さんかく窓の外側は夜のレビュー・感想・評価
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語り散らして散漫に幕。
開巻数分で期待するも直ぐに消沈。
猟奇殺人、新興宗教、呪い、除霊、結界と語り散らして散漫に幕。
結局誰が悪くて如何に断罪するか?も無し。
本筋をスッキリ通せばマシだったかも。
にしても新興宗教のオカルト呪術は本当だと語るとは。
良い子は真似しちゃ駄目よ。
何度も観たくなる映画です
衝撃的な内容ではあれ、ホラーでは無くミステリーサスペンスです。最初はストーリーを楽しみ、2回目以降は音楽や衣装、人物と背景の色のコントラストなど、様々なら見方が楽しめる映画です。そしてなによりも俳優陣の顔の表情がすごく良いです。特に平手友梨奈さんのエリカとしての目の表情は最初と最後では全く違うのに驚かされました。何度か観ていくうちに気づかなかったことがたくさんあり、是非とも繰り返し観て欲しいと思います。
映画館で見て欲しい作品
・ストーリーは漫画原作という事もあり引き込まれる内容でした。幽霊や除霊、呪いなどの非現実のなかに現実を感じる部分があり心霊的な恐怖ではなく、人間の醜さ残酷さへの恐怖を感じました。相沢友子さんの脚本素晴らしなと思わされました。
・本編は音響、映像美、カット割りなど森ガキ監督のこだわりが細部まで詰まっていました。心地よいサウンドトラック、作中の焼肉の毒々しい音、布の擦れる音かなりのこだわりを感じたので映画館の完璧な音響設備で是非感じて欲しいです。
・この作品の鍵となる色は「赤」かな?と思います。大画面高画質での血の赤さはグロいより先に美しいが出るほどでした。見る方には是非キャストの服の色にも注目しての欲しいです。
この作品を隅々まで楽しむには映画館で見るのが一番かなと思います。私もレンタルして自宅で見てから映画館で見たかったといつも後悔してしまうので、迷ってる方は公開が終わる前に行きましょう!
深く考えさせられるメッセージ性の強い作品
作中では人間が黒、幽霊が白と表現されています。この表現の通り幽霊よりも生きた人間の方が何倍も怖いと感じました。
誹謗中傷という現代的なテーマ。私達が生きているこの社会の課題の一つでもあると思います。見終わった後は家族や友人、身近にいる人にも伝える時は相手の気持ちになって考えること。自分はこれが正解だと思っていても相手にとってはその一言で辛い過去になってしまうかもしれない、人生が変わってしまうかもしれない。そう深く考えさせられるメッセージ性が強い作品でした。
そして誹謗中傷(呪い)は必ず自分に返ってくるんだと…
それぞれの辛い過去に逃げずに向き合おうとする3人(冷川、三角、非浦)の姿に勇気と感動をもらえました。
この作品は何度見てもその時に思うこと感じることが違ってくるのでそこが不思議でゾクゾクします。一度だけではもったいない。何度も色んな角度から見てほしいです。
感動しました
サスペンスもホラーも大の苦手なので、ビビりまくりながら観に行きました。
この映画の一番の特徴は、いろいろと色分けされていること。だから、世界観が混ざることなく、すんなり流れていきました。
色彩を含む映像が圧倒的に美しく、苦手な場面こそ目を閉じましたけど、その場面より美しい色彩が印象的でした。
岡田将生さんが、不思議な空気感をまとう主人公にぴったり。浮世離れしていて、でも、こういう人いるなって笑いました。
志尊淳さんは、役を演じているというより、役が志尊淳さんになるというか、不思議なシンクロを感じました。
平手友梨奈さんは、抜群の存在感。演技を越えて存在していました。
滝藤賢一さんは、その中で、物語にリアリティを与えていました。桜井ユキさんも同じく。
和久井映見さんと筒井道隆さんはさすが!
映画音楽も、それぞれ、場面に合っていて、最後に流れた曲は、頭をグルグル回ります。印象的です。
セリフは、同じセリフを違う人が言うのですが、そこでいろいろ繋がり、胸に刺さる!どんどん伏線は回収されていきました。
ただ、どうして、呪いをかけたのかは、説明不足で、そこだけはモヤっとしました。私が見落とした?
後、母親たちの愛情の表現がそれぞれ違うけれど、全部感動しました。最後の母親に打ち明ける場面は、涙が止まりませんでした。時々入る母親とのやりとりは、心温まる場面でした。
ちょっとズレた感想ですが、それぞれの役者さんたちの一番いい表情をうまく繋げているので、ファンは萌えまくりじゃないかな。目の保養させていただきました。
何回か観ても、毎回、胸に迫る場面が違い、それが増えていきます。最初観た時は、涙が止まらず、トイレで泣きました。初めての経験でした。
泣くのも、込み上げるというよりは、いつの間にか静かに涙がこぼれていて、心が浄化されました。言霊には、私も改めて気をつけます。大事なことを再確認しました。
この映画はホラーではなく、ヒューマンドラマだと捉えています。バディとしての愛、親子の愛、いろいろな愛が溢れていました。
ホラーが苦手な方にも観ていただきたいです。
観終わったら、焼肉を食べたくなります!
一度は見て欲しい
主演のお二人を含め、役者陣の演技が素晴らしく、映画の世界に引き込まれました。スプラッターシーンがあるにも関わらず、ホラーが苦手な私が、最後まで、しっかりと鑑賞出来たのは、演出や構成、音楽の使い方のお陰なのかも…。猟奇的ではあるけど、どちらかと言うと、サスペンス色の強い映画です。非現実と現実、現在と過去の狭間を行き来する感じが、不思議な感覚もあり、アーティスティックな作りなので、嵌る人は、めっちゃ嵌る映画だと思います。主題歌のずっと真夜中でいいのに。の『暗く黒く』も、映画の世界観にぴったりです。確かに、原作とは、違う部分もありますが、コアなファン向けではなく、多方面の方に観てもらう映画ならではの終着点としては、原作を大切にしつつ、観る側がついていけるギリギリのラインで制作されていると思います。現代社会の抱える問題についても、考えさせられる様になっているので、〇〇だから…など、苦手意識や固定概念は一旦置いて、一度は観て欲しい作品です。
ファン以外にはおすすめできない
原作は読んでいません。
霊が見える三角は霊が祓える冷川と手を組んで、警察官の半澤の事件解決の手助けをしていた。事件に共通する人物として、人を呪い殺せる非浦が浮かび上がる。冷川と非浦の間にはカルト教団を通じた関わりがあり・・・
終盤、説明不足の点が多く納得しづらい。人々の負の感情を閉じ込めた「貯金箱」を開放しようとするが、なぜそれがすでに呪われた人を救うことになるのか。貯金箱を使って今後呪うのを防げるという趣旨の発言があったが、いつのまにそれがすでに呪われた人を助ける問題にすりかわる。また、開放することで事故や事件が頻発しているが、それでいいのだろうか。
黒幕のカルトの重要人物もどうなったか何ら描かれない。これでは、また貯金箱を作られて終わりでは。ラストシーンも問題を無理やりぶり返しているだけで、必要性を感じられない。102分とそれほど長くない割に間延びしていると感じる箇所も多い。
原作ファン以外が楽しむのは難しい作品。
じわりじわり心に響く
漫画は読む習慣がないので、情報が全くなく、岡田将生さん主演と言うだけで鑑賞する事にしました。ミステリーホラーとの事でしたが、ホラーは大の苦手。その為、事前にノベライズ本や映画に関する情報を読み、自分に少し免疫を入れて鑑賞しました。ドキッ!とするシーンも一つ二つ有りましたが、全然怖くなく観る事ができました。見終わった後は不思議と美しい映像や静かに流れる音楽が心に残り、ホラーと言う概念が覆りました。今でも時間の経過と共にじわりじわりと心の中に心地よい音楽と映像が残り続け不思議な感覚です。もう一度観たいと思わせる映画です。そしてホラー苦手な方も大丈夫ですよ。
ぜひ見て欲しい映画
4回目1週間ぶりに観ましたが、何度見ても最初から引き込まれて、おもしろかったです。初回原作読まずに見たので展開に驚きました。BL感は感じませんでした。目を逸らすと大事なことを取りこぼしそう。幽霊が今までに見たことない感じで、怖いけどきれい。後で知りましたが人間は黒、幽霊は白になっていて、それって幽霊より人間の方が怖いっていうことと繋がるのかな。伝えたいメッセージと視覚的にも統一されている気がします。音楽もよかったです。あと三角くんが泣くシーンが好きです。三角くんの優しい人柄が出ていて志尊淳さんの演技がとてもよかったです。運命ってなんだろう。信じないでいて欲しいって、どんな気持ちなんだろう。言霊って怖いと思いました。後になって言霊でもプラスのことなら怖くないしチカラになるんだって気づきました。この映画のメッセージはSNSでの誹謗中傷がなくなって欲しい、発した言葉は必ず自分に跳ね返ってくるということ。発した言葉は取り消せないことを肝に銘じたいと思います。優しい言葉を使いたいです。ラストめでたしではないところが続きを見たくなり、3人が今後どう成長していくのか気になりました。その後エンドロールでずとまよさんの『暗く黒く』がさらに見たい気持ちを助長させる気がします。ぜひ見て欲しい映画です。
全くダメなホラーサスペンス
いやぁ〜全く響かなかった。
原作コミックありきなのでストーリーを極端に変えるわけにはいかないのはわかる。しかし酷かった。劇中の音楽もベタ。演出も脚本も全くダメだと思います。平手友梨奈もこの役なら誰でもいい。何で呪うのかという説明描写も雑に少ないし、ボーイズラブものとしても中途半端。森ガキ監督も大抜擢なんだから置きにいかず、ふっきってくれよ!
終わり方をみると次回作を平手メインでやるのか?松竹頼むよ。
さんかく窓の外側は夜
原作は一切読まずに行きました。
もちろん映画広告などは目にしてきましたが。。
惹き込まれるストーリー展開にどきどき。
最近みた映画では1番だとおもいます。
キャストも良かった!
今はこんな世の中で、いろいろ不自由ですが、守るべきことを守り
気持ちをリフレッシュできるので映画観賞はおすすめです。たくさんある中で「さんかく窓の外側は夜」を選んで良かった〜
来週もいちど、娘とみにいきます!
美しさと儚さが中毒に
3回観ました。もう1回行きます。
それくらい中毒性の高い映画です。
どうして何度も行きたくなるのか考えました。一つは、映像と音楽、演者がとても美しく儚く、芸術作品のように鑑賞できるから。
そしてもう一つは、ストーリーを通じて、少なからず誰もが持っている孤独を登場人物に重ね、作品の中で登場人物とともに自分も赦されるところかなと思います。
だけどラストの全てが赦されるわけではない無常感も個人的には好きです。それも現実だと思うので。
多くの人にみてほしい作品です。
疾走感と映像美
全体的に軽過ぎず重過ぎず丁度良いところに落ち着いたという印象。
スタイリッシュで疾走感があるのでフラットな感情で最後まで見れた。
森ガキ監督の包み込むような優しさで演者は迷い苦しみながらも伸び伸び作品に向き合えたんだろうなと思えました。令和の時代にふさわしいリーダーシップだなと。
人は誰かに支えられて生きているし、それがさんかくなのかしかくなのか、はたまたろっかくなのか。それが円になって縁になるんじゃないかなと勝手な解釈。
凄い個人的な感想としては、映画を見終わって音楽Live行きたいって思った。そして翌日たまたま行ったLiveの初披露新曲の歌詞に「昨日の映画の続きを考えたりして」というフレーズがあって「ああ、これが生きてるってことだな」と思った。
全て繋がっていくもの。
自分の人生の糧として。
さんかく窓の外側は夜
公開前から気になるストーリーでしたが、実際観たらかなり引き込まれました!
2時間あっという間でした。ホラー、ミステリー、色々な要素があると思いますが、とにかく面白い、感動する、考えさせられる内容でした。
二度三度、観たくなる映画です!
映画館で見てこその作品
・ストーリーは漫画原作という事もあり引き込まれる内容でした。幽霊や除霊、呪いなどの非現実のなかに現実を感じる部分があり心霊的な恐怖ではなく、人間の醜さ残酷さへの恐怖を感じました。相沢友子さんの脚本素晴らしいです。
・本編は音響、映像美、カット割りなど森ガキ監督のこだわりが細部まで詰まっていました。心地よいサウンドトラック、作中の焼肉の毒々しい音、布の擦れる音かなりのこだわりを感じたので映画館の完璧な音響設備で是非感じて欲しいです。鳥肌ものです
・この作品の鍵となる色は「赤」かな?と思います。大画面高画質での血の赤さはグロいより先に美しいが出るほどでした。見る方には是非キャストの服の色にも注目しての欲しいです。
この作品を隅々まで楽しむには映画館で見るのが一番かなと思います。私もレンタルして自宅で見てから映画館で見たかったといつも後悔してしまうので、迷ってる方は公開が終わる前に行きましょう!
短期間に何度も!
志尊くん目当てで観た映画ですが、観終わった後は映画の内容にどハマりし、終わった直後からまた観たい!と思えるものでした!パンフレット購入してすぐに熟読しある程度確認ができたところで、再度映画館へ!
BL要素が強いのかと思っていましたが、さほどその要素はなかったので家族でも観れる映画だと思います。でも丁寧に心の繋がりが描かれておりきちんと冷川と三角くんの2人の絆を感じることもできました。
平手友梨奈さん演じるエリカは初めの眼力には恐怖を覚えました。徐々に三角との関わりがある中で優しい目に切り替わっていくのがわかり本当に素晴らしい演技だと思いました。貯金箱のシーンも迫真の演技で息をするのも忘れるくらいでした!呪い続けたエリカは最後ハッピーエンドではなかったので、次回作に期待しています。
滝藤さん演じる半澤さんの言葉、それを表現している姿がすごく心に刺さり、観るたびに引き込まれていく自分がいて私はこのキャラの中で1番好きかもしれません。信じないと言いつつも信じている。でも自分で見たものしか信じない。深いです。
和久井さん演じる三角くんのお母様…ここは本当にこの映画の中でほっこりできる場面でいつもにやにやしてみてます。かぼちゃの煮物作りすぎちゃったのかな?って。三角くんがカミングアウトしても、素敵な言葉で返してくれて自分もこんな返しができたらいいなって学んだ場面でもあります。
一度延期になったこともあって番宣が早いうちに始まり、ずっとワクワクしていたこともあり無事公開できた日は安堵感が相当なもので、ストーリーと相まって涙が止まりませんでした。
ホラー、ミステリー要素強めかと思いきや、現代のこのSNSの普及から起こる問題や誰もが抱えているであろう秘密や孤独感がテーマとしてあるのでファンタジーのようでノンフィクションのような感覚でとても考えさせられました。改めて大切な人だったり、言霊だったり穢れ、呪いちょっと怖いけど、考えながら生活するようになりました。このテーマが1人でも多くの方に届いたら平和な世の中になるのにって思いながらこれを書いてます。それぞれがそれぞれを思いやっている姿が番宣の間に何度も垣間見れて映画だけでなく制作者側にも少し参加した気分になれました。
毎回見るごとにテーマを決めてみるようにしたら面白さ倍増しました。今日は衣装、今日は音楽、今日は滝藤さんになりきるとか、全てが計算され尽くされていて、とにかくこんなにハマって短期間に何度も観たいと思った映画は初めてです!
4回目 見てきました
毎回ずとマヨさんの『過眠』で、
一気にあの世界観に引き込まれていきます。
映像の素晴らしさ、音楽の素晴らしさ、
俳優さん達の演技…森ガキ監督、みなさんの
熱い思いが感じられる素晴らしい映画です。
中毒性があり、毎回新しい発見があります。
今のこの時代ならではの、メッセージがたくさんの
人に届きますように。
雰囲気は凄くいい
原作を読まずに鑑賞しましたが、面白かったです。ただ後半のゴリ押し感があり、ついていけない部分がありました。
平手友梨奈さんのミステリアスな雰囲気がヒウラエリカに合っていて良かったです。
ホラーは苦手なのですがこの映画は大丈夫でした。
3回目
3回みましたが、見るたびに気づくところが増えて、すごく見ごたえのある映画でした。
何より映像がきれいで、人間のほうが怖いということを改めて考えさせられた作品でした。
単純なホラーということではなく、色々な視点で見ることで感想も変わってくるのが面白いと思います。
全488件中、221~240件目を表示