椿の庭

劇場公開日:

椿の庭

解説

数多くの広告写真を手がける上田義彦が、富司純子と「新聞記者」のシム・ウンギョンを主演にメガホンを取った初監督作品。庭に椿が咲き誇る一軒家。長年連れ添った夫を亡くした絹子は、夫と子どもたちとの思い出が詰まったその家で娘の忘れ形見である孫娘の渚と暮らしていた。夫の四十九日を終えたばかりの春の朝、世話していた金魚が死んでしまう。金魚は椿の花で体を包まれ、庭の土へと還っていった。庭に咲く色とりどりの草花から季節の移ろいを感じ、家を訪れる人びとと語らいながら、過去に思いをはせながら日々を生きる絹子と渚。そんなある日、絹子に一本の電話がかかってくる。絹子役の富司、渚役のシム・ウンギョンのほか、鈴木京香、チャン・チェン、田辺誠一 清水綋治らが顔をそろえる。

2020年製作/128分/G/日本
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2021年4月9日

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(C)2020 “The garden of Camellia” Film Partners

映画レビュー

3.0すごく静かな、良い作品でした

2023年9月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

写真家 上田義彦さんの初監督作品 上田監督は写真家らしく、フィルム撮影とできるだけ自然の光を使うことにこだわったそうで、それがよく解る作品に仕上がっています 水の音と濡れた感じの透明感、風によって生まれる音、光のコントラスト、といった五感を刺激する美しい映像と音が印象的でした 富司純子さんの凛とした佇まい、大御所の風格とオーラを放ち圧倒されます、特にシュッシュッと音をさせながら着物を着るシーンが素晴らしかった、忘れられないシーンです そして鈴木京香さんもとても綺麗で色っぽく、魅力的でした 富司さんともしっかり渡り合っており、その堂々とした立ち居振る舞いがとても良かったです 全編通していいなと思ったのは舞台となる立派な屋敷、歴史を重ねた風格を感じ、本当に素晴らしかった、間取りが良いのが一番ですが、内装を彩る囲炉裏、シブいレコードプレーヤーやソファなどがすごく素敵でした、短期間でいいのであんな家に住んでみたいものです 素晴らしく光り輝くものでも限りがあり、いづれは姿を消してしまう、万物は儚い運命と共に生きる というテーマを受取り、もの悲しさを感じ切なくなりました、とても良い作品です

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Jett

3.0富司純子ファンが楽しむ作品

2023年8月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

椿がある庭といえば、 純日本風家屋の庭を想像する。 あまり新しくなく古い家屋。 そこに住む富司純子扮する 絹子。 昔その凛とした美貌と着物姿が特徴の 『緋牡丹博徒』で一世を風靡した富司純子。 歳月が流れ年老いたとはいえ、 その顔には年を重ねた落ち着きや静けさが加わってまた違う趣きがある。 着物姿もまだまだスッとした姿勢を保ち自然と 着慣れた雰囲気を醸し出している。 この姿に合うのが古い日本家屋に椿の庭だったのだろうか。 椿の花は、朽ちる時ポトッと潔く落ちる。 あの眠るような亡くなり方と似ている? 命が尽きるまで家と庭を守り抜いた。 この姿を映像に残したかったのか? と思われた作品だった。

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りか

3.0懐かしい風景

2023年6月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

日本らしい風景を楽しむ作品で、私の祖母を思い出してしまいました。物語は淡々と進み意外性がないので、やや飽きてしまいました。でも、好きな方は好きな作品だと思いますし、カメラが綺麗です。

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ミカ

2.0音楽がいまいち

2023年4月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

映像と庭は素晴らしいが音楽がいまいち、残念......。

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ぴっかり親父