エンド・オブ・ステイツのレビュー・感想・評価
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王道アクションムービー
こういった主人公がかっよく夢想する映画はどうしても堪らない気持ちになる。最も好きなジャンル作品である。そのためどうしても評価は高くなってしまう。
ストーリー性はまぁ突っ込みたくなる点はやはりある。
ドローン攻撃はかなり有効的な攻撃手段の一つなのに序盤のあのシーン以来出てこないか、お父さん強すぎないか、奥さんと子供はもっと護衛すべきだろうとかさ。
ただこの手の作品はそういうストーリー性を楽しむというより、主人公に自分を投影し、アトラクション気分で楽しめる作品なのかなと勝手に解釈して楽しんでる。
そのためよく言えば安心感持って終始作品を堪能できる。副大統領なんか登場した時から絶対黒幕だって分かっちゃう容姿だしね。
その辺含め、安心感あるストーリー展開である。
これでこのシリーズは3部作目にあたり、一区切りつくのかな。J.バトラーもだいぶ見た目が老いてきたのは気になった。仮にも次回作があるとしたら長官としてのマニングの姿になるのだと思うが、それもまた楽しめたらなと思う。
ニック・ノルティ 78歳 健在です。
この映画のアドバイザーでもありカメオ出演をもしている元USSSであったミッキー・ネルソンが、エンターテイメントニュースに特化したオンラインマガジンのウェブサイト・TRRIのインタビューに答えていた。インタビュアから「ミッキー・ネルソン、あなたがこの映画を見たのは今回が初めてでしたね。 スクリーンでアクションを見るのはどうでしたか?」と聞かれると「昨夜において完成した映画を見るのは初めての事で、控えめに言ってもアドレナリンが湧いてきましたが、日々、努力を重ねているシークレットサービスの挑戦に対して、監督のリック(私は彼に感謝しなければなりませんでした)のおかげで、シークレットサービスのキャラクターが人間らしく描がかれ、ロボットではなく実際の真の人間として初めてそれらを見せることができました。彼らは、家族と 配偶者と 子どもたちと、そして人生の他の皆と同じように日々の戦いに対処しなければなりませんでした。」
映画の幕はこのように開ける。オープニング・クレジットが終わると民間会社の軍事訓練に参加している主人公の大統領警護官(USSS)マイク・バニングの戦闘訓練シーンから始まる。近未来型歩兵の必須条件である多角的情報を集約したものや、また詳細な的確な敵の情報なども解析できるディバイス内蔵のヘルメットを装着している。いわば小型指令室を備えている。約55年前のSci-Fiドラマ「アウター・リミッツ」の”Soldier(1964)”のワンシーンでもすでに登場していた架空の優れものアイテム。話は変わるけど、この回の内容を盗作したとしてシュワちゃん主演の「ターミネーター(1984)」は、民事裁判を起こされ敗訴している。余談過ぎる?
簡単にこの映画のシナリオを説明するなら、大統領暗殺の濡れ衣を着せられたバニングが、その汚名を晴らし、一味の壊滅を果たすアクション満載の映画となっている。
この映画の一連の前2作とも興行的には、申し分がなく、人気のある”HAS FALLEN”フランチャイズとされる映画の3回目。日本では、2019年11月15日に公開予定にもかかわらず、すでにamazon.comではレンタル配信が始まっていて、ある視聴者のコメント「バニングの父親であるニック・ノルティが、彼がいることで、すべてのシーンを完全に奪い去ってしまっていることがあげられ、陽気さの塊の彼のパフォーマンスだけでも、この非常に悪い映画を見ることができます。」
最初のドローン攻撃。大げさなまでの火薬量を観ているとジョン・ウー監督と共通するような映画作りがなされている。その貧弱な薄っぺらな”high concept”映画と揶揄される中、必須のカーチェイス・銃撃戦もあり、この作品もまた揺ぎ無く成功するように思われる。あれ~ッ?彼はいつの間にか偏頭痛を忘れちゃっていました。すみません言い過ぎでした。謝るぐらいなら、書くなってか?
アメリカ・デトロイトの主要新聞紙であるDetroit News
「 この映画は娯楽の後戻り的作品と言えるもので、かえってそれが終了するとすぐに蒸発して消えてしまい、しかも、それはまた使い捨てになっている。映画が終わる時までに、それはすでにあなたの記憶から落ちている。」(揶揄的皮肉交じりに原題の’Fallen’にかけている。)
映画情報サイトReelViews
「映画エンド・オブ・ステイツは、かつて人気だったテレビシリーズ’24’で使い古るされている、決まりきったアクションシーンや状況と一緒になっていたように感じます。」
忘れたころに第4弾のご登場ってか?
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