1917 命をかけた伝令のレビュー・感想・評価
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ワンカットを気にしないように
評論家が皆「ワンカット」というので、ワンカット部分を探してしまい、前半はストーリーに集中出来なかった。途中からは普通に観られたが、大変面白かった。戦士には失礼だが、ゲームのFPSをしている気分。
労力とリーダーシップと協力
初め慣れなくてこりゃ疲れると思いましたけど すぐ慣れました
主人公はエキストラぽくて逆にリアリティーがあります
ワンカットていう単にイロモノじゃなく内容も誠実で丁寧です
いわゆる文部省推薦的な上等な映画です
それにしても ワンカットの企画が上がり しかもストーリーを聞かされた時は 関係者は絶句してみんな反対しただろなぁて思います
その逆境を跳ね返して企画を通した リーダーシップ 制作中の関係者の協力と想像も出来ない労力 すべてに驚きます
それでも ダラ~ッと生きている身にとっては 何か責められいるようで 観心地は良くない感じでした
予想以上の緊張感がありました
ワンカット撮影は、観ている方に、予想以上の緊張感が生まれます。
息を付く暇が無いという感じです。
逆にワンカット撮影を知らずに観たら、この作品の評価はどうなったのかな?と思いました。
昔観た相米監督の「ションベンライダー」は、ワンカットが長いな〜と感じましたが、本作品は長いとは感じませんでした。
つまり、本作品はワンカット撮影を、十ニ分に検討してから撮影したんでしょうね。
アカデミー撮影賞受賞に納得です。
或る一日
重く、厳しく降りかかる一日。
何故選ばれたのか
何故ここにいるのか
本当に意味があるのか
人は皆、与えられた命の矛先に抗えない。
ただ進み、ただ尽くし、ただ全うするしかない。
文字通り、命を燃やして。
そして受け入れるしかない、自身の生命を。
覚悟の先にある、自身の生を。
ズシン。
ワンカットの臨場感、現代っ子は見覚えがある説
慣れない人はめちゃめちゃ映像酔いすると思う。全編ほとんどワンカットの臨場感というのは三人称視点ゲームのプロロなし縛りRTAを見てるのに近い。(途中2箇所?しょうがなく中断して)
文化祭の中止を上級生のクラスに伝えに行く感じ
ストーリーを例えると文化祭中に
全然知り合いがいない上級生のところに行って
後夜祭は中止ですって上級生組の先生に言わなきゃいけないんだけど、頼みの綱の上級生の兄がいる友人が途中お腹痛くなっちゃってお前だけ行ってきてって言われた感じ。
前情報のせいでワンカット…がんばれ…と思いながら見てしまう
ストーリーはあまりないけど、臨場感はあり
桜のシーンがよかった
ここ1年で一番良かった
ワンカット風なので、
最初のうちは脳裏にカメラを止めるなの後半のシークエンスがチラついて集中できずw
そんなこと考えてたら、
いきなりネズミが落ちて来て爆発したシーンで
ジュースを吹き出すほどビックリした、、!!w
そのシーンと、気絶のシーン以外で
シーンの切り替わりは気付かなかったけど
それ以外は全部長回しなのかな?
舞台裏気になる!!
戦闘シーンが少ないので、
狙撃されたり襲われるシーンは
異常な程ハラハラしてホラーよりホラー!
全体通して大きな話の起伏や、過剰な演出がないのもリアリティあって良かった。
最初主人公だと思ってた彼が死んでしまうシーンで、
徐々に血の気が引く様に顔が青ざめていくのがとてもリアルだったなー。
個人的に良かったシーンは、いくつかあるけど
まずは
ぬかるみにハマった車を押すシーン。
余裕のないスコに無関心そうだった部隊の人達が、
一緒に押してやろうとなるシーンは仲間がいると思えてひどく安心したなー。
特に彼を亡くしたばかりだったし。
観てるこっちもバディ物かと思ってた矢先でショックでかかったから、ホロリとした。
良いシーンかはわからないけど、
赤ん坊と女性もひと時の安息をありがとう!!
あーゆー温もりがいかに価値のある物なのか。。。
よく学ばせて頂きました。😭
そして何より、
ここね、ここ。
彼の兄貴!!
演技うますぎ!!
スコと一緒にたどり着いて疲弊しきった心に
あの演技はパンケーキにナイフを通す様に
ズサズサ来ました!!←表現力w
泣かない!奥歯で噛み殺しながら、
目に涙を浮かべて時より漏れそうになる阿吽を押し殺す姿がやばすぎた。
食事をして来なさいとすぐに会話を終えようとするが、
母親へ手紙を出したいとスコに告げられて、
彼は1人じゃなかった。最後に一緒にいてくれてありがとうと握手したシーン。
画面観れん程泣けた。。。
あの長回しの中失敗は許されない、
あの一発で最高の演技!間の取り方まで完璧。
凄すぎる。邦画には無理だなと思った。
というか邦画だと泣き崩れたりごちゃごちゃ喋って大袈裟な音楽流してお涙頂戴だろうな。。。
いやしかし感動したわ。
カンバーバッチ出てきたのもびっくりしたけど。
事前情報調べなさすぎw
そんなカンバーバッチに
友を亡くし命辛々伝令をしてミッションコンプリートなのだが、
明日には命令が変わる。何度も繰り返してきたと言われた時の、
これが戦争の中の数あるストーリーの一つに過ぎないんだなって、やっぱ戦争ってとんでもないなって思った。。。
でも入り口の少佐に
よくやったと言ってもらえて私は救われたよ。。。
ここ一年で1番いい映画体験になった!
本当臨場感ハンパない。
内省的な映画
なんと内省的な映画だろう。
服が重そう、靴も最初からグズ濡れ。空腹で寒そうで喉も水分だって満足にとれない。大勢いる人たちがみんな疲れきっていてだるそうで。もちろん戦場になど居たくなくて家族を恋しく思っていて。
ああ、これが戦場なんだな、前線てこういうことか。鉄鎖が意味を為し、壕に身を隠す。
敵陣の把握が作戦の要にあり、状況把握に一発の信号弾が頼りだったり。
そして士気維持も難しそうなのに指揮系統の確かさたるや。
でも、ここで描かれるのは戦争の愚かさでも非道さでもない。必死の伝令が朝令暮改の一つにすぎない、には虚を突かれましたが。それが主軸ではない。
喪失感を抱えながらもそれに蓋をしていた者が喪失感にやっと向き合えるまでのストーリーだった。
愛する家族、思い焦がれる故郷。それを持つ友人の、友人の思いを引き受けて「代わりに」走る。
空っぽだった心に友人の心を詰め、使命を果たすことで友人の心を家族に返し。自分の心がいかに空っぽで寂しかったのか、やっと寂しいという感情が流れ込んでくる。
ワンカット撮影の効用でいえば
それは幾度も連なる遺体の山を越えることになっても必死で生きていくしかない姿を写し出すことと、
この映画の到達地は伝令を渡す大佐のところでもなく、思いを伝える友人兄のところでもなく、自分の気持ちに向き合うところだと示すことにあるのでしょう。
見終わったときなんだか深い思いにとらわれました。
そして、見始めたとき「え?伝令はともかく場所の説明一発で分かりにく!それに途中のどこそこが目印の何があったらどうしろも覚えきれん!私には無理だー」と次元の低い目線でいたことを恥じます(汗)。
命をかけた伝令
戦地にいる2人の兵士は最前線にいる1600人の仲間を救うため、敵地を横断する危険な任務を命じられ…。
アカデミー賞3部門受賞作。そもそもダンケルクがあまり合わなかった自分はこの作品も大枠では好きになれなかったが、戦地の緊張感や鑑賞後感は良い作品でした。
すごい作品だ〜
長回しがやはりすごい。長回しと言えばロープなどが有名だけど、ここまで多くの場面が連続して変化したり、出演者の人数も膨大であったりと、撮影時の苦労は比較にならないと思う。それが功を奏して、上映中はものすごい緊張感と臨場感が始終続く。特に冒頭とクライマックスはジェットコースターに乗っているかのようなスピード感で、刻一刻と変化する状況から目が離せなくなる。それでも時折チェリーの木のくだりやフランス人女性との交流などの場面で緩急が上手くついていて、疲れずに2時間観ることができる。個人的に最初のうたた寝シーンと最後のうたた寝シーンがダブっている演出、とっても良かった。
思い出した!あの生き物だ!
時は1917年、第一次大戦がはじまって3年、フランス西部戦線で長大な塹壕を挟んで対峙する英仏連合軍とドイツ軍。
第8連隊に所属するスコフィールド上等兵とブレイク上等兵に雲上人のエリンモア将軍からお呼びがかかる。
狭い塹壕を急ぐ。急ぐ。カメラは正面から彼らを捉える。手振れは無い。最新のステディカム。
将軍からの伝令。退却したドイツ軍を追撃するマッケンジー大佐率いる第二大隊へ。ドイツ軍は戦略的撤退。トラップ。向こうは要塞化されている。
このままでは1600人の友軍は全滅確実。攻撃を中止しなければ!しかもそこにはブレイク上等兵の兄がらいる!
二人は伝令として向かう。まずは長い長い塹壕の最前線に。進む。進む。狭い塹壕を進む。途中に休憩所がある。兵士が沢山いる。人をかき分け進む。カメラはストーカーの如く彼らに付き添う。長過ぎる塹壕。進む。進む。
あれっ?いきなりストーリー?枕は無いの?
いやあります。しかもかなり長い。
さてここから全く関係ない話になります。私はこの狭く長い塹壕を見てある生き物を思い出しました。その生き物とは・・・
2年前の8月、私は上野動物園に行った。お目当てはジャイアントパンダの赤ちゃん香香(しゃんしゃん)である。予想通り大行列。炎天下1時間待ち。苦行である。やっと着いた。ところがなんと・・・
寝てた。お尻しか見えない。まあこんなもんかと思った。言いたい事はある。
ごめん。君は私の可愛いリストからはずす。私に愛されなくても世界から愛されているからいいよね。
私が思い出した生き物はパンダじゃない。
しかし隣に可愛い生き物がいた。それは・・・
アジアゾウ!暑い盛りである。自分の鼻に水を溜めて自分に掛けている。ずっとだ。声が聞こえた。
あー暑い、暑い。やってられないよ❗️しかも、飼育員さんがホースで水を掛けている。時々口に水を突っ込んで飲ませている。ダイナミック。そして二頭いる。
一頭がゴロンと横になった。飼育員さんを潰さないように気を使っている。お腹にも水を掛ける。掛ける。なんか楽しそうだ。水遊びみたいに見える。
可愛い。君たちは私の可愛いリストに入れたよ。頭が良いよね、君たち。確かに象も暑いと思うけどその絆に感動したよ。
ただ私が思い出したのは象ではない。
園内を歩いているとガラスがある場所があった。その先には小さな滝がある。滝から何かが流れて来た。その刹那、でっかく黒い生き物が出てきた。それは・・・
ヒグマだ。流れて来たのはスイカだ。
食っている。一心不乱に食っている。害獣と思う人もいるだろうが本来はドングリが主食の生き物だ。臆病な生き物だ。いつのまにか人が集まって見入ってる。
可愛い。君も私の可愛いリストに入れたよ。飼おうとは思わないけどね。
ただ私が思い出したのは、ヒグマではない。
暫く歩くと夜行性哺乳類の建物がある。中は暗い。ヒュンヒュンと木の間を飛び回る生き物がいる。
モモンガだ。
目がクリクリしてる。少女マンガのようだ。光を効率良く取り入れる為に目が大きい。
可愛い。君も私の可愛いリストに入れたよ。高尾山で君を見て大喜びしていたハーフの少女を思い出したよ。
ただ私が思い出したのはモモンガではない。
そして階段を下り、地下一階に行った。そこに奴はいた。生まれて初めて見たあの生き物。誰も知らないあの生き物。決して可愛いと言えないあの生き物。その名は・・・
ハダカデバネズミ
アフリカにいるネズミ。その名が示す通りハダカだ。体毛が一切なくピンク色だ。蟻の巣のような場所に住んでいる。小さなトンネルの中に沢山いる。いくつも部屋もある。
真社会性の生き物だ。蜂みたいなものだ。女王が繁殖担当だ。それぞれの個体には役割かある。外敵の見張り、食物調達係、子育て、巣の補修、etc・・・そしてネズミの仲間にしては異常に長命である。普通のネズミは寿命が3年ほど、ハダカデバネズミはなんと・・・
30年だ❗️有り得ない。拍動のトータル数で寿命が決まると言う常識を超えている。
私が思い出したのはこの生き物だ❗️似てる。
ハダカデバネズミ。穴を掘り分業化してる所。
ただ決定的に違う部分がある。
ここは徹底的に平和である。天敵はいないし、餌は与えられる。当然温度も最適だ。仰向けでお腹丸出しで寝ている。よく見るとお腹が少しだけ動いている。
同種族で殺し合いをする動物はいない。当たり前だ。種の保存の原則は揺るがない。但し例外がある。それは霊長類で最も知能が高い人間だ。(稀にボノボチンパンジーも同種を殺す事がある)
知能は高いが愚かな生き物だ。
さて長い枕が終わりました。冒頭のストーリーの続きです。
なんとかドイツ軍の塹壕に着きました。人間はいません。しかし思わぬ事が起こりました。
ストーリーに関してはここまでにします。
厳密にはワンカットではありませんがカメラは主役の二人に寄り添い、時に主観、時に状況説明と活躍しますが最後はカメラの存在を忘れてしまいます。物語に没入して。いわば・・・
体験型戦争映画です。
エリンモア将軍を英国の名優コリン・ファースまたマッケンジー大佐をベネディクト・カンバーバッチが演じます。物語に重厚さを与えてくれます。流石です。
楽しいとか楽しくないと言うより記憶に残る映画です。
今回は殆ど笑う所が無くてすみません。そしてこんな長文を読んで頂きありがとうございます。
PS ハダカデバネズミくん君たちも可愛いリストに入れたよ。
ワンカットでもワンショットでも!
これぞワンカットの妙!!!
ロジャー・ディーキンス最高!!
時代は最早ここまで出来てしまう。
途中までワンカットだったことをすっかり忘れていたほどに自然。
思い出した頃には、こっちまで一緒に走っている気分になる。
とにかく演出が凄い。
塹壕を歩き続けるシーンでは、
通り過ぎるそれぞれのドラマに釘付けになることを、
敢えて許さない設定に、
戦争という時代の凄惨さを感じさせる。
死体を食べ続け、ブクブクと肥えたのは人ではなくネズミであったことも、
重要なアイテムとして登場する。
凄いリアルだと思ったら本物だったらしい…。
こうして何度も何度も戦争という時代を表現し続け、
二度と起こしてはならない事と次の時代に
語り続けなくてはならない。
肥り続けたのは、
一部のネズミだけ。
これが、たった100年前の出来事。
そしてこれを語ってくれた方々に大いなる敬意と感謝を。
とにかく脚本が素晴らしい。
気持ち良いほど伏線が回収される。
無駄なセリフがひとつもない。
面白かったー!!!
全編ワンカット撮影
って、最初から最後までワンカット、2時間回しっぱなし、という意味じゃないんだね。勝手に勘違いした自分が悪いんだけどさ。途中で、カット割ってるじゃん!とか思った。
映画は戦場の緊張感が半端なくて、普通の映画だったらあるであろう、タメみたいなものが全くなくて、本当に次に何が起こるかわからない。
まあ、結構普通に走ってるだけなのに弾当たんねーなーとは思ったけど。マトが一人だけならそんなもんなのかも。
かなり面白かった。ぜひIMAXで見てほしい。
緊張感と迫力
ワンカット風撮影による緊張感と迫力を味わえます。
前半は没入感が高いので集中しているところに、ドキッとするシーンがあります。
予想はしていたのですが、思わず体がびくっとしてしまいました。
後ろの席の人はポップコーンをひっくり返したらしく、上映後に拾って片付けてました(苦笑)
後半は少しダレるような感じがありますが、上映時間を短く感じました。
少し小さいスクリーンだったのですが、IMAX上映のほうがより入り込めるかもしれません。
光の平原へ…
改めて戦争の悲惨さ、恐ろしさを痛感させられる物語でした。
死の恐怖と隣あわせでも、仲間の為、必死に伝令を伝えようとする主人公の姿勢には、「何事も必死にやる事」「誰かの為にやること」の大切さが、そして、どんな困難や、苦難の先にも、「光の平原」があるという、メッセージが込められていると、私は感じました。
ご都合主義なストーリーの連続
全編ワンカットで撮影されたような長回し、リアルな戦争のシーン、音楽はすばらしいが、主人公たちが戦場という危険な場所にいるのに危機管理能力が欠如したような行動を連発して自ら危険な立場に追いやっていたり(敵を助け、刺されて死ぬって…)逃げる為に川に飛び込み、そのまま流されてたまたま着いたところが目的の場所とか、戦場を走り抜けても主人公は絶対被弾しないなど、あまりにもご都合主義なストーリー連発にゲンナリ…あと、この作品を全編ワンカットで撮影されてるって紹介しているメディアや、それを鵜呑みにして信じている人ってどうなの…?ちゃんとワンカットっぽく撮影されてるって説明されてるし、そもそも常識的に考えて2時間の映画を全編ワンカットで撮れるわけないだろ…
ハマらなかったー。
ごめんなさい、ハマらなかった。
ワンカット風の撮影がすごいという以外何かあるかな??🤔
ストーリーは手紙を持って行くだけだしね。
初めは緊張感あったワンカットも、段々と"敵の少なさ"と"舞台の狭さ"を感じて、最後の見せ場も戦いのリアリティ感じなかった。同じところグルグル回ってないか??
地下で赤ちゃん触り出した時は寝そうだった😅
景色はすごく綺麗だったよ🌍
ひょっこり出たコリンファースとカンバーバッチはオーラあったなー🤭
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