弱虫ペダルのレビュー・感想・評価
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スポ根、良いじゃない。
大人気の原作は読んだことがありません。キンプリもよく知りません。でもジャニーズ映画なんだよな、どうせアレだろと思っていました。
でも映画館には、それっぽい観客がいない。あれ、どうして?
主人公をカッコよく描かないのは世の常。まぁ冴えない少年には見えないけど。
結構惹きつけられるストーリー、はるか昔に見たことがある。
そう、まるで昭和の王道マンガ、キャプテンかプレイボール。
時代もジャンルも違うけど、興奮するねえ。
橋本環奈、またか。可愛いぞぉ、悔しいけれどまた惹きつけられる。
夢中になるということ
何かに夢中になるということが、本当に素晴らしいことなんだな、というのを再確認させてくれる映画でした!
永瀬廉さんの演技も、役にハマっていて、すごく良かったと思います!
原作は読んでないのですが、続編があれば絶対に見に行きたいです。個人的には、色んな気づきがあった映画で、見てよかったと思います。ぜひ、色んな世代、色んな仕事の方に見てもらいたいと思う映画でした。
あっぱれな映画
泣いた。気づけば主人公の坂道を応援し総北メンバーを応援していた。そして最後には泣いていた。あきらめないでもう少し頑張ってみよう、自分の居場所がなくてもきっといつか輝けると思わせてくれる映画だ。とにかく自転車競技シーンの迫力がすごい!CGなしと見て驚いた。坂道をかけあがり、競い、猛スピードで下り、車輪の音がしっかり聞こえる。あれをやり切ったあっぱれな役者たちだった。若い今を生きる役者たちがここまでやっただけでも醍醐味がある。心からのセリフだし人間がしっかり走ったからこそ息を吹き込まれた画になっていた。スポ根映画が少ない中大満足な映画だった。青春を懐かしむために観てもいい。また自分の存在や生き方に悩み若者たちに是非観てもらいたい。観た後何か明日から変えてみようと思うはずだ。
胸が熱くなる青春と、美しい風景や音楽に心を揺さぶられた
とても素晴らしい作品でした。
CGを使わずに演者の皆様の気迫で自転車を走らせたというレースシーンのハラハラドキドキ度は見ている側だったこちらが握りこぶしを作って前のめりになりながら魅入ってしまうほど。
本物のレースを鑑賞したような心地よい疲れが、視聴後の自分に印象的に残っています。
音楽が素晴らしく、また環境音のバランスが個人的にはとても理想的で映画館で見てこその気持ちよさのようなものを感じました。
風景の美しさ、レースの壮大さなども画面の随所から感じられ、青春の暑さとともに映画という芸術を鑑賞した満足度も私自身にはありました。
とにかく面白い。話もまとまっていて、見終わった後の爽快感と満足感が凄まじいです。
非常に気持ちのいい映画でした。
もっと多くの人に評価されるべき素晴らしい作品だった
不安要素しか感じていなかった作品を見終えて、
まさか『もう一度みたい』と思うとは、、
いい意味で裏切られました。
こんな世の中だからこそ、今こういう映画が必要なんじゃないか?
希望とか、前向きな気持ちとか、頑張ろうと思える励まし、誰かのために真剣にやり遂げようとする想い
すべてが眩しくて、熱くて、尊く思えた。
綺麗でした、セリフも風景も、キャストの頑張りも。
リアリティを追求して、人の頑張りに胸を打たれる原作だからこそ、生身の人間がCGなし、スタントなしで体を張った"実写化"というのがばっちりとハマるのだと何故観る前に気付かなかったのか。
この映画を、是非たくさんの人に観てもらいたい
そう思える映画をありがとうございました。
想像以上に素晴らしかった
実写映画化が発表された時、主演の永瀬廉さんがイケメンすぎて合わない等の意見が飛び交っていた為、正直不安でした。しかし、実際に鑑賞したところ、不安は一切なく、まさに小野田坂道くんがそこにいました。声もアニメで小野田坂道役の声優されてた山下さんに似ており、喋りの特徴を捉えているので、アニメが好きな方は違和感なく入れると思います。
伊藤健太郎さん始めとするチーム総北のメンバーも各々とても素晴らしいです。メンバーの中にはアニメでは髪色が原色に染まっている人もいますが、実際にはいるとは考えにくい為、アッシュ、メッシュ程度に髪色を抑えて、本当にいるようにしたのは良かったと思います。
作品の見どころは何よりレースのシーンです。漫画、アニメは拝見しておりましたが、ロード乗りではないので、映画を通してこんなに大変なのだと思い知らされました。各々がレースで役割を持ち、レースに勝つぞという熱い思いがひしひしと伝わってきました。坂道くんの追い上げは実写でやるからこそ、リアルに凄さが伝わりました。
この映画はこの夏に絶対に観てほしいです。出演者の方々の原作をリスペクトし、本気で作品、自転車に向き合ったことが直に伝わり、泣いてしまいました。背中を押してもらえる作品です。観て後悔しないと思います。
恥ずかしながら救援車に乗った事あります
普通に映画として素晴らしい。
原作もアニメ版も、題名しか知りません。
が、ロードバイクには乗るので(^^)/面白かったデス。
無謀にもヒルクライムに挑戦して救援車にのった事のある私には、色んなところで、うんうんと納得する場面がありました。
ケイデンス、登り坂で+30ってキツいよ~とか。
伊藤君、今日俺の時と全く違っていてシャープでカッコいい。どこまでがスタントなんだろう…結構スゴいと思いました。
一番好きだったのは、べダルにビンディングを付けるところを真下から撮ったシーン。さぁ、行くぞ‼って。
繰り返し観たい作品!!
ジャニーズの主演映画ということで毛嫌いする方もいるかもしれませんが、それはもったいないです!
主演の永瀬廉さんはテレビで見かける際のKing & Princeのキラキラオーラを封じて、アニメオタクで友だちがいない、小野田坂道になり切っています。
ロードバイクのレースシーンも迫力満点で見応えがあります。
漫画やアニメだからこその高速ペダル回しも実写映画でもしっかり再現されていますし、キャストのスピード感溢れる熱の篭った演技に引き込まれました。
原作とはストーリー展開や登場人物に差がありますが、よくあの時間内に上手くまとめたな、と感じます。
すごく感動したため、何度も繰り返し観ています。
幅広い世代が楽しめる素晴らしい作品です。
実写ならではの表現で映像化されていて原作ファンとして満足でした
原作は全巻、アニメも全話観ています。ロードは少々。
弱虫ペダルの原作の一番の魅力は一つのゴールに向かってチームが仲間を信頼しながら全力で戦う中で、総北高校、箱根学園をはじめとする各校の個性溢れるキャラクターが発する魅力ある台詞の数々で、それが一年次、二年次のインターハイの中で特に顕著に表れています。一年次のインターハイだけで単行本では9巻から27巻まで続いており、作者をして「漫画史上最長の1試合?」と言わしめるくらいの長い戦いです。
二時間という限られた時間の中にこれらの魅力全てを詰め込むことは不可能なので、作品の中では描くものを絞り、さらにその中から割愛するものを選び、残したものを繋げるために、設定の変更や脚本の工夫が必要となります。
実写映画という手段を選んだ以上、漫画やアニメでは表現できない実写ならではの表現を期待していましたが、そこの取捨選択は完璧だったように思います。自然の景色の美しさはアニメの比ではなく、自転車を漕ぐ時の筋肉の動きの美しさや、レースの雰囲気は漫画やアニメとは比べものにならないくらいよく伝わってきました。特に坂道のハイケイデンスクライムをCGなしの実物の自転車の映像で見られたのは本当に良かった。
原作では要所要所に昔話が挿入されて、各キャラクターの個性がじっくりと描かれている反面、ストーリー展開が遅いと感じたりしましたが、映画ではテンポよく話が進んでいき、多少の設定変更はありましたがエッセンスのみをしっかり残していたと思います。坂道と今泉・鳴子との出会いから自転車競技部入部に至るまでの経緯は必要十分な量で描かれ、自転車を漕ぐ姿のリアルを表現するインターハイ予選パートにしっかりと尺を残していました。
ただ、原作を読んでいるので、坂道、今泉、鳴子をメインで描くために彼らの見せ場を作ることが目的化したような金城のオーダーには違和感を感じました。描くべきものを描くためにこういうオーダーになるのは仕方のない面はあるのですが手法としてやや強引かなあと思います。金城と巻島ではなく坂道と今泉を出した理由にはちょっとした不可抗力の理由をいれて欲しかったと思います。ライバルにブロックされたくらいであっさりと引くようでは石道の蛇が泣きます。劇場での感想は「三年生働けよ」でした。実力強化のために最初から1年生だけで獲りに行く戦略をとるというような事前設定でもあれば自然な形で一年生3人をメインに据えられたと思えるだけに残念。この辺の辻褄がもう少し考えられた脚本だとなおよかった。
とは言え、全体としては、実写ならではの表現で十分に描かれ、うまく二時間にまとめあげ、アニメと同じ服を着て同じことをやっているだけの映画にならず、実写でしかできない作品に仕上がっていたと思います。主役の永瀬さんをはじめとする皆さんの役作りの努力がそのまま画に表れていたものと思います。
一原作ファンとして十分に楽しめる作品でした。
脱帽します。実写でできるなんて、若さってすごい。
原作読んでいたので、原作ファンの厳しい意見もわかりますけど、あれだけの長編を映画に詰め込むのはかなり難しい作業だとは思います。
でも、とにかく、CGなし、ある程度の編集はあるかもだけど、あの坂を、あのバリバリ山道を、自転車で、というだけで称賛に値します。
俳優さんはすごい。
永瀬くんは、キンプリ箱推しの大人の自分としては、最初から、体型といい、性格といい、ぴったんこじゃない?と思っていたので、はっきり言って、演技で寄せてというよりも、むしろリアルに感じさせるだけの近さを感じました。
アニメの、友達と走れて楽しいよ!、みんなのために走るよ!っていう坂道くんの一貫した純粋さ、
演技以上に表現できているのでは?と思えました。
キンプリっていう、本人もグループでやっているだけに。
円陣組むのも好きだもんね。
ただ、続編は無いんだな。というのはハッキリわかりますね。インターハイでのネタを結構県大会というので使ってしまったから。
ジャニーズ使ってのこの過酷な撮影、ほんと怪我したりしたら大変だったでしょう。
でも、原作を広めるにはふさわしい、もう、充分有名なんだけど、原作を貶めないように敬意を払ってこの役を永瀬くんはやったと聞くし、それはとても伝わっています。
実際マンガでは、坂道くん、合宿とか、映画より過酷だったけど、はじめての試合がインターハイだったから、そっちの方がちょっと現実的でない気もしていたので、県大会が初めてのレースというのでまだ、いいんじゃないかなと思います。
二次元の世界をよくここまで、この題材で実写できたなと、爽やかな仕上がりで、素晴らしい出来だと思います。
危険でもある自転車レースだから、アニメだからと思って見ていたところなんかは、実写で大変さや切迫した感じがすごくあったと思います。ほんとに頑張った!と言いたいですね。子供さんなんかにはほんとに観て欲しいです。
5回泣けた!続編希望!!
実写は原作とは違いがっかりする映画も多い中、この作品は再現度が高く、最高に面白い映画でした!!
クライマーやケイデンスの速さをセリフもありながらCGなしでアニメと同じように再現していて過酷な撮影ほんとに大変だったと思いますが感動と勇気をもらいました。ありがとうございました!!
鳴子くんが鳴子くんすぎてびっくり。坂東くんをこの作品で知って好きになりました笑
小野田くん、永瀬さんのいつもの声とは違いよくあの声が出せるな〜!とびっくり!
誰にでもどんな人にでも自分が輝ける場所がある。それを教えてくれる映画でした。前に進もう!と作品のストーリー、キャストさん達の努力から思うことができた映画でした!
後の0.5は続編に期待してるからです!!続編待ってます!!小野田くんのライバル真波山岳くん出してください!!
ここからは少しネタばれです。
・鳴子くんのワイはチームのために死ぬんや〜!
・今泉くんのゴールした後のガッツポーズ
・寒咲さん等が小野田くんの背中を押していけえ〜!というシーン
・小野田くんの今泉くんをゴールまで届ける!!という決意。
・最後の小野田さんの言葉、誰にでも輝ける場所がある。
五回泣けました!最高です!!
【”独りぼっちだった少年が友とチームのために必死に自らの役割を果たす姿” そして”誰でも光り輝く場所はある!”熱き青春自転車ロードレースムービー降誕。】
ー今まで独りぼっちだった少年が”ロードレース”を通じ、初めて仲間と力を合わせ物事をやり遂げる過程を、物凄い熱量で描いた成長物語。-
■今作の面白く、心に沁みる所幾つか。
1.坂道少年が高校入学を機に、アニメクラブに入部しようとするが、休部状態でいつの間にか、県トップを誇る自転車部に入部する過程。
ーママチャリで時速27㎞ってありえないでしょう・・、と思ったら小学校高学年から千葉からアキバに週一度ママチャリで通っていたのね・・。
おばさんバイクVS坂道君のママチャリ並走シーンが面白い。-
コメディかな・・と思っていたら、物語の”面白さのギア”が一気に上がる。
2.1年生歓迎60キロレースでの、次世代”エース”を期待される今泉君(伊藤健太郎:太腿がナカナカ凄い。練習したのだろうなあ・・。)や鳴子君たち、一年生レースの、手に汗握る面白さ。
クールに見ていた巻島先輩が思わず叫ぶ”行け!坂道!”
ー勿論、観ている私も心中、叫ぶ。”今泉君も、坂道君も、そして鳴子君も頑張れ!”-
3.真剣だが、暑苦しい二人の”スプリンター”鳴子君と”おっさん”田所君とのやり取りで嗤い・・
ーレース中、矢鱈ウルサイ・・。体力使うよ・・。-
4.まさかの県予選に臨むメンバーに選ばれた坂道君。
プレッシャーがかかるとともに自転車同士の接触事故に巻き込まれ、まさかの最下位に一度落ちてしまう・・。
ー集団で走るから、良くあるんだよなあ・・。ー
だが、ここからの坂道君の仲間たちを追う山道を猛烈な勢いで駆け上る姿が凄いし、観ている側はもう、観客ではなく、”エース”金城主将を始めとしたチームの一員として、固唾を飲んで見入ってしまう。
坂道君は明らかに”クライマー”であるという事も確認しつつ、ロードレースの駆け引きも面白く描かれる。
ーうーん、この作品、無茶苦茶面白いぞ!-
5.そして、次のエースを期待されている今泉君が、中学時代のトラウマを吹っ切り、新しく”エース”となる姿・・。
皆で円陣を組む姿。勿論、坂道君も輪の中に満面の笑顔である・・。
<コメディ青春スポーツ映画の要素を盛り込みながら、一人の少年が素晴らしき仲間たちと出会い、成長する姿を描いた素晴らしき”自転車ロードレース”ムービーである。>
■蛇足
・時候の良い時期に、川沿いのスピードを出せる道をロードバイク 愛車GIANT で走りますが、下り坂追風参考で時速45キロが最高値です・・ママチャリで時速27㎞って信じがたいなあ・・。凄い。
・今春、上映された「栄光のマイヨジョーヌ」ドキュメンタリー作品なども、世界のトップレーサーの実情が垣間見れて、面白いかな・・と思います。
間違いなくこの夏1番熱い青春でした
弱虫ペダル、本当に想像以上でした‧‧‧正直あんなに感動するなんて思ってなかったです😭ひたむきにチームのために倒れても起き上がって全力でペダルを回す坂道くんがほんっっっとうにかっこよかった!ドキドキハラハラして手に汗握りました、、映画館じゃなかったらレースの観客の方と応援してました(笑)間違いなくこの夏1番熱い青春!全人類にみてほしいです。
オタクが叩くほど酷くないしキモくない
2020年映画館鑑賞60作品目
原作未読
熱い映画だ
爽やかな映画だ
誰も死なないしバイオレンスもエロスもない模範的な映画だ
キモいのはどっちだって話だ
高校生の自転車競技というマイナーなジャンルにスポットライトを浴びせたニッチ産業
ツールドフランスなんてフジテレビがゴリ押ししても日本では全く流行らなかったのに
なぜこの漫画が人気を得たのかよくわからなかった
腐女子受けだよと漫画好きの事情通は教えてくれたがそうかもしれない
自転車レースのシーンはハラハラドキドキ興奮した
あの猛烈な追い上げはまるで漫画だ
元々漫画だけど
なぜツールドフランスは流行らなかったんだろうか
よく観たら面白いのに
主役の小野田坂道役の永瀬廉くんは役作りでメガネをかけているがジャニーズだけあってイケメン
だけどアニメ声は好きになれない
声優としての活躍を期待したい
『今日から俺は!!』にも主要キャストで出演していた伊藤健太郎と橋本環奈は腐れ縁?
伊藤健太郎は良い目をしている
好きなタイプの顔
誰かに似ているが思い出せない
顔だけなら一流のヒロインだが声はヒロイン失格の橋本環奈
伊藤沙莉みたいに少しは悩め
それなら応援したくもなる
脇役に関西弁キャラがいるのは漫画の定番
巻島役の柳俊太郎は栗原類に似ている
原作知らないから竜星涼が演じた金城は顧問の先生だと勘違いした
お前も高校生かよ
良い声しているじゃないか
惚れ惚れするよ
顧問の先生とかコーチがいないことに強い違和感を感じた
高校生を演じることに無理があると文句があるのは毎度のことだ
「変だよね」「無理があるよ」「10代後半のコに演じさせろよ」そんなことくらいわかるよ
だけどドカベンの殿馬役を演じた川谷拓三や93年のドラマ版『三つ首塔』でレイプされる少女の役まで演じた大谷直子を思えばその役者魂に感動し受け入れることができるはずだ
それが映画やドラマを鑑賞する者のエチケットだと僕は思う
思い切って青春をテーマにした癖に中途半端な出来
面白かったか面白くなかったかで言えば、全然面白くなかったです。
ただ、私は映画で書かれた内容について原作アニメドラマ舞台で計10回以上見たことがあるので、原作を意識して比較しすぎてしまったのが、映画を楽しむ上で邪魔をしてしまったのかもしれません。完全にフラットな視点で鑑賞するのは叶わなかったのですが、それを踏まえて、個人的にどこが足りなかったのか分析してみようと思います。
2時間という短い尺の中で物語を作る以上、原作との違いが出るのは仕方がないと思います。青八木、手嶋、箱根学園、京都伏見の話を全て省いたのは、潔い決断だったとも思いました。そのために、インターハイ予選というオリジナルの舞台(厳密には原作にも登場しますが)をクライマックスに設定するのも、なかなか考えられた改変だと思いました。
尺の縛りとは外れた部分で、原作と逸れたように感じる理由としては、作品のテーマにおいて「小野田坂道の青春ドラマ」に焦点が絞られていたからでしょう。
タイトルロゴがゴシック体から明朝体に変えられたところから見ても、監督が🚴♀️弱虫ペダル🚴♀️ではなく、✨弱虫ペダル✨を描きたかったのは間違いないと思います。
弱虫ペダルには、小野田坂道が人間関係を築きあげ、自分の居場所を手に入れるというのが縦軸の一つにありますし、映画としてもアイドル俳優ものとしても、相応しいテーマに感じます。
漫画の映画化の目的には、まず面白いものを作ることに加えて、俳優ファンなど普段漫画を読まない人の入り口になること一つが含まれていると思いますから、青春ドラマとして仕上げることは、なかなかキャッチーなテーマを設定できていると言えると思います。
ただ、自転車ものに初めて触れる人にとっては、とても親切とは言えない脚本でした。
「ハイケイデンスクライム」「スプリンター」「ケイデンス」「フロントディレイラー」などの用語の解説は一切ありませんでした。台詞を使いすぎる誇張表現を避けたかったのかもしれませんが、専門用語を説明せずに「なんかすごいこと言ってるな」で終わらせるのは観客を楽しませる上では悪手に感じました。他にも、自転車がどれだけハードなものなのか、平坦と山道の走る時の体力の違い、集団で固まって走る意味など、もっとちゃんと自転車について解説を加えることが必要に感じました。
弱虫ペダルは、作者が自転車の楽しみを読者に伝えたいという思いで描かれています。小野田坂道の青春にスポットを当てるとしても、観客が小野田坂道と同じくらい自転車のことを好きにならないと説得力は生まれないと思います。
レースのシーンは迫力ある画が撮れていましたし、自転車ものを地味な映像にすることなく完成させられていたために、そこが勿体なく感じました。
他については後述しますが、やはり弱虫ペダルのスポーツ漫画としての面白さを十分に発揮できていませんでした。代わりに、小野田坂道が居場所を作っていくことが輝いた演出をされていて、原作に比べて青春の輝かしい表現がされていました。
多くのキャラクターの容姿がリアリティのあるものへと修正されたのも、観客に対して等身大の青春ものを描こうとする意識があったからではないかと考えられます。
容姿だけでなく、キャラ自身の性格も、多少現実感を持たせるものになっていました。特に巻島は、「ショ」をより自然に感じるように、立ち振る舞いや他の口調などを上手く改変されていました。キャラクターの派手な存在感を抑えた上でしっかり魅力を伝えることはできていたと思います。
しかし、最も重要な主人公と、やけに登場回数の増えたヒロインの掘り下げが少なく、教師やパリピの民度も上げられたために、主人公の“友達がいない”という問題に感情移入しにくくなっていました。
クライマックスも今泉に焦点を当てたせいで折角の「小野田坂道の物語」というテーマ性も伝わり難くなっていたように感じます。他のキャラクターの描写のバランスと、メインのテーマが噛み合っていなくて、何が伝えたかったのかわかりにくい作品になってしまっていたように感じます。
弱虫ペダルのファンとしては自転車の表現に物足りなさを感じ、初めて弱虫ペダルに触れる人には入り込み難く、映画単体で見てもテーマと本筋が一本の線になっていない、どれに対しても微妙な判断しか下せない作品でした。
映像は美しく、レースの表現にも迫力があり、俳優の演技も気になる点はありませんでした。前向きな終わり方も綺麗で、観賞後に不快な感情が残ることはありませんでした。
ただ、もう少し、弱虫ペダルという作品に向き合ってほしかったなと思います。
弱虫ペダルはこれまでどのメディアミックスでも面白い作品を残せてきたので、これが初の汚点なのではないかと感じ、ちょっと感動しました。
以下は個人的な感想です。口が悪いので、ご注意下さい。
・冒頭が不快
ンンン〜ンン〜・ンンン〜から始まって嬉しい観客がいるか?
・橋本環奈に甘えすぎ
女優自身の演技力、存在力に甘えて脚本そのもので寒崎幹の活躍を描くことを省いた結果、中身も個性も無いヒロインになってしまっていた。せめて自転車のオタクであることくらい描いても良かったと思う。綾ちゃんもただの橋本環奈の飾りになってしまっていた。
・鳴子 最高!
・巻島と小野田が陽だまりフワフワコンビとして書かれてて良かった
他の2組との比較で、端的に二人を表すことができていたと思う。まあ小野田の巻島に対する心理的変化はまるで描けて無かったけど。
・温泉 最高!♨️
・キャラクターの掘り下げが少なく、レースに熱中できない
キャラクターにリアリティを感じさせるのは上手かったけど、自転車に向き合うエピソードが全く何一つ入っていなかったために応援したい気持ちにさせられなかった。
個性どころか性格すらわからず、何のために生まれたのかよくわからない虹色サングラス工藤さん可哀想だった。
・アイドル俳優 歌下手
本当にそのアニメ好きなの?と言ってしまいそうな微妙なアカペラ 歌唱力もっと発揮してくれよ
・モブ演出不足
レーサーだけでなく、周囲のモブの反応(例:小野田が坂道を歌い笑いながら登ることへの畏怖など)も特にセリフに起こすことなく「なんで~」「どうして~」だけで済ませている。弱虫ペダルのレースで一番気持ち良いところなので、もう少しボリュームが欲しかった。ギャルだけ一生懸命出すのもよくわからん
・小野田の顔怖い
これはすごく良いと思った。狙ってやったのかはわからないけど、すごくキモ怖くて御堂筋のような妖怪ペダルが出来ていた。狙ってやったのかはわからないけど。
・脚本が雑
今泉の「なんでお前は走るのか」という問いに対して小野田が「みんながいるからここにいる」と答えるシーン。コンセプトを伝える上で主旨は間違っていないけれど明らかに会話が噛み合ってない。寒崎さんがサドルを上げるシーンの描写、前後しか書かれなかったのは流石に説明不足とかで済ませていい問題じゃない。別に登りで歌ってたわけじゃないのにゴールで「ヒメエエ!」するのもよくわかんなかった。
・中途半端な原作引用
これは漫画の映画化によくあることではあるのだけど、原作の台詞を主旨が全く違うところで引用するのやめてほしかった。「3分あれば追いつくショ」巻島が追いかけるんじゃねえのかよ
部長~~!!!???
部長が渋い~~~(笑)(笑)
高校生の設定が。(笑)(笑)
まあこんな感じなのか??
なんか大学な感じとか社会人な感じで。
まあ設定のアンバランス感がいいような。(笑)(笑)
なんかまじめに競技について考えてしまったような。
素人には面白く感じてしまいました。(笑)(笑)
ママチャリ~~!!!???
なんか素人には自転車レースってこうなんだとか少し感心してしまいました。(笑)(笑)
全体的にレースのシーンが多くて、個人的には良いかと。(笑)
ボクシング映画とか、ホッケー映画とか、実際の試合のシーンはなんかシーーンみたいな。
感じがあったので、そこそこ観れて、歓心してしまいました。(笑)
ただ、実際は無理だろ(笑)みたいな。(笑)(笑)
そんなに追いつけないだろう??とかのツッコミとかありつつも。
ギャグがなかったけれど、なんかマジメに観れてしまい良かったです。(笑)(笑)
期待以上でした!
原作もファンというほどではないが見たことはある、程度で見に行きましたがとても面白かったです!珍しく実写化成功と言えるのではないでしょうか!
もともとスポ根ものはあまりみない方でしたが主人公の真っ直ぐな性格が見ていて気持ちいい!
なによりレースのシーンの臨場感が素晴らしくて、本当に今行われてるレースの実況を見ているかのようで思わず両手を握りしめながら見てしまいました!
既に人気の漫画、アニメをこの2時間に収めた監督の手腕にも驚きですし、このハードな競技をCGやスタントマンなしで撮影した俳優陣にも驚きです。
普段スポーツものは見ないという方や自転車競技が分からない方でも楽しめる映画だと思います!
このような時期で映画もなかなか難しい状況だと思いますが爽やかな気分になりたい方には是非見て欲しい映画だと思いました。
続編にも期待したいです。
原作ファンは見ない方がいい
役者の演技について、所々やはりツッコミどころはありました。所々噛んでたりセリフがかぶってたりとか。キャスティングについては大方良いのでしょうが、鳴子が今泉よりガタイが良かった点はちょっとなぁ、、、と
ストーリーについてですが、
とにかく、原作漫画のいろんな名シーンを県大会という場面でいろいろ詰め込みすぎです。
例えば小野田が落車するシーンも、県大会の、しかも中盤あたりで発生するとか、他校が協調するとか。
落車のシーンも、「のぼりで100人抜け!」と手嶋が言うのが熱いのに橋本環奈に言わせたり(そもそも手嶋と青八木の描写はありませんでした)ちょっと苦しかったです。
特に協調のシーンは不快なものがありました。広島の呉の高校をモチーフにしてるのでしょうか、とにかく相手校が過度に嫌味っぽく総北に絡むシーンが見苦しかったです。原作ではそうした相手校の背景なども描かれていてスッキリするのですが、、、、
鳴子が途中まで総北を引いて、平坦道終わったら急にガッツポーズしたり見てられなかったですね。
1番気になったのはカメラワークです。最初から最後まで、カメラワークが甘い。気付いたら追いつかれているようなシーンとか、漫画のような迫力、緊張感が全く感じられませんでした。
全266件中、181~200件目を表示