見えない目撃者のレビュー・感想・評価
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昨今の日本の警察
他のレビュー同様、
何故、停車して拾わないから始まり、
単独の木村刑事、単独の吉野刑事の甘さ、
声出すなと念押ししてるのに大声のレイまで
突っ込み所は満載ですがそれを差し引いても
中々にハラハラさせられ、
犯人の淡々とした表情や
主人公夏目=吉岡さんの視線演技に驚きました。
しかしながら…
昨今、ストーカー被害を訴えても殺害されたり
警察に相談に行ってもぞんざいに扱われて
結局は被害に…なんて事が多く…。
本作中でも、木村刑事が興味を持ったから、加えて
その理由が盲目の女性が元警察官だったから、に
他ならず。
そうでなければ、相当先まで事件化する事はなく、
2人は殺害されていたのかと思うと、
警察関係者の方々にも多く見て頂きたいと思います。
一貫性がない…
ツッコミどころが結構あった…
冒頭からその涙のアクセ拾うなら路肩に止まるか家着いてからでいいでしょー!?
それ以降は結構面白い、とくに吉岡里帆の演技いいね。盲目が伝わる目の動き。
犯人に追われるところは迫力満点。
木村さん!!犯人に単身接触したらダメでしょ!
吉野!かっこいいところを見せてやる!ですごい死に方してる…特に見せ場がない可哀想。でもだから単身で行くな。
もっとも違和感があったのが犯人。
まず春馬助けすぎ。車で轢き殺さないし最後の家でもとどめ刺さないのはなぜ?木村と吉野は躊躇なく殺してるのに…
あとこれだけ女子高生にこだわって儀式の素材を集めたのに、頭は中年男で生姜焼き臭のする吉野でいいんですか!?
犯行がバレたからとりあえず誰でもよかった?そしたら目は木村さんか春馬でいいでしょ、わざわざ盲目の吉岡里帆にしたかった?そしたらお前が最後でよかったな、なんて言わないよ。
無言で迫ってくる犯人は怖くてよかった、イス飛び越えるところとかスタイル良くてかっこよかったよ。
全体的に最初と最後にツッコミどころはあるけど意外と面白かった。
ただ…ぐっっっろい!!!
吉岡里帆の演技力に感服
ハラハラドキドキのサスペンス。
よくできたストーリーだが、他の方も書いてるようにラストの展開はちょっとなぁ…と残念だったが、まぁ、トータルとしては合格点の映画でしょう。
特筆すべきは吉岡里帆さんの盲目の女性を演じる姿。
彼女の目力は相当なものがある。
盲目であることがしっかり伝わってくる表情による演技には恐れ入った。
しかしあんな美女から、眉間に皺を寄せて怒りを浮かべたキリリとした表情で何かを真剣に訴えられたら、男性は彼女の言いなりになるだろうな。
吉岡里帆さんは、ラブコメなんかより、こういうシリアスものの演技の方が絶対いいと思った。
ネタバレ 監督の作り方に疑問
〇主人公が失明した理由もイミフ。警察官目指すなら、まず、車止めてから足元に落ちたアクセをとるし、なんで、弟の言いなりに運転中に取ろうとするのかわからない
〇生活安全課刑事が訪ねた時の俳優でこいつが犯人とすぐにわかった
〇メガネふきのアルコールのかすかなにおいに気付いたのに、犯人の拠点に入って血のにおいに気づかないわけがない
大きな疑問は上記だけど、ほかにもつっこみどころまんさい
クライム映画の王道を行く一作!
今まで吉岡里帆さんの出演作品を見てこなかったため、演技力に圧倒されました。視線がリアルで本当に見えてないのだと思わされる迫力です。ほかの役者さんも実力派な方々が豊富で、血が映るシーンは見ていて痛々しく感じてしまう程でした。
ストーリーも重厚で面白く、犯人を突き止めるまでが緻密です。ただこれは少し自分の偏見かもしれませんが、韓国映画原作と知り「なるほど、だからあんなに人が死んだのね!」と思ってしまいました。それくらい死にます。今の人死ぬ必要あった?って思うくらい死にます。しかも結構グロく死にます。なんか流石だなぁと......。
後半がご都合的との意見もありますが、その"人が結構死ぬところ"と"事件のオチ"以外は気になりませんでした。
あまりにどんでん返し過ぎると、前半の捜査パートが重すぎちゃいますし。
まあほんとにパカパカ死ぬのだけは気になりましたが......。パカパカ......。頭パカァ......。
どっかで見たことがあるような展開・・・
六根清浄
セブンの7つの大罪みたい
絵的には規制がかかる程度に
残酷なシーンもある
もっともっと精神的な猟奇狂気が見たいかな
とにかく吉岡里帆さんが頑張っていた
本当に視覚障害者のような佇まい
身のこなし、目の位置などなど
そこらへんのうまさが臨場感を後押しする
犯人に対して最後までなんでそこまでの殺人スイッチが彼に入ったのかが
シリアルキラーとは言えストンと落ちてこなかった
関係性とか関係なくサクサク殺されていく女子高生と刑事たち
フィクションあるあるでなんでそこで一人で行くかとか
目が不自由ならあなたついていっちゃダメでしょとかあるのだけどね
冒頭の事故シーンがくるよくるよーって
わかっちゃいるけどパンチあるわ
中で燃えてるのが想像できて
そっから彼女が精神科通いなこと
重い雰囲気、家族関係、絶望感
救いの盲導犬パル
たまたま遭遇した事件
相棒のように一緒に犯人を追い詰めていくスケボー青年、高杉さん
私はそっち側じゃないという強い意志
彼女は物語中盤である刑事から信頼を得て
元々警察官であることからくる正義感
彼女は徐々に変わっていく
映画としての統一感がよかったし
面白かったんだよね
吉岡里帆さんに一本
触れる、感じる、そして共振すること
いかに日々の私たちが視覚からの情報に依存しているか。視覚情報に依存するあまり、鈍くなる視覚以外からの認知能力。
主人公のなつめは交通事故で実弟と自らの視覚を失い絶望の底に引きずり込まれていたが、犯罪との偶然の出会いが元警察官の矜持を再び呼び起こすことになっていく。
目が見えないなかで鋭くなる感覚のシンクロが彼女の感覚のなかで「視覚化」されていく。
「絶対に、取り戻す」のメッセージは、拉致された少女の命とともに、なつめ自身のプライドと使命。
吉岡里帆の鬼気迫る演技が作品全体の大きな核になっている。
サスペンス作品としても一級の作品。
新感覚スリラー
スリラー映画としては珍しく目の見えない元警官が感覚を手がかりに奮闘する内容は斬新かつ新鮮味があって良かったです。実際に盲導犬の訓練をうけた俳優犬の演技は俳優陣との息があっており、違和感なく観ることができました。
個人的に気になったのは、後半あたりからパニック系ホラーによくある結末や現実味がない行動の数々等が目立ちイマイチ盛り上がらず、最終的にグダグダ感ある終わり方だったのが残念でした。
厚着の吉岡里帆、初のハマり役。
未見の韓流原作ゆえか残る過剰に引きつつ、
終始陰鬱で厚着の吉岡里帆、初ハマり役を祝す。
田口トモロヲのイイ声をガラガラの劇場で聞く喜び。
猟奇系より動機重視怨恨系の方が好きだが、推せる出来。
若い子の家出は危ないよ。
天気の子の衛生的で美談な家出の嘘は猛省を。
いや〜、ドキドキハラハラですね
吉岡里帆さん、時効警察のあの感じしか知らなくて、「泣く子はいねぇが」を観て、いい演技するんだなとこの作品見させて頂きました。
見えない目撃者って、こういう意味だったんですね。冒頭からかなりショッキングな内容で始まりましたが…
これぞサスペンスって感じで、ドキドキとスリルが味わえました。それに、田口トモロヲさん、浅香航大さんがいつもは脇を固めてくれる役者さんなのですが、かなり活躍されていて、見応えがありました。
韓国の作品が原作ということで、かなり際どいグロいシーンが普通にあります。邦画ではなかなかここまでは見せないだろうというシーンがありました。
視覚障害者ですが他の感覚が非常に鋭く、記憶力も半端ない主人公のなつめ。時折、ツッコミを入れたくなるとこもかなりありました。でも、この緊張感とスピード感によって、ストーリーに引き込まれてしまうので、あまり気にならないですね。
無関心な親の元で育った少女達は大人を信用できずに生きてきてしまい、「救様」と縋った唯一の大人にも裏切られ、そして、なつめに助けられたことで大人の中にも信用できる人はいるんだって思うことができて、よかったなぁと不覚にも涙が出てしまいました。
そして、なつめもこの事件と向き合い、解決したことにより、自分が犯した事故によって亡くなった弟への罪悪感を、少しでも拭うことができ、前を向いて生きていける自信を取り戻したこと。きっと、なつめの人生において、この事件に遭遇したことは、意味のあることだったのかなと思いました。
吉岡里帆さんがとても良かった
いや、マジか..と思うほどグロいシーンがあって
夜中に家で1人で見てたから
逆にスクリーンより怖かったのでは。。
吉岡里帆の盲目の演技がメチャうまかった👍!!
すごぉ...と感心しました。
本当に見えてないんじゃないかなと
思ってしまうくらいでした..👏
でも少しついでに厳しいことをいうと
クライマックスのところは気になる点がちらほら...
(ちょっとネタバレするかも)
まず、堂々と踏み込みすぎ。
犯人いるってわかってるのに
しかも、1人刑事が入っていって
戻ってこない後なのに、
あんなにドタバタと入って
大声出しながら探しますかね?
警戒心なさすぎるぞ。
2つ目は、刑事をあんな殺し方した犯人が
少年の時はなんであれで済んだ?
私が犯人だったらトドメ刺してる。
生かしておかない。あそこが急に甘くてびっくり。
犯人がロボットかよってくらい
余裕ぶっかまして動揺ひとつみせず
スローで動く(まあ普通の速度だけど)
サイコパスな犯人だから逃げ切れた(勝てた)なと
思えてしまったところが少しだけ気になった。
全体的にはおもしろかった!
邦画の最高傑作
今まで見た邦画の中で一番好きな映画。
吉岡里帆の盲目の演技もすごく上手。
脚本も最高で伏線の回収の仕方も上手でスッキリ!
映画館で見た時のハラハラドキドキはすごかった。
配信開始してからは10回は見てます。
面白くないシーンがないほど2時間あっという間な作品。
良くも悪くも…
後出しというのもありますが中韓版と比べても日本版が一番良かったです。
■良かった点
吉岡里帆の熱演、これまでのドラマや映画もぱっとしなかったし可愛いだけの人となめてましたごめんなさい。スゴい良かったです。しかし、その熱演が悪い方向にも…
犯人の動機、その動機故の「はい、殺しまーす」感が怖い…中韓版は少しチープ&謎
犯人との命を掛けた読み合い、吉岡里帆の一手は最善では無いですがドンピシャはまったラストシーンには思わず「うほ!」と声が出ました。
中韓版より練られたストーリーや設定も良いです。それだけに残念な点も…
会社員をやらせれば無能な上司!父親をやらせれば駄目親父!今回もきっちり無能警察大倉!故に最高!
■悪い点
追いかけるシーンで歩く犯人、電車に乗ったのか知らないけど次の駅で先回りする犯人、客や駅員が誰もいない駅…知らないので何ともですが東京の駅でもそんな所あるの?など、でもこれらはこの映画良さから見たら些細なことです。最大にやっちまったのはラストのお宅訪問シーン!
お宅訪問?て思うかもですが殺人鬼が中にいるの解ってて「ごめんくださーい、○○君いますかー?お邪魔しまーす」くらいの勢いで入っていくのマジで(笑)
■個人的な拘り
吉岡里帆が警察学校首席卒業て設定は途中の推理やラストにも生きてるんだけど、だったら肉弾戦もちゃんとやってほしかったです。背負い投げくっそ下手くそだった(笑)中国版は元警察官であることを見てる側が解る近接戦闘の動きでした。吉岡里帆凄い良かっただけに日本版のアクション指導?それとも本人?も頑張ってほしかったです。
この映画面白いのに興業収入はあまり振るわなかったようで…他の人が主演だったら?と思ってしまいました。良く悪くも吉岡里帆だったのかなぁと
さすが韓国原作…
死体損壊とか、やっぱグロい。ナイフも長いし。。犯人もまさかわからなかったし、途中までは結構引き込まれましたが、いくつか有り得ないので残念。吉岡里帆が必死に逃げるのに、何で犯人ゆっくり歩いて追い掛けてるの?ラスト、アジトに踏み込んだ時、素人二人で誰かいますかって踏み込まないだろーと突っ込みたくなった。浅香航大は無表情で怖かった。
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