モービウスのレビュー・感想・評価
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この先のマルチバースのための映画
ジャレット・レトの怪演、50歳とは思えない肉体美
スタイリッシュなアクション
100分程度の見やすい時間
見どころはそんなところか。
あとは、珍しく本作単体でも内容がわかる(エンドロールのいつものあれを除いて)。
どこかで見たことがあるストーリーで、新しいことはほとんどない。ツッコミどころは言い出したらきりがなく、すべて都合よく進む。
まあ、そんなもんでしょう。と思ってはいたので裏切られた気はしないが。
一個だけどうでもいいことを言うと、無能捜査官さんが「傭兵は犯罪者。犯罪者は死んでOK むしろ殺してくれてサンキュー」みたいなこと言ってたやつがなんとなく気に入らなかった。あまりにも品がないような。描こうとしてる意図はわかるが、なんともいえぬモヤモヤが残った。
まさに「普通」の映画。可もなく不可もなく、面白すぎて発狂することもなければ、つまらなすぎて腹が立つこともない。
そこそこ楽しめる映画。
マルチバースでの活躍に期待。
(ジャレット・レトが好き!)
んー
健康な身体への渇望
ジャレッド・レトは、長髪でヒゲの風貌が一番あってる。『ブレードランナー 2049』でも『リトル・シングス』でもゾッとするようなサイコを演じていたけど、今回もモービウスそのもの。
残像が残るエフェクトがとても気に入った。
モービウスの着ている囚人服が空間にオレンジ色の軌跡を残す。自身が発する超音波で周りの空気が揺らぐ映像と相まってとんでもないスピードで動いているように感じる。IMAXで鑑賞していることもあって、体感ムービーとしては文句なし。
モービウスは、遺伝的病気のためロフストランドクラッチを使わないと歩けない。その上、人並みの寿命も期待できない。そんなモービウスが、医療論理を超えた治療法に望みをかける気持ちは、ものすごく理解できる。
モービウスと同じ病気を持ち、幼い頃からの親友マイロの存在が物語を面白くする。マイロは大金持ちで、モービウスを資金面でも精神面でもサポートするが、健康な体への渇望が暴走へと走らせてしまう。
悪人の血はいただいてしまうくらいダークさがあった方がもっとよかったと思うが、単体の作品としての十分見応えがあるし、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)としてもこれからの展開が期待できる一作でございました。
本格的に面白くなる前の助走部分
今後への期待が掛かる一本
たぶんこんなやり取りがあったのではないか、という妄想
A マルチバースってさー、ちょっと風呂敷広げ過ぎな気がするんだけど。なんか収拾がつかなくなくねー?
B いやそんなことないよ。指パッチンの繰り返しってわけにはいかないからさ、これくらいでないと。
A 平行世界だと、同じキャラでも性格が違ってていいんだし、なんでもできるし、なんでもあり、ってことになるのかな?
B この映画は、次のスパイダーマンまでの繋ぎ映画のひとつなんだけどさ、正直、ちょっと見かけもしょぼいし、バットマンのパクリみたいだし、思い入れの強いファンってかなり限られてるから、あまりファンの声を気にせず人物像を設定したんじゃないかな。
B ところで、あの噂は本当なの?
あまりコストも時間もかけられないから、これまでのスパイダーマンシリーズで、カットされてお蔵入りになった映像を集めて、うまく切り貼りして、今度のキャラクターと合成した⁉️とかいうのは。
A 全部じゃないけど、一部はそうかも。メイクの人は、どうやらジム・キャリーの『マスク』が好きっぽい。
B 関係ないとは思うけど、、『マスク』に出てた賢い犬もマイロって名前だった😋
A 最初に殺された連中も、なんの説明もなく、どこかの悪い奴らの傭兵ということにして、警察まで「あいつらが殺されたのは別にいいんだが、2人の子のいるシングルマザーが問題だ」なんて人権的にはヤバいことを言ってたな😜。
モービウスが、正義の側につくのもありだぜ❗️という布石を打つ材料になってたんだよね。善人は決して殺してないよ、というね。
B トニー・スタークが生きていたら、人工血液をバンバン増産して、アベンジャーズの仲間として迎えることもできたかもしれないけど、やはりちょっとしっくりこないね。
以上、すべて印象に基づく創作で、事実と言える内容は、ひとつもありませんので、悪しからず。
SSUは脚本が弱いなー マーベルスタジオを見習うべき
マーベル作品大好きだがこれは微妙 予告編を希釈したような薄い内容
スパイダーマン ノーウェイホームが素晴らしすぎて製作間に合わなかったのかと思ってしまう程
ヴェノム レットゼアビーカーネイジも残念だったし、SSUはMCUを見習ってほしい
ジャレッド・レトとアドリア・マルホナが美男美女だったのでキャスティングは良かった
アメコミ映画の寄せ鍋のお味はイマイチ
悪くはないけど、盛り上がりに欠ける。
ヴェノムに続く、ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)の新作。
血液の病気を治すため、コウモリを用いた治療により、血を吸わずには生きられない吸血鬼の身体になります。
原作ではスパイダーマンのヴィランです。
確か、サノスかアポカリプスなんかと手を組んだ事もありましたよね?
あくまでMCUとは別路線でマーベル作品を展開するSSUですが、意外なところを攻めてきます。
作品としては、ありふれたストーリー。
悪くはないですが、印象に残らない。そして、ヴェノムの1作目もそうだっんですが、ヴィランが同タイプなのがちょっと盛り上がりにかけます。そもそもスパイダーマンのヴィランとしてのモービウスはそこそこの知名度はあっても、モービウスのヴァランとなると、誰?って感じです。
ただ、アクションはとてもよかったです!超高速移動はスカッとするし、霧のような残像のエフェクトがめちゃめちゃカッコイイ‼️
まあ、今作はモービウスとはどんなキャラクターか知ってもらうのも含め、無難にまとめたといった感じですかね。
例のごとく、伏線を張ったラストにテンション上がりましたが、それにしてもSSUは今後どんな展開にもってくつもりなんですかね?
全く読めません・・・。
でも、何だかんだ期待しちゃいますけどね😁✨
起承転結がわかりにくい。
なんとなくストーリーの要所は掴めた。
でも場面の変わる「繋ぎ」のシーンがカットされたのか、そもそも無かったのか知らないけど展開の切り替わりが早すぎるし わざとらしい。
例えば中盤の屋上へ逃げるシーンでは、すごい勢いでFBIが追い詰めて銃を突きつけるし、次の場面には早くも留置所でオレンジ服を着てる。明らかに何時間も経ってるだろうに血は足りたのかな?
いつの間にかマウロも血清を打ってたのは許すけど、
終盤のイキりマウロがくどい。
・マウロがチンピラ3人を襲う。
一方マイケルはモタモタと血清を作っている。
・マウロがヒロインにマイケルの居場所を問いただす。
一方マイケルは血清作りやらヒロインとイチャイチャ。それを妬ましそうに見つめるマウロ。
・マイケルが電話で博士のところに。
そしていつのまにかマウロがヒロインを襲っている。
後半のマウロの出番が多すぎる。マイケル自体の掘り下げがイマイチ足りないのにマウロのダンスシーンまでいらない。ヒーローじゃなくてヴィランだから仕方ないかもしれないけど、主人公の見せ場が少ない。
そもそも「ヴェノム」を名乗るネタにしても存在を知ってるの?
戦闘シーンもストップモーションと全身の煙ばかりで見飽きる。主人公が好戦的じゃないにしても悪役に後手後手にやられすぎ。
大してドンパチしてないのに血清を打ってトドメを刺すのが呆気なさすぎる。数日後には「どんなオチだったかな?」となりそうなぐらい印象に残らない。
スパイダーユニバースとしてバルチャーも出てきたのは嬉しいけど正直それしか映画の内容を覚えてない。
悪役を主人公にした「ヴェノム カーネイジ」も面白かったから期待したけど、公開を何年も待ってこの有様とは…。
このままスパイダーマンの続編に加わるのなら
新しい魅力を発見できるのを楽しみにしてます。
悪くはない
悪くないけどパンチに欠ける
ソニー・スパイダーマン・ユニバースに位置する本作は、終始シリアスなトーンでありながらアメコミらしい非現実感あふれる画作りで繰り広げられる新たなダークヒーローの誕生譚となっていました。
血液系疾患を抱える天才医師・モービウスは、心優しく頭脳明晰。危険な治癒方法により変化してしまったことに対して葛藤と後悔する姿は、いわゆる悪役ではなく、今後のスパイダーマンとの対立構造や動機が気になります。
アクションや変化の様相、俳優陣の肉体改造を含めた徹底した役作りなど見応えはありましたが、オリジン的要素がメインでストーリーとしては少し面白味に欠けた印象。シリアス版ヴェノムのいう感じ新鮮さもあまりなかったかな…。
とはいえまだ始まったばかりなので、今後に期待したいと思います。
現代の吸血鬼
予告編が面白そうだったので鑑賞。
期待通り良かった👍✨
モービウスは現代のヴァンパイア。なぜ、吸血鬼になってしまったのか、
親友は人として道を踏み外してしまったのか。子供の頃から病気に苦しみ、何と引き換えてでも健康な身体に、
ほんの僅かな時間でもいいーと、行き過ぎてしまうのは、分からんでもない。
葛藤や苦悩を丁寧な描くので、非現実なドラマでもリアルになる。
ただ、超人的パワーをCGに頼りすぎたからか、ザ・バットマンほどの迫力はなかった。
それにしてもグッチでバカ息子を怪演したジャレッドレト が、本作では天才医師と180度の変貌(バカ息子役は、特殊メイクだが)
病魔に侵されてる時のガリガリの身体と、吸血した時のマッチョな身体の差がすごい。
役者って、ほんまカメレオン。
2022年 61本目(劇場 8作目)
エンドクレジットを見るべき映画
綺麗にまとまった作品であり、圧巻の映像美
●映像
『モービウス』で最も感動したのは映像の力である。
映像だけを見る為に映画館へ足を運ぶ価値がある。物語上、夜のシーンが非常に多く、ニューヨークの街並みもかなりの映像美を誇っていた。
その映像の力は、映画館で見るべき映像と言える。後々テレビで見るつもりがあるなら、少し労力を使って映画館へ足を運ぶべきである。
少し残念だったのはグロテスクな表現が控えめだった点だ。
流血なども最小限にしてあるので、ダークさ=グロテスクとは言わないが、もう少しだけハードに攻めて良いような気もした。
●ストーリー
『モービウス』のテーマを個人的に探ってみて・・・
「不自由からの解放」「自由の真意」「尊敬と劣等感」「思慕」であると考えた。
ストーリーの点で言えば、よくあるタイプの作品かもしれない。
過去MUCなどの爽快アクションを期待している人には、物足りなさを感じる気がする。
しかし、上記のテーマを意識して見るとどこか現代社会を生きている上で共感を得る部分もあった。
スパイダーマンノーウェイホームのような葛藤と苦悩など少々文学的な部分に重きを置きているヒーロー映画も増えているが、本作はその内の一本だ。
個人的には映画としては及第点以上のモノだとは思う。
そして、長尺モノが多くなっている映画の中でも、比較的短く綺麗にまとめている印象だったので、是非手軽に見てほしいと思う作品だ。
同時に人間の感情の奥行きを探るのが苦手な人は評価を低くつけると思える。
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