弱虫ペダルのレビュー・感想・評価
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山岳賞だ
千葉県総北高校に入学した小野田坂道は、アニメ研究部に入りたかったのに休部で落胆。坂道はママチャリながらきつい坂もなんのその、アキバまで片道40kmを毎週自転車で通っていた。そんな彼を、中学時代に強豪選手だった同級生の小泉は自転車部に誘う。仲間と走る楽しみを知った坂道は。
マンガもアニメも見ていません。おもしろそう、と観賞。自転車競技は、昔ツールドフランスをちょっと見て知ってるだけ。なので細かい専門用語はわかりませんでした。白地に赤玉のジャージのところは、山岳賞だ、と笑えました。楽しめたけど、割とありがちなスポーツ青春もの、といったところか。
原作の熱い描写を表現するのは酷か
86巻も続いている長寿マンガを実写映画化するとなると、なかなかハードルは高い。女性ファンも多いので、キャスト選びは慎重にしなければならない。
まずはストーリー。
小野田くんの入部から始まり、ウェルカムレースを経て、インターハイ県予選で締める。
なるほど県予選なら、原作もあっさりしてただけに自由に改変できるわけだ。
しかし全国大会をやらないから、箱根学園も当然出てこないし、みんな大好き御堂筋くんも出てこない。
だから今泉のトラウマもイマイチになる。
それどころか、魅力ある敵キャラは一切出てこない。というか敵キャラいたっけ?
他に目立つ改変点といえば、まずは青八木と手嶋がいない。まあその二人出したら合宿編やることになり、そんな尺はないから仕方ない。
あと、寒咲さんのお兄さんと総北の監督が融合した存在になってる。これは残念。寒咲さんのキャストはカッコ良さそうだったのに。
巻島さんと小野田くんのエピソードが薄く、奇妙なダンシングもない。まあ再現は無理か。
というか、金城も田所も鳴子でさえも、もはや空気である。
県予選の展開は、インターハイ初日の展開を複合したものになっている。
全体的にまとめると、圧倒的に尺足らず。次回作も無さそうだし、原作ファンを満足させられるには高いハードルだった。
だが、その中でも橋本環奈の存在感は凄い。原作でも可愛いキャラの寒咲さんは、映画版の方が映えていると言ってもよい。
映画監督たちがこぞって彼女を使う理由も頷ける。
背中を押してくれる映画です!
高校生の自転車競技部のお話です。永瀬廉さんの小野田坂道の原作再現度が高く、物語も熱くて、視聴後には自分もがんばろうと思わせてくれる、背中を押してくれる映画です! 原作を知らない人にもみんなに見てほしい映画です。
一気に完走してしまった!
スポーツ根性ものだと思っていたら、オタクの少年の心の変化を描くという展開に、引き込まれた。
永瀬廉さんがアイドルの顔でなく、オタクの少年になりきっていて、ストーリーにすっと入っていった。
ありきたりのドラマでなく、あっという間にラストを迎えた。
迫力とテンポもあり見応えバッチリ!
なんとまあ 顔面偏差値の高い自転車部
永瀬廉 伊藤健太郎 竜星涼 坂東龍汰
洗剤のアタックのCMも相当なもんだけれどこれも相当。
千葉からアキバまで毎日ママチャリで通ってるオタクが
ロードレースに目覚めていく話。
そのあたりのエピソードはもうちょっと盛り上げていただければ 面白かったかも。
ロードレースのルールとか全然わからないので
そのあたりが面白味を味わえない理由なんだろうとも思うが
ルールわからなくても面白く出来るものよ。
近藤史恵の「サクリファイス」なんて 映像でもないのに全く無知な私がめちゃくちゃ面白かったのよね。
純真無垢
原作もアニメも見たことが無かった。タイトルからして面白くなさそうみたいな先入観。主演がアイドル。。。
全てを打ち消した永瀬廉のピュアな演技。
きっと原作のイメージにピッタリなんだろう
爽やかで熱い!爽快な気分だ😊
なんと、自転車シーン9割!本格的!
ジャニーズが主演で、毛嫌いしていた人からも評判がいいと聞いていた本作。
観て納得。かなりの本格派。
ジャニーズの中でもトップクラスのイケメン永瀬廉が、オタク男子に見えるからすごい。
彼の演技力は朝ドラファンからも高い支持を得てるので、そこは心配せずに観て欲しい!
あんまり少年漫画が好きではないので、人間関係模様がもっとある方が好きだけど、すると中途半端になるので思い切って自転車レースに重点を置いて成功したと思う。
素人がいきなり自転車競技トップクラスの高校生たちと肩を並べるのに違和感のない脚本だったし、仲間達との友情も白熱の自転車シーンでカバーしてた。
観ていて自転車競技を楽しそうと素直に思えたし、のめり込んでレースを応援してる気分を味わえて満足。
自転車競技部に可愛いマネジャーがいる!
全体的に面白かったです!
原作見てないけど楽しめました!
青春、友情、情熱!
そして、可愛いマネジャーがいる!
そして、誰もその可愛いマネジャーに恋心もなく、自転車に集中している!
良いぞ!青春!
私も片道30分、駅まで自転車で通勤してます!
この映画見て、ますます自転車が好きになりました!
ちなみに、本格的な競技自転車は本当に高額だよね!
私が店頭で見たのは70万円するものだった。もっと高いのもきっとあるよね。
そして、私が購入したのはドンキで3万円のピストバイク!
私にはこれで充分なのだ!
なぜなら、レーサーじゃないから!
しかし、映画を見て、劇中に出てた自転車に乗ってみたいと思ったよ^_^
しかし、主人公は最初はママチャリだった。
つまり、自転車を乗る人間が速ければ良いのだ!
さらに、乗る自転車が性能良ければさらに速くなるのだ!って話。
自転車って良い!
以上
がむしゃらに自転車に挑む若者達
冒頭からラストまで、若さ、パワー、勢いに圧倒される爽快作だった。本作は、自転車競技に打ち込む高校生たちの姿を描いた作品である。テンポ良く物語は進んでいくが、ご都合主義的な所もあるし、フィクションでもそれはやり過ぎだろうと感じる所もある。そういうマイナス面をぶっ飛ばしてしまう程、強烈なエネルギーを本作は持っている。
本作の主人公は、千葉県の高校生・小野田坂道(永瀬廉)。アニメ好きの彼は、中学時代、毎週、秋葉原にママチャリで通っていたことで脚力が鍛えられていた。高校入学の時、急勾配の坂道をママチャリで軽々と登ったことで、同級生で自転車部入部希望の今泉俊介(伊藤健太郎)に誘われ、自転車部に入部することになる。自転車部で主人公は自転車競技の魅力を知り、努力を重ねて脚力を更に鍛え、インターハイ県予選メンバーに選出される・・・。
自転車部が舞台でありサイドストーリーは殆どないので、冒頭の登り坂シーンからラストまで、自転車走行シーンが非常に多い。平坦な直線路での疾走は爽快である。競り合いでの主人達の苦悶の表情には勝利への執念を感じる。カメラは近距離で主人公達を捉えるので、主人公達とともに自転車走行している仲間になった臨場感がある。特に、どんな時でも、がむしゃらに全身全霊を傾けてペダルを漕ぐ主人公の姿には、素直に、強く、感情移入できる。
和の主人公と個の今泉俊介が際立っている。主人公役の永瀬廉は、孤独で自信のない主人公が次第に成長していく姿を、生真面目で一生懸命な演技で表現している。主人公のライバルとなる今泉俊介役の伊藤健太郎は悩みを抱えた孤高の天才を抑制の効いた演技で好演している。
終盤の県予選。勝つために死力を尽くした攻防戦は、見応え十分である。チームのために、役割を全うしていく主人公の姿に、熱いものが込み上げてくる。
本作は、何かにがむしゃらに挑むこと、の大切さを教えてくれる秀作である。
小野田くんのレースハラハラしました。この撮影相当大変だったと、自転...
小野田くんのレースハラハラしました。この撮影相当大変だったと、自転車って奥が深いんだと感心しました。
チームの熱い団結力や、小野田くんのひたむきな努力に感動しました。
ドキドキハラハラ、青春にキュンとする映画でした。
「誰でも輝ける場所がある。」素敵な言葉でした。
約束を守る小野田
キンプリの永瀬廉。
俳優の一歩。出だし好調でおもしろかった。友だちがいない小野田。ロードレースを通して信じ合える仲間ができた青春story 男たちの戦いが気持ちいい。
朝ドラ お帰りモネでも活躍中。
声が少し高めですが俳優として楽しみ。
熱くなる映画
WOWOWで試聴。
原作、アニメは見ていません。
全く期待していない作品でしたが、かなり良かった。観ていて胸が熱くなりました。最近、あまりスポーツ物で良かった映画に出会っていなかったが、これは予想に反して大当たりでした。
スポーツ物では、どうしても素人ぽさが出てしまうものだか、キャスト達の頑張りでそのような感じは受けなかったのが凄い。
実況中継を昔F1をやっていた三宅アナウンサーがやっていたのが良かったですね。
自分を信じ、仲間を信じ、また皆と一緒に楽しく駆けたい“坂道”
TVアニメ、舞台、TVドラマ、ゲーム他、様々な形でメディア展開されている人気コミックが、当然の如く実写映画化。
これまたいつもの如く、作品は知っていたが、作品そのものを見るのはこれが初めまして。
人気作品故、公開時…いや、公開前からファンから厳しい声。特にキャスティングに関して。
主人公の坂道は原作ではもっとパッとしない風貌なのに、キンプリ永瀬じゃイケメン過ぎる。
マネージャーの幹は原作ではそれほどメイン人物じゃないらしいが、ハシカンの為に主役級の登場人物に。
誰だ、エースの今泉に不祥事を起こした某俳優を起用したのは!?…ってのは冗談として、
…などなどなど。
どんなものかと見てみたら、これが思いの外良かった。
王道スポ根青春ストーリー。このジャンルが好きな人にはドストレート!
ここでちょっと話反れるが…
原作ファンからはボロクソ言われているのは知っている。でも自分は原作を読んでいないので先入観ナシに見れた。
だけど先日見た『STAND BY ME ドラえもん2』はどうしても昔から馴染みあるからあれこれあれこれ目くじら立ててしまうが、そうでない人はすんなり感動。
こればっかりはしょうがない。
とりあえずそれは置いといて、感想を。
総北高校1年生の坂道。
友達が居ないアニヲタくん。好きなアニメのグッズを買う為なら、地元の千葉から秋葉原までママチャリで移動。その距離、実に往復80キロ以上!
だから、そんな坂道にとって学校までの坂道もそれほど苦じゃない。
そしたら、自転車競技部のエースの今泉に勝負を挑まれた。
そしたらそしたら何と!五分の結果に!
普段やっていた事が、思わぬ才能を発揮させた。
元々アニメ研究部に入りたかった坂道。が、休部。悩みに悩んだ末、入部する事に…。
話も分かり易い。
原作コミックは今も連載中らしいが、エピソードを詰め込み過ぎず、“入門編”。
まず、序盤の見せ場である坂道と今泉の勝負。そして入部。
中盤は新入部員の実力テスト。
坂道、今泉、もう一人実力ある鳴子らが実際にロードレースを行う。
実力も知識も経験もある今泉や鳴子らに対し、それらが全く無い坂道。
それでも必死に食らい付く。
たった一つの思いの為だけに。
皆と一緒に走りたいから。
まだ中盤だというのに、クライマックスのような興奮と感動。
主人公の坂道だけじゃなく、今泉、鳴子、その他部の先輩らのドラマも描く。
てっきり個人戦と思っていた。
違った。
ロードレースは団体戦。
仲間との絆ナシに走れない。
インターハイ予選へ。
ライバル校は強豪。ピンチに…。
が、その時…。
友情、役割、信じる、走る楽しさ…。
もう一度言うけど、王道ですよ、王道。気持ちいいくらいの。
フレッシュな若手たちの熱演…いや、汗演。
練習を積み、実際に過酷な撮影に挑んだ彼らと、過酷なレースに挑んだ劇中の彼らがぴったり重なった。
キンプリ永瀬が好演。
ジャニーズ×ハシカンで余計な恋愛要素入れるのかと思ったら、一切ナシで青春スポーツ・ストーリー一本だった点に超好感!
そして何より、疾走感あるレース・シーン!
ロードレースの事について何も知らない。
バイクについても何一つ知らない。
なのに、レース・シーンは手に汗握った。
一緒にロードバイクに乗って走ってるようだ。
風を感じてるようだ。
本当に心地よい。
公開は昨夏。コロナで沈んだ観客の心にどれほど爽やかな青春の風が吹いた事か。
まあ確かに、予定調和。ベタ。ご都合主義。
登場人物たちもステレオタイプ。
この手の青春スポ根ムービーはどれほど量産されてきたか。
叩けばキリがない。
でも、私にとっては初めて駆けた“坂道”。
自分を信じ、仲間を信じ、また皆と一緒に楽しく走りたい。
全く期待していなかった
でもすごく良かった。
金城先輩全然高校生に見えないけど、レースでも何にも役割果たしてないように思うけど、でも頼れる兄貴って感じで好き。
話はすごく単純だけど、自分の居場所を見つけた楽しさとか、仲間がいることのありがたみとかホンワカと感じさせてくれる。
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