るろうに剣心 最終章 The Beginningのレビュー・感想・評価
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集大成+
どなたかのレビューにもありましたが、この作品にて「パズルのピースが埋まった」感、本当にそう思いました。
何度も書きますが、原作未読「健剣心」のファンです。
「ぼくらの時代」に出演の際「世界に誇れる凄い作品を残すまでは俳優やっていたい」的なことを言っていたけど、このシリーズは世界に出しても引けを取らないと思ってます。
個人的にそれくらいこの作品は良作だと思います。
この作品観てから、真剣佑の方の作品観てもいいし、逆もまた良し。
もっと観たい気もするけど、これはこれで綺麗に終わってるから、これで良しなのかも。
兎にも角にもこれでグランドフィナーレ!最高でした!
重厚な幕末ラブストーリー
期待と不安が入り混じった心境で初日の朝イチ観て来た。結果、ストーリー重視でfinalより良かったな✨アクション見てスカッとしたい時はfinal、重く暗いけど幕末の世界観とストーリーを楽しみたいならbeginningと上手く振り分けてる。
新撰組にも闇乃武にも剣心達維新志士にもそれぞれの揺るぎない正義があり、それを信じて各々が殺伐とした幕末の中を生き剣を交わす。
真の悪者はいなくてみんなこの日本と言う国をより良くする為に命を賭けてたんだよなぁと。
改めてすごい時代だったんだなと考えさせられたのと同時に、この時代に生きてなくて良かったと思わされたww
原作とは違いシリーズ通して暗めだった剣心が最後にして本領発揮😂輪をかけて暗い抜刀斎時代が本当によく似合う佐藤健。
血が飛び散る殺陣もすごい!
原作よりもやっぱり可愛すぎたかなとは思いつつも有村架純も雪代巴をかなり頑張って演じてくれてたと思う。
ただどう見ても剣心は15歳には見えんし確実に巴より落ち着いてて年上な印象wwでもそんなん忘れるくらい演技力が素晴らしかった。
気になった点
•初めて巴と出会うシーン、血の雨を降らせるのですねの名言のあと突然バタっと倒れる巴を「あ、倒れた…」と思ってるであろう佐藤健の後ろ姿と数秒間の間(漫画的効果音をつけるならシーン…)がちょっとシュールで笑ってしまったw
•中盤まで飯塚さんが誰か分からず、まさかいない!?と焦りずっと画面の中探してた→判明した瞬間コレジャナイ感( ´△`;)まぁでも出てくれてホッとしたわw
•辰巳弱いww闇乃武はovaでも割と呆気なかったけど実写で観ると更に弱く感じた
•あの剣心の一撃で辰巳まで斬られるのは不自然かなー。あのシーンは辰巳を庇い巴が斬られた風にも見えなくもない꒰꒪꒫꒪⌯꒱
•最後は志々雄出して欲しかったーーー!!これに尽きる🥺🥺あの一瞬の出番の為に藤原竜也は呼べなかったのかもしれんけど、せめて名前だけでも言って欲しかった…原作知らん勢が知ったらここでも一つの輪が繋がり鳥肌もんだったのに…勿体ないと思ったな…
それでも総合評価は5!追憶編をよくぞここまで再現してくれたと感激してます🙏
part1に戻る仕掛けも痺れる!本当にこれで終わるここから始まる。beginningを観てからシリーズを見返すと1の冒頭で剣心が刀を地面に突き刺す場面、この瞬間からもう二度と人は殺めないと言う意思表示と強い覚悟。
シリーズ通して何回か言う「不殺の誓い、逆刃刀だ」の言葉もbeginningを観たあとだと重みがぐっと違ってくる。
原作を改変し過ぎて端折ったり粗が見えたりする展開も正直あったけど、漫画実写が10年続いたことは本当にすごいことだし監督、スタッフ、制作陣には感謝感謝です✨
大好きな漫画を存分に楽しませて頂きました、ありがとう!北海道編も連載中やしまた機会があれば是非w
シリーズ無限ループします!
*最後に、★1とかでものすっごい低評価をつけてるレビューをたまに見かけるんだけど、多分るろ剣アンチかとw
感想もつまらんかった面白くない寝てたのみで、どこが面白くなかったのか理由をきちんと述べないしコメントも出来ないように敢えてしてる所がいかにもアンチ(*-ω-*)
多分映画自体観てないと思われる。
高評価が多くてそれこそ面白くない様子ですww
最高のフィナーレ
前作よりアクションを削り登場人物の人間模様を特に丁寧に描いてあり、追憶編ファンとしては大満足な仕上がりでした。
4DXで鑑賞しましたが、楽しみにしていた巴の白梅香もしっかりと香り、原作漫画は勿論ファンの多いOVAに負けを劣らない映像最高傑作。もちろんですがアクションも期待を上回り、あっという間。飽きさせません。
佐藤健さん、有村架純さん共にバッチリのハマり役。
初めて公開された時、私自身は高校生で、またひとつの青春の終わりを感じ、ラストシーン、主題歌のワンオクロックも涙なしでは見ることができませんでした。
broken heart of gold 和訳するとそのまま剣心の気持ち、葛藤を感じることができました。
最高のフィナーレをありがとうございました。
余韻ひたひた…
めちゃくちゃ良い映画を観ました。
シリーズ全てアクションが凄かったり、迫力とか凄まじいものがありましたが、今作は登場人物の心が見えるように描かれており、アクションも勿論ですが、物語としても今までとはまた違ったるろうに剣心でした。
雪の情景など映像が美しく、登場人物達の儚い感じが愛おしく思えました。主題歌も物語にばっちりハマっており、暫く余韻から抜けられなくて、ずっと観ていたくなるような、そんな映画でした。
個人的にはシリーズの中で1番好きな作品になりました。
初回はIMAXで観たのですが、次は4DXでも観てみたいと思いました。これを観たらもう一度るろうに剣心シリーズを最初から見返したくなりました。
はじまりの物語なので、シリーズを観たことのない人でも観られる作品だなと感じました。
これは人に勧めたくなる映画です🌟
これはもはや骨太時代劇!
るろ剣みを随所に残しつつも、ダークで繊細な世界観で魅了する今作
まさか少年ジャンプに掲載されていた漫画が原作だとは思えないほどに骨太で重厚感のある時代劇に仕上がっていた
本作の見どころは大きく2つ
1つはやはりシリーズ通しての売りである殺陣シーン
前作までの派手さはないが、よりシャープで迫力のある殺陣に仕上がっていた
2つ目は佐藤健と有村架純が顔で魅せる演技
もう全シーンの表情が素晴らしい 映画の世界観と最高にマッチしていて痺れた
残念ポイントは、この映画単体で見た時にあまりに救いがなさすぎる
チープになるかもしれないが、最後にもう一回縁との戦いの後のシーンを入れてもよかったのでは?と思った
本作はるろ剣でありつつるろ剣でなかった
とてもいい作品だったと思うし、シリーズの中でも一番好きだが、本当にシリーズ最後のシーンがこれでいいの?とは思ってしまう
あと、The Finalから違和感を感じていたが、あの風車が回る時の謎の効果音何?The Finalではまだましだったけど、本作ではあそこだけ完全に浮いてたのが気になった
何はともあれ、とてもいい作品だったことは確かなので、オススメしたい一本です。
監督 キャストのみなさん10年間お疲れ様でした!
んー長い!!
わかってた事だが長いんです。
今までのるろうに剣心の映画はエンタメとしての振り幅も大きかったのでどこか漫画的な部分もある。
敵キャラも登場人物も漫画のキャラ全開。
今作はある意味リアルに寄せていて、史実も織り交ぜながらなのでもし、あの時代本当に剣心がいたらっていう明らかなフィクションが面白さがある。
あの時代にあんなイケメン剣士がいたら堪らないですね。
その上残酷で強い、今回は血飛沫びしゃびしゃでよかったです。
オープニングバトルはちょっと笑いましたが笑
輪をかけてよいのが有村架純。
まさに巴を現実味のあるキャラに押し上げてる。
漫画の巴はどうも綺麗すぎて違和感だったので、あの綺麗で無表情なのに微妙な笑顔や話し方などまさに完璧でした。
気になる点は有村架純の髪がカツラなのがどうしても気になりました。
あとは縁の演技がひどい、あれだけリアルで緊張感のある中であれで冷めてしまう。
あとはfinalでも語られたシーンがあるので少し退屈してしまう部分もあった。
窪田君のゾンビ並みのしつこさにはちょっと笑ってしまった。
ラストから1への繋がりは見事でしたね。違和感がない。
るろうに剣心の映画もこれでお終いと考えると感慨深いです。
少年アクション漫画の実写映画を見に行ったと思ったら
時代劇だった・・・と思ってたらサイコホラーだった
原作ファン 他小説以外大体見てます
以下最初からネタバレ多数なので注意
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巴が十字傷の一つをつけた理由がまったく分からん。どなたか解説プリーズ
ごめんなさいと謝りつつ小刀を剣心の頬へ
自分を忘れないでって事?恋人を殺された復讐?
その二つの愛憎入り混じって?
原作だと持ってた小刀が落ちて剣心の頬に傷を、という風だったはず
仇だが愛してしまった人に傷をつけるとかストーカー的思考なんだが・・・いや怖いわ
剣心も剣心で巴の亡骸家連れ帰ってるし
思うに、巴越しに敵(闇の武)の大将斬り殺してるんだから巴も真っ二つのはず
つまり と/もえ なんですよねぇ
と と もえ を小脇に抱えて帰る剣心・・・
寝かせた巴の布団の足元があまり膨らんでなかったのも・・・(気のせい?)
また家で数日寝かせたままのようだったがハ・・・
いや冬だから大丈夫だと思いますが、最序盤でぶんぶん飛び回ってた描写あったからなおさらねぇ・・・いや怖い怖い
また恋人惨殺の所はゾンビホラー通り越してギャグですね
死にたくないという渾身の思いを乗せて一太刀、けれど当然抜刀斎には勝てない、だがその強い念の籠った刃はこれまで傷を負ったことのない抜刀斎の頬に傷を・・・みたいなの想像してました
生きたいという意思の見せ方はもう少しどうにかならんかったんかいな
とまあ冗談はともかく
時代劇になるのは別にいいんですが完全にそっち方面に振り切れてないのですごく中途半端な印象でした
実写るろ剣がウケた理由って漫画の実写への落とし込みがすごく上手かったからだと思うんですよね
明治時代の剣客、という時代劇なんですけど根底にあるのは(というか前面に押し出してるのは)少年アクション漫画
だから派手な殺陣や奇抜なキャラが出ても納得できるし、リアルとの整合性もある程度無視できた
そしてそこを無視できるから画面に映えるアクションがとれるし突飛なネタでも思い切って出せて話を面白くできる、みたいな。それぞれの関係が相乗していく感じといいますか
ところが今作では時代劇を前面に出してしまったため、その中でリアリティをより強く感じさせられてしまって実写るろ剣のおいしいところが打ち消されてしまった感じがしました
アクションとかおとなしめなのもそのせいでしょうか
というかここはちょっと愚痴?みたいになりますが、これはそういう演技プランなのか役者さんなのか知りませんがどうにも腰が入ってないんですよね
手先だけで演技してる個所があるというか
アクションだと分かりやすいですが(いくら切れ味のいい日本刀でもそんな手先で振って体重かかってないのに人は斬れんやろみたいな)、それ以外の普通の所作にも出てしまっている方もいてどうにも全体的に軽い
話は重いのに・・・
脇の方や年配の方はそうでもないんですがメインどころでそれはちょっと・・・ねぇ・・・
時代劇で過去作よりリアルを感じさせられている分なおさらですね
この辺が今までのるろ剣と違いちぐはぐで違和感を覚えました
んー、これは皆さん言ってるように1作目からループしろってことでしょうか?
どうにも最後がこれだとしっくりきませんね
もう一作オリジナルで作りませんか(チラチラッ
追伸 舞台京都で新選組といえば階段落ち・・・はありませんでした
かわりにベランダ落ちはあります
実写映画史上最高
番外編として観れば、良い作品
本作は、完全にラブストーリーでした。剣心と巴、とても美しかったです。これはこれで良いとは思います。けどね・・・
十字傷の謎は「The Final」までに大体分かっていますが、本作では、剣心という人物の内面に焦点を当てました。原作は未読なので、映画シリーズのみを観た感想です。
剣心は暗殺者であることに悩み、世が変わったら剣を置く覚悟をしていました。そこへ巴と出会って、大切な人をこの手で守りたいという気持ちを強くしたでしょう。だから、妻を自ら斬殺してしまった為に”不殺の誓い”を立てた、という単純な話ではないですね。
単体で考えればかなり良いんですが、「るろうに剣心」シリーズを通して見たら、本作は、「スターウォーズ」における「ローグ・ワン」のような位置づけになると思いました。
物語は時空を超えて、「The Final」から「The Beginning」へ、と銘打つのであれば、「The Beginning」のラストは鳥羽伏見の戦いで刀を置いたところではないと思いました。確かに1作目に繋がってはいますが、剣を捨てただけでは、これから先多くの人を救うことは出来ない。”逆刃刀”を手にして初めて、これが「るろうに剣心」の始まり、となるのではないでしょうか。
ここで素朴な疑問。
巴はなぜ清里(でしたっけ?)と結婚していなかったんでしょう。2人とも江戸の下級武士の子供で幼馴染の許嫁(いいなずけ)。清里が京都へ行くというなら、あわただしく祝言をあげて、妻として一緒に付いて行くのが普通。まあ、もとが漫画なので、剣心が初めて愛する女性は人妻じゃない方が良いんでしょうね。
もう一つの謎。
剣心が「おろ」とか「拙者は○○でござるよ」という話し方になった理由は明かされないんですね。
ーーーー追記-------
もう一つ疑問があったのに忘れていました。「The Final」で剣心と薫がお参りしていた巴のお墓は何だったのか、という点です。場所は京都なのか、でも2人が暮らしていた場所には見えませんでした。それともあれは形だけのもので、墓石の下には何も無いのか。いずれにせよ、少年時代に山賊の墓を作っていた剣心が、家ごと巴を燃やしてしまうというのはちょっと違うかなと思いました。
特異な
まぁまぁ。
これは観てください🙌
千々に乱れつつも静かに積もる雪
祝言と執念
『The Final』で妻を斬ったことが明らかになっていたので、時代を遡った幕末の京都での出来事を順に追っていく形となった。巴との出会い、馴れ初め、そして・・・と、まるで純愛剣術記みたいな内容で、その背景には幕末動乱の厳しさ、分断の時代が描かれていた。今の世でさえ分断の時代と言われているのだから、人斬りが当たり前の幕末では拙者のようなひ弱な人間は生きていけないでござるよ。
ちょっとだけ期待していた池田屋の討ち入りがあっさりと説明されて終わり。まぁ、他の色んな作品で描かれてますし、勉強しとけってことですね。正直言って、幕末のことは全然知りません。桂小五郎とか高杉晋作とか、この映画でどちら側か確認した次第でございます。
今までと違い、一人称は“俺”で“ござる”は使わないかつての剣心。緋村抜刀斎。人斬り抜刀斎。アクションも少な目で抜刀術のみの殺陣シーン。その分背景画がじっくりと作りこまれているし、季節感もわかるように上手く描かれていた。雪景色と炎の組み合わせが美しすぎる。ストーリー的にも奇をてらったものじゃなく、おおよそ推測できるのもいいし、静かな展開のため心情豊かになったと思います。
「平和のために戦う」こと。たしかに考えさせられるいい言葉。ただ単に新しい世とはいえども、どちらかが支配者側に変わるだけのこと。巴が死んだ後も、彼女の意思を尊重するならば、戦い続けたってところは納得いかなかった。
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