思い、思われ、ふり、ふられのレビュー・感想・評価
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いい❣️
浜辺美波、北村匠海 2人とも好きなので若者に混じって鑑賞。少女漫画原作なので、ありえないシチュエーションからのもどかしいほどの4人の恋のお話にキュンキュン❣️それぞれの個性は違うが、みんなとってもいい子。人を傷つけてまで幸せになろうなんてしないし、どんな家族環境でも自分から壊してはいけないと、健気に思っている優しい子供達。だから応援したくなる。拗ねてないのがいい!
『言葉にしたら終わり』は確かにあるけど、人には伝えないと解らないものなんだよ。それを友情と恋愛のなかで体験しながら成長していく様…理想的です。そんなキレイな青春を見せられてこちらも優しい気持ちになりました。
まさにタイトル通りの内容
登場の主要人物1人1人にそれぞれの事情を抱えている中でどのような恋愛になるのかが序盤は気になった北村拓海さん役の理央は転校してきた浜辺美波さん役の朱里に心惹かれ告白しようとしたその日に父と朱里の母の再婚がわかってしまい思いを伝える事が出来なかった兄弟と言う仲になっても朱里のことを思う理央そして朱里の友達の福本莉子さん役の由奈はエレベーターで偶然出会った理央に一目惚れ朱里にきっかけを作ってもらったにも関わらず自分に自信が無く思いをなかなか伝えられない赤楚衛二さん役の和臣は由奈関係で朱里と知り合い次第に惹かれていくしかし思いが伝えられないこのようにリアルでもある思いが伝えられないって言ういかにも高校生の恋愛って言うのが再現されてて高校生の自分にはかなり親近感が湧いたそれぞれ一回ふられてるって言うのがもっと高校生のドロドロな気まずい雰囲気を醸し出してていいこの物語は全体的に見て朱里に視点を向けて物語が進んでいる感じ結局ハッピーエンドって感じなんだけどこの中盤の恋愛感がいいからそこはあえてのぞいで書きました状況はかなり複雑で現実的では無いけれど恋愛の質的には高校生って感じの恋愛していたのでとても親近感が湧いて共感できる部分もありとても楽しめました大人の方々でも十分楽しめると思います高校生で恋愛してる人は見てみて損はないと思いました
本当にこのタイトル通り
タイトルにあるように本当に思い、思われ、ふり、ふられなのである。
収まるところに収まるので仰天なラストは用意されていないけど、ラストまでの心の動きは私の心をキュンキュンさせる。
福本莉子ちゃんが可愛かった。浜辺美波にも負けてないと思った。ほとんどダブル主演だと思った。
アニメの制作はどちらが良いのか後日見比べたいと思いました。
ただの恋愛映画と侮ることなかれ
三木孝浩監督ワールド炸裂
淡く美しい映像と、それにマッチするヒロインたち
もはや無音映画でも楽しめるのでは?と思えるくらい映画館のスクリーンで観てよかった作品でした。
「きみの瞳が問いかけている」が今から楽しみです
最近、CMやドラマでも浜辺美波ちゃんをよく見るけど、やっぱり彼女は映画の時がいちばんいい
どんなシーンも彼女が映ると画になる
写真とるシーンとか超エモかった
ただ、今回の映画は由奈役の福本莉子ちゃんがダントツでよかった
ネクストブレイク間違いない!
エンドロールも主題歌も映画とマッチしていてとても良かったです
ぼく明日の時も感じましたが、三木孝浩監督はエンドロール作る天才ですか?
すてきな青春っていいですね!
もう遥か昔の記憶過ぎて感情移入はできなかったのですが、四人の想いがそれぞれ表現されていてとても素敵な映画でした。でも映画とはいえ高校生にしては考えが立派すぎるので圧倒されました。べーやんが初日舞台あいさつ(動画で視聴)で高校時代もっと楽しんでおけばよかったと泣いていたのですが、そこはホントにそう思いましたww
最近の映画の傾向なのか、ものすごい憎まれ役が出てこないのが心地よく、でもそこが少し物足りないような感じ。。。
青春時代のピュアな恋、そして夢❗️
おじさんが観るには、ちょっとイタイかもしれない作品ですが、『キミ膵』の2人が主演ということと、レビューの点数も高かったので、若い子達に混じって鑑賞(笑)
結論から言えば、おじさんにとっても青春プレイバックのなかなか良い作品で、入り込んでしまいました。青春時代の片思いのピュアな恋心を中心に、少女マンガが原作らしい胸キュンストーリー。
でも、それだけでなく、様々な事情を抱える家庭環境や、将来に向けて夢を追いかける姿など、同世代の人達にしたら、いろんな意味で共感できる内容だったのではないかな。
ラストも、思っていた展開とは違いましたが、誰も傷つかない、爽やかフィナーレ。そこに、大好きな、ヒゲダンの『115万キロのフィルム』が流れ、あまりにもピッタリな憎いエンディング♫
リオとアカリの義姉弟、カズとユナの幼なじみの4人が、それぞれに個性がある美男美女ばかりというシチュエーションも、少女マンガらしい。現実には、絶対に、あり得ないからこそ、観る人に夢を与えてくれるのかも(笑)
実は娘が、原作者の咲坂さんと同じく『別マ』を中心にマンガ家してるので、娘の作品も、いつかこうして映画化されたら…なんて思いながら鑑賞しました。
普通に爽やかな後味の映画でした
原作漫画を読んでいないのでストーリー不明で見に行ったのですが、連子のラブストーリーかと思いきや、グループ交際の成れの果てといった感じでしょうか。再婚の連子が同じ年であるのと、それを含め同じマンションに同級生が4人も住んでる偶然って、、、有り得ない。
爽やかで瑞々しい4人の青春をまとめた演出と脚本が素晴らしい。おススメな良作です
同じマンションに住む女子高生、夢見がちでおとなしい 由奈と明るく積極的な山本朱理は、ある出会いを切っ掛けに友人となる。
二人にはそれぞれ、映画好きな幼馴染の乾とクールで血縁のない弟の山本理央が間近にいる。
由奈は理央に一目惚れして彼を好きなる事で前向きなに変わってゆく。
朱理は、乾に惹かれるが、何処か素直なれない。
一年に渡る4人の恋の行方を、に明るく爽やかに、オーソドックスで説明的にならずにまとめた、演出と脚本が素晴らしい。
コミックが12巻ある原作を124分にまとめている為、4人の心境を、モノローグで説明しているところもあるが、大半は演出・演技で示されて淀みなく進み、極端に劇的な展開とか大声で泣き叫ぶ場面ないのは、好感が持てる。
たまに原作にないドロドロ展開や解釈を追加してしまう作品もあるので。
前半は、春の雨を背景に語られる戸惑いと告白、すれ違いの夏祭りと文化祭が、きっかけでのお互いの気持ちに気付く辺りの自然さがとてもよい。
主役男子二人が、『マッドマックス 怒りのデスロード』で意気投合する場面は、ボンクラ感も含めての好感が持てるのと、二人の異性への意識を垣間見る事が出来る。
『マッドマックス 怒りのデスロード』の持つシンプルでオーソドックスでパワフルな映画構造と今の女性へのメッセージと共鳴を、監督が示したかったのだろうと推測する。
何故なら『マッドマックス 怒りのデスロード』は女性キャラクターの造形にあたって現代フェミニズムの作家イブ・エンスラーをアドバイザーにしている。
女性を物扱いする権力者に、立ち向かう女性達と過去に女性を救えなかった贖罪を抱えるマックスの物語なので、今女性を描くなら考慮しなければいけない作品。
主役男女4人ともに、キャラクターを掴み演出意図にも的確な演技で応えて、オーソドックスな物語に輝きと力強さを与えている。
特に朱理が、初めて乾に会うところの視線の演技演出は、上手いと思う。ここで無意識のうちに惹かれていると思えるから。
中盤のクライマックスになる文化祭の雰囲気がエキストラ達の扱いやチョットした美術と小道具も含めてとても良く出来ている。
気になるところは、文化祭の時に現れる朱理の元彼が、後に影響を与える台詞を放ちそのまま消える便利キャラで唐突感が強い。
進行上仕方ないのかもしれないが、偶然目撃しちゃったパターンが割とあるのと、親が殆ど背景なのは、不自然な印象。
些細な事だが、部屋で勉強してる時や図書館の場面は、照明が雰囲気ライティングで、普通に考えると手元が暗くて勉強し難いと思える。
撮影全体は、とても良くて、高台の街並みも魅力的。
撮影の柳田裕男は「ちはやふる」シリーズ知ったが、被写界深度の浅いボケ味の強い絵を多用して個人的には、やり過ぎな印象だったが、今回は、適度な距離を保ている。
繰り返しになるかとですが、爽やかで瑞々しい4人の青春をまとめた三木孝浩演出と脚本が素晴らしいので、おススメな良作です。
浜辺美波、北村やっぱり良いよ。でもさー。
福本、赤楚、まだ知らなかった役者さんも、美形で
すごく演技も良いじゃんかよー。
青春期の、恋や、進路、将来への悩み。
自分の可能性を探して、それに対しての希望や、不安。
現実を受け止めて、妥協するのが大人なのか?
とか、考えてもしまうし。青春映画だな。
まあ、いろいろ思い出して、涙ぐむ映画。
美しい浜辺や北村みて、その他の赤楚だってメチャイケメンだし、浜辺のあのポートレートが、なんか素晴らしい。
あそこで、ふせんで、「僕の好きな人」とかあって、
本心に気づくとかだったら、またよかったかな。
原作知らないから、少し脚本は不満があるんだよな。
まず、元彼は出なくも良かったし、出るなら、
浜辺が振ってないとダメだよー。
元彼が、なんであの時オレのこと訳もなくふったんだよー
となれば、その時に、浜辺が北村好きになっちゃった。
ってわかるし。
根本的に、2人がお互いに気持ちが離れて、別の人好きになる
って過程が、いらないように思った。
浜辺は、内気なユナ応援して、告白を応援するが、
相手が北村だって知って、諦めてるのに、複雑。
ユナは、振られるの覚悟で、北村に告白して、
しっかり振られて、自分の殻を破り成長するが、まだ北村好き。
浜辺は、
赤楚の夢応援して進路の迷い振り払う。
赤楚が、2人の秘密知ってるから、告白出来ない
だけど、アメリカ行っちゃうの知って、
幼なじみのあの内気だったユナに
しっかり振られないと、次の恋行けないよ!
とか言われて告白するがやっぱり振られる。
ここで、アメリカ行って終わりでもいいし、
帰国後、また再開するでもいいし。
でも、これだと普通のストーリーだし、2人がまだ幸せじゃないから、残念かな?
意図的に変えたとしか思えない。
これでも、浜辺のみんなの幸せ願って、ひとり我慢しちゃう演技発揮出来てるよなー。
追伸、あの浜辺のポートレート欲しい。
素敵な映画です
これだったら、娘とみてもいいなと思ってしまいました。
優しい映画です。
基本的にいい人しか出てきませんのパターンです。
私の大好物です。
脚本の勝利です。
4人の良さをうまく出してました。
下手に演出染みたストーリー展開もなく、地味かもしれないですが、それがまた良かった。
観ながら思ったのは、浜辺美波さんが、もう高校生は無理かなと、、。
そのうち恋に目覚めたり、恋に疲れたOLとかやるんだろうなと、、。楽しみでありつつ、少し残念な感じもします。
北村匠海さんは、映画映えする俳優ですね。
文化祭で由奈を探すところがよかったです。いやらしくなく、カッコいいですね。
福本莉子さんは、最初から少しずつ魅力的になっていくのが素敵でした。おいおい、こっちヒロインなのか?と思うくらいでした。
赤楚衛二さんは、これまたいい演技だったと思います。途中で、朱里とうまく行けばいいのになと応援したくなる感じでした。
まあ、この4人の思いをうまく描いていたように思います。
エンドロールも良かったし、映画好きが作った映画だなあと思いました。
アバウトタイムを観てなかったので、気になって仕方なかったです。笑
早速、観てみようかな。
漫画も読んでみようかなと、、。
アニメ売り込みたいのはわかるけど、終わった後に広告出すのは、気分ぶち壊しなのでやめてほしいな。
浜辺美波ちゃん、ここにありきと言わんばかりの素晴らしいお芝居と三木...
浜辺美波ちゃん、ここにありきと言わんばかりの素晴らしいお芝居と三木監督の演出、音楽含めで非常に良かった。ただ、原作の内容に関して、最後の方退屈に感じてしまった。
高校生のキラキラ恋愛、だけじゃない
40代おっさん、少女マンガ原作なのでキラキラキュンキュン恋愛を覚悟して鑑賞。
浜辺美波と北村匠海ですから。
前半は、予想通り?キュンキュン過ぎて、ニヤニヤしてしまいます。そんなバカな、、、という感じ。
ただ、後半は期待を裏切ってきて、何故か涙も、、、。(腹を割って話そう)
思っていた話と違いました。
さすが三木監督。顔に似合わず(すみません)、キラキラした空気感というか、今回は光と雨の表現がとても良かったです。
ある程度、キュンキュンキラキラを覚悟して見ればとても良い話。
特に、115万キロと物語のシクロが良かったです。
美波さま、、、。
久しぶりに映画館に行った気がする。
まずは、美波ちゃんがこんなに大人になったのかと、感動した。主演女優になったんだと映画をみて改めて実感。嬉しくもあり、寂しくもある気持ち。
映画のテーマは、素直になること。なのかなと自己解釈。
内容としては、青春映画味が強すぎない印象だった。きゅんきゅん、どきどきっていうより、キャラクターの葛藤が役者さんのセリフ、表情からすごく感じとれる作品だったと個人的に思う。原作のいいところを損なわないように感じたため、原作ファンも安心してみれるのではないかと思う。
ただ、理央役の北村さんが原作と少し違うかなと。原作のキャラクターより大人な感じで色気がすごいなと。しかし、そこが北村さんのいいところであり、原作と違う北村さんのカラーがあったからこそ作品のまとまりだったり、キャラクター別の個性を感じることができた。
100%原作と重ねてみることはすすめない。(原作があるものには全て共通していえることだが、、、)
従来の青春映画よりも大人も見やすい作品だったと思う。
大人も葛藤があるけれど、大人になりきれていないが子どもでもない高校生たちも同じように葛藤があって道を歩んでいくんだと感じた。
内容は、告り、告られ、ふり、ふられ
さすがに少女漫画の世界だ!と思っていた前半部分。男のくせに少女漫画をけっこう読んでいた小学生時代があったものですから、このパターンは今までいくつか見てきた。最初は二卵性双生児による近親相〇ものかと思わせておいて、実は親同士が再婚して連れ子同士が義理の姉弟になってしまったという、軽くジャブを食らったような気分でした。血の繋がってない、あくまでも義理なんだから結婚はできるよ!と、小学生ながらにも覚えた知識だった。
“ありがチュー”という言葉も流行りそうな気がしたのですが、多分コロナ禍ではムリだろうし、マスク越しの“マスクチュー”の方が流行りそうです。そんな少女漫画をおっさんが楽しめるかよ!とたかをくくって上から目線で観ていたのに、あれやこれやで最後には感動の涙。単に石川県の星・浜辺美波を見に行っただけだったし、意外と儲けもの作品になりました。
また、映画好きの方なら知っている『アバウト・タイム』にかなり重点が置かれてた。『ラブ・アクチュアリー』と同じ監督だしという台詞もあるし、和臣の部屋には『ボーン・アイデンティティ』のポスターも貼ってあるし、テレビでは『8miles』が流れているし、DVDだらけもオタクっぽくて・・・映画ファン向けの作品だったことも確か。そんでもって、最後にはタイムトラベルしちゃうんじゃない?などと勝手な想像まで膨らんできました。
高校1年生4人のそれぞれの思い。通訳になりたい朱里、映画監督になりたい和臣。それぞれが夢を持ち、家族への思いも自己犠牲によって崩壊させない努力がそのまま性格形成に繋がっている設定もいい。振られたほうがスッキリして、前向きになれるというテーマも素敵だし、映画関係に進みたいという夢がそのままヒゲダンのテーマ曲に繋がる演出が見事すぎる!
こうなったら“ふりふら”というタイトルからフニクリフニクラを想像してしまったことも謝ります。文化祭の後夜祭で流れると予想したのに、まったく的中しませんでした。でも、終わった後に口ずさむのは「夢をあきらめないで」なんかもいいし、10年後くらいには「夢見る少女じゃいられない」とか歌ってそうなんですよね・・・で、ニキビ占いの話はなし?アニメも公開されるみたいけど、キミスイパターンなの?
うんうん、よきかな
素直に楽しめる映画でしたね、うん。たぶん俳優陣がみんな好きってのが強いかもしれない。
ストーリーはもっと姉弟なのに好きな気持ちを押し殺して、でも好きみたいなのかと勝手に思ってましたが、全然違い、もっと色々な要素の絡んだ映画でした。
恋を通じて成長していくのはやっぱ単純に好きです。ちょっと正直みんな考え方が大人すぎてリアリティなく感じちゃうところもなくはないけど、ほんとみんないい子すぎるほどにいい子で、かっこよくてかわいいので、それだけでほぼ満足、笑。高校生のような恋がしたくなりました。素敵でした。
家庭環境はほんっとにそれで人生左右されるよなと思いつつも、家庭に限らず、周囲の環境に言い訳を作って諦めることは簡単、それでも諦めないで頑張る人、頑張れる人にその向こう側があるんだなとも思います。自分に嘘をつくな、言い訳するな、やりたいことをやれ、好きなものは好きと言え、そんな背中を押してくれるメッセージを受け取れた気がします。
俳優陣は余計な人が出てこず、ほぼシンプルに4人で進むので見やすかったし、4人ともよかったので素敵でした。
浜辺美波は、、めちゃくちゃかわいい。役的には自分の感情を抑えて周りに気を使う役なのでそういう素直なかわいさは福本莉子のほうにゆずってましたが、セーラー服も浴衣も部屋着っぽいのもどのシーンもかわいかった。。演技もそれぞれのシーンで微妙なオーラの違いを出しててさすがでした。福本莉子は前に塚地のドラマで見て佐津川さんに似てるなと思ってましたが、恋する乙女がキラキラ、そしてどんどん強くなっていく様が素敵でした。
男優2人もチャラチャラしたカッコよさが入ってしまうとこの映画の雰囲気が壊れるところだっだけど、本当に心からの優しくてあったかいイケメンたちだったのでよかったなと思います。高校生でさらっとこんなにモテる男の行動や言葉でてきたらやばいけどな、、笑。
そして最後に流れる青春感溢れる髭男!
ここまで含めていい映画だったかなーと思います。
無事死亡
原作未読
マジでゾワッとしました。4人が繰り広げる青春のあまりの神々しさに鳥肌が立ちました。しかし、そのゾワっとした感覚もなぜか楽しめました。
あと、男ですが北村匠海さんがかっこよすぎて思わず笑ってしまいました。
公開終了間際のレイトショー、貸切状態で見てキャッキャキャッキャ突っ込みながら見たい作品でした。
良い意味で裏切られた!
切ない終わり方なのかと思えば、違った!
思っていたストーリーと全く違ったせいか終わった時、1人トキめいてました(笑)
個人的には本当に良かったです。キュンキュンしました。
しかも髭男の曲がハマってる!
若者の皆さん、もっと怒ってもいいと思います。
先日観たばかりの『アルプススタンドのはしの方』では、冒頭のシーンで〝しょうがない〟というテーマイメージが提起され、その後の青春群像と見事に絡めて描かれていました。
その直後にこの作品を観ると、今の時代において、おとな(親)たちの(生活や仕事のための)〝しょうがない〟がいかに子供たちにとって精神的な重しとして影響しているのか、が痛々しく伝わってきました。
もちろん、それが朱里や理央のように同世代の中で比較すると、大人びた人格を作ることもあるわけで、一概に否定的に捉えることはできませんが、だから〝しょうがない〟と受容するしかないという気持ちには、とてもなれませんでした。
極端にいうと、しょうがない、とか、仕方がない、と結論づけるということは、なんか違う、という違和感があったとしても無理やりに納得したことにする、ということでもあります。
高校生や中学生の時は、そういう何か違うはずだというモヤモヤをうまく言葉にできなくて、先生とか親との議論ではろくな反論もできず、本音とは裏腹に納得したフリをして飲み込むことが多かったという経験は、誰しもあると思います。
現実社会では、この映画の登場人物のような幸運な出会いによって、親の呪縛から解き放たれて、もっと大切なことに気がつくことができた、という若者は少ないと思います。
だから、若者はもっと怒ってもいいと思います。
親の事情を理解して、しょうがない、とあきらめることができる子が〝いい子〟だと思わせられていないか?
そういう意味では、この映画は穏やか過ぎると思います。
4人とも人間的に優し過ぎます。
もっと大人たちへの怒りをぶちまけてもいいのではないでしょうか。
全198件中、161~180件目を表示