劇場公開日 2020年2月14日

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1917 命をかけた伝令のレビュー・感想・評価

全638件中、141~160件目を表示

3.5並走

2020年9月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

はっきり言って物語は、ただ伝言を伝えに行くだけ。
それなのにワンカット風にする事で没入感が凄く、
一度観たら目を離せない。

ワンカット風ではあるけど、長回しである事に変わりなく
一度のミスも許されない緊迫感も戦争の臨場感に影響を
与えてるのではないだろうか?
観てるこちらもドキドキした。

じっくり観てたけど、あそこはどうやって撮ったんだろ?
と言うところもあって映画の凄味を感じました。

絵もだ同じ所を走るのではなく、
戦場後、ドイツ軍の壕、
廃墟やのどかな草原、
車、川、遺跡、と
どんどん場面が変わって面白かった。

この作品を撮るのにどれだけの準備が必要なんだろ?
相続しただけでも称賛に値する。

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奥嶋ひろまさ

4.0お手本

2020年9月1日
PCから投稿

シンプルに魅せる作品。

一般的に長回しのカメラでの芝居の切り取り方は、瞬間的なセンスが問われる。

撮影中にラッシュを見てウンザリする事は
少なからずある。
センスのよいカメラマンは現場で一緒に作業をしているとわかる。
反対にこちらのテンションを上げてくれる、スタッフ、キャストはめちゃくちゃ多い。
熱意、技術、センスの高さは、
海外のスタッフから指摘される事も多い。

話しが始まらないので、
この辺にして、

本作では、
常に主人公はスクリーンの上手から下手へ、
走る、駆ける。
長回しの連続なので基本に忠実なのも納得がいく。

セリフに頼らずに、
ストーリー、テーマ、メッセージを
視覚だけで魅せるお手本のような作品。

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蛇足軒瞬平太

3.0戦争"エンタメ"映画としては良作だが…

2020年8月31日
iPhoneアプリから投稿

コロナウィルスによりやむなく断念していた本作をプライムビデオでようやく視聴。
体感映画として楽しむべく、極力劇場に近い環境で見ました。

開幕早々、長回しならではの没入感も相まって一気に引き込まれました。
塹壕の中の生活感溢れる演出も見事で、あたかも自分が100年前の戦場にいるような錯覚すら覚えるほどリアリティがありました。
主演2人のキャスティングも見事で、いい意味で"モブ感"のある風貌は没入感をより高めてくれています。演技も全般的に良かった。

戦争"エンタメ"映画としてはこの時点で○。
ですが、戦争映画として見ると疑問が残るところもちらほら。

まずこの映画、全編ワンカット"風"なのであくまで擬似的にカットがないように見せてるわけです。が、それにしても強引に繋げたのがありありと分かる箇所がいくつもあり、それまでの没入感が台無しになってしまっています。リアルタイムのノーカット物かと思いきや時間も編集でスキップしてしまう。戦争の擬似体験として見ていると、とたんに「これは映画なんだ」と言わんばかりの嘘っぽい演出を突きつけられるわけです。この辺りも好みが分かれるでしょう。
更にストーリーもエンタメ要素優先でイベントを盛り込むあまり、後半からはリアリティを感じなくなってしまいました。

加えて主人公。その容姿こそモブ感あったものの主人公補正が強すぎます。
爆発に巻き込まれ瓦礫に埋まり、頭から大量出血したあげく溺れてもピンピンしています。それどころか全力疾走しています。マクレーン顔負けのタフさです。
これでは緊張感が続かなくなってしまいます。
更に後半で登場するある有名俳優の登場によって「これはフィクションだ」という認識が決定的になってしまうのも勿体なく感じました。

つまるところこの映画、全編ワンカット長回しとWWⅠという題材の食い合わせが悪かったのでは無いかと思うのです。
同じ全編ワンカットでも「バードマン」が楽しめたのに対し本作がそう感じれなかったのは、エンタメとして振り切るには題材があまりに重すぎたというのもあるかもしれません。

とはいえ、こう言った指摘も作品に没頭してしまえば気にならないのでしょう。そこで評価が割れると思います。またスクリーン向けの本作、劇場で見ていたら評価は更に上がっていたかもしれません。

技術的に優れているのは間違い無いですし、エンタメ大作でWWⅠを題材にしたことも意義深いと思います。一度見る価値がある作品なのは確かです。

個人的には本作を見た上で、ピーター・ジャクソンの「彼らは生きていた」をぜひ見てもらいたいです。
また、ワンカットシーンのある映画として「トゥモローワールド」もオススメです。

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ジョイ☮ JOY86式。

3.5走れメロス

2020年8月27日
iPhoneアプリから投稿

同じワンカットでも、登場人物に巧みに切り替わるバードマンの方が好きだが、スケールの大きさではこちらが上‼️どうやって⁇っていうカメラワークといつ休憩してるのって思う(°▽°)
相当な準備と練習したに違いない‼️

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ハイマウKTM

4.0ワンカットって。。。

2020年8月24日
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オールワンカットなんかい!すごく意欲的だしよく出来てる!ちょっとゲームみたいだったけど

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マルボロマン

4.0カンバーバッチ出てきた時鳥肌が立った どう撮影してどう編集されてい...

2020年8月22日
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カンバーバッチ出てきた時鳥肌が立った

どう撮影してどう編集されているのか、裏側にすごく興味が湧く

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aco

3.5長回し?

2020年8月15日
iPhoneアプリから投稿

1カット撮影って技術的には凄いことなんだろうけど、戦場のリアリティはそこまで伝わってこなかった。「プライベート・ライアン」の冒頭オマハビーチのシーンや「ザ・パシフィック」の方が恐怖だった

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Mashi

4.0戦場の記述はリアリティがあるが、筋については、過ごしまとまりなし。

2020年8月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

戦場の記述はリアリティがあるが、筋については、過ごしまとまりなし。

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えみり

4.5任務遂行

Jさん
2020年8月11日
iPhoneアプリから投稿

ここまで過酷な任務を命をかけてまで
遂行しようとする忠義心に心を打たれた

引き込まれるようなカメラワークで
最後まで緊張感が途切れることなく
主人公と共に戦地にいるような
気持ちにさせられる

最後は自然と肩の荷が降りていた

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J

5.0最高

2020年8月10日
iPhoneアプリから投稿

いやあ凄い映画。ドンドン引き込まれるサムメンデス恐るべし。

主演の俳優「はじまりの旅」でも光っていたけど、さらに実力発揮。

映画っていいなぁとつくづく感じた作品。

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ken

4.0緊迫感

2020年8月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

ワンカットで撮影していることもあり常に緊迫感があり心が休まることがなかった。
実際の戦争の体験は想像もできないが、この映像だけでも戦争の悲惨さが伝わってくる。
毎回戦争映画を見て思うのだが、この戦争が行われていたのかと嘘のように思えて仕方がない。
私はここまで命をかけて戦えるだろうか。。。
戦争は絶対におこしてはならないが、
この時代を生きてこられた方々は敬意を表したい。

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ペキ

5.0素晴らしい❗

2020年8月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ずうっと漂う緊張感にひきつけられます!カメラワークが秀逸で大御所俳優がちょい役で出演しているのも心憎いです。映画好きなら絶対みるべきです!

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剛

4.0全てが計算され尽くした映画

2020年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

多くの映画レビュアーさんたちが「2020年上半期ナンバー1」と言っていた映画。タイミングが合わず劇場鑑賞ができなかったので、DVDレンタルが始まった今のタイミングでの鑑賞です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第一次世界大戦中、イギリス兵であるスコフィールドとブレイクの二人は重要な指令を最前線の部隊に伝える任務を託された。重要な指令とは明朝に行われる攻撃の中止命令であり、このまま攻撃してしまうとドイツ軍の罠に掛かり、1600人の命が失われる。その1600人の中には、ブレイクの兄もいた。どこに敵が潜むか分からない敵陣の中、二人だけの行軍が始まるのだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この映画の特徴は何と言っても「全編ワンカット」ということでしょうか。しかし実際には「ワンカット風」ですが。DVDに付いていたメイキング映像でも明かされていますが、実際はワンカットで全て撮影しているのではなく、長尺カットで撮影された映像を上手いこと合成してワンカットに見せているようです。

この「ワンカット」というのが、戦場のシーンの緊迫感を見事に表現していたと思います。画面が切り替わることがほとんどなく、スコフィールドとブレイクの二人の後を付いていくようなアングルの映像が続くため「自分が伝令部隊の3人目になったような気分」が味わえます。

カメラのアングル・演者の立ち位置・セットの設置位置までもが完璧に計算されつくしていて、一発撮りとは思えない画角や構図やタイミングに「おぉ」と声を上げてしまうシーンもありました。

メイキング映像を観ると、その凄さが良く分かります。常に歩き続ける二人を撮影するために照明器具を設置することができず、自然光での撮影。また、天候が変わってしまうと違和感が生まれてしまうため、撮影時間の大半は「天気待ち」状態。撮影に適した気象になったら撮影をし、天気が変わったら天候が回復するまでひたすらにリハーサルを繰り返すというタイトなスケジュールで、よくここまでの作品ができたなと、本当に感心します。

戦争映画とは思えない、自然豊かで美しい情景描写も多いため、風景を見ているだけで楽しめます。

ストーリーも実に良かった。若い二人のイギリス兵が、時にぶつかりあい、時に協力し、危険な戦場を進んでいく描写も良かったし、登場シーンの少ないキャラクター達も、戦場を生き抜くために精一杯戦っていたり誰かを守るために行動していたり、一人ひとりにドラマがあります。

そして、予告編でも使われていたスコフィールドが大砲の爆撃の中を全力で疾走するシーン。予告編で何度も観たシーンなのに、あんなに感動するとは思いませんでした。あのシーンでは本当に鳥肌が立つくらいの感動を覚えました。

戦争映画ですが、血が飛び散るようなグロテスク描写はほとんど無く、数少ない出血シーンでも出血した部分が見えないように撮影されていますので、グロが苦手な方でも問題なく鑑賞できると思います。

本当に面白い映画でした。劇場で観られなかった事を少し後悔しています。
オススメです!!!

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といぼ:レビューが長い人

3.5大切な伝令

2020年7月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

ワナを仕掛けられてる事に気付き、前線へ伝令を送り数千名の命を救う話。
最近戦争映画を観る機会が多いが、なかなかスリルあった。

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りあの

4.5臨場体験はもちろん登場人物の心理描写が印象に残る映画

2020年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

若き兵2人の対比が印象的だった。人物の心情描写が凄まじかった。
伝令を届けられなきゃ自分の兄も死んでしまうからと緊迫し、焦るブレイクと伝令を届けるために敵地を通ることを冷静に考えて慎重を期して行動するスコフィールドの表情の対比、勲章や帰還に対する意識の違いが浮き彫りになっていた。

特に帰還に対しては、悲観的な意識を持っていたスコフィールドが指令と友の想いを通じて劇中で変化していくのは辛くも目が離せなかった。

あと、カメラワークが「死」に全く焦点を当てていないのが戦争をより写実的に表現していたと思う。
土に還らんとする馬、生気を無くしたヒト、それらが映像の端々に映り、
決して画面の中心にはならず、荒涼とした戦地の有様が表現されていて、臨場感が増していた。

<余談>
観ようと思ったきっかけは、007シリーズをスタイリッシュに進化させたサム・メンデス監督作だったから。
実は普段、戦争映画は苦手であまり観ない。サム・メンデス監督作じゃなかったら興味を持たなかっただろうけど、普段観ないジャンルの映画を観るのも新たな発見があって良いなと感じられる映画だった。

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スクラ

5.0使命をまっとうすること

2020年7月11日
PCから投稿

撮影のために戦争をつくってしまっていた。
ジョージマッケイは四角くディーンチャールズチャップマンは丸かった。
朴訥なマッケイにはノスタルジーを感じた。饒舌なチャップマンにはフラグを見た。
勇敢だと思う。トムとウィルだけでなく、映った全員が、戦争を日常のようにしていた。

ラブリーボーンのPeter Jackson監督が2018年にThey Shall Not Grow Oldというドキュメンタリーを撮った。第一次世界大戦の兵士たちが写る写真や動画に色づけをしている。兵士たちはみんな笑っている。悲壮がない。「かれらは老いない」のに、まるで命に無頓着のようだった。

彼は昔の人間であり、背負った使命は特殊で希有だが、
銃剣を装着して塹壕を出る、
あふれる血を止めようとする、
嵌まった車輌を押し上げる、
薬莢をリジェクトして深呼吸する、
闇夜の影に怯えて走る、
膨張した水死体から這い上がる、
突撃の合間をひとり駆け抜ける、
それらを見ていると、自分がただ生きてるような気持ちになる。
技術を尽くして表現したかったのは責任ではなかろうか。

自分はなにかをまっとうできるんだろうか。なにか得体のしれない罪悪感を感じながら、厖大な商品がならぶモールを通って帰った。

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津次郎

5.0最後まで見届けよ

2020年6月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

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じきょう

5.0既視感、、、

2020年6月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ダンケルク!!?

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ZERO2

3.0見づらい

2020年5月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

 ワンカットという新たな試みに惹かれて鑑賞したが、そのせいで映画としてはあまり高評価のできない作品だった。
 普通の映画では、様々な角度から撮った映像によってそのシーンに関する情報や景色を観客が受け取る。しかし、本作はそれらをあえて制限するという挑戦をしてしまったため、「周りの景色が見えない」「どんなところに彼らがいるのか分からない」という映像的に情報不足な状態で観客が鑑賞を続けていかないといけないという苦しい状況ができてしまう。
 また、カメラワークに制限ができたため、様々なカットで視覚的に楽しませる(飽きさせない)ということも比較的できなくできなくなっている。特に会話のシーンでは、それぞれの顔をアップで撮ることがということがほとんどできないので、繊細な表情が伝わりづらい。これは、上述の情報不足の面でも言えることだ。
 ただし、この撮影方法のおかげで臨場感、没入感を得るということは間違いないだろう。主人公たちに、カメラが数時間絶えず密着しているという状態が、我々観客にその現場にいるような感覚を与える。主人公があらゆる困難を乗り越え、戦闘中止の伝達を完遂したときには、本作でしか感じられない安堵感があった。それだけ彼らの置かれた状況に没入できた、ということの表れだろう。

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はやお

5.0驚異の体験。これが戦争、これが戦場。

2020年5月2日
PCから投稿

悲しい

怖い

興奮

【賛否両論チェック】
賛:ワンカット演出なので、まさに戦場の最前線へと放り込まれたような緊迫感に襲われ、ハラハラさせれること必至。そんな中でも進み続ける主人公達の姿も切ない。
否:どうしても似たようなシーンが多く、遺体のシーン等も多いので、苦手に人には向かないか。

 まさにこれが戦争であって、これが戦場なんだと感じました・・・。
 全てワンカットと見まがうような映像で、最前線へと向かう主人公達を追っているので、いつ戦いに巻き込まれ、いつ命を落としてしまうかも分からないという緊張感に、観ている間中ハラハラさせられてしまいます。月並みな表現ですが、本当に戦場へと放り込まれてしまったような感覚に陥ります。
 そんな中でも、仲間や家族の命を救うために、歩みを止めることなく進み続けるスコフィールドとブレイクの姿は、観ていて次第に胸が痛くなってくるようでもあります。
 遺体のシーンなんかが結構あったりするので、苦手な人には少し不向きかもしれませんが、極限の緊張が襲う戦場の最前線を、是非感じてみて下さい。

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