フリー・ガイのレビュー・感想・評価
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男は何時だって思春期
本作で感じたのは素敵なジュブナイル感
母親への愛と異性への恋
与えられた世界と自ら選ぶ世界
それらの間で揺れる少年の心を感じました
全てを選べるようになり
ガイの選んだ道が奪うのでは無く
相手を理解し与えるというのが
現実ともリンクして
間違いなくガイは彼等の子供なんだという
気持ちになりましたね〜
これはぜひ少年たちに見てもらいたいな
そして大人(特に男性)は心の中の思春期を
思い出す事でしょう!
ここからは初老のつぶやき
黒人にサングラスかけさせたかったら
そこは路地裏で延々とプロレスでしょ〜
あの局面で流れる歌!
「僕 高校教師のラルフヒンクリー」と
脳内でナレーションが流れましたよ!!
かつてあった世界を求める戦いで
ライトセーバーが出たとき
単にディズニー資本というよりも
ルーカスフィルムが作った元祖仮想現実
ハビタットを思い出しちゃった
ナイトミュージアムシリーズのショーン・レビ監督の最新作。 レビュー...
ナイトミュージアムシリーズのショーン・レビ監督の最新作。
レビューなどが良かったこともあり見に行ったけれど、たっぷり楽しめる作品だった。時間があっという間だった感じがする。
基本をコメディーに置きながらも、予想させない展開だったり、ちょっと自分に迫ってくるところだったりというエッセンスを上手に入れていき、飽きさせずに展開していくストーリーはとても好感が持てるものだった。
ゲームの世界と現実の世界であれば「レディ・プレイヤー」。あちらはスピルバーグが監督したこともあり、彼の作品が出てきたり、キングコング、そしてガンダムも出てきた。今回は、ディズニーに買収されたこともあり、マーベルやスターウォーズのモチーフが使われていたりするのは、楽しかった。
ラストの海の向こうに行こうとするシーンは、「トゥルーマンショウ」のオマージュにも見えた。
タイトルなし(ネタバレ)
退屈せずに最後まで観ることが出来た。
面白かったと思う。
冒頭から訳が分からず笑。
主役の男性が朝起きると、金魚に声を掛けて青いシャツを選ぶ。街に出ると強盗が起きたり、銃弾が飛び交っていたりする。
あれれ、ゲームの話かな?と整理した。
話が進んでいくと、男性は女性に恋をして、女性に好かれようと努力していく。このために街の悪党を倒してレベルを上げていくので、リアルな社会で男性はブルーシャツガイとして人気が出る。
やがて、ブルーシャツガイを操作している現実社会のユーザーは誰だ?ってなるんだけど、そんなユーザーは存在しなかった。ブルーシャツガイはゲーム自体が生み出したモブキャラだったのだ。元々はプログラム化されたモブキャラなので毎日同じ行動を取ってたんだけも、サングラスを掛けてから自我を持ってしまった。
この映画では、ブルーシャツガイの話とは別に、このゲームを運営している会社の社長と、このゲームのオリジナルを作成したエンジニアの男女の対立の話がある。このエンジニアは自分達が開発したゲームが盗まれたと主張している。
結果的にブルーシャツガイの活躍で、ゲーム会社の社長がゲームを盗んだことが明らかになって、どんでん返しを食らわすことになる。ハッピーエンドだ。
でも、ブルーシャツガイはゲームの中で生き続けるんだけど、恋人はできない。
残念ながらモブキャラとサラリーマンがダブって見えた。朝起きて出社し8時間働いたら帰宅する。また翌日も、、、
だから、この映画を観ながら、もっと自由に生きろと言われてる気がした。自由にと言っても結局、お金の問題があるから会社を辞められないし残念だ。
あと、映像の凄さ。これはいつも思うんだけど、ハリウッド映画の技術力には勝てそうもないね。
もう1つ言うと、会社社長はインド人ぽかった。後で調べたらジョジョラビットでヒトラーを演じてたタイカ・ワイティティとわかった。何が言いたいかと言うと、インド人凄いなってこと。タイカ・ワイティティはインド人では無いけどね。
想定ガイの感動作!?
いかにも現代っぽいゲーム、「フリー・シティ」のモブキャラである男が、ある女性プレイヤーキャラに一目惚れし、立場を忘れヒーローになろうと奮闘する物語。
笑えて少し感動できるSFアクションコメディ作品。
自身の立場に気づいてしまうモブキャラ…という設定は面白いですね。
肝心のお話はというと、大雑把には分かり易いが、プログラミング(⁉)等々には強くなく、昔のゲームしかやらないワタクシ(オンライン対戦なんて、もっての外‼)には、どういう理屈で、何故そうなるの!?といった疑問が沢山w
レベル1なのに普通に強くない??何故こんなやつが証拠を隠し持っているの?他のモブさんの立ち位置って結局どうなの…!?
私の低い理解力は兎も角、キャラクターの垣根を越えた絆や、ゲームならではの特殊アクション等々見所も沢山!
あまり深く考えずに楽しめるような作品になっていると思います。
モブ本人(!?)はそう思わないかもですが、映画作品のモブっていうのは本当に大切ですよね。本作とは違いますが、作品の目玉シーンとなりやすい軍隊同士のぶつかり合いの迫力なんかは、他でもないモブ達の存在のお蔭ですよね♪
自分の立場を顧みず、ヒーローを目指す主人公に少し勇気づけられた作品だった。
………この場を借りて、少し私的なお話を。
アントワンのような「上司」でもなく、わがままな「お客様」でもないですが、自分よりは立場が高く、それでいて、話の通じにくい方々を相手にする仕事をしております(勿論全員ではなく、一部ですが)。
私の業界では、そんな方々が「プレイヤー」であり、我々は「モブ」のような立ち位置かもしれません。
ここのところ振り回され気味でかなり参っていたのですが…どうせ言ってもわからないからと塞ぎ込まずに、通じなくとも自分の考えをしっかり主張してやろう…と、本作を観て少し思えました。
映画って、改めて良いものですね。。
今後も良い作品に出逢えればと思います。
モブキャラはNPC
仮想世界の存在感
※微ネタバレがあるかもしれません
昨年映画視聴時に広告で散々本編流れていたので「CMだけで満足するものかな?」と思いきや、最初から最後までずっと次の展開どうなるかハラハラわくわくドキドキしました。
佳境になって「あとは悪い奴をやっつけて」という展開になったところでも「え?まさかここでこれを?」「ここでこのキャラのこのセリフ面白い!」となりました。
スカッと爽快で気持ちのいい映画でした。
特に
・架空世界のメリット、デメリット
(理想の世界は求心力がなく、現行の世界は論理感がない…など)がある
・キャラクターの長所と欠点がある
というのが、この偽物の世界の物語に説得力が生まれているのだと思います。
演者さんがまた魅力的でした。
パンフなくて残念。
円盤買います。
つまらなくて映画館から退席した
現実とゲーム世界の融合
ライアン・レイノルズが製作で加わった作品としては珍しくライトな感覚で子供も楽しめる作品となってます。
後半レイノルズの遊び心が出てて楽しめました。
ただオンラインゲームをしてない方にはなかなか馴染めない作りになってる点はあるかも。
現実とゲーム世界を上手く融合させて作ってたと思います。
このゲーム世界がアクションゲームってこともあるのですが、攻撃してくる敵キャラじゃない日常的なモブキャラ等に対してする行動に対して、ポイントが与えられる点は?がつきましたが。
最後にこの作品、ディズニー配下となって初めて良かった点が後半に出てました。
トイザらスみたい\(´ω`)/
ディズニー・パワー!
そっか、かの20世紀フォックスは今やディズニーの手に…。おかげで終盤の仕掛けはすごい楽しかったしなぜか泣けてくるしもはや「祭」状態。笑 すごい多幸感。
ライアン・レイノルズが役にぴったりで、実写なのにゲームのキャラにしか見えない瞬間が何度もあった!二枚目も三枚目も自由自在でカッコいいなぁ。
バディはまさに「バディ(相棒)」でガイとの関係が尊かった。
映像迫力も凄かったし、IMAXで観たかったな!
この映画からメッセージとして私が受け取ったこと。
自分の人生には、確かにモブ的な存在の人たちがいる。でも、その人たちにも主体的な人生があるし、大切でない人なんて一人もいない。つい「自分にとって」大切な人たちのことしか考えられなくなるけど、それは絶対に忘れないようにしたいと思った。
楽しい気持ちで帰れる映画!
思ってたよりも内容の詰まった
表題の通り楽しい気持ちで帰れる映画です。
ライアン・レイノルズは「デット・プール」の影響もあって
もっとふざけた映画かと思ってましたが
案外とストレートに良い人、正しい人を演じてて
自分たちはモブキャラの様な取るに足りない
一般ピーポーかもしれないけど
それでも自分たちが自分らしく生きてゆくために
暴力や理不尽や不平等を観て観ないふりをせず、
この世の事をすべてを自分たちの事として
もっと考え、いい方向に導いて行こう!
言うメッセージがちゃんと伝わって来る作品になってました。
最後の決戦のシーンでは、ディズニー恐るべし!!(笑)
みたいなギャグも満載でそれが超楽しい!!
後ろの席に外国人の高校生らしき子達が
仲間と観に来てて
字幕を追うのが精いっぱいの
おばちゃんをしり目に一言一句に大うけでした。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
ライアン・レイノルズの演じるモブキャラの日常が
「LEGO(R) ムービー」のモブキャラフィギアの様。
同じ時間に起きて同じ服を着て、
同じギャグに笑う平凡な役どころが
なんか妙にハマってました。
(すべては サイコー~~(^^♪)が聞こえてきそう)
「ジョジョ・ラビット」で超ポップな
ソウルメイトのヒットラーを演じたタイカ・ワイティティが
これまた超ポップな現実社会のラスボスを演じてて
それもまた楽しい。
お子さんと一緒に観にいける安心のディズニー作品です。
(ちょっと皮肉~~)
なめてかかるとモブにやられる
モブキャラが自我に目覚め、自己実現を遂げていく。そんな想像通りの展開の背景には痛烈な社会風刺が隠れている。
まずプレイヤーとモブキャラの差が「サングラス」で表現されている。
ガイは毎日同じ行動を繰り返しているわけだが、そんな日々を変えたいという気持ちが芽生える。そして「サングラス族」から奪ったサングラスをかけることによって、今までは見ることができなかった世界を見れるようになる。現代社会も同じく、富裕層の子供が生まれながらにして見ている世界と貧困層が見ている世界は大きく違う。選ばれたものとその他大勢を視覚的に描き出す発想が面白い。
しかし、サングラスをかけたとしてもヒロインであるモロトフには相手にしてもらえない。では、どうするか?レベルを上げるのである。その方法は銃を奪い、モブを殺し、ミッションをクリアし、金を貯める。モブキャラたちも天気予報で流れる「血の雨が降る」日が当たり前だと思っている。ゲームの中とはいえ、私たちが資本主義社会の中でやっていることと何ら変わらない。「ブルーシャツガイ」はモブを助ける形でレベルを上げ、その活躍にプレイヤーたちは「モブの気持ちを初めて考えた」と口にする。ただ、このセリフも選ばれた者達の外野からの言葉であり、どこか空虚さを感じる。加害者としての意識がないというのは恐ろしいものである。
困難に立ち向かい、一途に想い続けるガイの姿にモロトフは惹かれていくわけだが、ガイの方から放たれた「この世界で君は生きていけない」という決別の言葉には思わず涙を堪えた。当然のことながら、私たちが生きているのはゲームの中ではなく、リアルな世界である。できないことができる「フリーシティ」は確かに楽しいかもしれない。ただ、その中に傾倒するあまり、大切にすべき何かを見落としてしまうこともある。それはミリーとキーズの恋の行方に集約されている。2つの命を生きようとするのは、ある程度の欲が満たされているから生まれる発想なのだろう。
デジタルという物質が減らない世界だからこそできる訳だが「バブルガムアイスが無料になった」のは資本主義を手放した社会の行く末である。誰かから奪ったもので生きるのではなく、誰もが好きなことをして生きる社会。モブキャラとして生きる私は「トーキョー・シティ」の中で何ができるのだろう?
今回の悪役をタイカ・ワイティティがノリノリで演じたアントワンは巨大なコンテンツを提供することでに富を築いた。しかし、モブキャラのストライキによって没落していく。この映画を配給したのがディズニーというのも考えさせられるものがある。MCUにスターウォーズを従えて、反乱など起こさせないという自信の現れだろうか?
吹き替え目当てで見たけれど
原作(ゲーム?)あるようですが全く知らない状態での観賞です。
基本洋画は字幕派だけど、子安さんが当ててると聞いて吹替で拝見しました。結果、よかったー!子安さん贔屓のレビューで申し訳ないけど、ほんとにいけすかない悪役(コメディ)がよく似合う…笑
真剣な役も勿論好きですが、今回のように絶対悪なのに何か憎めないキャラをやらせたら右に出るものはいない!と勝手に思っております。
いつまでもお元気でいてください…!
肝心の内容についてですが、
「AIの人工知能があるきっかけからプログラムから外れた行動をする。そこから自分で考え、行動し進化していく。やがてもたらされる自分と世界の存在意義への疑問に葛藤し、乗り越え、前を向き進んでいく。
でも結局それもプログラムとして書き起こされていくものだから、どんなに自律していっても結局はAIであることには変わりなく、リセットボタンひとつで無に帰すものであることに変わりはない。
しかし自律し、進化し続けるAIはもう生命と言えるのでは?それをリセットするのは最早殺人ではないのか?」
という部分にとても考えさせられました。
エンドロールを観ながらふと思ったのは(私は理工系の学問はさっぱり分からないので勝手なイメージで恐縮ですが)
AIは膨大なデータの積み重ねを繰り返し、その中からプログラムに基づき最適な選択肢を取捨選択して一つの答えを提示していく、というものだと思っていたのだけど
それは私達人間にも同じことが言えるのではないか。
今まで生きていた中で得た情報、そこから生まれる感情、それらはAIでいうところのデータとして私達の中に蓄積され、ある事柄が発生した際はそのデータを引っ張りだし、今までの経験値を基に対処していく。
この経験値=プログラムとして考えると、現実世界に生きる私達も0と1の組み合わせでしか無いのではないか。
なんてまぁそのあたりの学問で擦られ切ってるであろうことも考えさせてくれる、
モブキャラに焦点を当て、誰もが主人公になる可能性を秘めているのだと思わせてくれる良い作品でした。
感動した☆☆☆
”狐”と”ネズミ” ”20世紀FOX"と、"ディズニー"
ライアン・レイノルズ作品を観たことがなく、しかも「ゲーム」をやったことが無いので、鑑賞するか少し迷いましたが、面白かったです!
本当に良くできた作品でした。
設定や、描きたい世界感は大分違うのですが、人生の主体をテーマにした感じが、ジム・キャリーの「トゥルーマン・ショー」を想起させました。
そして本作はコメディ作品でありながら、しっかりと感動的に仕上げるあたりもさすがです。これファミリー映画の位置づけなのかな?
そういえば20世紀FOXはディズニーに買収されたあと、20世紀スタジオに社名変更したんですね。
”狐”と”ネズミ”では相性良くないのかな?
ただ、本作もディズニー傘下の作品だからこそできる、大きな仕掛けがあります。
面白いし、本当によくできた映画です。
発想が面白い
最初ごく平凡な男性かと思っていた人間が実はゲームの中のモブキャラで徐々に自我に目覚めていくという作品。
一番はやはり発想がすごいと思った。
モブキャラが主人公でAIによって徐々に自由になっていく様、現実世界とも違和感なく話が繋がっていて、最後ゲームキャラを通じての告白は感動的だった
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