劇場公開日 2020年8月14日

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「青春時代のピュアな恋、そして夢❗️」思い、思われ、ふり、ふられ bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5青春時代のピュアな恋、そして夢❗️

2020年8月15日
iPhoneアプリから投稿

おじさんが観るには、ちょっとイタイかもしれない作品ですが、『キミ膵』の2人が主演ということと、レビューの点数も高かったので、若い子達に混じって鑑賞(笑)

結論から言えば、おじさんにとっても青春プレイバックのなかなか良い作品で、入り込んでしまいました。青春時代の片思いのピュアな恋心を中心に、少女マンガが原作らしい胸キュンストーリー。

でも、それだけでなく、様々な事情を抱える家庭環境や、将来に向けて夢を追いかける姿など、同世代の人達にしたら、いろんな意味で共感できる内容だったのではないかな。

ラストも、思っていた展開とは違いましたが、誰も傷つかない、爽やかフィナーレ。そこに、大好きな、ヒゲダンの『115万キロのフィルム』が流れ、あまりにもピッタリな憎いエンディング♫

リオとアカリの義姉弟、カズとユナの幼なじみの4人が、それぞれに個性がある美男美女ばかりというシチュエーションも、少女マンガらしい。現実には、絶対に、あり得ないからこそ、観る人に夢を与えてくれるのかも(笑)

実は娘が、原作者の咲坂さんと同じく『別マ』を中心にマンガ家してるので、娘の作品も、いつかこうして映画化されたら…なんて思いながら鑑賞しました。

bunmei21