映像研には手を出すな!

劇場公開日:

解説

アニメ制作を志す女子高生3人組の青春を描き、2020年1月からは湯浅政明監督によるテレビアニメ版もNHKで放送された大童澄瞳の同名コミックを、人気アイドルグループ「乃木坂46」の齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波の共演で実写映画化。湖に面した芝浜高校。人見知りだが監督としてすぐれた素質をもつ浅草みどり、カリスマ読者モデルでアニメーターの水崎ツバメ、金もうけが好きなプロデューサー気質の金森さやかは、「映像研究同好会」を結成し、自分たちが思い描く“最強の世界”を描くためアニメーション制作を開始する。「アニメは設定が命!」が信条の主人公・浅草みどりを齋藤、俳優である両親に反対されながらもアニメーターを目指すお嬢様・水崎ツバメを山下、2人の才能をまとめ、管理し、金もうけをしようとするプロデューサータイプの金森さやかを梅澤が演じる。そのほか、小西桜子、福本莉子、桜田ひより、浜辺美波ら人気の若手女優も共演する。監督は「乃木坂46」とは映画「あさひなぐ」でもタッグを組んだ英勉。

2020年製作/113分/G/日本
配給:東宝映像事業部
劇場公開日:2020年9月25日

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(C)2020 「映像研」実写映画化作戦会議 (C)2016 大童澄瞳/小学館

映画レビュー

4.0テンポが良い映画との[未知との遭遇]

2024年6月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

タイトルは聞いたことがあったのでWOWOWで録画してた 全く知らない映画を鑑賞。実際のクリエイター達が観たら考えられない位に苛立つのかも知れないが、そのクリエイター達が作ったであろう傑作だと感じた。
全キャラが良くてとても楽しめた。
『七人の侍』(1954年)のオマージュシーンは黒澤明監督ファンにはどの様に写っただろう。私は『怒りのデスロード』位に感心した。

調べると やはり原作があった。アニメもあったし、この映画の前にドラマもあった。なのでドラマも観てみたい。
私は齋藤飛鳥は知ってたが作品を観た事が無い。浜辺美波は観てたが友情出演?
他にも福本莉子、桜田ひより、松本若菜は知ってたが 他の女性登場人物を知らなかった。
実は ファンには怒られそうだが水崎ツバメの役は生田絵梨花だと思ってずっと観てて、エンディングを見たら山下美月という別人だったので凄く驚いた。後で調べたら似てるけど違いが判る。

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ナイン・わんわん

1.5浜辺美波の役は必要?

2024年5月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

テレビが面白くて期待したのだが、結局テレビの纏めみたいな出来だった。

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ムーラン

2.5☆☆★★★ 原作コミック未読。 アニメ版全話☆☆☆☆視聴済み。 ド...

2024年3月9日
iPhoneアプリから投稿

☆☆★★★

原作コミック未読。
アニメ版全話☆☆☆☆視聴済み。
ドラマ版全話☆☆☆視聴済み。

この監督での実写化には不安感しか感じられず、公開後暫くは様子見を決め込む。
ドラマ版はやっぱり…と言うべきなのか、後半に向けてドンドンと失速していった。

いきなりのオープニングは『羅生門』
途中に『七人の侍』の音楽を流したり。『椿三十郎』での三船敏郎のセリフを入れたり…と。
だからと言って面白くなるかと言えば、そうは問屋が卸さない。
トンデモなくつまらない作品でしたなあ〜(ㆀ˘・з・˘)

ダラダラと続いて行くに連れて、睡魔が襲って来る。
それを何とか我慢しているのが、ドラマ版見た時に気に入った福山莉子の演技を見る楽しさと。浜辺美波が出演している場面を見逃してはならない…と言う。映画ファンとしての、旬の女優さんを逃しては〝 末代までの恥 〟とゆう思いからだ(^^)

…とは言っても、なかなか面白くはならない。
やっと百目鬼が登場して仲間が増える場面で、アニメ版と少しだけ繋がった事で面白くはなって来たが。最早本編もあと少しでエンディングとゆう状況。

結局は大した盛り上がりも無く映画は終了。

金森氏が何故に金の亡者になってしまったのか?その辺りの説明が不十分だと、金森氏が金森氏では無くなってしまうんですよね〜(´-`).。oO
それと、浜辺美波の活躍が見たかったのなら続編を観ろ!って事なんですかねえ〜?
(続編ありきとしてだったなら)この程度の内容だったならば、もう続編なんて作らない方が良いと思いますけどね〜。

最後に齋藤飛鳥の浅草氏について書かねばなるまいて。

アニメ版での伊藤沙莉の浅草氏が素晴らし過ぎてしまい、当初の斎藤浅草氏は大丈夫なのか?と思っていましたが。まさかの伊藤浅草氏を越えて来たのは、本当に素晴らしいと思いました。
…あ?それだったら、続編はアリかもなあ〜(u_u)

2020年10月11日 TOHOシネマズ錦糸町オリナス/スクリーン7

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松井の天井直撃ホームラン

4.0面白いが微妙な作り。それがクセになる魔法の映画。

2023年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

原作は知らないけれど、楽しく拝見した。

最初、観たことあるような場面だな、と思った。思い出せず、妙な気分になりながら、あっ、そうだ「羅生門」だと気がついたのは少し経ってから。その場面の演技はやり過ぎ感があり、けっして上手いとは思わない。七人の侍風の場面と、それ風の音楽もあったが、こちらはなんなく受け入れた。しかし何十年も前の「踊る‥」を含め、大昔の映画は万人には分からないし、理解もできない部分であると感じた。制作は、誰に見せたいのか、本当にそれで良いのか、良かったのか、深く考えたのか、疑問である。

しかしこの映画、一歩間違えば2分で飽きてもいい作りなのに、なぜか面白く観ることのできた、という稀な映画になった。キャストは、全員高校生には見えない猛者ばかり。社会人が高校生活をしている妙な印象だけが残る。深く考えれば、ため息が出るほどガックリくるが、面白い。いい演技と、よくない演技が混じり合い、ときどき意味不明な場面を見せられる、だけど面白い。これを3回繰り返した。3回観たということだ。

それも「あの主役の3人の頑張りがあってこそ」と、仮の納得で終わる。
いつか本当に納得するため、4回目の「映像研には‥」を観ているはずだ。

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星組