劇場公開日 2021年8月13日

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フリー・ガイのレビュー・感想・評価

全453件中、1~20件目を表示

4.5人工“生命”についての小言と、続編をめぐる夢想

2021年11月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

幸せ

ライアン・レイノルズがお気楽な感じのメインビジュアルから、正直あまり期待しないで見始めたのだが、すぐに引き込まれ、最後まで大いに楽しめた。

主人公がいる世界と彼を見る人(々)がいる世界のメタ構造という意味では「トゥルーマン・ショー」「主人公は僕だった」、この世界は現実か仮想空間か?という点では「マトリックス」「イグジステンズ」「トータル・リコール」「オープン・ユア・アイズ」(およびリメイクされた「バニラ・スカイ」)など、過去作を想起させる要素が多々ある。脚本チームはこうしたサブジャンルの傑作群をよく研究して、AIという専門的な要素を取り入れつつ、ファミリーでも楽しめるわかりやすい娯楽作に仕立てたと思う。

作中でちょっと気になったのは、ゲーム世界「フリー・シティ」の中で自由意志を持ったガイの存在が“人工生命”と言及される部分。おそらく作り手は、仮想空間の中で“生きている存在”という意味合いで使ったのだろうが、生命を定義する「自己増殖」を行わないという点で、人工生命とは言いがたい。ガイを含む人工知能プログラムを書いたのは人間のプログラマーであり、ガイは「自由意志を持った人工知能」と呼ぶのが妥当だろう。人工知能と人工生命は似て非なるものなので、ここは苦言を呈しておきたい。

さて、世界的大ヒットを受けて続編製作が決まったそうで、この先は蛇足になるが、人工生命の話にからめて続編の筋を勝手に妄想してみる。

アイデアその1。AIプログラムだったのに意志を獲得したガイたちノンプレイヤーキャラクター(NPC)は、仮想世界でさらに進化し、子を産めるようになる!ただし、生身の人間と同じように出産するのではなく、各キャラクターのコードをDNAに見立ててカップルで組み合わせ、自分たちの子のコードを書いて誕生させるのだ(これならLGBTQのカップルでも子が作れる!)。世界がますます幸せになったのもつかの間、復讐に燃えるあの人物がガイたちの世界をぶっ壊そうと、邪悪なハッカーと組んで仮想世界にゾンビウイルスを放つ。このウイルスに感染すると、キャラたちはたちまちゾンビになって意志を失ってしまう。どんどんゾンビが増殖し、生き残りがわずかになった大ピンチを、ガイはどうやって救うのか…?!

アイデアその2。現実世界とゲーム世界のインタラクティビティが向上し、ガイたちのいる仮想世界からも現実の世界を“観察”できるようになる。いつかあちら側の世界を訪れてみたい、と憧れを募らせるガイ。そこで天才的なヒューマノイド開発者が協力し、最新鋭の試作ヒューマノイド(もちろん外見はライアン・レイノルズ)にガイの意識を転送することに成功する!その頃、復讐に燃えるあの人物が、ガイの恩人であるミリーやキーズに危害を加え、さらに仮想世界もぶっ壊そうと画策する。現実世界とゲーム世界の両方に迫る大ピンチを、リアルな身体を得たガイはどうやって救うのか…?!

……なんていうのはいかがでしょう。ここまで読んだ方、お付き合いくださりありがとうございました。

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高森 郁哉

3.5命令(プログラム)通りにしか動けないやつは人間じゃない

2021年9月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

人工生命は生まれるのか、AIは真の知性や人格を獲得できるのかという問いは、SFとしては古典的だ。本作のSF的な問いかけはまさにこれなのだが、現代人にとって比較的身近な娯楽であるオンラインゲーム上のNPC(モブキャラ)に、知性と人格が宿るという点が、本作のユニークさだ。基本的に、NPCは決められた一定のリアクションしか示さない。機械のキャラそのものである。主人公のガイは、ある日、ちょっと冒険してみようと思い立ち、愛する女性を見つけて、どんどん自我に目覚めていく。
これは、ある種の現代人揶揄でもある。決められた時間に決められた仕事をして、自分の頭で考えず流されてゆく人間は、ほとんどゲームのNPCと変わらないだろうというような。こういう問いかけもチャップリンの「モダンタイムス」から続いているものだが。人間は、自分の頭で考えてこそ人間でいられる。SF的な問いとは別にそういう問題意識もあると思われる。
人工生命の掘り下げについては、『ソードアート・オンライン アリシゼーション編』が同様のテーマを扱っている。あちらは、AIによって生まれた知性体に人権は認められるのかという点にまで切り込んでいる。本作も続編制作が決まったようだが、どのようにテーマを深化させるか楽しみにしている。

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杉本穂高

4.0発想が面白いだけでなく最後まで面白さを維持。ディズニーによる20世紀スタジオの買収を、ようやく前向きに捉えられた作品。

2021年8月13日
PCから投稿

20世紀スタジオ作品の「ナイト ミュージアム」は、博物館の展示物のマネキンなどが、夜な夜な暴れだすといった斬新な設定で日本でも大ヒットしました。その「ナイト ミュージアム」のショーン・レビ監督が新たに手掛けたのが本作。
どちらも主人公のキャラクターの面白さがカギとなりますが、主演がベン・スティラーから「フリー・ガイ」では、「デッドプール」のライアン・レイノルズに移るのは自然でもありますし、時代の流れを感じます。
まず、本作でも斬新な設定は健在で、ゲームの中でひたすらルーティーンだけを繰り返す「モブキャラ」(ゲーム上の、ただいるだけの背景的な存在)が意思を持ち始め、勝手に動きだすのです。
そして、ゲーム内では混乱が起こっていきますが、ゲームのプレイヤーは現実社会の人間ですし、それを管理するゲーム会社もリアルな存在です。これらがどのように化学反応を起こしていくのかが本作の見どころです。

本作をディズニー試写室で見ていた際には、最初にファンファーレとともに20世紀スタジオのロゴが出てきて驚きました。そうそう、ディズニー傘下になったんだ、と未だに慣れていません。
ただ、ようやく本作の後半で、非常にポジティブなシーンを見ることができ、急にテンションが上がりました。なるほど、1つの映画会社が多くの権利を持つと、こういう自由度が広がるのか、と。そう考えると、この流れは「大きな期待」へと変化し、その先駆けとなった本作の最大の注目点はココなのかもしれません。まさに歴史的な瞬間が見られる作品です!

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細野真宏

4.0ライアン・レイノルズが意図的に演じる"存在感のなさ"が愛おしい

2021年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

楽しい

ゲームの世界で展開するスリリングな出来事に直接は関わらない脇役、というか背景の一部がモブ(群衆)キャラ。彼らは毎日、同じ時間に目覚めて同じ朝食を食べて同じ服を着て街に出て、そこで同じ事件に巻き込まれる。でもしかし、もしもモブキャラが日々のルーティンワークに疑問を感じ、自我に目覚め、反撃に転じたとしたら、どうなるか?

モブキャラとアバター(ユーザーが姿を変えて自分を投影しゲームに参戦するバーチャルキャラ。一応説明しました)の関係とか、ゲームメイクを請け負うプログラマーの領域とか、ゲーム会社オーナーの思惑とか、現実と非現実の両側で描かれる要素が多くて時々錯綜するけれど、モブキャラという現実には存在しない主人公がゲームチェンジャーになる。脇役が主役になる。この発想が本作の肝。

主人公のガイ(男全般)役のライアン・レイノルズが意図的に演じる、ある種"存在感のなさ"が、愛おしくて泣ける。純粋で一途で、頑張るほど笑いを誘い、そして、最後は我々の手が届かない仮想空間へと消えていくバーチャルヒーローなんて、かなりずるい役どころだ。

見終わって感じるのは、ルーティンワークに終始する背景の一部、大勢の中の1人、という設定が、現実社会を生きるビジネスマンを連想させる点。ガイがブルーのシャツにレジメンタルタイにチノパンにブルゾンという、当たり外れのない固定されたワードローブしか着ない(着させてもらえない)という部分も含めて、このゲーム映画は意外にリアルなのだ。

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清藤秀人

3.0普通におもしろいけど…

2024年3月31日
スマートフォンから投稿

ラストが残念だったけども設定は結構面白い

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RRR

2.0まず、マトリックスを見なさい

2024年2月15日
PCから投稿

次にバニラスカイを見てレディ.プレイヤー1を見て、これは見んでいい。
全体的に音楽を使ってごまかしてるだけ・・・という印象を受けた。 ストーリーそのものはあまりうまく書けてない。 それに見せどころというか 映画の面白さがマトリックスと同じだ。考えてみれば 20年以上も前の映画だが・・・。 コンピューターとの戦いをああいう形で表現したのは画期的だったな。それに人間ドラマもマトリックスの方がよく描けていた。こっちの方は主人公やわき役たちの人間ドラマが子供っぽくてしょぼかった。自分の内面との衝突とか他人との衝突とかいうものがうまく、面白く描かれてないように感じた。 誰が主人公なのかも よくわからないし。マトリックスの2番煎じの域を出ていない作品だなぁと感じた。そして マトリックス 以前にも以降にも バーチャルリアリティものは嫌というほど見てきた。だから途中から 既視感が強すぎて面白くなくなった。
ただこの軽いタッチの人間ドラマが好きな人にはたまらないのだろう。きっと。 それで多くの高得点がついてるに違いない。
私が一番面白いと感じたのは 序盤。・・・ 何がどうなっているんだろう・・という混乱を与えてくれた点が面白かった。
映画 全体を通じて CG と デジタル撮影とフィルム撮影が 組み合わされており 、映像が面白くて美しかった。
正直な 評価は3点ですが 平均点が高すぎるようなので低めの点をつけました

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タンバラライ

4.0理想に生きる

2024年2月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

ゲームのモブキャラが自我を持ったら?という話。

NPCなのにシナリオ通りに
動かない主人公ガイはなんなの?
となるが、
彼の正体を知ってからは
話が頭に入ってきやすくなった。

登場人物は
①ゲーム内のキャラクター
②ゲームのプレイヤー
(現実世界での姿&ゲーム内ではアバターでの登場)
となるが、
ひと目離すと
「これはだれかのアバターなんだっけ!?」と
パニックになるので
基本的に目を離せない。
ながら作業向きではなかったが、
話はわかりやすくパロディ多めで楽しめた。

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トウマ(20代/女)

1.5『舞台』の新しさは『内容』の新しさではない

2024年1月17日
Androidアプリから投稿

正直微妙だった。以前オードリーのオールナイトニッポンにゲストで出演したジャカモンドのサイトウさんがおすすめしてたので観てみた。

ルーティンを繰り返すだけのモブキャラから脱却しよう!的な話がメインテーマだったと思うけど、程度の差はあれそういう映画って前からポツポツあったよね。それこそファイトクラブとか、マトリックスだって前半はそんな内容だった。その平凡な日常を脱却しよう!と唱えるための舞台が、『実際の日常』から『オンラインゲーム』に置き換えられただけでは?って感じだった。舞台が現代に則して新しくなったことは、必ずしも映画やストーリーとして新しいことを意味しない。

構築したAIのバグによって起きた現象とかいうのもちょっと設定として雑。

個人的に後半で色んなコミック?やゲーム?のオマージュが出てくるところも微妙だった。そりゃあそういうのが出てきたら各コンテンツのファンは盛り上がるだろうけど、作品の重要なシーンを他作品のコンテンツ力で盛り上げるのは、他人の褌で相撲をとってる感があって好きになれなかった。

『舞台をオンラインゲームにした』ってところ一本に頼った凡庸な作品だと感じてしまった。

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tm

5.0いつ鑑賞しても絶対ニコニコで観終われます

2023年11月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

萌える

面白くて好きで、もう何度も観た作品。
オープンワールド系のゲーム世界の中にいるモブキャラが自分の意志を持って動き始めたら、その世界に住むモブキャラたちのヒーローになっていき、しまいにはリアル世界でもヒーロー認定されてしまうというお話。

モブキャラ(その他大勢キャラ)はゲーム内では例えばお金を集めたり武器を収集するためのアイテム扱い。有名なドラクエでもモブキャラの家のタンスを開けたり壺を割ったりして薬草取ったりお金ゲットしたり。
オープンワールド系だともっと自由度が高いので、モブキャラを銃で撃ったり車で轢いたりやりたい放題。そんなモブキャラの一人、銀行員のガイが主人公。

序盤は彼のいつもの一日で始まる。
目が覚めて、水槽の金魚に挨拶して、毎日同じ青いシャツに着替えて、コーヒーショップで同じ種類のコーヒーを買って…、前日に銀行が強盗に襲われようが、鉄砲で撃たれようが、朝になればいつもと同じ一日。

そんなある日、ガイはある女性プレイヤーキャラを見かける。あの女性、夢に出てくる女性かも。どうしても話しかけたいと思い始めるガイ。だけど、モブキャラはプレイヤーキャラには一切こちらから関わってはいけないルール。だけど、ガイは話しかける。
そこから大きくゲーム内の世界が変わっていく。

ゲームの中の世界を描く映画はまあまあある。この前レビューを書いたトロンもそうだし、ジュマンジもそう、レディ・プレイヤー・ワンなんかも凄く面白かった。
でも、基本プレイヤーが主人公、当たり前だけど。

そこがこの映画の面白いところで、主人公はリアルワールドでは実体のない存在。ゲーム内にしかいない存在というのが独創的。
でも、その存在がいつしか現実世界にも影響を与えていく。まずゲームのプレイヤーたちが魅了され、更には想像主たるゲーム開発者たちの世界も…。

ガイのいかにも無垢なモブキャラクターは嫌味が無くて全方位で応援したくなるし、途中からもうモブキャラたちが愛おしくて仕方なくなる。
終盤に出てくるキャラの”決めぜりふ!”にもズコーっとなりつつも愛おしい。

後味も爽やか、いつ観たって絶対ニコニコして観終われる。
なので、何度も観たくなる、そんな映画。

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ハルクマール

4.5ある意味シミュレーション

2023年8月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

プログラムで制御されている、はずのモブキャラが自分の人生(生活)に疑問を持ち、とあるきっかけで人格を持ち人工生命体?となっていくお話ですが、ソードアート・オンライン アリシゼーションを彷彿とさせます。こっちはそれがライトな感覚で表現されていて非常に面白く仕上がってました。SAOは重い話でしたしね。
そういう意味でも笑いどころが満載、ギミック、CG処理にも感心。現実とサーバーの中の世界の描き方が秀逸でした。説明が難しいけれど、画像がポリゴンチックになったり現実とその中間的な処理の仕方で第三者視点として観られるところもあったりととてもよく考えられた処理がされています。
思いがけずに面白い作品に出会えました。あっという間に終わってました。

あ、あと「モブ」に思わぬ人がちょいちょいいたりします。探してみるのも面白いですよw

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zem_movie_review

2.5微妙でした

2023年7月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

映像はきれいだし面白いのは面白いんだろうけど、なんか私にはハマりませんでした
何年か経ったら全く内容を覚えてない作品になりそうです
唯一チャニング・テイタムが可愛かったのが良かったです

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小町

4.0趙エンタメ作だった

2023年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

評判が良さそうなのであまり前情報を入れずに劇場へ。
最初は特殊設定だけど、基本は雑魚キャラが頑張って
勝利を勝ちとる逆転劇かと
予想しながら観ていた。

大筋では外れてはいないものの、
登場人物たちが魅力的で引き込まれ、
さらに要所要所での音楽の使い方が
絶妙で何度笑ったか。
曲の入りで笑ったのはメリーに首ったけ以来かもしれない。

気楽に観られるエンタメ作品ではあるものの、
子供にぜひ見てほしいと思う
人生に大切なことが詰まっている。
なかなか侮れない一本。

気持ち的には☆4.5つけたい。
鑑賞後に気分よく劇場を出てこられる、
それは貴重で嬉しいことだ。
もちろん考えさせられる作品だって素晴らしいが、
コロナで閉塞感に包まれている世情で
幸せな気持ちを味あわせてくれるものは
素晴らしい。大切にしていきたい。

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こまめぞう

2.5微妙でした

2023年5月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

映像はきれいだし面白いのは面白いんだろうけど、なんか私にはハマりませんでした
何年か経った後に全く内容を覚えてない作品になりそうです
唯一チャニング・テイタムが可愛いかったです

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小町

4.0楽しめました。

2023年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

よく考えられた設定で、楽しめました。
最後にもうひと捻りほしかったかな。

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khapphom

4.5フリー・ガイ

2023年4月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ほんと最高でした!この人も出てるの?そのネタもやるの??のオンパレード。音楽も絶妙にマッチしていてラブストーリーとしても楽しめました。最後の道路を挟んだキーズとミリーの表情が印象的。面白いだけでなく、人生や自我について考えさせられる作品。

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ちなみ

3.5着想と思い切りの勝利

2023年3月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

あと5年後、10年後に見なくて良かった。全く別の作品になっているだろう。それだけ消費期限は短いが、やりたいことを絞り、むやみに手を出さずまとめた。
ストーリーラインだけ簡単にまとめたらつまらないが、テンポよく、映像効果とおんがくとアイデアで最後まで楽しく見れた

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WALLE

4.0#FreeGuy

2023年3月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

笑える

楽しい

最初から最後まで面白かったー!ちょいちょい有名俳優が出てくるところとか #TaikaWaititi はウザかったけど😅B-list俳優だけで作ったらもっと面白くなったかも?

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にいみくん

4.0ゲームの世界を舞台 とにかく面白い。

2022年12月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

興奮

ゲームの世界を舞台
とにかく面白い。

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ホンマサ

4.5小気味好いブラックユーモア

2022年12月21日
PCから投稿

なるほどな着想に心がときめいた作品。
人間の良い部分だけが成長していく天使みたいな人工知能。
小気味好いブラックユーモアに笑える。

ライアン・レイノルズ、いやもう大好き!

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miharyi

4.5モブキャラがヒーローになる!!

2022年12月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ギャングの横行する街「フリー・シティ」で、
銀行の窓口係りをしているガイ(ライアン・レイノルズ)は、毎朝銀行強盗に襲われるのが、
当たり前の生活をしている。
ガイが実はゲームのモブキャラ(背景或いは雑魚)のキャラクターで、
ゲームプレイヤーの操作ひとつで、抹消されてしまう無意味な存在。

ある日、街で理想の女性に出会う。
モトロフ・ガールに出会い追いかけてしまう。
「フリー・シティ」を動かしているのはサングラス族。
モトロフ・ガールも優秀なレベル197のサングラス族のやり手。
ガイは彼女と知り合いたい一心で強盗からサングラスを奪う。
なんと見える世界が一変するではないか?

この映画を観て第一に浮かんだのは「トイ・ストーリー」
オモチャがオモチャ箱から飛び出して、現実世界で様々な経験や冒険をする。
そして実は今まで住んでいたオモチャ箱の世界が懐かしくなる。
そしてオモチャ箱に帰って行く。
ただしガイの住んでいた世界は、物騒で危険でしかも正義のない世界。
だからガイは「フリー・シティ」を平和で住み良い安心なもの街に
変えなければならない。
そして一番の親友のバディ(リル・レル・ハウリー)がいなきゃダメなんだ。

まあ、こんな単純なストリーではなくて、
ゲーム・クリエーターのキーズとミリーがいる。
キーズの考案したゲーム「ライフ・イットセルフ」を社長のアントワン
(タイカ・ワイティティ)に盗用をされて出来上がったのが「フリー・シティ」
この映画のもう一つの戦いは、悪徳社長のアントワンをキーズとミリーが
盗用を認めさせて、「フリー・シティ」をガイが壊して新しいパラダイスを作るのを
助けて世の中を正す事。
モブキャラのガイが予想外に優秀だった。
アップグレードする事でヒーローになって行く。
それを助けるのがキーズとミリー。
この映画の最大の悪役・・・タイカ・ワイティティ。
『ジョジョ・ラビット』の監督でヒトラー役で出演もしていたが、
独特の悪役臭が濃くて面白い俳優だ。
他にもヒュー・ジャックマンやドウェイン・ジョンソンもカメオ出演。
極め付けは「踊るキン肉マン」のチャニング・テイタム。
筋肉モリモリでキレッキレっのダンスは最高だった。

ゲームを作る人。
ゲームのプレイヤー。
そして名も無きモブキャラのひとりガイ。
二層・三層に渡る複雑な物語だが、結局は「愛」の話し。
とても楽しくスピーディで気持ち良い映画だった。

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琥珀糖