シン・ウルトラマンのレビュー・感想・評価
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美しく儚い
話の展開、ウルトラマン登場までは大体予想がついていた。実際ほぼその通りだったが、庵野テイストが盛り込まれているのでとても楽しめた。テンポが良いのも流石で、キャストも良い。
全体的に少し緩んだ空気感が面白い。
そしてウルトラマン登場。
美しい。そのフォルムは一切無駄がなく、全てに意味がある。そう思えるような美しさだった。
私はウルトラマン世代ではなく、子供のころ再放送などでなんとなく見ていた少し下の世代です。
本筋のストーリーや細かな設定もよく知らないが、怪獣の名前くらいは知っている程度。
なので、ウルトラマンが登場してからの展開がめちゃくちゃ面白かった!
外星人と人間の物語。空想特撮映画とは言え、海外のSF等より実際にあり得そうに思えたのは何故だろう。
多くのSF映画では人間の傲慢な視点で描かれた「地球外知的生命体」が多い気がしていたので。
もちろんこれは超個人的な感想です。
"空想特撮映画"
製作メンバー見たら、庵野秀明が作り出す世界観が好きな人には間違いなく楽しめるかと。
是非劇場で楽しんで欲しいです!
思っていたのとちょっと違っていたかな
オリジナルを知っている人には面白いところはあると思います。普通のSFストーリーとして見た場合そうでもないかも。設定やコンセプトは保って、粗く作っていた作品を作り直すというシン・ゴジラと同じ作り方なのだと思いますが、シン・ゴジラに比べて元々の設定が突飛なので緊迫感が少なかったかも。ウルトラマンへのリスペクトは感じました。
ウルトラマンを初めてちゃんと見た☆
ウルトラマンを知らなくても楽しめると中三の息子に聞いて、見に行きましたが面白かった!!ウルトラマンは宇宙からきて宇宙に帰るとか、怪獣と戦うイメージしかなかったですが、色々と内容がありました。何度か笑ってしまうシーンもありました、が40歳同士の旦那と見て2人して良かったねという感想になりました。もっと色んな世代の人にも見て欲しいです。
こんなに格好いいウルトラマン映画を観られるなんて
円谷さんが映画で産み出したゴジラとテレビで産み出したウルトラマン。テレビが出自であるが故にテレビ版を元にしたテレビ映画が多く、映画クオリティのウルトラマンにはなかなかお目にかかれない。そこに本作である。もう感無量。
無駄なく詰め込まれた濃密な構成と、二時間で観たかったものが全部観られたという満足感が、昭和版のファンの素直な感想です。
今の若い人にウルトラマンを認知させ、大人も満足させられるコンテンツとしてリブート出来ていたら嬉しい。
予想以上におもしろかった!これぞ日本版エイリアンムービーかも!
E.T.のように友達になったり、エイリアンのように寄生されたり、いきなり地球を攻撃してきたり…
と、ハリウッド映画にはいろんなパターンのエイリアン対峙ムービーがあるけど、
この「ウルトラマン」って、それらとは全く違ったオリジナリティがあるよね
まさに、日本人の感性で日本人の創造した世界観って感じ!
そのことに、今さらながら驚き、この映画の価値を感じた
まず、ビジュアル
CGやVFXを駆使しながらも、着ぐるみ着てる?感のある特撮シーンもあり、
現代の技術で、全体をうまく昭和の特撮画面っぽく作り上げていた
劇中に常に流れる昭和っぽい音楽との相乗効果もあり、ウルトラマンシリーズをTVで食い入るように見ていた子供の頃の自分まで思い浮かんできて…
これは、昭和生まれにはたまらんね!
そして、ストーリー
これが予想以上に結構理屈っぽかった
国際社会における日本の立ち位置や米国との関係、
防衛、環境、核、原子力等など、現代の日本が抱える問題がぎっちり散りばめられていて、大人向き
個人的には、もうちょいファンタジーよりで、
子供も一緒に、スカッとおもしろかったー、ウルトラマン大好きーって言える単純なストーリーでもよかったかなぁ
斎藤工、なかなかよかったです
ウルトラマンによくなりきったなーって感心しました
世間で評価より面白かった
映画.comのレビューでは3.5と低めだが私は4.5。
庵野らしくないと岡田は言っていたが私はそうは思わない。
エヴァやシンゴジラのような視聴者を置き去りにする解説型は健在だからだ。
シンゴジラは禍々しくて好きにはなれなかったが、シンウルトラマンは大人向けに仕上がってて面白かった。
詰め込みすぎという意見もあるが、私としてはコレくらいサクサク進んでるのが性にあった。
外星人との密約の内容など、劇場では分からなかったので配信やブルーレイで再度観たいと思った。
宇宙人と地球人のヒューマンドラマなんですよね
ちゃんと記憶に残っているウルトラマンシリーズはウルトラマンAあたり。だから、正義のヒーローというイメージが強いのです。今回の鑑賞にあたって初代ウルトラマンを数話見ましたが、ウルトラQの流れというのでしょうか?ヒーロー物というよりは宇宙人(または禍威獣)という異物を交えた人間ドラマ仕立てなんですよね。
宇宙人がいたらどんなことになるんだろう?地球にやってきたらどうなるんだろう?まさに空想の世界。映画アルマゲドンのような大味ではなく、宇宙人側にも事情がある。多々ある。その辺りを深掘りし、ある意味「地味」ではありますが、味のあるドラマに仕立てられていると思います。
ですから、禍威獣や宇宙人をやっつけるというのはあくまで手段の一つであり、ウルトラマンも多種ある宇宙人の1種類であるわけで、そこにとてても人間臭いエピソードを入れ込みドラマが作られているので、肌温度を感じる作品となっているような気がします。あと、光の星の掟に忠実なゾーフィがめちゃくちゃよかったぁ。ヒーロー感がなくって最高。
シンゴジラのような単純明快な目的ではない(駆除目的)ゆえに爽快感は足りないかもしれませんが、TVシリーズで描きたかった世界観を特撮っていうジャンルを尊重し今の時代で作り上げた秀作ではないでしょうか?TVシリーズの元ネタを何個か繋げた感はありますが、その点も一つの物語としてうまくまとめられたのではいでしょうか?
ですが、ツッコミどころはたっくさんあるんですよね。
ヒューマンドラマになっているのに、人間模様や心情の描き方が薄くて行動根拠がよくわからないってところが一番大きいかなぁ?「え?そーなの?」みたいなことが多くって。
あと、対禍威獣のシーンなどはもうちょいと力を入れられなかったかなぁ?と。シンゴジラの世界観を引き継いでいるなら、もうちょい熱くしてもらってもよかった気がします。
それと、全体的に・・・特撮部分以外・・・チープなんですよね。すごくこじんまり感が・・・・。なぜなのかな?あとはやっぱ、長澤まさみ関連ショットについては・・・センス悪いなぁと(笑)邪魔しちゃうんだよなぁ。アニメならありなんだろうけど、実写は生々しくて。
で・す・が。
良い作品だと思います。できれば、このテイストでセブンやってもらえないかなぁ?
予算配分、間違ってない?
良かった点
①ウルトラQから連続した世界と云う設定
②オリジナルのサントラ、SEを使っていた所
③実相寺アングルが随所に見られてた所
④ウルトラマンとメフィラスの居酒屋シーン
⑤最初にウルトラマンが登場した時の顔はタイプAで
2回目からタイプCになっていた所
総じてオリジナルへの愛が見られた箇所が良かった。
悪かった所
CG丸出しの特撮パート
みんなコレで良いのかなぁ?
最後のゼットンとか、プレステのゲームみたいだなぁと思ったのは僕だけ?
ウルトラマンのアクションもやはりCG臭いし。
キャストもお金掛かりそうな俳優さんが多かったし、タイアップも多いので、特撮にお金と時間が掛けられなかったとしか思えない。
ストーリーは良かったと思うので、残念です。
「シン・〜」の終焉
いやはや初っ端から怒涛の情報量で、まるで1.5倍速の動画を見ている様。
昔を懐かしむ年齢層では話の展開にとてもじゃないがついていけず、
かと言って粛々淡々としすぎていて
理解力が早い若年にも何も引っかからないのでは?
最後まで観客無視で喋りまくるオタクが好き勝手喋ったあげく
唐突に米津玄師の「M八七 」が流れ始めて気付いてたら終わってたという感じ。
もちろん後には何も残っておらず狸にでも化かされた様な気が。
ゾフィの声優は多用されすぎて嫌悪感しかないし
ウルトラマンは有名俳優をわざわざ使う理由がわからない。
「シンとつく映画はもういいかな」と思わせるには十分な仕上がりでした。
大人になった子供たちよ・・
これは子供の映画じゃない。あの頃子供だった私たちに向けての映画でした。確かに子供の頃はカッコよさが優先していたが、根本はウルトラマンが人間という生き物に興味を抱き、愛し、何のために戦っているかが分かっていくストーリーでした。今のご時世にも当てはまるが相手を理解し、信頼すること ・・それが大事。改めてこの年でウルトラマンに教わった。長澤まさみはかなり弄られていたがまんざらでもなさそう。しいであげればもう少し人を愛する内容が入れば★5つでした。いい映画でした。
シン・ウルトラマンって?
知り合いのおばあさんに聞かれました
「シン・ウルトラマンって何?」
「ウルトラマンが今風になって、背中にファスナー無いんですよ」
と説明すると、なるほどと腑に落ちた様子
昔のウルトラマンとはだいぶ変化して、スタイリッシュになって、色も今風
ウルトラマンと怪獣の戦いである事には変わりがないが、いまどきの技術が駆使されるとああいう出来になるのねと感じた
巨人化した長澤まさみの演技が一番受けた
ウルトラマンは斎藤工がベストだったのか?
私がキャストを選べるならば、中村倫也とか岡田将生とか掴みどころがなくて、アクションに縁遠いような人をキャスティングしたかも
初めてのウルトラマン
私が幼かった90年代前半は、何故かウルトラマンがやっていませんでした。
なので、ちゃんとウルトラマンを見たのは本作が初めてです。
ウルトラマンは平成ゴジラと同じ怪獣プロレスだと思っていました。
ところが、地球侵略を目論む「星人」という知的生命体も登場したことにより、作品全体へのイメージが大きく変わりました。
最後は尺不足な感じで終わってしまいましたが、ウルトラマン入門でも分かりやすい作品だったと思います。
子供とは見ない方がいい
ウルトラマンが大好きな小学生の息子がどうしても見たいと言ったので見ましたが、まず子供は速攻飽きてました。
大人の見解として、ストーリー云々の楽しさというよりEva見てる感じだし台詞もダラダラ長すぎて役者の演技が全然入ってこなかったし台詞の感じもEvaっぽいし、なんか最後はヤシマ作戦みたいだし…正直つまらなかったです。まー現実にウルトラマンがいたらこんな感じなんだろうなって感じでした。映画は残念でしたがウルトラマンは大好きです。
旧ウルトラマンかつ、映画的にダメ
当時の技術では表現しきれなかった、原作者の頭の中にだけあった真のウルトラマンや、新しい解釈での新ウルトラマンを期待していましたが、ウルトラマン的には全て旧でした。
当時、エフェクトやサウンドなどは時間と技術的制限の中、妥協して妥協して作られていたと思うのですが、その不完全な物をそのまま再現してどうするんですか。
音楽についても同様で、トーンもコンテキストも全く違う当時の音楽を、録り直しもせずに原音のまま流したかと思えば、リスペクトもクソも無い謎のメタル系音楽が流れたり。効果音も当時の爆発音一種類だけを連続で流すなど、正直あり得ない。
特撮へのノスタルジーはありますが、ウルトラマンで表現したかったこと、ウルトラマンの本質へのリスペクトはありません。
映画的にも問題山積み。
メインキャストの演技が絶望的で、SFオタクの中学生が知識を披露したいだけかのような、長いだけで意味の無いセリフも相まって、痛すぎて酷い。これだけで2回観る気は失せると思います。誰が主人公か分からないレベルで主人公の描写が薄い。その他、めちゃくちゃダレるペースと構成、意味の無いカメラアングル、カメラの後ろの変態オヤジが想像できてしまう変態描写(セクシーではなく変態) などなど。
よかったところは、格闘シーンはおっと思う所はありました。また、田中さんと山本さんの演技はよかった。
旧ウルトラマンが見たい人と、悪いところに目をつぶれる人は楽しめると思いますが、クリティカルに映画を観てる映画ファンにはお勧めしません。
洋画でいうと、バトルシップ楽しめるならオススメ。
庵野節全開です!!
さて本作!昨今のロシアの事もあり色々考えさせられる作品でした。
侵略の方法は古代から同じだなと(*´Д`)
出演の俳優陣は流石で、良い意味で洗脳されていました笑
ウルトラマンの世代的には外れていますが、SFCなどのゲームで良くプレイしていたので思い出深いキャラも多く楽しめました♪
ただ、個人的な意見ですが、90分でちょうど良い作品かなと思いました。(シン・ゴジラに比べたらシンプルな展開ですし)
とはいえ、明朝体?全開で庵野節作品です!
楽しく視聴できました!!是非、お子さんとの鑑賞をオススメします。
前半ベテラン向け 後半若年向け
①前半
空前の怪獣ブームの中でタケダアワーを見た年代には、TV版再現演出の数々が感涙モノです。
・いきなり水面絵具グルグルのオープニング
・ほぼオリジナル音源に近い挿入曲
・科特隊のテーマで泣きそうになります
・小道具にサンダーバードとマイティジャックの模型
・着ぐるみ感満点のウルトラマンの動き
・カラータイマーのないウルトラマンはトサカのないニワトリかたてがみのないライオンですよ
・ガボラのドリルはやり過ぎですが、ネロンガは当たり
・科特隊にはオレンジの制服がよく似合う
・怪獣をウルトラQとウルトラマンに限定したのは見識、真の怪獣ブームはウルトラマンまででしたね。
・ダンがアンヌに告白するシーンと同じ構図、カット割り
・隊員の顔を正面から次々映すのは実相寺演出
②後半
今ハヤリの「世界観」と、いかにも現代風の問題意識持ってます的なストーリー展開が鼻につく。
ウルトラマンは怪獣をやっつけてくれればそれでよい。
あと、「外星人」って言い方が今風でイラつく。「宇宙人」でいいでしょ
というわけで、前半5点満点 後半0点 間とって3点です
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