子さんが綾野剛さんをバシーンと殴るシーンをみて2人のファンになったし2人で一人の凸凹コンビが何回もみたいからシリーズ化してほしい。
中山七里先生、頑張って書いてくださいね。
秘密のあの人もヤバかったね。
あ、踊る〜の小泉今日子さん思い出した!笑笑
初日舞台挨拶中継付きで鑑賞。
リアル剛さんに会いたい。
安楽死など鑑賞上押さえておく重要なこと?!について
まず、最先端の医学、医療において、安楽死という概念はありません。
日本の法律上認められていないだけでなく、死ではなく医療行為でほとんどの苦しみは緩和できます、アメリカで認められているのは、医療保険が未発達であるなど、後進的な面があります。
ですから、安楽死、尊厳死ということが言われたら、即詐欺、即殺人そのものです。
ということで、この映画が、ドクターでもデスでもないことは、ミステリー、サスペンスとして重要なファクターです、このことから、マイナスの意見から鑑賞を尻込みする人か出てくるのは、本当にもったいない。
犯人が浮き上がるところは、日本のノワールミステリーとして転換期となる傑作です。
二人の刑事のキャラづくりも見事です、北川景子のズボン姿はサービスショットです。
綾野剛はステレオタイプで凄い頑張りです、あぶない刑事のハードボイルドです。
とてもエンタメとして最高品質ですので、是非、映画館で鑑賞してほしい、そう、思います。
どうもタイトル負けしているね
何とも言えない・・・・正直、テレビの2時間枠レベル・・・・映画化する必要が有ったのか・・・
内容も単純だし、意外性も全然意外性を感じないし・・・
なぜ、あれだけの設定を持ってしてスリリングに見せられない・・・展開していかない・・・・
本作品、北川景子、あるいは、北川景子が演じた役は必要有ったのか・・・
ラストも作りものぽく・・・・呆れるばかり・・・・
本作品のタイトルはいいんだけどね・・・・何ともそれを活かしきれていない・・・・
全ておいて中途半端だったかな・・・・テンポも悪いし・・・・
ある意味ブラックファイル
映画にはテーマがあり、観る人の感情に何かを訴える。そんな要素をいつも期待している。
トレーラーにはそこを思わせる雰囲気があったが、自分にとっては残念な作品だった。
一方で役者さん達はみなさん迫力ある演技で素晴らしかった。そこにかなり期待しすぎてしまったのかもしれない。
安直でちょっと残念
意外と簡単に事件の手掛かりにたどり着いたりするあたりが安直すぎて少し残念でした。
娘ちゃんも友達の死を体験したはずなのに、簡単にそそのかされすぎでは?と思ってしまいました。
全体的に雑さが目立ちます。
もったいない!!
凄く良い哲学に挑んだ作品なのに
最後の最後なんかもったいないなあと感じました!
時間の都合上仕方ないのかなと思いましたが
ただ「美しい死に際」に
フォーカスしていただけに
見えてしまうのが
どうしてももったいないです!
もっと深く掘り下げられる!
なんか!そんな気がします!
北川景子と綾野剛は
絵面が良すぎて最高でした!
ご馳走さまでした!
原作が泣いてる……
原作の良さが全く表現されていない
予算が無いから?
演者は綺麗だから演技はどーでもいい?
いろいろチグハグすぎました
これが限界なんですかね、2時間ドラマで十分な内容
映画館で1900円を払わせる力がこの映画には無かった
ハッキリ言って……
ワンコイン映画枠です
尊厳死に唾吐く駄作
ネタバレになりますが、今作の犯人は単なる最低サイコ野郎です。
それはいいんだけど、作品がブチ上げた「尊厳死」という崇高なテーマに全く合致していない。駄目だろ。
キリスト教圏ならいざ知らず、日本におけるDr.デスの完成形って「Dr.キリコ」だと思いますが、
キリコ先生みたいな高い職業倫理は欠片もない。故にキャラは死んでるし、物語も死んでる。駄目だろ。
結局、犯人がただの快楽殺人鬼と分かった時点で「正義vs正義」という胸踊るテーマが完全に死んでるんですよ。
ただの陳腐な「善vs悪」に成り下がってしまってる。全然駄目だろ。
そういうの抜きにしても、単純な娯楽映画として観ても超絶駄目ですけどね。ちょっと金のかかった2時間ドラマ。
女刑事のスーパーマンっぷりは白けるだけだし、他のキャラも馬鹿過ぎる。河川敷の鬼ごっこシーンとか…ドリフかな?
細部のディテールも酷い。何で警部補が自ら聞き込みしてるんだよ。何で公判中の殺人犯が拘置所じゃなくて留置所にいるんだよ。
いくら捜査中でも、父親を荼毘に伏してる最中の子供に話し掛ける警察官がいる訳ないだろ。阿呆か。
綾野剛さん、もっと仕事選んで下さい。
題材は良いが扱うには難しい
日テレ制作だからかオープニングの作りがTV的だったので綾野剛と北川景子のバディ物として連続ドラマ化を考えているかも知れない。
ここからネタバレになるが
犯人役の木村佳乃さんがめちゃめちゃ怖かった
雑。中途半端。
予告編を見ていた時点で安楽死をテーマにした重い殺人といった雰囲気ではないなと思っていたので、ミュージアム的なスリラー殺人映画方面の期待をしていったのですが、大いに期待外れ。
後半の盛り上がりに重要な前半の展開や伏線をかなり乱雑に扱っていて、後々回収しなきゃいけないからこのセリフ言わせました。このシーンつけましたというのが丸わかり。脚本としてかなり残念な仕上がりだった。
その上で安楽死というテーマを受け止められるほどの重々しさもなく。
捜査や犯人を追い詰めるところでも何か興奮するようなカタルシスがあるわけでもない。
正直言ってテレビでやってたら見るけどお金払ってまで見るかと言われたら微妙。
犯人が安楽死殺人をするに至った動機も何も明かされずに、犯人役になんの魅力も感じない。
演じている役者さんが非常に良かっただけに残念でならない。
こういう作品は犯人が絶対分からないように作ってほしい
なんというか、自分は脚本だけじゃなくて原作からダメなんだと思う。
犯人がこの人はやめておいてくれなっていう人そのまんまだったので残念な気持ちが強くなってしまった。
犯人が訪問する際の監視カメラに姿が映ってるところでこの人なんだろうなって分かるのと、その人が割とすぐ出てくるのも良くないと思う。
順番って大事ね。
たぶん原作もそうなってるんだと思うけど、ちょっと世の中のエンタメ?的なスピード感に合ってない。かなぁ
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