劇場公開日 2021年1月22日

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さんかく窓の外側は夜のレビュー・感想・評価

全484件中、1~20件目を表示

4.0タイトルが分かりにくい点で損をするかもしれない、新しい形の良質な「サスペンス・ホラー映画」。

2021年1月22日
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本作は、タイトルと世界観が掴みにくいので、あえて「ホラー映画」と捉えた方がいいかと思います。
「ホラー映画」は好き嫌いが分かれやすいですが、この映画は「マイルドホラー」という感じで、どちらのタイプでも気に入る作風となっています。
まず、登場人物の設定から斬新です。
「霊が視える男」というのはありふれていますし、「霊を祓(はら)える男」というのもありふれていますよね。
でも、そんな2人がバディを組んで、2人の得意能力を合わせて増幅させる、というのはユニークです。
そして、そもそも「霊」というのは存在の時点で信憑性に疑わしい面があるので、「信じない」という登場人物がいても良いわけです。
そんな現実主義者の刑事が、「霊が視える男」と「霊を祓える男」の2人と組んで連続殺人事件などを追いかけるという設定になっています。
その3人の前に謎の女子高生・ヒウラエリカが現れます。果たして彼女は何者なのか?
基本はテンポよく進んでいきます。ただ、それぞれ特殊な能力を持つ代償としての過去と対峙するシーンは深く描く必要があるため、1つの作品でも要所要所でテンポが変わっています。
また、作品の中で「さんかく」はいくつか出てきましたが、タイトルの意味はまだ断定できませんでした。三角形の結界の外側は未知の領域で暗闇だから「夜」なのかもしれません。
俳優陣は、岡田将生と志尊淳、平手友梨奈、滝藤賢一が良いコンビネーションで、シリーズ化すると、もっと深くなり化学反応が生まれ、さらに良くなっていく予感です。
物語に必然性のあるホラー映画というのは珍しいので、本作は独自性があり良かったです。

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細野真宏

4.0「幽霊より人間の方が怖い」

2021年1月21日
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鑑賞方法:試写会

本作の脚本は相沢友子なので、私は、気に入っていた映画『重力ピエロ』(2009年)という作品を思い出した。まさにあの作品でも岡田将生が主演を演じていた。
『重力ピエロ』では、謎に包まれた爽やかな青年を演じていたが、本作『さんかく窓の外側は夜』では神秘的な大人となって登場!

またしても予想外の展開に巻き込まれていく。

本作は「霊」と「呪い」と「過去」が複雑に作用しあって真実に近づいていくため、知りたい欲求が上昇していき集中力が途切れない。
除霊師(岡田将生)と、霊が視える男(志尊淳)のバディに加え、自分が体験しない限りは安易に「信じない」という刑事(滝藤賢一)がほど良い距離感を保ちながらコンビを組んでいて、彼らの関係性が足りないものを上手く補完しあいながら物語が進行する。
そして呪いを操る女子高生(平手友梨奈)の登場で、より物語が大きく動き出す。
「幽霊より人間の方が怖い」という言葉が印象的だが、他人の事件を解決していくだけでなく、目を背けたくなるような登場人物たちの深い心理描写まで見えてくるところが感情に響いて、忘れられない映画となった。
私はホラー映画は苦手な方だが、本作の「幽霊より人間の方が怖い」という視点に妙に納得でき、霊の描写などは怖がらずに済んだ。

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山田晶子

3.0新鮮な設定の能力系オカルトファンタジー

2024年4月9日
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鑑賞方法:VOD

信じるか信じないかで、見える世界が大きく変わる。
信じない人に対しては能力が通じないという設定が新鮮。

今作は、BLのようにも見えるけど違うと思えばBLに見えない、という主役の二人(岡田将生さんと志尊淳さん)の能力系オカルトファンタジー。
てちさんも出演している。

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Don-chan(Daisuke.Y)

3.0☆☆☆★(意外な要素に★1つオマケで) これは原作にはっきりと書い...

2024年3月11日
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☆☆☆★(意外な要素に★1つオマケで)

これは原作にはっきりと書いてあるので記しますが…

《貯金箱》=《パンドラの箱》

原作(これはノベライズ版にあたるのだろうか?取り敢えず以下、原作と記します)読了済み。少しだけの感想。

原作を読んで思ったのは。ストーリー展開や1人1人のキャラクター設定は面白いと思ったのですが。いかんせん、細かい描写がサッパリと意味不明な箇所が多くて。読んでいても、全然頭の中に入って来ない内容でした。

それでも、カルト宗教問題を背景に。スティグマータ 〝 聖痕 〃 で有ったり。パンドラの箱等の要素が入っていたのは正直「面白い」とは感じていました。

※ だから全く期待せずに観に行ったのですが。ここで映画本編には予想外の事実が有った事に気が付きました。

除霊をする為に、冷川が三角の身体を後ろから抱きしめるのですが…
ああああああああ、、、
そうゆう事か〜〜〜〜と^^;

コレ…………BL映画でも有ったのですなあ〜💦

いやいやいや〜!原作を読んでいた時点では、全く予想だにしなかっただけに、成る程ね〜、、、と感じた次第です。
しかも途中どことなく、三角を巡っての英莉可と冷川の、それこそ恋愛三角関係になり、、、なり、、、なりませ〜ん
( ´Д`)y━・~~何や?この中途半端具合は(笑)

大体、英莉可の存在って一体何だったんでしょうね〜!
原作でさえ、トンデモなく強力な《悪役》で有った筈だったのに。結局は単なる呪いのコマの1人でしかなかったのか〜い!って言う、単なるサブキャラだったと言う寂しさはもう…

更に言ってしまうと。観た人のおそらく全員が感じるであろう、(原作でも単なる通りすがりの役)弁護士役の北川景子の大いなる無駄遣いに、(原作にはちょこちょこっと登場する)謎な暴力団達。
結局 〝 何がどうしてどうなった 〃 が、さっかと意味不明なところは。原作同様に映像化されても、全く解消されてはいなかった。

原作を読んで居る私ですらそう思うのですから。ましてや、原作を読んでいない人に、この内容がキチンと伝わるのか?と言えば…としか💧

2021年1月24日 TOHOシネマズ日本橋/スクリーン1

※ 本当は、シネスイッチ銀座で『羊飼いと風船』を観る予定でした。
『聖なる犯罪者』を観終えて、シネスイッチ銀座へ行くと。この時間の回は舞台挨拶が有る為に、普段は有る予告編が無く、本編からの上映だった。
その為、慌てて本作品を観る為に日本橋へと急遽移動。
一応、記録的な意味で書き込んでいます。

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松井の天井直撃ホームラン

1.0BL妄想以外に価値がないかも

2023年8月16日
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鑑賞方法:映画館

黒い服を着ている人だらけだったことに印象が強いです。へえ、そういう印象をもたせるのか、と思いましたが、特定の人たちは別の色の服を着ていたりしていて工夫を感じました。
が、岡田准一と志尊淳の妄想以外に価値はないんじゃないかなあ。自分にはそういう趣向はないけど。
物語 除霊というより呪との戦いに一気に転換しますが、話に置いていかれました。転換してからは、その前もだけど、一本調子です。
配役 岡田、志尊以外では平手友梨奈ですが、HIBIKIのぶっ飛んだ演技を期待していたのですが、演出の問題なのか、万事中途半端でした。キャラが活きていないのがもったいない。久しぶりにみた和久井映見、年食ったなあw
演出 ギミック系、特にラストがチープというかB級な造形がいきなりやって来てシラケました。呪の表現ももっとうまくやれよ。
映像 演出にもありますが、日本映画の限界なのかなあ。もっと尖ってもいいんじゃないかなあ。
音響 比較的サブチャンネルを上手く使っていますが、ストーリー構成と相まって山場が感じられませんでした。

なんか勿体ないなあ。

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zem_movie_review

2.5北川景子の盛大な無駄遣いでありまする!!

2023年7月6日
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ミステリー・ホラー的な看板に身構えて臨むと正直めちゃくちゃ肩透かし喰らうけど、メインキャストに興味が持てれば退屈はせずにすむかも。
とはいえ、劇中の「キャラクター」に魅力があるわけではないのであくまで役者さんとその演技の方です。
謎解き要素を期待して色々深読みすると徒労に終わるし、そうでなくてもストーリーに意外性や大仕掛けがある訳ではないので、キャラクターの関係性を楽しむ気持ちで鑑賞すると吉。

明らかに腐の方々を狙ってる商品企画だと思ったら原作がBLなんすね。なんかすいません。
どちらかというと滝藤賢一の方が人気あったりするんかな?知らんけど。

岡田将生は顔面が美しすぎるからか倫理観に大小の問題がある役をやらされがちなのはなんか気の毒ではある。あと北川景子のノイズっぷりがすごいので必見。
邦キチで「北川景子の盛大な無駄遣いでありまする!!」とか言われそう。

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omoro

1.5引き込まれるものがなかった。

2023年7月3日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

う~ん、志尊淳君、苦しそうだな~ってこの演技辛いんじゃないかなって思った。

呪いがどうとか、ちょっとありきたりな雰囲気でよくわからなかった。
「来る」という映画を思い出した。
全体的にべちょべちょしててなんだか綺麗にしてあげたくて。
呪いの表現で目から血を流すみたいなのがあるんだけど、
ホットタオルでめちゃめちゃ拭いてあげたいと思ってた。

北川景子をこんなに無駄遣いしてる映画初めて見た;(斬新といういい意味)
北川景子使うならいっそ主演でいいのでは。スケジュールが合わなかったのかな。

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にん

4.0第六感あったら怖い

2023年2月17日
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悲しい

怖い

知的

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にゃん

4.0特殊な能力を有する人間がその能力に苦しみ、同様の能力を持つ人間との出あいで救われる

2022年8月6日
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鑑賞方法:VOD
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Kazu Ann

3.0多分、原作は数倍面白いのでは?

2022年8月2日
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鑑賞方法:VOD

2020年。監督は森ガキ侑大。
原作はヤマシタトモコの累計200万部突破の人気コミック。
ちらりと漫画本を覗いてみました。
作画からしてクールで、内容も、
霊が視える男=志尊淳
霊を祓える男=岡田将生
呪いで人を瞬殺する少女=平手友梨奈
漫画は3人の能力の理由付けが超詳しく描写されている。

さんかく窓の三角は三角と冷川と非浦英莉可の3人の超能力者の3・・・ですね。
私的にはミステリーで、殺人事件を超能力で解決する映画を、
期待しておりました。
期待に反して、まるでカルト宗教の話しみたいじゃないですか!
冷川の過去は、ビックリするくらい壮絶でした。

ダークに地獄の底まで落ちていくか?
との期待も肩透かし。

正直言って退屈でございました。
(岡田将生だけが見所でした)

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琥珀糖

2.0テーマは面白いし設定もいくらでも面白くできそうなのにテンポが悪い気...

2022年6月30日
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テーマは面白いし設定もいくらでも面白くできそうなのにテンポが悪い気がした。

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ハラオ

1.5霊は敵なのか?

2022年5月18日
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原作未読。

霊の存在は信じます。霊を見える人も信じます。
でも霊がどのように見えるかを的確に
言語化した人に会ったことがないので、
なんだかいつもモヤモヤします。

おそらくですが、この映画のように見えるものではないのでしょう。
ましてや「紐」なんかであろうはずはない。と、思います。

この映画の中だけでいくと、
霊自体はなにも悪さをしていません。
霊を利用しようとした悪い人間と、
知らず知らずのうちに呪いをバラまいた
幼い人間がいた。だけのこと。

そもそも「霊」ってなんなのでしょうか?
元人間なのでしょうか。どうやって現物の人間を襲うのでしょうか。
呪うのでしょうか。
霊というのは人間が持つ「負の感情」なのでしょうか。
それが呪術師のエネルギーになるのでしょうか。
霊が元人間ならば、人間以上の存在になるはずもなく、
この映画の冷川の言うように「恐れることなどない存在」
が一番真っ当な答えのような気がしてならない。

守護霊様。いつも御守いただきありがとうございます。
合掌。

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にゃろめ

2.0つまらなかった……

2022年5月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

半分もいかないうちにほんとに退屈な作品で、ここまで見たんだから最後まで見ようってなんとか見た作品です。オカルト?宗教?的なものが軸になってるっぽかった。観終わってからの率直な感想は話題性のある平手友梨奈さんを起用することによって注目を集めようとしただけに感じました。
他の作品のレビューにも書いたんですが、決してアンチではなくむしろファンとして、平手さんはお芝居がどの作品を観ても同じに見えるキムタク現象が起きてしまう方なので、歌やダンスのほうが本来向いている子だなとより感じてしまいました。

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あおねる

2.5途中で興味がなくなった。

2022年4月16日
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バカボンこあら

0.5日本映画のダメなところが全部入ってる

2022年3月22日
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といぼ:レビューが長い人

3.0凡人には分かりません

2022年3月22日
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ちょっとよく分からないなぁ

っていう感想で終わりました

岡田将生かっこいい
志尊淳泣きの演技いいなぁ
滝藤さんは信じない側で強くいてー!
とか色々思ったけど

北川景子がなぜあのシーンで出て来たのか
一番わからなかった

面白い、面白くないとか
そういうのすらよく分からないです

岡田将生素敵だったので見て良かったです

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ゆっちゃん

2.5漫画は

Kさん
2022年2月24日
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K

2.5ねむくなった。。

2022年2月23日
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鑑賞方法:VOD

漫画は未読
アニメはリアタイで観てました。

正直、アニメの方が断然よかった。
原作をきちんと観たことがないので中途半端な評価にはなってしまうのですが、実写映画を観るならアニメを全話観た方が断然イイと思います。

俳優さんたちは皆さん実力ある方々なのに、
全然活かされてない、、、、

そして終始暗い。
三角はたしかにおとなしめな印象ですが、
この映画ほど暗くもないし、
もっと活気がある青年というイメージでしたので、
この映画の三角康介には共感できず。

岡田将生はさすがの演技力で冷川理人を演じていましたが、
どうせなら髪色も近づけて欲しかった。

ずとまよの音楽はこの作品のイメージにぴったりで良かったです。

あーなんかアニメが良かっただけに、もったいない作りだったなと思いました。

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とろり

1.5人間の描き方が薄すぎて・・・

2022年2月17日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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よし

2.5コマ切れで分かりにくい。

2022年2月3日
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鑑賞方法:VOD

岡田将生と志尊淳のコンビと言うだけで、
観たいと思わせたけど、
いざ観てみると漫画原作でありがちな
説明と物語を同時にやらないといけない事で、
映画しか観てないお客さんには結構分かりにくい
作りになってしまってるように思う。

何やってるか分からない、
突然謎の出来事やエピソードが入る事で
置いてけぼりになってしまった。

単純に岡田将生さんと志尊淳さんが並んで立ってるのを
楽しむ映画かなと思います。

とりあえず岡田将生さんの「大丈夫」は薬より効く。
と言う事がわかりました。

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奥嶋ひろまさ