パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
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期待ほどの意外性は無く。。
アカデミー受賞当日のレイトショーで鑑賞。
ほぼ満席でした。
町山氏や宇多丸氏の評価からずっと楽しみにしていました。
前任家政婦が訪ねるまでは、映画に乗れたのですが。。
そこからの展開は 期待ほどの意外性は無く なんとなく色々死んじゃうんだろうなあと思った通りで、観賞後はただ嫌な気持ちになって終わった印象です。
前半のテイストで最後まで貧富差を風刺するような形にしてくれたほうが好きかもでした。
今の自分の感覚には合わなかっただけだと思います。
16どんでん返し
私には合わなかった
オスカーに値するかは?
格差と家族
カブスカウト?カブスのスカウト?
2020年映画館鑑賞9作品目
アカデミー賞だのカンヌだのと海外の賞を獲るような作品だと観客が多くて窮屈だ
日本国の住民は権威に弱い人が多い
韓国の役者で大好きなのはソン・ガンホとペ・ドゥナ
そのうちのソン・ガンホが主演なら観ないわけにはいかない
貧乏一家が金持ちのおかげで仕事にありつきその家に住み着く話
基本的にコメディーだが庭でのホームパーティーあたりから元家政婦の夫が発狂しサスペンスになってしまった
ダウンタウンのごっつええ感じでコントの最終回がなぜかホラーみたいになってしまったがそれを思い出した
サスペンスだの格差社会だのアジア初だのと宣伝する人は必死に煽るがそのわりに笑えるところ多し
あまり期待しないで気楽に観たら面白いはずだ
たしかにソン・ガンホは体臭がキツそうだ
僕はパヨクじゃないので格差社会がどうしたこうしたを論じる気はないしそういう人たちとは全く共感できない
もちろん富裕層はでない
そのての論評は退屈で読む価値がない
そういう視点でこの作品を語りたくない
女同士だから貧乏人同士だからとそれだけで価値観を共有することはできない
いい年して富裕層を妬むようなみっともないことはしたくない
半地下ってそういうことか
日本にもこんな物件があるのかな
村上春樹が若い頃に海外で半地下に住んでいたらしいが
女優陣の芝居が良かった
パク社長の奥さん役のチョ・ヨジュンや主人公キム・ギテクの娘役のパク・ソダムや追い出されるも戻ってくる家政婦ムングァン役のイ・ジュンウンこの3人は素晴らしい
特にイ・ジュンウンがすごい
家政婦をしていたときと家政婦を辞めさせられ荷物を持って屋敷を出るときと屋敷に戻ってくるときが全くの別人という怪演ぶり
ついでに役者の名前はわからないが家政婦の夫役も迫力があってハラハラドキドキさせてくれた
パク夫妻のソファーでの愛撫はすごかったね
胸はわかるけど股間までいくかな
女優の股間まで掴むなんて三国連太郎でもやらなかっただろう
息子は絶対死んだと思ったが生きていた
でも娘は死んだのは残念だ
娘も生かしてほしかった
なぜパク社長が殺されなければいけなかったのか理解に苦しむ
理不尽だ
地下に潜むキム・ギテクを発見することができない韓国の警察が無能すぎてリアルじゃないが映画は虚構だからそれは受け入れよう
あと韓国でもお腹が空くことを「ペコペコ」って言うんだね
韓国が日本だったときの名残かな
外国の映画は日本と文化が違うので?が多い
ポスターやパッケージを観て面白そうだと観てみたら全くつまらないということがあるのが洋画の怖いところ
邦画だとこれは自分に合わないなって映画レビュー見なくてもだいたいわかるから映画館では避けられる
今回は当たりの部類だが僕はどちらかというと日本映画の方が好きだな
日本の役者が日本語で芝居する方が脳に入りやすい
万引き家族と比較するなんてナンセンス
外国の作品を悪用して邦画を全否定する人の頭の中身の方が日本のエンターテイメントより問題があると思うね
赤裸々に描かれる韓国社会の格差
半地下で暮らす家族が金持ちに"パラサイト"していく物語。金持ち家族に仕事を貰い、安定した地位を確立したと思ったが実は豪邸には隠された秘密があった。それは豪邸の地下室に"パラサイト"していた人間だった。
家族の息子は友達から貰った成功のキッカケになった石を地下室に持って行き成功を分け与えようとしたが、錯乱した男に気絶させられ、男は半地下の家族に復讐しに行った。男を止めた家族だったが、男をゴミのように扱った豪邸の主人を許せなくなった半地下の男は主人を刺殺した。
濃ーい!
これはすごい映画だ
韓国のリアリティ
時計回り
ネタバレなしで見た方がいい
が、そういう貧困差はあるよーくらいに
あらすじくらいは捉えてから行った方が
見やすそう
話は前半笑えるんですよね
格差社会の下にいるのに
笑えるんですよね
WiFiのとことか
ピザの箱の件とか
たまたま貰ったチャンスから
富裕層にとりいっていく
さあここからこの家族の悪事がばれて
はたまた富裕層家族のっとるのか?
~と思いきや
後半なーすごいね
まさかもう一段階、話があるとは
正直びっくりした
オチも秀悦
希望を残す終わり方
勿論ただではない
すごくリアルで
いい作品でした
色眼鏡なしでみてほしい
あと時計回り
おじさんには印象のこってしまいました
人間結局一緒なんだよね
根本的には
それを言いたいことはわかるが
あしからず・・・
元家政婦笑
話題のパラサイトですが、ワイドナショーで松っちゃんも言ってた、状況的に全く知らない人間(元家政婦)をリスクを犯してまで家に入れるのは不自然では..問題は確かにあるのですが...
あの.."ボンジュノ"監督作品なんです!!
っていう世間の評価ほど乗れませんでした。
良い意味でコメディタッチで進む前半とガラッと展開が変わる後半みたいな取り上げられ方をしてますが、この手のほとんど救いようのない展開、ラストはメジャーどころの韓国映画ではデフォルト(チェイサーや悪魔をみた)だし、ボンジュノ上げがあまりにも過ぎませんかね..
と思いました、なにより感情移入できる(ちょっとイイ奴)が息子のみてオヤジもお袋も娘もいけ好かない人間でしかないのが決定的にダメでしたし、いけ好かない家族の明るい未来を示されても、はぁ?って感じです。
物語の詳細は解説を御覧下さい笑
この映画にハマった方は是非"チェイサー"の視聴をオススメします、何倍も面白いです!
人間の運命の底に到達した、まごうことなき傑作!
(完全ネタバレですので、必ず映画を鑑賞してから読んで下さい)
この映画は絶賛されていると思われますので、今更自分が感想を書くこともないのですが、一般的ないわゆる格差社会の貧困を描いたから評価されている、というのはこの映画を正確には評価出来ていないと感じましたので、自分なりの感想を書いておきます。
この映画『パラサイト 半地下の家族』が絶賛されている本質は、表現が
<人間の【運命】の底に到達している>
ところだと思われています。
この映画では、ラストに金持ちのパク家で殺人事件が起こるわけですが、よく見るとパク家の家族は殺されたり被害者にならなければならないような落ち度がある家族ではありませんでした。
パク家の妻のパク・ヨンギョ(チョ・ヨジョンさん)は少し抜けてはいても基本はいい人で、夫のIT社長のパク・ドンイク(イ・ソンギュンさん)はパラサイトしていた側のキム家の人々と壁を少し感じさせても殺されるまでの行為はしていません。
パク家の息子のパク・ダソン(チョン・ヒョンジュンさん)は地下の住人とどこかシンクロしていますし、娘のパク・ダヘ(チョン・ジソさん)に至ってはこの映画の主人公である貧乏家族の息子キム・ギウ(チェ・ウシクさん)を背負って瀕死の状態から最後に救い出そうとしている場面が描かれます。
いったいこの家族が殺人事件に直面し、いい人であった妻のパク・ヨンギョが最愛の夫を失う必然は本当にあったのでしょうか?‥
この疑問はパラサイトしていた側の貧乏家族であるキム家についても言えます。
貧乏家族のキム家の妹のキム・ギジョン(パク・ソダムさん)は、殺人事件が起こる直前にパク家の地下に取り残された元家政婦ムングァン(イ・ジョンウンさん)とその夫で地下の住人であるグンセ(パク・ミョンフンさん)に食事を持って行こうとしています。
つまりキム家の妹キム・ギジョンは、地下の住人に心を掛けている優しさを持っていました。
しかしこの殺人事件で地下の住人のグンセに殺されるのは、この地下の住人に最後食事を持って行こうと心を掛けていたキム家の妹のキム・ギジョンでした。
いったい彼女が殺される必然はあったのでしょうか?‥
おそらくこの映画のポン・ジュノ監督は、この場面を明確に意図してこのようにそれぞれ描いていると思われます。
ここで描かれたことは、
【良い行いをしたから救われ/悪い行いをしたから罰せられる、訳ではない!】
ということだと思われます。
つまりポン・ジュノ監督は、この場面で【救われるか救われないかは、単に偶然だよ】と表現していることになります。
そして、貧乏のキム家族も、金持ちのパク家族も、なぜそういう境遇に置かれていたかを考えれば、表層的には本人らの努力(あるいは努力不足)があったのかもしれませんが、突き詰めて考えていくと、それは結果として【偶然】の積み重ねがあったからそうなったとも言えます。
そして私たちは、その【偶然】の積み重なりを【運命】とも言い換えたりもしています。
貧乏家族のキム家の父であるキム・ギテク(ソン・ガンホさん)がなぜ最後に突発的とはいえ殺人の犯行に及んだのか?
もちろん”臭い”はトリガーであり、洪水とキム家の中への汚水の浸水は心の決壊を引き起こしたといえますが、本質は【運命】に対する暴発的な異議申し立てだと思われます。
(だからこそ、キム・ギテクはIT社長のパク・ドンイク個人への恨みが動機ではなく、殺害の後しばらく経ってから彼に謝罪の独白をしています。)
貧乏家族のキム家は、主人公の母であるキム・チョンスク(チャン・ヘジンさん)を含め、父のキム・ギテク、主人公の(息子)キム・ギウ、妹のキム・ギジョンの4人とも計画の頭が回り、【運命】に抗うためには何をやってもいいのだ、との前半のコミカルなたくましさが肯定的に描かれます。
それとの対比である最後の殺人現場は、【運命】に対する挫折をより一層際立たせ、私たち観客に、【運命】に抗う肯定感の後に、【運命】に翻弄されて挫折もしている現実の自分自身を思い起こさせて、深い感銘を受けることになったと思われます。
なぜこの映画は、(本来、表面的には悪人に見える)金持ち家族を良い人に描き、(本来、表面的には善人に見える)貧乏家族を計算高い人間に描いたのか‥
その理由は、問題をどちらの家族の個人に原因を還元するのではなく、【運命】に抗いながら翻弄されて挫折もしている人間の深さを描いたからだと思われます。
(※主人公の貧乏家族の息子キム・ギウは、妹とは違い、(おそらく)地下の住人を始末し決着しようと最後に岩を持ってパク家の地下室に向かいます。
しかし、地下の住人であるグンセに殺されたのは、彼らを始末しようとした主人公キム・ギウではなく、食事を持って行こうとしていた妹のキム・ギジョンの方でした。
このこともポン・ジュノ監督が偶然のあるいは皮肉に満ちた【運命】を描いているところと思われます。
主人公キム・ギウが、妹の死を知り殺人事件を知ることになって笑いが止まらなくなるのも、悲劇が喜劇に見える【運命】を表現していると思われます。
最後の、おそらくかなわない夢なんだろうなとも思わせる、主人公の未来への妄想をも含めて‥)
世界中でこの映画『パラサイト 半地下の家族』が絶賛されているのは、そんな私たちが甘受している(格差社会や時代をも含む)人間の【運命】の深い底にこの映画が到達しているからだと思われています。
(もちろん、その【運命】を地下と地上という<構造>としても画面に描いた素晴らしさもあるのですが‥)
表層の、個人が周りがどうにかしてないからこの問題が起こっているのだ、格差社会の貧困が描かれているから素晴らしいのだ、の分析は、この映画の本質を捉えていないと個人的には強く思われています。
そしてそんな善悪がきっぱり分かれていて、善の側に立つ主人公が善のまま、悪の側を倒すといった(個人的には底の浅いまやかしの)主張がまかり通り、そんな人間理解の浅すぎる(つまらない)作品が、勘違いの元で作られていることもまた事実です‥
そんな表層の喧騒から遥かに遠い地点に達し、この映画は、【運命】に抗い翻弄される私たちに、逆説的に勇気を与える作品になっていると思われています。
まごうことなき傑作だったと今も強く思われています。素晴らしい作品をありがとうございました。
痺れる〜!
主人公は姉の死と直面して何故笑顔だったのでしょうか?鑑賞後1時間考えても分かりません
追伸:貧困サイドのお父さん役の方、チョコレートプラネットの長田さんに似てません???友人に言ってもあまり共感されないのですが、、、
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