さんかく窓の外側は夜のレビュー・感想・評価
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タイトルが分かりにくい点で損をするかもしれない、新しい形の良質な「サスペンス・ホラー映画」。
本作は、タイトルと世界観が掴みにくいので、あえて「ホラー映画」と捉えた方がいいかと思います。
「ホラー映画」は好き嫌いが分かれやすいですが、この映画は「マイルドホラー」という感じで、どちらのタイプでも気に入る作風となっています。
まず、登場人物の設定から斬新です。
「霊が視える男」というのはありふれていますし、「霊を祓(はら)える男」というのもありふれていますよね。
でも、そんな2人がバディを組んで、2人の得意能力を合わせて増幅させる、というのはユニークです。
そして、そもそも「霊」というのは存在の時点で信憑性に疑わしい面があるので、「信じない」という登場人物がいても良いわけです。
そんな現実主義者の刑事が、「霊が視える男」と「霊を祓える男」の2人と組んで連続殺人事件などを追いかけるという設定になっています。
その3人の前に謎の女子高生・ヒウラエリカが現れます。果たして彼女は何者なのか?
基本はテンポよく進んでいきます。ただ、それぞれ特殊な能力を持つ代償としての過去と対峙するシーンは深く描く必要があるため、1つの作品でも要所要所でテンポが変わっています。
また、作品の中で「さんかく」はいくつか出てきましたが、タイトルの意味はまだ断定できませんでした。三角形の結界の外側は未知の領域で暗闇だから「夜」なのかもしれません。
俳優陣は、岡田将生と志尊淳、平手友梨奈、滝藤賢一が良いコンビネーションで、シリーズ化すると、もっと深くなり化学反応が生まれ、さらに良くなっていく予感です。
物語に必然性のあるホラー映画というのは珍しいので、本作は独自性があり良かったです。
「幽霊より人間の方が怖い」
本作の脚本は相沢友子なので、私は、気に入っていた映画『重力ピエロ』(2009年)という作品を思い出した。まさにあの作品でも岡田将生が主演を演じていた。
『重力ピエロ』では、謎に包まれた爽やかな青年を演じていたが、本作『さんかく窓の外側は夜』では神秘的な大人となって登場!
またしても予想外の展開に巻き込まれていく。
本作は「霊」と「呪い」と「過去」が複雑に作用しあって真実に近づいていくため、知りたい欲求が上昇していき集中力が途切れない。
除霊師(岡田将生)と、霊が視える男(志尊淳)のバディに加え、自分が体験しない限りは安易に「信じない」という刑事(滝藤賢一)がほど良い距離感を保ちながらコンビを組んでいて、彼らの関係性が足りないものを上手く補完しあいながら物語が進行する。
そして呪いを操る女子高生(平手友梨奈)の登場で、より物語が大きく動き出す。
「幽霊より人間の方が怖い」という言葉が印象的だが、他人の事件を解決していくだけでなく、目を背けたくなるような登場人物たちの深い心理描写まで見えてくるところが感情に響いて、忘れられない映画となった。
私はホラー映画は苦手な方だが、本作の「幽霊より人間の方が怖い」という視点に妙に納得でき、霊の描写などは怖がらずに済んだ。
新鮮な設定の能力系オカルトファンタジー
信じるか信じないかで、見える世界が大きく変わる。
信じない人に対しては能力が通じないという設定が新鮮。
今作は、BLのようにも見えるけど違うと思えばBLに見えない、という主役の二人(岡田将生さんと志尊淳さん)の能力系オカルトファンタジー。
てちさんも出演している。
☆☆☆★(意外な要素に★1つオマケで) これは原作にはっきりと書い...
☆☆☆★(意外な要素に★1つオマケで)
これは原作にはっきりと書いてあるので記しますが…
《貯金箱》=《パンドラの箱》
原作(これはノベライズ版にあたるのだろうか?取り敢えず以下、原作と記します)読了済み。少しだけの感想。
原作を読んで思ったのは。ストーリー展開や1人1人のキャラクター設定は面白いと思ったのですが。いかんせん、細かい描写がサッパリと意味不明な箇所が多くて。読んでいても、全然頭の中に入って来ない内容でした。
それでも、カルト宗教問題を背景に。スティグマータ 〝 聖痕 〃 で有ったり。パンドラの箱等の要素が入っていたのは正直「面白い」とは感じていました。
※ だから全く期待せずに観に行ったのですが。ここで映画本編には予想外の事実が有った事に気が付きました。
除霊をする為に、冷川が三角の身体を後ろから抱きしめるのですが…
ああああああああ、、、
そうゆう事か〜〜〜〜と^^;
コレ…………BL映画でも有ったのですなあ〜💦
いやいやいや〜!原作を読んでいた時点では、全く予想だにしなかっただけに、成る程ね〜、、、と感じた次第です。
しかも途中どことなく、三角を巡っての英莉可と冷川の、それこそ恋愛三角関係になり、、、なり、、、なりませ〜ん
( ´Д`)y━・~~何や?この中途半端具合は(笑)
大体、英莉可の存在って一体何だったんでしょうね〜!
原作でさえ、トンデモなく強力な《悪役》で有った筈だったのに。結局は単なる呪いのコマの1人でしかなかったのか〜い!って言う、単なるサブキャラだったと言う寂しさはもう…
更に言ってしまうと。観た人のおそらく全員が感じるであろう、(原作でも単なる通りすがりの役)弁護士役の北川景子の大いなる無駄遣いに、(原作にはちょこちょこっと登場する)謎な暴力団達。
結局 〝 何がどうしてどうなった 〃 が、さっかと意味不明なところは。原作同様に映像化されても、全く解消されてはいなかった。
原作を読んで居る私ですらそう思うのですから。ましてや、原作を読んでいない人に、この内容がキチンと伝わるのか?と言えば…としか💧
2021年1月24日 TOHOシネマズ日本橋/スクリーン1
※ 本当は、シネスイッチ銀座で『羊飼いと風船』を観る予定でした。
『聖なる犯罪者』を観終えて、シネスイッチ銀座へ行くと。この時間の回は舞台挨拶が有る為に、普段は有る予告編が無く、本編からの上映だった。
その為、慌てて本作品を観る為に日本橋へと急遽移動。
一応、記録的な意味で書き込んでいます。
BL妄想以外に価値がないかも
黒い服を着ている人だらけだったことに印象が強いです。へえ、そういう印象をもたせるのか、と思いましたが、特定の人たちは別の色の服を着ていたりしていて工夫を感じました。
が、岡田准一と志尊淳の妄想以外に価値はないんじゃないかなあ。自分にはそういう趣向はないけど。
物語 除霊というより呪との戦いに一気に転換しますが、話に置いていかれました。転換してからは、その前もだけど、一本調子です。
配役 岡田、志尊以外では平手友梨奈ですが、HIBIKIのぶっ飛んだ演技を期待していたのですが、演出の問題なのか、万事中途半端でした。キャラが活きていないのがもったいない。久しぶりにみた和久井映見、年食ったなあw
演出 ギミック系、特にラストがチープというかB級な造形がいきなりやって来てシラケました。呪の表現ももっとうまくやれよ。
映像 演出にもありますが、日本映画の限界なのかなあ。もっと尖ってもいいんじゃないかなあ。
音響 比較的サブチャンネルを上手く使っていますが、ストーリー構成と相まって山場が感じられませんでした。
なんか勿体ないなあ。
北川景子の盛大な無駄遣いでありまする!!
ミステリー・ホラー的な看板に身構えて臨むと正直めちゃくちゃ肩透かし喰らうけど、メインキャストに興味が持てれば退屈はせずにすむかも。
とはいえ、劇中の「キャラクター」に魅力があるわけではないのであくまで役者さんとその演技の方です。
謎解き要素を期待して色々深読みすると徒労に終わるし、そうでなくてもストーリーに意外性や大仕掛けがある訳ではないので、キャラクターの関係性を楽しむ気持ちで鑑賞すると吉。
明らかに腐の方々を狙ってる商品企画だと思ったら原作がBLなんすね。なんかすいません。
どちらかというと滝藤賢一の方が人気あったりするんかな?知らんけど。
岡田将生は顔面が美しすぎるからか倫理観に大小の問題がある役をやらされがちなのはなんか気の毒ではある。あと北川景子のノイズっぷりがすごいので必見。
邦キチで「北川景子の盛大な無駄遣いでありまする!!」とか言われそう。
引き込まれるものがなかった。
う~ん、志尊淳君、苦しそうだな~ってこの演技辛いんじゃないかなって思った。
呪いがどうとか、ちょっとありきたりな雰囲気でよくわからなかった。
「来る」という映画を思い出した。
全体的にべちょべちょしててなんだか綺麗にしてあげたくて。
呪いの表現で目から血を流すみたいなのがあるんだけど、
ホットタオルでめちゃめちゃ拭いてあげたいと思ってた。
北川景子をこんなに無駄遣いしてる映画初めて見た;(斬新といういい意味)
北川景子使うならいっそ主演でいいのでは。スケジュールが合わなかったのかな。
特殊な能力を有する人間がその能力に苦しみ、同様の能力を持つ人間との出あいで救われる
森ガキ侑大監督(おじいちゃん、死んじゃったって。、人と仕事)による2021年製作の日本映画。配給は松竹。
…
響も見に行ったが、平手友梨奈さんの演技に感心があり、視聴。映画自体には期待してなかったこともあるが、原作自体が良くできているせいか、物語自体は結構楽しめた。
死霊を見れるとか、呪いをかけれる等、超能力を有する人間がその能力に苦しみ、同様の能力を持つ人間との出会いで救われるとのストーリーは、自分的にはかなり新鮮で興味深いストーリー展開であった。
冷川理人を演じる岡田将生は、思いやりといった感情が消失してしまった様なキャラクターで、ドライブ・マイ・カーとは真逆の様な役で、その器用さに感心させられた。また、母親も含めて彼が多くに人間を子供の時に呪い殺していることが分かる展開は、かなりショッキング。
やはり何人か呪い殺してるらしいヒウラエリカを演ずる平手友梨奈は、その醸し出す雰囲気や突出した能力を持っていることの説得力はお似合いと思った。ただ、セリフも少なく、期待する気持ちが大きいこともあるが、残念ながら潜在能力がまだ十分に発揮されていない様に思えた。
呪いとか霊とかを全く信じない刑事役演じた滝藤賢一の存在感はとても大で、強く印象に残った。NHK大河ドラマの将軍役で初めて知ったが、今後を注目してして行きたい役者さんと思わされた。
監督に関しては、斬新な画面の切り取り方にとても良いセンスを感じた。ただ、美術や装飾等の方の問題かもしれないが、血の処理が何処か学芸会のお化け屋敷風で、途中からかなり興醒めしてしまった。
原作ヤマシタトモコ、脚本相沢友子。
製作渡辺ミキ 大角正、エグゼクティブプロデューサー大和田宇一、吉田繁暁、プロデューサー藤田大輔、福島大輔、田渕みのり、撮影近藤哲也、照明溝口知、録音猪股正幸、美術松永桂子、装飾石上淳一、スタイリストBabymix、ヘアメイク澤田梨沙、VFX城戸久倫、編集キルゾ伊東、音楽プロデューサー戸波和義、主題歌ずっと真夜中でいいのに、記録押田智子、助監督根木裕介、ラインプロデューサー、大熊敏之プロダクションマネージャー小松次郎、
製作担当前場恭平。
出演は、岡田将生(冷川理人: 聖地X、ドライブ・マイ・カー等)、志尊淳(三角康介: キネマの神様等)、平手友梨奈(非浦英莉可)、滝藤賢一(半澤日路輝)、筒井道隆(石黒哲哉)、マキタスポーツ(非浦松男)、新納慎也(逆木一臣)、桜井ユキ(半澤冴子)、和久井映見(三角則子)、北川景子(慶子)。
多分、原作は数倍面白いのでは?
2020年。監督は森ガキ侑大。
原作はヤマシタトモコの累計200万部突破の人気コミック。
ちらりと漫画本を覗いてみました。
作画からしてクールで、内容も、
霊が視える男=志尊淳
霊を祓える男=岡田将生
呪いで人を瞬殺する少女=平手友梨奈
漫画は3人の能力の理由付けが超詳しく描写されている。
さんかく窓の三角は三角と冷川と非浦英莉可の3人の超能力者の3・・・ですね。
私的にはミステリーで、殺人事件を超能力で解決する映画を、
期待しておりました。
期待に反して、まるでカルト宗教の話しみたいじゃないですか!
冷川の過去は、ビックリするくらい壮絶でした。
ダークに地獄の底まで落ちていくか?
との期待も肩透かし。
正直言って退屈でございました。
(岡田将生だけが見所でした)
霊は敵なのか?
原作未読。
霊の存在は信じます。霊を見える人も信じます。
でも霊がどのように見えるかを的確に
言語化した人に会ったことがないので、
なんだかいつもモヤモヤします。
おそらくですが、この映画のように見えるものではないのでしょう。
ましてや「紐」なんかであろうはずはない。と、思います。
この映画の中だけでいくと、
霊自体はなにも悪さをしていません。
霊を利用しようとした悪い人間と、
知らず知らずのうちに呪いをバラまいた
幼い人間がいた。だけのこと。
そもそも「霊」ってなんなのでしょうか?
元人間なのでしょうか。どうやって現物の人間を襲うのでしょうか。
呪うのでしょうか。
霊というのは人間が持つ「負の感情」なのでしょうか。
それが呪術師のエネルギーになるのでしょうか。
霊が元人間ならば、人間以上の存在になるはずもなく、
この映画の冷川の言うように「恐れることなどない存在」
が一番真っ当な答えのような気がしてならない。
守護霊様。いつも御守いただきありがとうございます。
合掌。
途中で興味がなくなった。
途中で飽きてしまった。
原因は家事をしながらみてたのもあるけど、なによりスピリチュアルにとりわけ関心がないからかもしれない。
自分が呪いを信じるとか信じないとかそれ以前にもはや興味がないんだよなぁ。
だからこそ、興味ないし、感動もしない。
ああいうオカルトチックな宗教のことも特に自分は信じることができない人間だから。
自分の興味のあることしかできない人間だから。
だからこそ、この映画は向いてないんだろうなぁ。
日本映画のダメなところが全部入ってる
【酷評しますんで、この映画を観て楽しめたという方はこのレビューはご覧にならない方がいいです。】
好きになれないウザイ主人公
溜めが多くてダラダラと間延びした演技
続編を匂わせる中途半端なラスト
役者の顔を映したいがためにアップばかりの画角
無駄に豪華な俳優陣
ぶつ切りのようなストーリー構成
雰囲気重視で説明不足な展開
頻繁に挿入されてテンポの悪い回想シーン
上に挙げたような、私が日本映画で大嫌いな演出が全部入っていました。今のところ、今年観た映画の中ではぶっちぎりのワーストです。
志尊淳と岡田将生のBL演技が観たい方だけご覧ください。
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子供の頃から幽霊が見えることが悩みであった三角康介(志尊淳)は、ある日バイト先に現れた霊能力者の冷川理人(岡田将生)に除霊の仕事の助手になってほしいと誘われ、仕事を手伝うことになる。冷川と旧知の仲である警察官・半澤(滝藤賢一)からの依頼で、連続バラバラ殺人事件の遺体捜索を依頼される。
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公開当時からレビューサイトでの評価が高かったので観たいと思ってたんですが、都合が悪くて結局映画館で観ることは叶わず、今回アマゾンプライムでの鑑賞となりました。結論から言えば、映画館で観なくて良かったですね。サブスクで観てもこんなに腹立ってるので、映画館で金払って観てたらブチ切れていたでしょう。
とにかく本作は先述の通り「日本映画の悪いところ全部入った映画」です。以下に具体例を列挙しますね。
・好きになれないウザイ主人公
主人公の魅力は作品の面白さに大きく影響する要因だと思います。これは志尊さんの演じ方にも問題があると思いますが、幽霊を見る度に呼吸困難になったり、自分では何もできないのに周りに迷惑が掛かるような独りよがりな正義感を振りかざす主人公は全く魅力的には見えませんし、心底不快でした。
・タメが多くて間延びした演技
本作は台詞を言う前に間を取る(タメる)ような演技が多いんです。毎回台詞を言う前に一息吸うような間が入るのでめちゃくちゃテンポが悪く、「さっさと言え」って終始思います。わざわざ溜めて言うようなご立派な台詞なんてこの映画には一言もありません。
・続編を匂わせる中途半端なラスト
私は映画を評価する際に「一本の映画として綺麗に完結しているか」をかなり重要視します。原作を知らないのでこの後どのようなストーリーが展開されていくのかは存じ上げないんですけど、蛇足のようにラストに挿入されたシーンでゲンナリしました。このクオリティの映画で続編匂わせは腹が立ちます。
・役者の顔を映したいがためにアップばかりの画角
・無駄に豪華な俳優陣
「製作費の半分は俳優のギャラだろ」ってくらい豪華な俳優陣。北川景子は車道に飛び出るためだけに出てきた。「北川景子が演じているんだから後々物語に関わってくるキャラクターなのかな」と思いきやその後は全く出番なし。たくさんギャラ払って連れてきた役者を雑に使い捨てるくらい潤沢な予算があるなら、それを作品のクオリティ向上のためのVFXとか脚本の練り上げとかのために使って欲しかったですね。
・ぶつ切りのようなストーリー構成
普通は登場人物が起こす言動には何かしらの目的があるものなんですが、本作では明らかに必要な台詞や描写が足りてないので、登場人物たちの行動理由が全く理解できません。真剣に観ていたはずなのに話に全くついていけないんです。最後に「貯金箱」に行った主人公は何をしたかったのか分かんないし、平手友梨奈演じる非浦がなんで自分を囮にしてまで主人公を部屋の中に入れたのかも分からない。これが例えば「貯金箱の邪気はこうすれば払える」とかが分かっての行動なら理解できるんですけど、何の作戦も無く何の説明も無く、あのような行動を取る意味が理解できないです。
・雰囲気重視の説明不足な展開
ダメな日本映画あるあるの一つである「雰囲気だけの説明不足」が本作でも遺憾なく発揮されていました。それっぽい専門用語を並べてそれっぽい台詞を言わせてそれっぽい演技をする。そして「それっぽい雰囲気」だけはあるけど、肝心なことの説明や描写が足りてないので結局雰囲気だけで中身空っぽになっています。雰囲気はあるので役者はカッコよく見えるんですけど、それで映画が面白くなるかといえば別の話ですよね。
・頻繁に挿入されてテンポの悪い回想シーン
こちらもダメな日本映画あるある、「回想シーン多過ぎ」問題ですね。映画をいくつも観てきた経験則から言えば、回想シーンは少なければ少ない方が絶対いいです。仮に回想シーンを入れるにしても、タイミングが悪いとテンポが悪くなって映画全体の質が落ちます。本作はとにかく回想シーンが多く、主人公の過去回想やら冷川の回想やら非浦の回想やら、色んなキャラクターの過去回想が頻繁に出てきてテンポが悪いし、同じ内容の過去回想が何度も出てきたりするので映画全体が間延びしていてダレます。
これ以外にも文句言いたいところはあるんですけどこの辺にしておきます。
久々に褒めるところも面白いところも一切存在しない映画を観た気がします。酷い映画の中にはつまらな過ぎて逆に話題になって、「つまらないけど話のタネにはなる」という種類の作品もありますが、この映画は公開当時ですらそこまで話題になってなかった印象ですので、本当に見る価値の無い映画です。貴重な2時間をこんな映画に費やすのはあまりにも勿体ない。人生の貴重な2時間は、他の価値ある映画に使ってあげてください。
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【追記】
この追記をしている2024年1月下旬、本作の脚本を担当した相沢友子さんが、とある漫画原作のドラマを巡ってネット上で大炎上しています。
映画やドラマの製作には数千人もの人たちが関わっており、その内容やクオリティは脚本家一人だけで決まるものではありません。今回のような悲しい事件は二度と起こしてはいけないと考えており、原因究明は必須だとは思いますが、分かりやすい攻撃対象として脚本家だけが矢面に立たされている現状は、健全なものとは言えないと私は考えます。
冷静な目で事件を見て、再発防止に向けた何らかの対策が実施されることを祈ります。
凡人には分かりません
ちょっとよく分からないなぁ
っていう感想で終わりました
岡田将生かっこいい
志尊淳泣きの演技いいなぁ
滝藤さんは信じない側で強くいてー!
とか色々思ったけど
北川景子がなぜあのシーンで出て来たのか
一番わからなかった
面白い、面白くないとか
そういうのすらよく分からないです
岡田将生素敵だったので見て良かったです
ねむくなった。。
漫画は未読
アニメはリアタイで観てました。
正直、アニメの方が断然よかった。
原作をきちんと観たことがないので中途半端な評価にはなってしまうのですが、実写映画を観るならアニメを全話観た方が断然イイと思います。
俳優さんたちは皆さん実力ある方々なのに、
全然活かされてない、、、、
そして終始暗い。
三角はたしかにおとなしめな印象ですが、
この映画ほど暗くもないし、
もっと活気がある青年というイメージでしたので、
この映画の三角康介には共感できず。
岡田将生はさすがの演技力で冷川理人を演じていましたが、
どうせなら髪色も近づけて欲しかった。
ずとまよの音楽はこの作品のイメージにぴったりで良かったです。
あーなんかアニメが良かっただけに、もったいない作りだったなと思いました。
人間の描き方が薄すぎて・・・
呪いの殺人を調べる除霊士と、そのアシスタントを描く物語。
漫画を原作にしたサスペンスのようです。原作は、ややBLよりの作風のようですね?余り好きなジャンルではありませんが、「オカルトサスペンス」として楽しめれば・・・と考えて鑑賞。結果、「オカルトサスペンス」としても楽しめない映画でした。
「漫画原作」ということもあり、設定の説明を同時に行った為、サスペンスが中途半端になったのが致命的。
それなら、除霊士・冷川の過去だけを掘り下げるストーリーの方が、分かり易い話になったように思います。
人間の描き方が薄いのは、さらに致命的。
例えば、呪いの少女。何人も殺しているはずなのに、当たり前のように三角の隣に居られたのでは、死んでいった人たちが浮かばれません。
例えば、妻が生死の瀬戸際にいるのに、冷川への懇願を取り下げる刑事。そこは土下座してでも、足にしがみ付いてでも頼むところでしょう。
そして、エピローグ。霊が見えることを告白する三角、あっさりと受け入れる母。浅い・・・浅すぎます。同じようなシーンなら、「シックスセンス」を思い出しますが、比較にならない程浅い。もしかして、冷静を装うことが優しさ・・・という描き方だったのでしょうか?それとも、恐怖や嫌悪を冷静さのオブラートに包む演出だったのでしょうか?今までの苦しさと「嫌われるかも」という恐怖を押し殺して伝えたはずの三角。霊視を当たり前のように流しても、三角の感情は流してはいけなかったはず。その演出に愕然としてしまいました。
私的評価は、当たり前のように極めて低くなりました。
コマ切れで分かりにくい。
岡田将生と志尊淳のコンビと言うだけで、
観たいと思わせたけど、
いざ観てみると漫画原作でありがちな
説明と物語を同時にやらないといけない事で、
映画しか観てないお客さんには結構分かりにくい
作りになってしまってるように思う。
何やってるか分からない、
突然謎の出来事やエピソードが入る事で
置いてけぼりになってしまった。
単純に岡田将生さんと志尊淳さんが並んで立ってるのを
楽しむ映画かなと思います。
とりあえず岡田将生さんの「大丈夫」は薬より効く。
と言う事がわかりました。
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