1917 命をかけた伝令のレビュー・感想・評価
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敵陣を往かねばならぬその恐怖
2回目もIMAXでの観賞 走れっ。走れっ。と 思わず口の中で呟いていた。 転んでも突き飛ばされても 立ち上がっては走り続ける これぞ長回しのカタルシス。 緑溢れる長閑な草原も 兵士がひとりいるだけで そこは既に戦場なのだなと。 …………………………………………………………………………… 2020.2.18 TOHOシネマズ日比谷にて 1回目はIMAXで観賞 捨てられたはずの陣に張られた罠 我が身に降ってくる撃墜された敵空軍機 どこに潜んでいるかわからない敵兵 刻々と迫ってくる突撃の時間 戦場の最前線の恐怖をまざまざと。 常に死と隣り合わせの行程と 時間を共にすることでの臨場感 手に汗握るどころではない 後について塹壕を駆ける没入感 エンドロール直前なぜか涙が溢れた。 これは緊張から解放された安堵の涙か それとも平和に身を置いている歓びの涙か。 アカデミー撮影賞・録音賞・視覚効果賞おめでとう。
アカデミー作品賞を取らせたかった
先月観たパラサイトはテレビドラマぐらい。今日観た1917は本物。映像、スケール感申し分ない。 ストーリーは伝令を伝えるだけなので、複雑なものではないが、膨らみはもたせてあるし、意外性もあった。戦闘シーンや爆破シーンは迫力抜群。 ラストシーンまさしく命がけの伝令を伝えに走る主人公に涙した。 今年からアカデミー会員がアジア系や女性、黒人を増やしたとのこと。それが無ければ文句なしの作品賞だったんでは?
緊張感、責任感、友や兄弟への思い。
あの大活劇を長回しでやるとは。 迫力と緊張感は高い。 第一次世界大戦のえぐさと同時にある責任感と愛情に心打たれる。 如何せん前の週に”彼らは生きていた”を見ていため、 多くの死体をみながらも割と映画にする苦労も感じられ、あっさりとした後味。
IMAX2D字幕版。新宿のレーザーIMAXにすべきやった
1カットではない。そもそも2時間の話や無いし、2シーケンスに別れてるし。でもシームレスではある。どうやって撮ったの!?てシーン多い。 劇伴がずっと流れてるのどうかと思ったけど音楽良かった、エンディングまで含めて。 音の指向性も感じられたので環境の良い劇場がおすすめというのは納得。 いっそ吹き替えで見ればよかったと思うくらい。 まあ納屋に戦闘機が突っ込んで来るまではちょっとウトウトしたし、ダンケルクほどの没入感というか臨場感はなかった。さすがに川に飛び込む前から最後の前線を横切る走りのシーンは凄かったけど。 1917年4月16日 D連隊の第2大隊はエクーストのちかくにあるクロワジルの森に向かって前進しているの事。その場所までは直線で14,5㌔ 敵陣やノーマンズランドを超えて行かねばならない。 最初の将軍がコリンファース?気づかんかった。 お兄さんのいる第2大隊に走る弟が主役やとばかり思ってた観てたのでやられた! マークストロング格好良かった 目に傷入れてもらったベネさんはほぼ特別出演枠でクレジットにどーんと名前入れてもらうほど出番ない。 最後のテロップだと監督のお祖父ちゃんから聞いた話ってコトよね 映画を見る前に地理を確認しとけば良かった。第一次世界大戦については予習していったけど。 Lee-Enfield No.1 Mk.III 装弾数10発 普段ヒーローものを好んでみるので主人公のボンクラぶりにヒヤヒヤさせられた。上等兵としては当たり前か、でも戦歴はある程度あるっていうてたよね。弟と違って。 最後に嫁と娘の写真をみて、しかも裏のメッセージをみせられ涙涙 I Am a Poor Wayfaring Stranger
戦争映画で銃撃戦がメインの自分にとっては少々迫力に欠けていた。
臨場感があり、とても観やすかったけれど 味方に伝言を届ける主人公がメインなので戦闘シーンは少なめです。 なので興奮することは殆どなかったです。 ただ、鑑賞中エナジードリンクを飲んで興奮したことが救いでした。
最後の一人
戦争映画は苦手で
懸命に走り回ってる兵士や
陣営を作るため土を掘って土嚢や杭を立てたり
なんで殺し合いの為に命や時間や労力をかけるのか
本当に無駄だと思ってイライラしてくるので、
避けているんですが、
全編ワンカット風という作りに興味があって見た次第。
二人の目を通して刻々と変わる状況を見ていると確かに緊迫感は伝わってきました。
ただ、階段から落ちて一時気を失ってから、
目が覚めた後は
周りの世界が少し幻想的に映し出されて
本当はあそこで命を失って、死の間際に見た幻影と想像かと思いました、、
最後のマッケンジー大尉が言う台詞に虚しさを感じつつ、これがこの映画の一番言いたい事じゃないかと思いました。
今回、出撃をやめて兵の命が一時的に助かったとしても、翌週は次の作戦命令が入り、
戦争が終わる時は最後の一人になった時だ。
といったような台詞です。
命をかけて伝令を伝えても、戦争自体が終わる訳ではかいので、ある意味滑稽に思えました。
この没入感…地獄の走れメロス
地獄の中の走れメロスだ… というよくわからない感想を抱きました。 没入感、臨場感… あっという間の二時間でした。 じわじわ余韻が来ているのですが、本当に体験したみたい。 環境音の響きもすごくリアルでした。 人の描き方も生々しい。 クライマックスはポロポロ泣けてしまった。 うーん、余韻。
これはまるで🐭
ディズニーランドのライドに乗せらて、ひとつひとつの場面がテンポよく移り変わっていく所要時間5分のハニーハントに乗せられたかのごとく、映画館というライドに乗って1917年のヨーロッパ第一次大戦に投入された若き伝令の作戦を一部始終目撃させられる上映時間119分のアトラクションのようだ。 ワンカットをうたっているようだが、それでは本編と実際の時の流れ方に矛盾が生じるわけだけど、それらの部屋が変わるごとに音響や暗転等の効果を演出して見事にワンカット(風)を可能にしたように思う。 間違いなくこの映画は戦争映画なのだが、観賞後はそれを観せられたような感覚はない。 ↓鑑賞記録 2021/8/29 2022/10/19
観賞後は走り疲れてクタクタになります
ワンカット(風)映像のことばかり言われてますけどそもそも2時間まるまるワンカットなんてありえないんだからさぁ。それでも繋ぎ目はどこかと瞬きも、なぜか呼吸さえも止めてしまいがちに。いや、時間も飛んでますしワンカット(風)云々は別に宣伝文句にしなくても良かったと思いますけどねぇ。かなりの長回しであることは間違いないですしどれだけ緻密に計算され尽くして撮影されたのかを考えると本当に凄いです! その長回しによってこちらも共に走っているような緊迫感と臨場感、突然の爆撃や銃撃による衝撃や恐怖をイヤというほど感じられました。何度も声を上げそうになりましたよ。 シンプルなストーリーだからこそ生きたこの撮影法によって私達は共に駆け抜け、伝令を果たしても戦いは続くという虚しさを味わう。今年のアカデミー賞は風向きが変わって受賞を逃したけれどオスカーに匹敵する作品であることは間違いない。
まるでゲーム!まるでスリラー!
いや〜〜凄かったわ!! 話は解っていることだから 戦場有る有るの出来事なんだけど ここでそれ来る?!みたいな〜〜 ゲームの様な、戦場に放り込まれたような ドキドキハラハラが最後まで続いて まあ〜飽きさせない映画でした。 伏線がどうのこうの〜〜みたいな 込み入った映画が苦手な方には 絶対にオススメですね。 ちょっと「ダンケルク」とかを思い出してしまった。 で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては 映像も中身も文句なくスゴイです。 何と言ってもワンカットの映像の力! この塹壕、どこまで本当に掘ったんだ?? 戦争の愚かしさは言うまでもなく 名もなき兵士達の累々たる屍の山!! 戦争なんかやるもんじゃない!! @お勧めの鑑賞方法は? 映画館で観て! 戦場に放り込まれて来い!!(笑)
迫真の映像体験がもたらす戦争の虚しさ
友を失い、いのちをかけて、戦場をかけて、
戦闘中止の伝令を告げても
それは一時的なもので、戦争は依然終わらない…
身命をとして行き着いた先は
戦争を止めた喝采の讃美ではなく
いつまでも続く戦争の虚しさ…
一兵卒の刹那的な
不安と緊張、攻撃性と優しさ、地獄と安らぎ
まさに〈春と修羅〉のような語り口。
それを緩急をつけて、
息を飲むような美しいルックで魅せていく映像…
「このカメラワーク!どうやって回したの?」と思う
引きと寄り、客観と主観の切り替わりの映像演出の勝利!
リアルタイムで刻々と様変わりしていく映像演出の勝利!
グランドシネマサンシャイン池袋のIMAXで観るか迷ったけど、上...
グランドシネマサンシャイン池袋のIMAXで観るか迷ったけど、上映時間の都合とGCSのIMAXもフルサイズではなさそうってことで新宿TOHOのIMAXレーザーで これは映画館でないと味わえない映像体験。 最初から最後までワンカット風に 見せてしまう撮影技術には感服。 暗闇になってからの光と影を使ったシーンは圧倒的で泣きそうになった。 ブレイク役のディーンチャールズ・チャップマンの顔が綺麗過ぎて、レイチェル・ワイズにしか見えなかったんだけど、彼の顔が蒼白になってゆくところは辛かったし、 スコフィールド役のジョージ・マッケイ、頼りなさそうにみえていた彼が、 あの状況の中で使命を果たそうと全力で走り続ける姿は凄かった。 暗闇の街のなかの相手との場面。 あの状況の選択肢は1つしかないし、 戦争を描いた作品だから当然かもしれないけど、結局は人殺しでしかないんだよね。 陳腐な言い方しか出来ないけど、 戦争は人を殺人者にしてしまうんだと 思ったらいたたまれなくなった。 長回しのシーンのある作品は好きだし、 本作の長回しカットを繋ぐ技術は本当に 素晴らしいと感じた。 ただ、話しがシンプルなこともあってか 長回しのシーンが逆に単調に感じられ 中盤以降少しだれてしまった。 そして、あるシーンが、現実から離れて いった感じを受けてしまい、 その感情のままだったので森のシーンも なんだか入り込めず。 ジョージ・マッケイの激走と共に力尽きてしまったのかも……(-_-;) ただ、この臨場感はもう一度感じたいと 思っているので新宿TOHOより小さめのIMAXでおかわりしようかなぁ。 ドルビーシアターで観たいけど 何故か丸の内ピカデリー上映してないし…
ロード・オブ・ザ・リング?
最初から緊張感出すぎで、ハラハラしました。 ただ、開始から感じた違和感。 なんだろう?と考えながら観てたら、あら、やだ、フロドとサム?的な。 ロードオブザリングの現代版に思えてならなかった… ほら、色々な場面を思い返しても、ロードでも観たシーンが。 地下や川の中や草原や炎の廃墟 D隊の皆さんが木の下で歌を聞いていたシーンはもぅ エルフ?としか思えず…もぅ勝手に頭の中で中つ国に変換… すごい映画でしたが、いまいち集中出来なかった原因は そこだよね 俳優陣が豪華でした 本作を観て理解したことは、映画パラサイトの何がすごいか、ということ こういう映画を差し置いてパラサイトみたいなのがアカデミーをとるという快挙がすごいということね なるほど
仲間になった気分で
まず、ワンカットを謳った映画ですが、6回くらいはカットしています。 もちろん一つひとつのカットが長いため、演者の間違えることができないというプレッシャーが、迫りくる敵から必死に逃げようとする主人公のプレッシャーと良い感じに混じり合って、より緊張感漂う作品になっています。 ただ、主人公が気を失った後の夜のシーンから少し作品のスピード感が落ちてしまい、そこは残念に思いました。 劇場で観る時は是非、前方の席で作品の迫力を感じてください。
1見るか見ないか…
見るか迷われている方は参考までにどうぞ👇🏻 ストーリーはサプライズ性にかける内容ではありますね🥳❌しかし コリンで始まりカンバーバッチで終わるスッキリとした演出、話もシンプルで見やすかったですね。 巷では「ワンカットじゃないじゃん!!」 と批判的な意見もありますが、 十分楽しめましたよ! 他の映画にない臨場感、リアルさは求めていた通りです。 ですがこの映画は… \見る必要はそこまでないと思います/笑笑 というのも戦争映画はどれも同じに 感じられるという概念をつくがえす程の 作品ではなかったからです。 どれだけカメラワークに力を入れても 実話だったとしても今時の若者の人生に 影響を与えるほどの映画はなかなかないですよね。 余談ですが 私の友人にグロが一切ダメな女がいます。 私は止めたのですが強がって戦争映画を 見に行ったところ、、予想外に死体がリアルで それ以来戦争映画を見るのがトラウマになったそう …彼女の体験に当てはまる方がいたら少し注意した方が良いかもしれないです…小声
緊張感はあったけど。
期待しすぎたか。 戦争映画見過ぎてるせいか。 撮影方法による緊張感、緊迫感は伝わってきたけど、 あっさりした印象のままで終わりを迎えた感じで、ちょっと物足りなさを感じました。 なので、1つ1つにそれほど感情移入出来なかったというか。 もう少し長めでもいいので、細かい表現があると良かったのかなぁと個人的な意見でした
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