シン・ウルトラマンのレビュー・感想・評価
全875件中、161~180件目を表示
評価が分かれているのにも納得
公開からだいぶ経ってようやく見てきました。今回この映画を観て、率直に感じた感想としてはイマイチだったということです。敵がコロコロ変わったり、途中から話が難解でついて行けなかったことから、映画の流れを掴めなかったため、僕はあまり面白いとは思えませんでした。ただ、しっかり話の流れを理解できさえすればもっと面白く感じらたのではないかと思います。
「百聞は一見に如かず」わたしの好きな言葉です
禍威獣の存在が当たり前となった日本。
次々と出現する禍威獣対策として国の精鋭部隊【禍特対】が設置される。
そんな中、突如として謎の銀色の巨人が現れ、禍威獣を撃退し始める。
付けられた名はウルトラマン。
果たしてウルトラマンは一体何者なのか?
人生初4DX鑑賞。
4DXの感想は後で書くとして、映画本編は確かに面白かった。
ウルトラマン自体は全然観たことがないくせにウルトラ怪獣は好きだったので、ウルトラQやウルトラマンへのオマージュが満載でニワカの身としても十分に楽しめた。
ただ、もう少し戦闘シーンや禍威獣の出現シーンが多ければ良かったとも思った。
外星人との戦いも迫力満点で良いんだけど、戦闘のビジュアル的には禍威獣との戦闘の方が好きかもしれない。
そして何と言っても登場人物のキャラクターが良い。
禍特対のメンバーももちろんだが、やはりメフィラス山本が本作のMVP。
なんとも形容し難い異質さと胡散臭さが光っていた。
話題の例のセリフで是非流行語大賞を獲ってほしい。
結構公式が大々的にネタバレをしているのが気になる。
サプライズ的な演出どころかラスボスとか話の核まで迫っているのだが、これはネタバレしても面白いですよってことなのかな。
個人的にはウルトラマン知ってて期待してる人ほどネタバレ非推奨。
ここからは4DXの感想。
1番自然で素晴らしいと感じたのが風の演出。
足に何かが触る不快感(冒頭のカイゲルのとこ)や敵からの光線が来たときに出る首元の熱風なんかもとても良かった。
ただ、乗り物系の主観で観れる映画の方が向いているかも(今だったらトップガンとか)。
どうしてもウルトラマンを客観視してしまうからそこに違和感を感じた。
また、ドアの開閉の振動とか机の上に物を置くだけでも座席が少し揺れるのでそこは無くても良いと思う。
映画に集中出来なくなるかと心配していたが、それはなかったので良かった。
オタクがオタクへ送る映画
同日2回鑑賞し、様々なレビューを見て思った感想です。
まず、この映画は「あの頃のウルトラマンが見れる!」っと思っている方は残念ながら満足出来ない作品だと思います。
つまり、歳を重ねるにつれ特撮から離れた人を引き戻す為の映画では無く。
年甲斐も無く、ウルトラマン含め特撮を愛して止まなかったオタク達に向けた映画なんじゃないかと感じました。
というのも、各種オマージュやカット割、台詞回し等が小ネタや公式設定等を頭に叩き込んでる位の有識者じゃないと追いきれないレベル。
それでいて、「こんな設定だけど、現実的じゃないだろwww」っと心の中で1度はツッコミを入れた事があるであろう、無茶苦茶な原作設定や各種演出の1つ1つに現実味を帯びる様に設定をリブートしているのは好印象でした。
その反面、あまり知識のない方からすれば話のテンポ感も含めて置いてけぼりを食らってるだろうなぁ〜っというのもヒシヒシと伝わりました。
テンポ感を良くした事は別に悪く感じない。
寧ろ、「え!?もう105分経ったの?」というくらいドラマシーンと特撮シーンの比率やテンポは素晴らしいと感じた一方で、そのテンポ感の中に詰め込まれる専門用語や設定。
予備知識がある人は、その早いテンポの中でも、持ち前の知識と紐付けながら理解し、面白さを持続しながら観る事が出来るでしょう。
対して知識のない人は設定を理解する前にあれよあれよと話が進んでいき、更に専門用語のオンパレード。
まるで好きなものを語って段々と早口になるオタクが如く展開。
正直オタク以外の人はウルトラマンが活躍するシーン以外は結構退屈だったろうなぁ…と思います。
何故、ここまでオタクを強調したレビューになったかと言えば、それだけ愛しているものを上手く表現してくれた事への感謝と心の底から満足出来る映画を作ってくれたリスペクトがあるからです。
個人的に言えばこの映画は100点です。
ただ、フラットな目線でこの映画を観れば
実は1回観れば満足レベルだと感じましたので
星3つに留まっています。
最後になりますが4DX版はオススメしません。
寝てしまった
不覚にもウルトラマン出場辺りからウトウト。長澤まさみさんファンなので観ましたが、内容が全く分かりません。寝てしまう前の序盤に関しては、面白く観ていました。なのでどうして眠くなったのか不明です。
あ、なるほど、宇宙人や!
なかなか面白かったです!
なによりウルトラマンの、人間の姿に似てるけれどビミョーに人間じゃないフォルムが秀逸!「あ、そうや、ウルトラマンって人間じゃなかったよな、納得」でした。カッコよかった!
主題曲、良かっただけに、エンディング映像と共に聞きたかったです。
ウルトラマン世代はやめた方がよい
若い人には面白いのだろうか?
昔テレビで感動していた世代には全く別のウルトラマンである。
やたら説明調で変に冷めた作品であった。
「ウルトラマン」のパロディ?
よく「ウルトラマン」という名を使うのをよく許したものだ。
客寄せパンダにしたのか?
期待がしすぎて?
これほどつまらなかった映画は何十年ぶり。
懐かしさを求めて観てはだめ。
映画好きな大学生が、予算をたっぷり貰って作った作品のよう。
全編通してではないが、カット割りが凝り過ぎてイチイチ見づらい。
セリフが淡々としてて、意味不明な単語を列べられて頭に入ってこない。
笑わせようとするがさむい。
長澤まさみの巨大化には冷める。
狙ってるのかもしれないが、CG(?)のウルトラマンには力強さがない。
監督さん、何周も考えすぎじゃないの?
メフィラス。私の好きなキャラです。
作中での登場時間は短いにも関わらず、強烈なインパクトを残していきました。
間違いなく今作品のMVPでしょう。
メフィラス周りの話は好きです。
あとは……正直スケール感の小ささとCGの質感が気になりましたかね。
個人的な感想ですけど、シン・ゴジラより予算削られてません?
あと役者の演技ですが、シン・ゴジラではあの仰々しい喋り方が会議劇に合ってましたが、今作は人間ドラマ的な部分がある程度強いので、あの演技は違和感がありました。
それからゼットン戦は……もうちょい何とかならんかったんですか?笑
ただ映画としては概ね満足してます。
4回目行くか検討中です。
ウルトラマンは真っ裸なのか。
初代ウルトラマンを視聴した自分にとって、やはりウルトラマンの格闘はスペシウム光線と八つ裂き光輪です。これが見られただけでももう十分。でもテレビ時代の特撮の時間制約のためつけたというカラータイマーがなかったのはちょっと残念でした。あとは科特隊が映画ではスーツ姿の事務屋になってしまい、ビートルではなく自衛隊のヘリで出動というのも、現実ではそんなものかとも思いました。作戦室はノートパソコンと折りたたみパイプ椅子というのもなんだかしょぼい。そして見応えのある格闘シーンよりも会話シーンが長く、これを真剣に聞けるか、あるいは寝てしまうかにより評価が分かれてしまう映画のようだ。
良くも悪くも大人向けという感じ。今までほぼ特撮系の作品に触れてこな...
良くも悪くも大人向けという感じ。今までほぼ特撮系の作品に触れてこなかったがウルトラマンは更に子供向けのイメージが強く、それが今作では良い意味で裏切られた感じで個人的には楽しめた。
特撮のウルトラマン感を残しつつの更に奥を掘り下げたようなストーリー展開が面白かった。(ウルトラマンの軍事兵器化など)
前半の何処か演技くささを感じるようなやり取りから一変、外星人が現れ人間側に一方的な交渉を持ち出してきた頃から徐々に生々しさを持ち始める演出は観ていて引き込まれた。
独特なカメラ割りも面白かった。
そして何より劇中音楽と主題歌が素晴らしい。
ただ専門的な言葉や台詞量の多さからか、台詞が聞き取りづらい場面が多々あり少し残念だった。
また、ウルトラマンが人間に興味を持ち禁忌の融合を果たす理由が少し弱いのではと個人的には感じた。
ウルトラマンってこんなだっけ
ウルトマンってこんな話だったっけ?
と思いながら観れて面白かった。
特撮部分も忠実だけどキャラクターが現代風にシュッとしてかっこよくなっていた。
鑑賞後つい各キャラを検索してしまった。
途中戦いで私は何を見せられてるんだ?
となったが、終わってみれば続きが観たい。
山本耕史さんは、本当に魅力的です。
どんな役をやらせても超えていく…
基本に忠実なのが逆に良かったかな?
先に観た長男が「まぁ良かったけど、途中で寝ちゃって・・・」だったので、あまり期待しないで鑑賞。でも、それが良かったのか、全編に渡ってとても面白く拝見しました。あまり奇抜な事もなく、基本に忠実に見えました。
途中眠くはなかったですね。TVシリーズが2時間に凝縮された感じでした、「こりゃ敵わない。」ゼットンに対しての現代風の英知があったりと、期待以上でした。
ただ、これ、この後が気になるな、「かいじゅう」がもう来ないならいいけど、きたらどうするんだ?とか、ウルトラマンとバレているのに、その後社会生活は大丈夫なのか?とかね。
あ、全世界の記憶を消してしまえばいいのか?「ひかりの星」ならそのくらい楽勝かと。
初代ウルトラマンを思い出す
見て損はない、見てよかった。が、率直な感想 まぁさすがは庵野さんですね。私らみたいなリアルウルトラマン世代も納得できる作品です。初代ウルトラマンのファイティングポーズ、繰り出す技の数々、(特に八つ裂き光輪)出てくる怪獣、宇宙人、そしてウルトラマン最強の敵のまさかの登場スタイル等々、ストーリーに関しても「そりゃないだろー」的な強引な展開もこじつけもなく、よくわからないけど(笑)なるほどって妙に納得できるものでした。まさみちゃんもムチムチOLみたいな感じでよかったなー。
勢いアリ
作品の勢いを感じた。観客を一気に引き込んでいく手腕はやはり大したものだと思う。彫刻にたとえると、小さな彫刻刀でこせこせ彫るんじゃなくて、でっかいノミでガンガンと大胆に攻めていき手際よく作品をつくり出していくような感じで痛快だった。
ラストまでほとんどダレることなく、面白く鑑賞できたが、あえて言わせてもらえれば、もう少しシンプルに作っていただきたかったかな。
終盤までは、リアル・ウルトラマン世代のおっさんからZ世代、さらにちびっこまで楽しめる内容だと思ったが、ゼットンの件(くだり)あたりからちょっと冗長な印象を受けた。さらに複雑さや難解さも加わったように感じ、わかりにくいところがあった。庵野さん特有の理屈っぽいセリフ回しもファンにはそれが魅力になっているのかもしれないが、いささかくどいような気もした。
それにしても、あの、ロン・ミュエック的な長澤まさみの登場には意表を突かれた。
多用される、どアップに耐えられる長澤は日本映画界にとって貴重な存在である、と賞賛したい。ステキだよ、まさみ♡
それから、室内のシーンでの、ふつうならありえないような独特のカメラ・アングル。これが妙に決まっていて、カッコよかった。
何はともあれ、これだけの、楽しめる大作を作ってくれたことに感謝です。
ウルトラマンは、現代にあわせてか、先代たちより、ちょっとスリムになっているようだったけど、気のせいかな?
ウルトラマンを見ていなくても
カラータイマーが光って、シュワッチで飛んで、スペシウム光線が出て…。
考えてみたら、詳しく見た事が正直ないまま鑑賞💦
この映画、ウルトラマンになる男と長澤まさみさん演じる浅見弘子や仲間たちとの、愛と友情の物語だった。
というより、浅見弘子が主人公の物語だった!
全875件中、161~180件目を表示