フリー・ガイのレビュー・感想・評価
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テーマもストーリーも秀逸
現実に生きている我々、搾取される労働者に向けて、
立ちあがろうとメッセージあり。
アメリカでは大ヒットですね。
日本人にはウケてないみたいなのが残念。
番宣の多いかぐや様が興行一位ですねー。
ラストシーンも微笑ましく、心地よい感動の得られる映画ですね。
ライアン・レイノルズは裏切らない。
ゲームの世界と現実の世界の微妙な違いがものすごくリアル。
ゲームの世界だ…というかコマンドだ…って思った1番のところが、映像を保管してたガイのファンの配信者が踊り倒してた所…FPSのゲームとかで大抵ある謎コマンドの踊りとかをめちゃくちゃやっててうわ〜〜変な動き加減がめちゃくちゃゲームだ!と。
それに引いてるガイがいるのも、「そうだよな…実際してたらおかしい動きだもんな…」とゲームとゲームがリアルなガイとの差を感じた。
今回の映画だとゲームの中の世界の時と、リアル世界からみたゲームの画面でキャラクターの見た目がちょっと違うのもまた良かった。
ゲームキャラが定型文を話してるんだというのがよく分かる、モトロフガールがキャラとすれ違う時に定型文を言うシーンも面白い。
定型文から外れたガイに向く戦車の銃口…とその後に小さな覚醒を起こす店員…
覚醒で言うと最後の最後まで両手を上げてた被害者モブも良かった。
…全部のモブのキャラが濃くて…モブじゃなくて命なんだということを細かいところから感じる。
ストーリーの部分で言うと親友…親友が本当に最高。
復活してすぐガイに会ったんじゃなくてちょっとペガサスとかに乗って遊んできちゃってるのがまたあのキャラクターらしい。
ラストシーンの時、ガイがゲーム世界のリアルと現実世界のリアルは違うということをちゃんと自分の中で消化して、「僕の好きな物は君の近くにいる人が君を参考にしたんだよ」って伝えるのがまた良かった。
ガイが「ミリーとその奥にいる人!」ってキーズに声掛けたシーン個人的に好きだった。
デュードに最終的に勝つ方法がなんか必殺技〜とかじゃなくて新しい世界を見せる(ゲームに縛られずに自由になる)事なのがまた良かったです…ガイは最初から最後まで"良い行動"で世界を救っている…
ブルーシャツガイが人気→デュード作ろうっていう流れ
the運営の改悪アプデじゃん……と。
オタクはあのガイが好きで、ガイがモチーフのキャラ参戦!って告知でたから楽しみにしてたのに蓋開けたらアレが出てきて…は????って炎上する流れまで見えた。
ガイがアイスの味を知ってるのに対しても何かがおかしいとなるんじゃなくて「時々いるゲームの世界観に忠実なおかしい奴」と納得?できるな…と思った。実際に時々いるからまぁ…そういうタイプの中の人なんだな…って処理できてしまう感じ。
そしてライアン・レイノルズ配役の良さが存分に発揮された決闘シーン……キャプテンの盾からのハルクの腕でもう脳内にデットプールが過ぎって爆笑なのに……その後にアイアンマンとかサノスが来るのか…?と思ってたらまさかのスターウォーズ……ルーカスフィルムを買収した良さを無駄遣い…主役がライアン・レイノルズ(=デットプール)であることが更に面白さを増幅させていたと感じた。
スターウォーズが出てきた時におもむろに「スターウォーズだ…」ってセリフで伝えていたのも面白かった。大袈裟さがより面白い。
そのシーンが無くても面白くて最高だったのに、正直そのシーンの衝撃が大きくて、見終わってしばらくはそのシーンで大興奮。
ライアン・レイノルズ……裏切らない……あとクリス・エヴァンスの無駄遣いが最高。一瞬すぎて夢かと思った。
フリーガイ → 無課金野郎
主人公がゲームのAIという面白い設定。
リアル世界がゲーム世界でもあるため、少しありえない派手パフォーマンスも許される。
こういう作品は映画にふさわしい。
良い点
・中の人と外の人のギャップ
悪い点
・バディがややうるさい
・AIの人数が少ない
・世間の動向が希薄
・終盤での崩壊がやたら緊々すぎたり、テンポがご都合すぎたり
・謎の交換条件
・謎ジュラシックパーク
・終わりが若干冗長
観るの迷っている方は観た方が良いです
人生、この食べ物は一生食べなくても十分幸せに生きていく自信があると思える、嫌いな食べ物なんかは数多くあるけれど、この映画は観た方が良いと私は思いましたよ。生きているうちに一体何本の、自分にとって観て良かったと思える映画に出会えるのでしょうね。そう考えると、これは確実に観ておいた方が良い作品。少しくらい膝が痛くても、奥様とのそりが今日も合わないと感じたとしても、ヒール履いて靴擦れが出来てしまったとしても、その憂いを抱えたままでいい、この映画を観ましょうよ。
私の人生、これでいいのかしらって、考えてみることって意外と大事なのかもしれない。どんなに失敗したって、良いのかもしれない。だって死んでしまったわけじゃないんだもの。自分が生きていて、果たして意味があるのかしらなんて、考えても答えは出ないのかもしれない。ならば、どう生きたいんだろう私。どんな人に会いたいんだろう私。気付けば自分が思っている以上に、人に恵まれていて、人ともっと話したいと思っていて、人をもっと知りたいとも思っている。いつの間にか支えられていて、支えられていることすら忘れていて。立ち止まって感謝したくなる映画なんですよ。
こんなに良いと思っているのに、評価5を付けないあたり、何に怯えているのでしょうかっ!
最後の〇〇に爆笑してしまった。
最後の武器、アメリカの盾には爆笑してしまった。もうあのテーマ曲が流れてきたら条件反射で吹き出してしまうかもしれない。権利関係を処理してくれたみなさんに感謝。
ハリウッド、お金の使い方、すご過ぎです。。。日本の映画界は彼らの土俵に乗らずにどう闘って行くか、本当に大変だと思う。韓国の国策文化投資を見習うべきなのだろう。
舞台と設定を最大限活用した娯楽映画
映画館に設置してあるチラシと予告で気になったため観賞。
予告の時点で中々面白そうな雰囲気でしたが実際は期待以上の映画でした。
ストーリー自体はまあよくある雰囲気の娯楽・ロマンスものでしたが、
オンラインゲームのNPCが主人公という、特殊な舞台や設定を良く活かしている印象。
ゲーム内ならではのあるあるや数々のパロディ等、
この設定ならではの色々が非常に楽しませてくれます。
気になった点・・・、というよりは驚いた点として、
上映2週目なのにすでに1日2回くらいしか上映がなかった事。
面白い映画だけにもったいないのでぜひぜひ観賞していただければと思います。
キャプテン
いや〜これは面白かった!
モブキャラレイノルズがヒーローになり大暴れ。
笑える要素あり、ラストはホロリと。
ゲームの中の世界という設定のおかげでかなりめちゃくちゃな世界が構築されてる。まさにグラセフワールド。
モブキャラに焦点を当てたのは正解でしたね。
意外なゲストも出てきてビックリしつつ笑いました。
映画ってこれでいいんだよ!ってくらいのハッピーエンドでちょっと都合よすぎる気もするが誰も悲しまない内容がとてもよかった。
この世界はゲームだ!
もしオンラインゲームのNPCが自我に目覚めたら……?というのがこの作品。
NPCとは昔で言うところの、ゲーム内のコンピューター。決められたことしか喋らず、決められた動きしかせず、他のNPCやプレイヤーに対して何か働きかけることもしない。交差点にある信号機や踏み切り、自動ドアなんかと同じような扱いである。
しかしどうだろう。自分の生活を振り返ってみると、毎日同じ時間に起きて同じ時間の電車に乗り同じような仕事をこなし……まるでNPCじゃないか!自分の人生のプレイヤーは自分しかいないのに。
そんなことに気づかせてくれる作品だ。正直、ライアン・レイノルズがめちゃくちゃいい奴に見えたぐらい良い映画だった。
明日はサングラスをかけて、いつもとは違うことをしてみようと思う。
王道でかつ鉄板の大衆映画
単純に予告編やキャッチコピーが面白そうだったので観劇。
こういう映画はたまに見るけど、びっくりするくらいテンポがよく見ていてあっという間に2時間過ぎてしまった。
アバターとかレディプレイヤー1のテイストなんだけど、そういう映画のブラッシュアップがされているようにも感じる。
ただ、個人的にどちらもキャラが3D的な表現すぎてあまり好きではないのもあり、今作は登場人物が実写を使っているためにとても親近感が湧いて、それが逆にゲームの中の違和感ともマッチしてギャップが出せていたように思う。
アクションシーン中はカメラワークもよく動くために躍動感もあり、BGMがほぼ絶えず流れていて全体的に空きを与えないようにしていて、音や映像での密度が高い。
パロディも多く、個人的にはわかりやすいパロもあるが、某偉大な映画監督のカメラワークもパロっていたのが「ディズニーやってるなぁ」と複雑な思いが。
また、ディズニーだから出来るコラボもやっていたんだが、それは流石にずるいよ……
有名な、もしくは話題作を見てもいいけど、こう言う王道でかつ鉄板の作品を見るのも悪くない。
久々に何も考えずに誰にでも勧められる作品に出会えたと思う。
数少ないマイナス要素は、この作品はAtmos作品なのに、どこもフリー・ガイをそのスクリーンで公開していないこと。
また、この映画があまりにマイナーなのか全然大きなスクリーンで公開されていないこと。
絶対大画面で家族みんなで見るやつなのに……
それとも、見に行ったタイミングが遅すぎてそこから外されたのか。
どちらにしても、やはり気になった作品は1週間以内に見に行くべきだとも思った。
笑ってジーンときて爽快な誰も死なないコメディアクションの快作
去年予告を見た時から楽しみしていて、公開予定から1年延期されやっとみることができた。
期待以上の作品で大満足。
ゲーム内ではバッタバッタアバターが死ぬけどリアルでは誰も死なないアクションも気に入った。(アバターはゲーム内で死んでもリボーンできる)
ディズニーに買収された20世紀フォックスがパロディーやイースターエッグに出すネタはブロックバスターものばかりで目を見張る。
個人的には、元20世紀フォックス映画のあの武器やあのテーマ曲が盛大に使われていて驚いたと共に爆笑。
この映画、シリアスものではなくコメディだというところも楽しさのポイント。
ネタ元ゲームはあまり知らないけど、世界観は理解できるのであの世界のモブキャラに意志があるとあんな感じの日常感覚かのかもと納得。
深読みすれば、紛争地域などでは、洒落にならないきつい日常であり、当然一回死ねばおしまい。
紛争地域じゃなくても当然一回死んだら終わりだし、お気楽に過ごしすぎると破産の危機があり。
あまり努力しなくとも役割を与えられ幸福感があり、死んでも朝目覚めるところから再スタートして生きていけるゲーム内モブキャラの世界はファンタジーとして面白いしある意味パラダイス。(当然そんな共産国みたいな生活はやだけど)
ある意味斬新な内容でモブキャラという脇役に着目したところも面白い点。
物語運びにリアリティーがあって無理なく大ごとに発展するのもいい。
いやーストーリーテリングうまいなー。
もちろん映像や役者の妙技も相まって褒めるところだらけの快作である。
よく比べられるのが、レディー・プレイヤー・ワン。
あっちは、逆に現実の貧困層である意味その他大勢のモブキャラとも取れる主人公が謎を解き明かし仲間と共に巨悪との戦いに立ち上がるさまが見応えあった。ゲーム世界のスケールも凄かったし様々なポップカルチャーが登場してて楽しめた。
パート2があるとすれば、本当の自由に目覚め、現実世界の人と協力して実体化を目指す?
しかし、現実世界の厳しさを知り元の世界に戻りたくなるけど、強く生きることを選ぶ人間賛歌かw(ちょっとラスト・アクション・ヒーロー的要素入り)
多分この映画のゲーム内モブキャラを人間として見てしまうと終始微妙に感じてしまうでしょう。
ゲーム内にはゲーム内の幸せがあります。
通勤シャツのヒーロー
ゲーム内の一風景にも等しいモブ自体が目覚めて進化を始める設定は、かなり斬新だと思いました。こんな時は「実は彼はモブじゃなかった」と言う種明かしがあるのに、ガイは正真正銘のモブキャラ。
モブは自意識や上昇志向とは無縁であり、普通覚醒するのはゲーマー、もしくはそのアバターが基本かなと。
ガイが火を吹く銃身をしみじみ眺めるシーンでは、もうすっかり、この変身ストーリーに取り込まれていました。
モブであっても勇者であっても、ガイはひた向きにジミに活躍を続ける。これはつまり、やり慣れたやり方で進もうぜ! と言う、作品からのメッセージなのでしょうね。
ガイは通勤シャツをずっと着ていたし。
制作者が身近にいる女性に向けた恋心を、キャラに込めてしまうところは、妙に現実味を感じました。
橋の遥か向こうに見えた風景がシュールで美しかったです。ヴァーチャルゲームにしろ、ボードゲームにしろ、ゲームの終わりは常に味わっているけれど、涯は見たことがない。ゲーム世界の外にゲーマーとして、一歩足を踏み出したら、どうなるんだろうと言う、不思議な感覚に包まれました。
エンターテイメント性とメッセージ性のバランスが絶妙
トゥルーマン・ショー+レディプレイヤーワンって感じの世界観の映画。映画の世界がゲーム、ゲームやマーベル作品の小ネタがあるあたりが「レディプレイヤーワン」と似ている気がするが、レディプレイヤーワンよりストーリーやメッセージ性が濃くて個人的にはこちらの方がいい作品だと思った(というかレディ〜はストーリー性皆無の単なるお祭り映画)フリーシティというグランド・セフト・オートみたいなプレイヤーが犯罪だろうが何だろうがやりたい放題なゲームの中にいるモブキャラである主人公が大立ち回りの大活躍。という単なるエンターテインメント作品と思いきや、エンタメ要素を残しつつ、毎日同じ事を繰り返している、まるでモブキャラのような人生を送っている人、周りから見たら脇役で終わってる人も変われるさ!などというメッセージ性も色濃く残してある良作
辛めの点数になってしまった。
期待が高かったせいかあまり楽しめなかった。
たぶん1番の理由はこういったゲームをしないので、笑うポイントが分からなかったからかなぁ?と思う。
ゲームの中とはいえ、人が殺されたり大事故に遭ったりするシーンはどうしても驚きの方が勝ってしまう。
(胸筋撫でてるとこだけは意味分からんけど良かった!)
あとストーリーもディズニー!ってオチになってて、言いたい事は分かるけど、なんかつまんなかった。
製作陣からはこういうゲームが大好きだ!と言うのは伝わってきた。だから
「このゲーム楽しいでしょ!面白いでしょ!笑えるでしょ!」
ってネタを思う存分たたみ掛けて、そのまま突っ走ってくれた方がよっぽど観てて気持ち良かったと思える。
流石にラスト全部壊しちゃうのはやり過ぎだし、なんか気の毒だった。ディズニーさんお得意の「どんな時も愛と平和でしょーが!」って信念がこの作品を壊したように感じた。
何が良いとか悪いと言いたくないけどさ。
ただ、ゲーム素人の自分から見ても
キーズ達のゲームつまんなそぉ。
というのは分かる!
ただ、部分部分で上がるポイントはあったし、一概にダメとも言い難い。
まとめ
コメディ映画なのにほぼ笑えなかった -1
期待を大きく下回った -1
なんとなく -1
5-3=星2
よくあるネタながら練り込みの勝利
ゲーム内のキャラが自我を持つ、というのは昔から結構定番のネタですが、本作はそのお約束を踏襲しつつ、なかなか丁寧に設定や脚本が練られていて、お気楽に楽しめつつもちょっとホロリと出来る良作でした。
ディズニーがあれこれ買いまくったからこそ実現出来た数々のカメオやネタにも注目。
全452件中、201~220件目を表示