パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
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ジャンル盛り沢山の社会派エンタメ
つくづく生きていくことは大変だと思わせるような社会派といえる作品だったけれど、その現実をも楽しんで昇華できるように思わせてくれるぐらいのエンタメ性も強く感じる凄い映画だった。
一言でエンタメ処理できないぐらいの要素がたくさんあった。まずは犯罪があって社会的な要素が、笑いあり、涙あり、ホラー、サイコ、サスペンス、ハートフル等々、半ば強引でこじつけになってしまうかもしれないけれどあらゆるジャンルの映画を一つの映画で楽しむことができるような気がした。
あまりに過剰な演出や強引な展開などには多少違和感を持ったけれど、全部ひっくるめてみると、それも考え抜かれたところなのかなと、嫌に見えたところがさらにこの作品を良くしているようにすら感じた。
しっかりと、考えに考え抜かれ、丁寧につくられた、質の高い、素晴らしい映画でした。
次から次へと良い方向に悪い方向にコロコロと展開して行き、非常に面白...
ポンジュノ監督の最高傑作ここにあり!
映画鑑賞中に隣のおじさんがいくら臭くても、隣のおばさんがいくら匂っても、決して「臭い」と言葉にしちゃいけない…。
そして何より大切なのは、相手の悪口をその人の前で言ってはいけない。
そんな気持ちになる映画でした。
友達が訳してくれたのですが、邦題では『パラサイト』でも、原題では『寄生獣』となるみたい。
確かにこの言葉の方がしっくりくるのかもしれませんね。
どちらにしても、良い言葉でないけれど…。
あらすじを含めて全てがネタバレになるので、これ以上は何も語れないのがもどかしい。
かなりショッキングな内容なので、心にグサグサ刺さって、しばらく立ち直れそうにありません…。
本当に人の心を揺さぶる映画っていうのは、一週間経っても、一年経っても、十年経っても心に残り続ける映画なんだと思う…。
そういう意味では、この映画は私の心に一生残り続ける映画になったのは確か。
ポンジュノ監督、このに来て最高の映画を創ってくれました!
その功績を称えて、拍手!
(=´∀`)人(´∀`=)
(接して爽やかな作品ではないけれど…)
ソンガンホさんが出ている時点で、楽しくてハッピーな内容だと思ってないから大丈夫ですが…(°▽°)
早く公開日になって、この気持ちをたくさんの人と共感したい!
そんなムズムズが残る、トンデモ級な映画となりました!
公開日までしばし待たれよ!
事前情報不要
映画の幕の内弁当や〜!
だからと言って欲張りに無難に収まっている寄せ集めではない。どれもが一級品である。
コメディ、ヒューマンドラマ、サスペンス、ホラー、アクション…過去にこれほどまでジャンルを決めづらい映画があっただろうか。すべてのいいとこ取りをしつつも中途半端にならず要素が凝縮され、さらに格差社会を風刺し、生きるとは幸せとは何かという重厚なテーマとメッセージが芯に詰め込まれているエンターテインメントの極みだ。
ネタバレ禁止という監督からのお願いがあったが、言われずともこの素晴らしい映画を多くの人に先入観なしに楽しんでもらいたいと制作者側の共犯者になりたいと思わされる作品だ。
ストーリー展開はさることながら随所に散りばめられた小ネタ、登場人物それぞれの個性、押し引き緩急のバランスが見事なまでに計算つくされている。何もかもが伏線に見えてその回収が楽しみでハラハラしながらどんどん惹き込まれていく。
そしてクライマックスのどんでん返し、結末には息を呑むこと必至だろう。
それと日本のチラシではパラサイトを“就職”と訳していて、確かに日本でも問題となっている雇用問題も孕んでおり言い得て妙だが、本来の“寄生”という意味で税金や社会保障といった政府と国民の寄生関係についても考えさせられる。
お恥ずかしながらポン・ジュノ監督の過去作を観たことがなかったが、制覇せずにはいられない天才がいた。カンヌ国際映画祭パルムドールも納得だ。
『カメラを止めるな!』を超える旋風になる予感がしている。世に情報が出すぎてしまう前に観ないと絶対に後悔するだろう。とにかく、Don't miss it!! だ。
P.S. チェ・ヨジョンが美しい。笑
タイトルなし
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