見えない目撃者のレビュー・感想・評価
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吉岡がいい演技
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盲目の吉岡が車の事故の音を聞き、行くと車の中から助けてと少女の声が。
車はそのまま行ってしまったが、吉岡は元警察官なので警察で事情を話した。
やがて事故相手の少年が見つかり、運転手以外乗ってなかったと証言。
(実は少女はトランク内にいた)これが縁で吉岡と少年は警察とは別で捜査開始。
その少女がある家出少女だったことを突き止める。
やがて体の一部を切り取られた家出少女の死体4体が発見される。
吉岡は有能で、それが神道だか仏教の儀式であり、あと2人殺されることを予測。
さらに車内にいた家出少女と4人との共通点に気付く。
それは親から見放されて行方不明届が出ておらず、殺しても足がつきにくいこと。
だから犯人はそれを知り得る警察関係者ではないかとの仮説を立てた。
吉岡らに協力的だった刑事はそれをもとに警察内の犯人に気付くが、殺される。
吉岡と少年はその刑事がいなくなったのを知り、その相棒と共にある屋敷へ。
そこには刑事の死体があり、同行した刑事もそこで殺された。
それでも2人は内部へ切り込み、吉岡はついに犯人を射殺して少女2人を助ける。
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化粧っ気がなく、陰のある盲目女性の役。難しそうだが吉岡はいい演技だった。
地味な人の一途な姿勢には胸を打たれて度々涙したわ。
劇場で見て、全体にすごく面白くて時間が経つのを忘れるほどだった。
でも終盤はツッコミどころ満載だったりもする。
最後に吉岡と少年と刑事で屋敷に行くと犯人の車があった。刑事は応援を要請。
なのに応援を待たず、アホみたいに一人で屋敷に踏み込み犯人に殺されるw
銃声を聞いた2人は中へ。って嘘でしょ?そんな音聞いたら普通は離れるでしょ。
で犯人がいるの確定なのに、普通に足音を立て普通にしゃべってる。アホか?w
やがて犯人に不意打ちされ少年は負傷。助けた少女と共に先に車に戻る。
吉岡はもう1人の少女を探してさらに奥へ。そして案の定、犯人に襲われる。
奇跡的に投げ技が出て犯人気絶、何故かそのまま放置して少女を探す吉岡。
そして探し当てたところ再び犯人に襲われ、奇跡的に銃殺。
これじゃ何個命あっても足りまへんで?一番大切なのは自分の命やでー。
何で会ったこともない少女のためにそこまで命張るの?昭和か?って思ったな。
いやー、面白い!
もうハラハラドキドキが止まりません
こちとらかなりのテレビっ子なので途中で犯人は分かっちゃうんだけど、それ込みにしてもトリックも演者の演技も素晴らしい!
途中で「おもしれ〜」って思わず声が漏れちゃったもん
お姉ちゃんって、妹弟のためならどんな目にあってでも救いたいって思うんだよね。私もそうだからこそ、所々にあるナツメちゃんのしんどさが伝わってきてキツかった…
あとこれは監督からしたら結構恥ずかしいと思うんだけど、一瞬だけ差し込まれたおちゃらけシーンが見事に白けていました。異常に良かったです。
絶対に、取りもどす。
感想
吉岡里帆主演、五感を震撼させるノンストップスリラー!
猟奇殺人鬼VS視力を失った元警察官
視力を失った。そして彼女は事件を目撃した。
事件を目撃した。ただ真実は見えていなかった。
面白かったです。キャストが豪華でした。
視力を失ったなつめ役の吉岡里帆の演技が素晴らしかったです。盲目の演出もいいですね。
春馬役のスケボー高校生の高杉真宙も良かったです。
そのほかにも実力派の大倉孝二、浅香航大、國村隼、松田美由紀、田口トモロヲと作品に説得力を感じさせます。
吉野木村コンビはなかなか良いコンビだと思ったんですけどね…笑
田口トモロヲ、大倉孝二は名バイプレイヤーだと思います。
浅香航大が恐ろしかったです、サイコパス警官役ハマってました。僕はただ死体をたくさん見たかったんだって笑
若干グロいと思います。手の切断シーンがあります。
そのほか写真で鼻を削がれた、目をくり抜かれた遺体は痛々しいです。
盲導犬パルが無事でよかったです。
ラストのティアベルのシーンは死んでしまった弟の助けもあったと思います。なつめカッコよかったです。
※救様
※六根清浄、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、意識
グロシーン豊富、耐性がある方向け。
いや~そんな死に方しちゃう!?
っていう死に方が多い。
死なないだろうと思っていた人が死ぬ。
サスペンスなんだろうけどホラーカテゴリでいいと思う。
吉岡里穂のかわいい&さわやかな雰囲気に騙されて見たらとんでもないグロサスペンスだった。
※犬は痛いですが無事です。
サスペンスとしては見ごたえがあると思う。点と点がつながったときに見えてくる犯人像、ああっ!て。
薄いサスペンスだと思ってみたらバリバリホラーで思ったよりかなり見ごたえのある作品だったと思う。
自分は好き。
全然関係ないけどスケボー少年が高杉真宙さんと最初わからなくて「ん~誰??横浜流星君?犬飼貴丈さん?」と最後にエンドロールを見てすっきりしました。
大事なところが雑
冒頭で、自動車の運転中に足元の小物を拾うという展開があるが、
この時、走行中にもかかわらず完全に視線を外して足元を見る。
私はこんな無謀な運転をしたことはない。
手探りで分からなければ、次に信号などで停まるまで待つか、
停められるようなら停めて拾う。停められないなら諦める。
ましてや意識の高い警察官がこんなことをするはずがないと思って
一気に見る気が失せた。
作品中の事故は危険運転の車の自爆だ。
ググると韓国での映画の焼き直しらしいが、韓国でもこの運転が無謀
であることは変わらないだろう。
終盤では無理やり主人公と犯人の直接対決という構図にするために、
脇役にはありえない稚拙なスタンドプレーで退場させる、雑魚キャラ扱い。
対して主役級は御都合主義の恩恵を受け終幕
中盤は割と面白かったのに残念。脚本には甚だ疑問を感じる。
少年とわんちゃんと元警察官のバディサスペンス
事故で失明して弟も無くして塞ぎ込んでる元警察官が、誘拐事件の耳撃者になって奔走する話。
ジリジリ近づく事件にハラハラする前半。
犯人と警察側の「なぜそんな遠回りな行動する?」というツッコミがでる後半。
サスペンスとしてとても面白かった。
目が見えないからこその戦い方(カメラ機能、鈴)や、気配や触覚での視点の表現が凝っている。
地味にバディものとしても楽しめるかも。
濃厚な味
タイトルがすべてを物語っているような、一筋縄ではいかない奥行きのある作品でとても楽しめました。目で見るから見えなかったり、逆に目が見えないからこそ真実がみえたりというパラドックスに面白さを感じました。犯人は猟奇的な異常者かもしれないが、主人公の浜中なつめ(吉岡里帆)には、見ることができない。見えない恐怖を想像しながら、ずっとハラハラドキドキしてました。「見える目撃者」である国崎春馬(高杉真宙)となつめの関係性と事件の真相に迫っていく過程とかシンクロしながら進んでいくところも面白かったです。森淳一監督はあまり知らなかったのですが、「重力ピエロ」(09)はとても好きなので、ちょっと納得でした。
所轄の障害者差別
面白い作品ですが宣伝が下手糞というかなんというか(苦笑)。
警察学校を卒業した浜中なつめ巡査がやっと交番に配属される前日にヤンキーな弟に付き合って事故に巻き込まれて視覚障害者になってしまった。
不運ながらも仕方なく依願退職して民間人に戻った浜中なつめ。
視覚障害者になった事でホームズ顔負けの推理力と超人的な聴覚と嗅覚を武器に、
即席の名探偵として事件解決に活躍するという作品。
所轄がイラッとするくらいにやる気なしってのは後半に盛り上げる為の演出ですね。
踊る大捜査線を見ると分かりますが、
所轄は事件が大騒ぎになると本庁が美味しいとこ取りしてしまい、
結局は雑用しかさせてもらえないとすっかり屈折した組織になりました。
まあ所詮は地方公務員と国家公務員の違いですから要は逆恨みなんですが(苦笑)。
最後に見所は2つ。
一つは視覚障害者になりましたが何故か1%程度の視界があり、
点と線程度の視界の区別がつくのを時折映像で見せてます
(これが視覚障害者の現実を観客に見せて目が見えない緊張感を盛り上げてる)。
もう一つは犯人は警察官で事件を揉み消しているので、
事件として表沙汰になってないのが所轄のやる気のなさの要因になってます。
色々途中思う事もあるが、物語は面白かった
物語はとても面白かったです。
主人公演ずる
吉岡里帆さんは頑張っていた。
こんな役するんだと思いました。
本当にかわいいです。
浅香航大さん好きなので
いつ出てくるのかと思ってたら犯人だった。
でも色々な役を演じる役者さんで
やっぱり良いなと思いました。
でも
主人公が追いかけられる地下鉄の場面は
通行人、駅員居ない。
犯人が空き家の洋館で犯行現場なのですが、
普通管理されていて洋館には入れない。
主人公は視覚障害があるのに
いくら床に点字プレートがあったとしても
あんなには走れない。等
現実にはありえないと思いますが
物語は面白かったです。
流れは面白いけど
登場人物がみんな馬鹿で嫌になりました……
少し考えりゃ分かるだろ!みたいなことも分かんないし、そんな無駄なことしたら被害者多くなるだろ!っていうことばっかりだしラストもモヤモヤです。まあこれが映画だもんな……普通……通行人も駅員も……いるよね?(^-^)
逃げ出したくなる、サスペンス
日本版「羊たちの沈黙」もしくは「セブン」。
犯人が模倣犯であるが故に、自身の儀式殺人になんの興味も無いというのが面白かった。女子高生という一貫性も最後には崩れていたことからもそれが分かる。
特に、「はい、頭終わり」というセリフはキレキレだった。
設定だけに頼りすぎた感
交通事故によって失明した元警察官が見えない中で犯人の存在を知ってしまうという、設定から入るととても興味深い作品。
ただ、主人公たちがあまりにも不用意すぎる。映画の流れ的にはこうした方が面白いのかもしれないが、犯人の狡猾さに欺かれるのではなく、主人公陣営の不用意が犯人にチャンスを与えるシーンばかりで、見ていて苛立ちがつのる。
ラストシーンに至るまで不用意の繰り返しで目も当てられない。
犯人が分かるまではドキドキしたが、そこからの展開で台無しになった感のある作品だった。
ただ視聴者に対し残虐性を煽るだけで、メッセージ性は特に感じられない...
ただ視聴者に対し残虐性を煽るだけで、メッセージ性は特に感じられない。では娯楽映画として楽しめるかと云えば、ストーリーもリアリティが無さすぎて入り込めない。
脚本が大きく変えられていて、 中国版の犯人像とは違っている。 中国版と比してテンポが良くないなと思っていたが、 犯人が誰か判った終盤から物語は大きく動く。
動画配信で映画「見えない目撃者」(2019)を見た。
劇場公開日:2019年9月20日
2019年製作/128分/R15+/日本
配給:東映
吉岡里帆
高杉真宙
大倉孝二
田口トモロヲ
浅香航大
酒向芳
松大航也
國村隼
渡辺大知
栁俊太郎
松田美由紀
中国版「見えない目撃者(2015)」
を見て面白かったので楽しみにしていた。
吉岡里帆は元警察官。
自らが運転する事故で弟を亡くし、
自分も失明しつらい毎日を過ごしている。
3年後、吉岡里帆は別の事故現場で異変を感じる。
現場で女性が車の男に拉致されたのではないかと言う疑念。
警察署で証言するが、
目が見えない人の証言に警察官たちには
信憑性が薄いと当初は相手にされなかった。
しかし、ひとりの刑事(田口トモロヲ)が
吉岡里帆の証言を詳しく聞いてみると
なるほどと思わせることがいくつかあった。
捜査を進めるにしたがってこれは確かに事件であるということがわかる。
脚本が大きく変えられていて、
中国版の犯人像とは違っている。
中国版と比してテンポが良くないなと思っていたが、
犯人が誰か判った終盤から物語は大きく動く。
そこから緊迫感が最後まで途切れないストーリーで、
胸が熱くなる場面もあった。
吉岡里帆、高杉真宙、大倉孝二、田口トモロヲ
のキャスティングも絶妙だった。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
ご都合主義
なんだろう・・・。
物語を作るための物語という感じ。
目が見えなくなった理由がいまひとつピンとこない。
盲目で殺人犯を追うって面白そうじゃない!?
というアイディアありきでシナリオ下記はじめて
ディテールは無視という感じ。
警察は非協力的で、
それでも障害をもつ主人公は諦めないという
対立構造の作り方もいいかげんな感じ。
猟奇殺人犯に六根清浄とかいう
理由をつける、なんじゃこれな展開。
セブンの二番煎じな感じ。
盲目=暗闇の中で対峙する殺人犯。
羊たちの沈黙の二番煎じな感じ。
警察の応援を待たずに突っ込む安っぽい展開。
しかも急いで突入する意味がまるでゼロ。
都合よく拾う拳銃。
屋根裏部屋という意味のない設定。
死体処理場は風呂だとかいう、単純な展開。
屋根裏の隠し部屋に行く前に普通風呂行くでしょう?
警察官は簡単に殺すクセに、
主役級二人はなぶり殺しにするという優しい殺人犯。
まだ殺されていない人質。
夜が明けてから到着する警察の応援。
はい!みなさんはこういう展開好きなんでしょ?
ディテールとかこだわらなくていいんでしょ?
という、観客を小ばかにしたようなシナリオ。
最後に、なにかの拍子で主人公の視力が
回復するというアホシナリオじゃなかったのが
唯一の救い。
ストーリーはいいけど演出がちょっとアレ
人生に希望を持てない二人の再出発というテーマがうまく作中に落とし込めている。目的を持つことで生きる意味を持ち、前に進む姿はいい。
問題点としては犯人が映画の都合の良いようにしか動かないので、そこは気になった。
例として
・盲目の主人公を追っかけるのに何故か走らない。
・警官は容赦なくとどめをさすのに主人公たちは勿体ぶる。
・車で轢けるのにちんたらしている。
ラストの銃撃も事故の原因となった弟の思い出の品を絡ませているが、その前の投げ飛ばしたあとにさっさと撃てば良かったりする。犯人との対峙場面になると、見せたい演出を優先するがゆえにツッコミどころが多くなってしまった。そこは残念。
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