劇場公開日 2020年2月14日

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1917 命をかけた伝令のレビュー・感想・評価

全630件中、161~180件目を表示

4.5新体験!

2020年3月21日
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鑑賞方法:映画館

第二次世界大戦。戦況を左右する重大な伝令を託された兵士が、伝令を伝えるために戦場をただただ目的地へと進む。
カメラは彼をワンカットで追いかける。

観客は何の説明もなしで戦場に放り込まれるんだけど、映像から伝わってくる情報量がもの凄い。
緊迫感、戦場の広大さ、突如始まる戦闘、ぬかるみの不快さ、死体のおぞましさ、恐怖感も安心感も。主人公のスコットフィールドと時間も空間もともにすることでこんなにも身に迫るものがあるんだなと。
普通の作品だと一部で取り入れられたりする手法なんだけど、全編でやってのけるのはホントに凄い。

惣田監督の観察映画とも似てるなと思ったけど、こちらの方はぐっと主人公の目線に引き込んでくる。
あと、アンチャーテッドとかプレステのアクションゲームやってる感覚にも近い。

臨場感だけじゃなくて、映像美も素晴らしかった。
きっと実際の戦争もこうだったんだと思わせるような、長閑な時間と、緊迫の時間の緩急。死体がそこら中にゴロゴロ転がる戦場の風景。広大な野原。夜が明けて行く青の美しさ。空深い森からかすかに聴こえる歌声。戦闘シーンは多くはないものの、風景や死傷者からもまじまじとわかる戦争の残酷さ。はっとする瞬間が何度もあって、脚本も素晴らしかったなと。

スコットフィールド上等兵の、おそらく彼の人生でもっとも長くドラマチックな1日をこんなにも鮮やかに表現していることにただただ感服。
もう一度映画館で観たくなる作品。

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sannemusa

4.0「必ず戻って来て」泥沼の塹壕から走り出した二人の伝令

2020年3月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

カテゴリーは戦争映画だが、一秒後に生きている保証のない切羽詰まった戦場の恐怖と、束の間の深い友情に胸を打たれる。

第一次世界大戦は汚泥と悪臭に満ちた塹壕戦だと言われ、毒ガス戦ともいわれる凄惨なものだったらしく、運良く帰還出来ても大半は精神を病んだと聞いている。

そんな大雑把な知識しかなくても、映像の緊迫感はリアルで、選ばれた2人の伝令が、味方塹壕の先端から荒れ果てた前線に這い上がるショットでは、狙撃兵の銃弾が今にも飛んできそうなサスペンスの描写が素晴らしい。

ドイツ軍の罠にまんまとはまった1600人の部隊の中に彼らの兄が居るという、上層部のずるい人選が尻を叩き、適中突破のスリルの中に男の絆を織り込む泣かせどころが上手い。

胸ポケットのハードカバーに入れられた家族の写真に「必ず戻って来て」とあるのが救いで、日本の様に「天皇の為に死んでこい」とは大違いの反戦映画だ。

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ezu

4.5人生はカットも編集もないドラマ

2020年3月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

『24』のようにリアムタイム編集をしても十分緊迫感はあっただろうが、戦場のリアルを描くためにワンカットにこだわったのは圧巻。そこには編集のきかない希望も残虐も同居するのだ。

ストーリー自体はまさにタイトルの通り「命をかけて危険な前線まで伝令を届けに行く」だけなんだけれども、まさに今そこに生きているかのように駆け抜ける俳優たちの度胸と演技力はさることながら、どうやってその映像を可能にしたかと思わされるカメラマンたちの覚悟と実現力が素晴らしすぎる。

あんな泥だらけで凸凹の道や川のなか爆撃のなか、塵や泥や水しぶきをレンズに浴びずどうやって撮り続けたのか、否応なしに考えながら観入ってしまう。
どこまでがシナリオで、どこまでが現場のハプニングなのか。(「カメラを止めるな!」の返り血を浴びた画を敢えて使ったこととの差を思い起こさせる)

映画を観た後にメイキングを見たが、本当にカメラのパスや、クレーンや車に飛び乗らせていたとは脱帽。
ただ実際に長回しだけで撮ったのではなく、限りなくワンカットに見えるような映像に仕上げたそうだ。だとしてもその緻密に計算し尽くされた躍動感にただただ呆然とせざるを得ない。

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もの語りたがり屋

3.0斬新な異端作

2020年3月21日
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全編ワンカット(風?)の異端の作品。なるほど緊迫感が凄い。一見の価値有り。
とはいえ、カメラを止めるなと同じで2回観ようとは思わない。要するに、ギミックは挑戦的だがストーリー自体は浅い映画。
一定の評価はするが、あまり好きではないかなぁ。映画賞を複数取るほどの作品とは思えないのです。

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あいわた

4.51カット影像が売りだけど、大事なのはそこじゃない!

2020年3月19日
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ヤスリン

4.0圧巻のVFXと撮影技術に感嘆❗️

2020年3月19日
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興奮

ワンカットライクってどうなんだろうと思ってた。最近の映画はカット割りが多い。まあ、カット割りが多い方が強弱がつけられ引きつけやすしね。しかし、そんなのは杞憂だった。
IMAXレーザーで見たというのもあるが、圧倒的没入感、何が起こるか、まさに一寸先は闇‼️主人公と一緒に伝令を伝えるため戦地を駆け抜けたかのよう。

今作は反戦だとかメッセージ性がどうとかではなく、現代の映画の技術全てを見せつけることが目的な気がした。

戦闘機が墜落するシーン。普通主人公たちの顔ズームくるし、何回も数秒毎にカット挟んで、誤魔化すでしょ。それをワンカットで行うことでこんなにもリアルさが増すなんて。全く違和感なくしたVFX技術には改めて驚かされた(°_°)
他にも照明弾で照らさせる、夜の破壊された街並みと影、臨場感を引き立たせる音楽、どこからともなく聞こえてくる音楽などなど。全てがこの異次元の映画体験を引き立てていた。

今作を最大限に楽しむにはIMAXレーザーが良いです(^^)
あと、彼らは生きていたを見ると当時の生々しさがより伝わってくるので是非❗️

今作、何回取り直したんだろう🤔
カンバーバッチ6ヶ月待ってたらしい、あのわずかなシーンで2300万ドル💵払われたってライアンジョンソン監督が言ってたよ😲

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いたかわ

2.0何したかったかな?

2020年3月19日
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鑑賞方法:映画館

映画の映画たる所以って、編集だと思うのですが、つまり時間や場所や、視点を一瞬で飛ばせることだと思うのですが、それをあえて捨てたということで、まあ予想通り映画としてはダメなんじゃないでしょうか。ワンカットで見えることになんか意味があったのか?何を表現したかったのか?達成されてないでしょうね。

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よんさま

4.0年一でハードな戦争映画がみたい!

2020年3月17日
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単純

興奮

早くも観れたぞ1917!
伝令兵の目線で映像、長回しの緊迫感、臨場感。
ありそうでないカメラワークの作品。とにかくイギリスの伝令兵二人にのみスポットを当ててます。(後半は一人)極限の状態はこんなトークになるんだろうか?
ただ脚本の内容は薄っぺらいかもね。

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トシくん

3.0技術

2020年3月16日
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U-3153

5.0殆どワンショット!

2020年3月16日
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良純

4.5凄いものを観てしまった

2020年3月15日
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IMAX前列での鑑賞をお勧めしたい。
映画はこんなにも体感型になっていたのか。
軽く酔うくらいのめりこんだ。
緊張安堵恐怖、また緊張、と休む暇のない映画だった。

観終わったあと、本当に疲れていたし、しばらく現実が嘘のように思えてしまうほど、感覚が戦場に残っていた。
観客はみんな主人公になりきってこの180分を過ごす。
だからこそ、最後、どれだけ彼が必死で、ありったけの力を使い切ったかが分かる。そして、その瞬間に涙せずにはいられない。
そして劇場から出るとき、自分も必死で生きなければならない。何かに突き動かされるような使命感でいっぱいのわたしがいた。

"いつ何が起こるかわからない"という意味ではパニック映画のようでもあるし、ある種エンタメ映画と捉えられても仕方がないのかとも思うが、アカデミー賞は本作が撮るべきだったと個人的に思っている。
いやセットも凄いし、役者さんもめちゃくちゃ頑張ってるしね。

不謹慎だと思われるだろうが、やはり戦争映画の緊張感は他の映画では味わえない。あとスピルバーグの戦争映画がものすごく見たくなっている自分がいました

本当は「彼らは生きていた」も鑑賞したかった…
くそう…

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JYARI

4.5一上等兵のある1日

2020年3月15日
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bunmei21

5.02020-17

2020年3月15日
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伝えたいこと。伝えたい人。

戦争映画は、その情報量の多さに整理ができず、苦手感はないのですが、毎回隣に林先生を置きたくなります。
本作は、その点、とってもシンプルでわかりやすい。しかも、ワンカット(風)で自ずと引き込まれる。
関係者の数も少ないから、それぞれのドラマや思惑といったものではなく、主人公とその友人のドラマ。
大切な人に会って伝えたいことと、大切な人の命を奪う戦争の悲惨さをダイレクトに伝えてくれました。これはワンカットの為す術かも。

主人公の友人役のディーン・チャールズ君、ほんとにリチャード・マッデンに似て、さらにタロン・エガちゃんにも似てますね。
個人的にこの兄弟の演技に心を揺さぶられました。
コリン・ファースや、ベネカン、マーク・ストロングといった大物俳優の出演シーンは、ほぼワンシーン(ワンカットなので語弊がありますけど)なのも、主役にスポットを置いたことで彼のドラマが際立ち、よかったです。

戦争映画では情報量を処理できず、脳内酸欠になるので必ず飲み物なり食べ物なり買っていくのですが、本日、上映時間を間違えて劇場入り→買ってる時間がねえ!
というわけで手ぶらでしたが、見入ってしまいおそらく瞬きすらしてなかったです🙊
ワンカット(風)だとわかっていたので、始まる前は物語的にはいくつのシーンなんだろうと数える気で満々でしたが、
見入ってしまい、エンドロールのときに手が✌️になっている自分がいました。

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かいり

4.0観ていて疲れた

2020年3月15日
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びぃ

4.0ある一連のシーンに圧倒されて

2020年3月14日
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見終わった瞬間に、映画館でもう一度見たいと思う作品は久しぶりだった。
2度目の鑑賞を終えたところでこのレビューを書いている。やはり、もう一度見たい。

カメラが1人の人物を追い続ける作品を見たのは初めてで、まずはその特殊さに興奮してしまった。
映画素人の感想なので恥ずかしい。(ワンカット風の作品は他にも作成されていることも後から知った)
とにかくこんなことは初めてだった。
記憶の断片を繋ぎ合わせた物語を見るのではなく、ある人物の「今、ここ」での経験をリアルタイムに共有すること。
言葉通り、映画を「体験」すること。
一方、エンドロールの直前に現れるのは、この話を語ってくれた監督の祖父への献辞である。
これまでの「体験」は、ある物語が変容した姿だったのかと気がついたとき、監督の思いを受け取った気がして、なんだか胸がじんわりした。

もうひとつ、興奮したことがある。
「ワンカット風」と言われるこの作品は、一度わかりやすく中断される。
この中断の後のシークエンスが、あまりに圧倒的だったのだ。
瓦礫ばかりの夜の街が目も眩むほどの強い光で照らされる。照明弾と言われるものと、炎の光。十字架の影。
大戦の経験がシュルレアリズムに繋がる要因のひとつだったといつか読んだことがあった。
死体ばかりの塹壕、荒れた戦地で強烈な光を目にした時(炎、爆撃、あるいは星の光)、その美しさに思わず現実を、自我を忘れるような経験をしたらしい。
それを、まさに追体験できたと思えた。
この世の終わりかと思えるほど恐ろしく、涙が出そうになるほど美しかった。
何度でもこの作品を映画館で観たいと思うのは、何よりこのシークエンスのためなんだろうと思う。
(そのしばらく後にも、また美しいシーンが続いてゆく)

ワンカットとも言えるし、ある意味シームレス?とも言える気がする。
生活と戦地と、生と死と、現実と夢、それらの境界が隠されているような感じ。だからこそ先に挙げたあの中断(暗転)は気になる。

こうして映画を見た後でいろいろ考えているのもまた初めてで、私にとって特別な1本になったみたい。
いろんな方のレビュー読むのも楽しい。

特別な映画体験をぜひ映画館で!と宣伝されているのをよく見るけれど、ここでの「映画体験」とは音響や映像を楽しむアトラクション的要素にとどまらないことを言ってみたくて、また戦争映画に対して「良かった」という言葉で評価すべきなのか不安だけれど素晴らしい作品だったことを伝えたくて、このレビューを書きました。
地方都市では公開が終わり始めていて、悲しいな〜

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mimi

4.0タイトルなし

2020年3月14日
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没入感がすごい。伝令を伝えるというテーマにぴったりな撮り方。よったり、ひいたり、役者の反応にあわせて動いたり、計算された動きで、1カットであることが気にならない。技術がすごいことが気にならない。ものにしてるという感じ。

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むぎゅ

3.5ワンカットのおかげで

2020年3月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

映像、表現に制約があったかな。

自分的には期待度が高すぎたかと。

ワンカットのことがずっと気になってしまった。

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昔から映画好き

3.5まさに、be part of one

2020年3月14日
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興奮

IMAXで鑑賞しました。
まさに、IMAXのキャッチ「watch a movie or be part of one」を
体感できる映画でした。

ワンカット風なことにより、
リアルなセットが全て繋がっており、戦場が実在し、そこでの出来事が描かれていました。

カメラワークも主人公達にフォーカスし続けることで、自分も主人公パーティの一員のような感覚。

一つ一つの出来事に驚き、揺さぶられる。
ただドンパチして、というありがちな戦争映画とはまた違う、映画の体験をできたことに、感謝したいです。

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ひでぼー

3.0人間を屠殺するために人間が作り出した地獄

2020年3月14日
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惑星

4.0なかなかに集中して

2020年3月13日
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観賞しました。
長回しは素直にどうやって撮ったんだろう、
役者さんが大変だろうとかしょうもなく考えましたが、
内容は好きです。

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たけたけだ