リンドグレーン

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解説

「長くつ下のピッピ」「ロッタちゃん」など数々の名作児童文学を生んだスウェーデンの作家アストリッド・リンドグレーンの知られざる若き日々を描いた伝記ドラマ。スウェーデンのスモーランド地方。兄弟姉妹と自然の中で伸び伸びと育った少女アストリッドは思春期を迎え、より広い世界や社会に目を向けるように。率直で自由奔放な彼女は、次第に教会の教えや倫理観、保守的な田舎のしきたりや男女の扱いの違いに息苦しさを覚え始める。そんな中、文才を見込まれて地方新聞社で働くことになった彼女は、そこで才能を開花させるが……。デンマークの巨匠ビレ・アウグストの娘アルバ・アウグストが主演を務め、彼女の母親を「真夜中のゆりかご」のマリア・ボネビー、父親を「ミレニアム」シリーズのマグヌス・クレッペル、里親マリーを「未来を生きる君たちへ」のトリーヌ・ディルホムが演じた。監督・脚本は、長編監督デビュー作「A SOAP」がベルリン国際映画祭で銀熊賞・最優秀新人作品賞を受賞したペアニレ・フィシャー・クリステンセン。絵本「おじいちゃんがおばけになったわけ」で知られるデンマークの作家キム・フップス・オーカソンが共同脚本を手がけた。

2018年製作/123分/PG12/スウェーデン・デンマーク合作
原題:Unge Astrid
配給:ミモザフィルムズ

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映画レビュー

4.5感性

2021年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

リンドグレーン作品集 1 長くつ下のピッピ 岩波書店 1964 のち岩波少年文庫、大塚 勇三によってはじめて翻訳がでた。(Google での検索が間違っていなければ)。1964年だから、私は中学生だ。でも、この作家をしらなかったし、リンドグレーンの本を一冊も読んだことがなかった。自分の過去を紐といってみてるが、一向に記憶のない児童作家だ。でも世界で5本の指に入るらしい。

私は、農村地域の文学家庭に育ち、小学生からの楽しみは父が借りてきてくれる文学全集で、特に、世界文学全集だった。アンクルートムの小屋、ジェンエアー、嵐が丘などかなりの(子供のためにかえられた文学)本を読んで育った。それなのに、なぜリンドレーンを知らないのか?不思議でならなかったので、娘に聞いたら、彼女は『長くつ下のピッピ』を知っていると。??? そして、『長くつ下のピッピ』をYouTube でみたら、児童文学の子供の夢や理想より現実化したユニークな作品なんだと感じた。

『気性が激しく』『Spontaneous自発的な』『パワーフル』リンドグレーンを描写するとしたら、この3つが当てはまると思う。芸術家の特性を持ち合わせているような気がする。3年間である、16−19歳の彼女の生活で、彼女の将来を予測することができる。

千九百二十三年のスエーデンを知れば、もっと彼女がモダンガール(髪をきったり、仕事をしたり)だとわかるかも知れない。ヴィンメルビューで、育ち、大家族に恵まれ、自然の中で感性を磨き、母親の厳格さ、でも、父親は伴侶とアストリッド狭間でも、愛情を娘に注いでいるのがわかった。特に種芋を空に投げで、子供たちと遊ぶところなどは、アストリッドの感性と共通すると思った。 1923年に16歳。この年は日本では関東大震災の年。スエーデンの社会背景はよく知らないが、彼女の宗教、男女、などの考えは、その当時の封建思想からかなり遺脱していると思う。映画では日曜教会の出席者も多く、これでは男、女の服装からして、現在のモルモン教にように、女性は長いスカートを履き、男女共に正装をしている。もちろん、不倫なんて最悪。これをやってのけるアストリッドの感覚は宗教や道徳違反というより、思ったことは/感じたことは全て実行に移すという挑戦心に見える。

スエーデンは性的同意年齢が15歳なので、新聞社の彼はそれを児童性愛ではなく、姦通の罪だけで、金を払って、刑務所に行かずにすんだが。この件を彼に対する怒りに変えていくところが前後左右考えずに思うがままに突進するというユニークさだ。封建的で宗教に縛られ現状維持の社会の中好き勝手に生きていく。好き勝手に生きていくように見えても、周りの恩恵をこんなに受けている。はっきりいって神の恵みを受けているんだなあと思って映画を見終わった。

最後に雇用主のリンドグレーンと1932年に結婚するわけだが。
これはウィッキペヂィアからで信憑性にかけているかもしれないが雇用主のリンドグレーンは当時既婚者であったが妻の元を去って彼女と結婚したと.

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Socialjustice

4.0【アストリッド・リンドグレーンの児童文学が長く長く子供たちに愛される理由。】

NOBUさん
2020年3月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 冒頭、老いたアストリッドの後ろ姿を映しながら流れる男の子の声
 ”何で、お婆さんなのに僕たちこどもの気持ちが分かるの?”
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 アストリッドは18歳。両親は熱心なキリスト教徒で、躾に厳しい。
 が彼らが、子供達に注ぐ愛の深い事が、冒頭の数シーン、特に家族で囲む食事風景を見れば分かる。

 だが、アストリッドが街の新聞屋に文才を認められ、彼のもとで働く事になる。おさげ髪を切り(母親の言葉:地獄への片道切符、その後の展開を見ると言い得て妙である。)、今風のスタイルを身に纏うアストリッド。

 今作で秀逸なのは、要所要所で挟み込まれる男の子の”アストリッドの本”を読んだ素直な感想の流し方である。

 彼女は、親の深い愛の中で育てられながら、様々な”辛い”経験をし、”自分の子供とともに過ごす”今しかない時間”の大切さを知る。

 その想い及び子供たちに気付いて欲しい事を”長くつ下のピッピ”シリーズ、”やかまし村の子どもたちシリーズ”に込めたからだ、と私は思う。

 後の夫となるリンドグレーンもさり気無く”良い人”として登場するし、何より彼女が子供を連れて帰郷する場面、家族で教会で祈りを捧げる場面は沁みる。

<物語も勿論素晴らしいのだが、
 今作で初めて観た”アルバ・アウグスト”の16歳から、19歳で出産した子を養子に出し、(養母マリーが又、良い。)再び引き取って一緒に暮らし始める20代前半までの表情の変化が素晴らしい。
 デンマークの方なので、中々お目にかかれない可能性もあるが、是非次作を鑑賞させて頂きたい女優さんである。>

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NOBU

4.0“おはよう”と“ソーダ水”

kossyさん
2020年2月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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kossy

4.0母性あふれるリンドグレーン

2020年2月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

映画の出来がどうというよりも彼女の半生そのものがすごい。

今やスウェーデンは、社会福祉や人々の権利意識が世界でも最も進んだ国だが、100年前にシングルマザーとして生きていくのは想像を絶する大変さだったと思う。

社会的通念や因習を打ち破って逞しく生きてきた女性一人ひとりの歴史があるからこそ、今がある。

彼女の溢れる母性に共感して切なく、涙した。自分自身の幼少期や子どものことが思い出された。

彼女の人生後半、結婚してから作家になるまでも映画化してほしい。

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ピンクマティーニ
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