ソニア ナチスの女スパイ

劇場公開日:

ソニア ナチスの女スパイ

解説

スパイとしてナチスに潜入した実在の女優ソニア・ビーゲットの真実を描いた歴史ドラマ。第2次世界大戦中、ナチス占領下のノルウェー。ナチスの国家弁務官ヨーゼフ・テアボーフェンは、人気女優ソニア・ビーゲットをプロパガンダに利用しようと画策する。その一方で、ソニアは隣国スウェーデンの諜報部から、スパイとしてナチスに潜入することを要請される。一度は要請を拒否するソニアだったが、逮捕された父親を解放させるためにテアボーフェンに接近し、彼の邸宅に潜入することに成功。次第にテアボーフェンの寵愛を受け信頼も得るようになったソニアは、ナチスのスパイとして北欧諸国の情報を収集するよう依頼される。「ヘラクレス」のイングリッド・ボルゾ・ベルダルが主人公を体当たりで熱演。「ヒトラーに屈しなかった国王」のハーラル・ローセンローブ=エーグとヤン・トリグベ・レイネランドが脚本を手がけた。

2019年製作/110分/G/ノルウェー
原題または英題:Spionen
配給:東北新社、STAR CHANNEL MOVIES
劇場公開日:2020年9月11日

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(C)2019, The Spy AS BR・F, Film i Vast, Scope Pictures, Nordisk Film Danmark -All rights reserved

映画レビュー

3.5貫きたい想いがある

2023年12月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

他の作品のレビューで、戦争は強制的に選択を迫るものと書いたすぐ後くらいに観たので、似たようなことを作中で言っていたとき、なんだかちょっとタイムリーだなと感じた。 そして本作もそのような内容だったかなと思う。 選びたくない二択を迫られる。本当に選びたいものを選べない。選びたくないのに選ばさらるを得ない。 つまり自由がないのだ。自由とは自分の意思で選ぶこと。それがない。 それでもギリギリ、たった1つだけ、どうしても譲れなかった「想い」を貫いた報われぬ女優ソニア。 作中では「今更」と言うが、どんなに遅くとも、間に合っていなくとも今更なんてことはないんじゃないか。 第二次世界大戦中のことが2000年代前後になってようやく明るみに出るようになった。もう機密ではなくなったからだ。 それに伴い知られざる秘密として様々な映画が作られるようになった。本作もそんな一本である。 ある意味で、戦後の精算がやっと終わるところにきているのかもしれない。 やはり、今更なんてないんだ。 前半はちょっと退屈かもという感じだったが、関係が複雑化してくる後半は中々サスペンスフルで面白かった。 中立を保ち直接戦争しているわけではないスウェーデンが舞台というのも観る機会が少なく目新しくて良かった。

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つとみ

3.0邦題(副題?)が良くない

2023年9月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

なんの予備知識もなく鑑賞。これ、ナチスの走狗としてスパイ活動に従事した女優というより、女優という立場、家族の立ち位置そして国際情勢に翻弄された同情されるべき女優さんの話というのがザックリとしたまとめじゃないでしょうか。とすると、「ナチスの女スパイ」というのは間違っていないけど当たってもいないと思いますけど。。。 (実際、スウェーデンのスパイの方が本筋なんですけど) 話としては各国入り乱れての諜報活動なので、途中でわけが分からなく、、、なりかけます。注意深く人物を観察していくことが必要です。 それと、いわゆるスパイ映画のスパイではないです。そこはいいところでした。

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zem_movie_review

3.0スパイって辛すぎる

2022年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

難しい

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yoite

3.0真実を歪曲した罪は、少し、いや、かなり重いかもしれない‼️❓

2021年9月7日
PCから投稿

実在する人物の映画で、複雑そうなので予習して観た。 ドラマチックに描きたいからだろうか、弁務官が男として人間味溢れているが、事実はかなり違う。 彼はバリバリのナチスで、それもかなりの権力者でした。 権力ではゲツペルス以上、残忍さではヒムラー以上。 だから、ソニアの諜報活動は、かなり凄惨で壮絶であつたらしい。 製作者がナチスに配慮したとは考えられないから、準備不足なのか、ソニアの女としてのドラマしたいからなのか。 全体的に、かなりぬるく、メリハリが無い内容です。 でも、北欧とナチスの映画は珍しいし、ナチスにはドイツ語があうのでなかなか雰囲気の良い映画でした、暇ならどうぞ。

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アサシン5

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