ラーヤと龍の王国

劇場公開日:

解説

龍の王国を舞台に少女の戦いと成長を描くディズニーの長編アニメーション。聖なる龍たちに守られた王国。人びとが平和に暮らすその王国を邪悪な悪魔が襲った。龍たちは自らを犠牲に王国を守ったが、残された人びとは信じる心を失っていった。500年の時が経ち、王国をふたたび魔物が襲う。聖なる龍の力が宿るという「龍の石」の守護者一族の娘ラーヤは、王国に平和を取り戻すため、姿を消した最後の龍の力をよみがえらせる旅に出る。監督はアカデミー長編アニメーション賞を受賞したディズニーアニメ「ベイマックス」のドン・ホールと、実写映画「ブラインドスポッティング」のカルロス・ロペス・エストラーダ。2022年・第94回アカデミー長編アニメーション賞ノミネート。2021年3月5日から劇場公開と同時にDisney+でも配信(追加料金が必要なプレミアアクセスで公開)。劇場では短編「あの頃をもう一度」が同時上映される。

2021年製作/108分/G/アメリカ
原題または英題:Raya and the Last Dragon
配給:ディズニー
劇場公開日:2021年3月5日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第94回 アカデミー賞(2022年)

ノミネート

長編アニメーション賞  

第79回 ゴールデングローブ賞(2022年)

ノミネート

最優秀長編アニメーション映画賞  
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映画レビュー

4.5王道のアクションアドベンチャー

2021年12月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

興奮

ディズニープラスで鑑賞。
闇に包まれた世界を救うため、ラーヤと龍のシスーが冒険します。

今回の仲間は、年齢や性別がバラバラで多様性に溢れていて面白かったです。
また、映像が実写レベルで美しく、水の表現に一番力が入っているように感じました。

ストーリーもディズニーらしい王道の冒険物で、終始アトラクション感覚でワクワクしながら楽しめました。

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Ken@

3.5荒廃した東南アジアを旅する女木枯し紋次郎

2021年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

主人公のビジュアルは、もう一度浮かんでしまったら木枯し紋次郎としか思えない。実際、荒涼とした土地をさすらっていて、キャラクターもどことなく被る。まあそれはビジュアルだけの話だが、アジア全般を一本の映画に詰め込もうと、さまざまな要素や文化的モチーフがてんこ盛りで、ストーリーの粗はどこかに消し飛んでしまった。

例えば自分は『ブラックパンサー』を観て、アフリカの人たちはこの描写によく怒らないものだなあと思ってしまうのだが、意外や日本やアジアがモチーフだとそこまで気にならない。キツネ目のキャラが出てきたりすればまだこんなことやってのかとは思うが、近しいからこそ余裕があるのか、どうぞ好き勝手に遊んでくださいという気持ちで、ビジュアル的に面白ければ楽しめてしまう。

かろうじてディズニープリンセスという括りの中には入るのだろうが、ついに完全に恋愛要素を排除してみせた潔さは、新しい時代のディズニーアニメという気がするし、一方でこれからディズニープリンセスというコンセプトはどうなっていくのだろうと興味も湧く。到達点というより過渡期の面白さだなと思いながら、興味深く観ました。

ただ、字幕版の上映館の少なさには閉口した。オークワフィナを愛でる映画でもあると思うので、やっぱりオークワフィナの声で聴きたいし、彼女の演技に聞き惚れて欲しいので、半々とは言わないが、せめて一日一回くらいはどの劇場も字幕版もやってくれないか。

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村山章

5.0オリジナリティー溢れるディズニー映画の名作が誕生。それぞれのキャラクターが個性的で、シンプルながらも深いモノを描き出した。

2021年3月5日
PCから投稿

本作は、ディズニー・アニメーション初の「東南アジアからインスピレーションを受けた作品」なので、正直、最初のパッと見は違和感がありました。ただ、不思議とすぐに世界観に慣れました。
タイトルにもあるように「龍の王国」という辺りは、神話のような世界観も絡んでいたりと、ディズニー映画らしいオリジナリティー溢れる設定で興味深いです。
そして、ラーヤが旅をする際に、いろんな出会いがあるのですが、そのキャラクターたちが本当に魅力的で、その化学反応により物語が進むにつれて面白味も増していくのです。
私が本作で特に良かったのは、「ファインディング・ニモ」のドリーを彷彿させるような、あの独特な「ムードメーカー的な存在」が登場するシーンからです。
それぞれの国に行くたびに変化していくのも面白かったです。(ネタバレ回避で抽象的に書きます)
これまでのディズニー映画で、ありそうでなかった作品でした。
「信頼すること」の大切さは誰もが知っていますが、現実問題として、それほど単純なモノではないことも誰もが知っています。
そんなテーマをこのように描けるのは、やはりディズニー映画だからこその素晴らしさだと実感しました。

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細野真宏

5.0今度の敵は家族や友達を平気で騙せる詐欺師

2023年9月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

先ずは見た目のアジアンテイストというかオリエンタルな外観に賛否が分かれる作品。ディズニーファンを含めた食わず嫌いな観客は後回しにするであろう作品。しかし中身はディズニーらしいエンタテインメントで面白い(アクション・友情・家族愛・オマージュ&パロディ)。2024年は公開後初の辰年。タイトルに龍があるので2023年の年末年始に再注目されるのが楽しみな作品。最後に作品のテーマである「信用」について。

主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。【使徒の働き16章30節】 出典:新日本聖書刊行会『聖書 新改訳2017』(いのちのことば社、2017年)〈新〉268頁

アメリカ人を始め欧米人が信仰するキリスト教(Xmasシーズンになれば日本人も信仰の対象ですが ^^;)の有名な格言「信じるものは救われる」。

主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。【使徒の働き16章30節】 出典:新日本聖書刊行会『聖書 新改訳2017』(いのちのことば社、2017年)〈新〉268頁

「信用」とはキリスト教圏では永遠のテーマみたいですね。

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HILO