罪の声のレビュー・感想・評価
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一つの事件がここまで広がるとは
昭和の事件を元にと言うストーリーを使って、本当にあの事件の内側の様な感覚を味わいました。
じわじわと両側から攻めていき、接点からまた突き進んで展開も楽しく最後まで飽きることなく観続けた。
小栗旬と、星野源の予告から内容が気になり、やっと観にこれましたが!
小栗旬はいろいろな作品にもでて、昔の花男の頃より断然良い味の役者となり、銀魂のようなコメディからシリアスまで。
あっ恋愛は少ないか
その割にほんとアカデミー賞かからないねぇ。
追憶とか良かったんだけどな。
たしかに何を観ても小栗旬だもんねぇ。
面倒見がよく、後輩役者とかから絶大な人気者みたいだけどー
これからも応援しています!
最近の観た映画の中で1番映画らしい映画だったと思いました。
薄いレビューでごめんなさい。
映画が深すぎて言葉が見つかりません。
実在の声の主の苦悩
当時世間を騒がせたグリコ森永事件。当然知っていたけど子供の声の事は原作を読むまで知らなかった。未解決で時効を迎え、被差別部落説・裏取引説・株式操作説・北朝鮮説等あったけれど、本作は株操作、怨恨説で
話は進んで行く。作者は元新聞記者との事、作者の思う犯人像、犯行動機なんだろう。(私の憶測ですが)
事実とフィクションが上手く繋がっていて、オランダのハイネケン誘拐事件をこう絡ませるんかいっ!面白い。アンソニー・ホプキンスの「ハイネケン誘拐の代償」を思い出した。
フィクションだろうが、生島家の親子の人生が辛すぎて、、、死んでしまった希も、母親がイジメられるのを見せられ、置き去りにして逃げるしかなかった総一郎も勿論母親もなんて気の毒なんだろう。希の同級生も30年以上も誰にも言えず秘密を抱えて辛かっただろう。
総一郎に、あなたはどう過ごしてきたのか、と問われた俊也が言葉に詰まる場面も悲しい。声の事も覚えておらず、今まで幸せに暮らしてきた事は流石に言えない。俊也は何も悪く無いのに。
もし、本当の犯人が映画の様に外国で暮らしていればいいと思ってしまう。日本にいない間はカウントされないなら逮捕される事もあり得るんですよね?
子供の声が使われたのは事実で、親なのか親戚なのか他人なのかは分からないが、残酷な事をしたものだ。子供を事件に巻き込んで、親だとしたら信じられない。
声の主は今も何処かで苦悩しているのかと思うと辛い。本が出版されたり、映画が出来たり、触れたくなくても目に入るし耳に入るだろう。
罪深い犯人は死んでいるかもしれないが、何処で何をして、何を思って過ごしているんだろう!
話は逸れるけれど、総一郎の子供の頃の子役が星野源に似ていた。今後、星野源の幼少期は彼が演じれば問題なし!
子供の声、可愛い
グリコ森永事件ピッタリ子供世代でした。
関西と四国のロケ地に加えてイギリスの街並み、関西弁にグッと惹きつけられました。源ちゃんの子供がかなり可愛い。
学生運動やヤクザも時代背景に合っていて過激なシーンも重くなく良かったと思います。テーラー役源ちゃんはまり役ですね。小栗旬さんや他の役者さんも上手い人ばかりで観に行って良かったです。
実写映画も捨てたものではない
犯罪に加担させられ翻弄された子供たちの人生を描いて、そこからいろいろと考えさせられる、というストーリー。
自分的には、声を使われて巻き込まれた子供に罪はないのにっていうことが、結局星野源演じる曽根の方は幸せに暮らしているわけだから、声うんぬんでなく
親がいけないだけじゃん、と思うんだけど。
でも、でもですよ、
テンポが良く、ぐうぜん同時に動き出した二人がどこで巡り合うのかとか、
マスコミや警察は自分らの都合で動いているだけで
それは今も変わってないってことなんか共感を引き連れて引き込んでいく。
最後は結局小栗旬と星野源の阿久津と曽根の優しさに、真実をみつめながら目の前の人への優しさを大切に心を込めて生きることを示唆されてる映画だなって思って泣きました。
鬼滅の刃の裏でこういう実写映画があり
興行収入はそれこそマスコミが踊ってるのと違うけれど
千と千尋を抜かすだのと煽り
日本は実写はクソだと罵りそれに同調し
簡単に三浦春馬や竹内結子の自殺は信じる。
あおられる民衆もどうかと思うのでそこを自分らでなんとかしようって話ではないかと思えたりする。
鬼滅の刃を出すのは違うけど
こういう深みのある実写映画が作られていること
大人も見入る素晴らしい絵を制作して来てくれたアニメの先人達それが今の
鬼滅のヒットに全てつながっているよねと思います。
負けただの果ては嵐に負けてるだのと
マスコミは少し恥というものを知ってほしいよ。
そうだったのか!と思えました。
予告から気になっておりまして、先程観てきました。
主演お二人の大阪弁と京都弁につきましては(門外漢
ですが)違和感はありませんでした。
(小栗旬につきましては東京で何年かということ
でしたので、標準語につかってしまったという
ことなのでしょう)
ネイティブ語圏の反応が知りたいですね。
主題歌が作中何回も流れちゃうという邦画の悪い
癖(気持ち三回までならセーフにしています)が
でたらどないしょと懸念しておりましたが杞憂で
あってホッとしました。
潔いですね。
仕立て屋といい当時の社会情勢との絡め方といい
むしろこっちの方が『糸』に相応しいんじゃないの
と思えてしまうくらい観てよかったと思える映画でした。(むしろこっちが昭和から「平成の声なき声」を
紡ぎだしていてよっぽと『糸』していると強く感じます)
多くの方にみてもらいたい映画です。
私の声が聞こえますか?
はい。いつも読んで頂き有難う御座います。
アメリカの大統領選もカオスな状況です。トランプが負けそうですが、まさかの提訴合戦です。
アメリカ国民はトランプにダウトを❗️
すいません。トランプはポルトガル後で切り札の意味なので通じません。まあどうでも良いんですがトランプはビジネスマンとしては優秀なんじゃないんですかね。極東のある国に行ってゴルフ、相撲、炉端焼き、。それで、お土産がF35の戦闘機を100機買って貰うって約束ですか。一機100億円ですよ❗️
メディアも野党も追求しない。なんじゃそれ❗️
ちなみに桜を見る会に費やされた公費は5500万です。いや桁が違う。どうでもいいわ❗️桜でも梅でもひまわりでも見ていろって。あと・・・あの花ですよ。初夏に咲くうす紫の絨毯。
サルモネラ❗️
違いますね。ネモフィラでした。しかもボケが苦しい。ごめんなさい。
閑話休題、トランプは今後どうなるのでしょうか?メディアでは三つの選択肢が喧伝されています。 逮捕、破産、亡命です。もう気が気でないでしょう。おちつけトランプ。
実は私は時間を逆行する事が出来るのです。2ヶ月後の新聞の見出しをこっそり教えます。それは・・・
トランプ、神経衰弱‼️
さらに二カ月後の新聞の見出しは・・・
トランプ、大富豪から大貧民‼️
はい枕が終わりました。ここから映画の感想に入ります。ネタバレはしません。
京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源)は、ある日父の遺品の中から古いカセットテープを見つけます。再生すると自分の歌声です。しかし突然、どこかの場所を伝える声。自分の声だ!
調べると35年前に日本を揺るがした、ギン萬事件の声と完全に一致している。俺はあの大事件の片棒を担いでいる!もうじっとしているわけにはいかない!
かたや、大日新聞の記者、阿久津英士(小栗旬)は文化部で映画評を書いてます。だが急遽、未解決事件を追う社会部の特集記事に参加することになります。それはギン萬事件です。
はい。完全にグリコ、森永事件の事ですね。遠い記憶ですが覚えています。中身はもちろんフィクションなのですが、ドキュメントを観ている気分になります。ハラハラドキドキです。
そして曽根と阿久津は、知り合い二人で事件の真相に迫ろうとします。それぞれの想いを胸に
・・・
さて真犯人を炙り出すことが出来るのでしょうか?
この先は劇場でご確認下さい。
実は最近、ある雑誌で原作者の塩田武士さんのインタビューを読んだんです。元は新聞記者です。なるほど道理で生々しい描写です。時系列や場所などは事実に基づいているそうです。
アーカイブとしてもエンターテイメントとしても一級品です。即、原作買っちゃったもん。総合評価としては・・・
ストレートフラッシュ‼️
長文でごめんなさい。
ふざけてごめんなさい。
読んで頂きありがとうございました。
事実を超えた?「ギンガ・萬堂事件」
この作品は、「グリコ・森永事件」をフィクションで再構築して、その実像を示したという面と、事件に関わった、あるいは巻き込まれた人々の人間模様という二つの面で楽しむことができる。また、登場人物として、事件記者の阿久津と犯人側の家族の曽根の関わり方もとても興味深く描いてあった。事件の構図については、当時の社会状況なども反映させながら、なるほどなと一定の説得力はある。学生運動の闘士が社会への抵抗と嘲りで「愉快犯」めいたことをしたり、本当の目的が、会社の信用を落として株価操作で儲ける事だったりというのは少し当たっているかもしれない。現実の事件が、社会に恐怖を与えるだけで、犯行の意図が分からないまま終わってしまったのも、犯人集団の内部事情でうまく説明されていたように思う。事件のフィクション化は映像的にも成功していると言えよう。
阿久津と曽根の関りは、小栗旬と星野源の本気の演技がとても見ごたえあった。二人の活躍がこの映画のすべてと言って過言ではないだろう。ただ、二人の役割が少々説明臭く感じたのも事実だ。阿久津は報道の姿勢・あり方に疑問を持っていたが、過去の未解決事件に向き合うことで、報道の使命みたいなものに気づく。曽根は知らずに犯罪に協力したことに苦しむが、同じような境遇の姉弟に心を寄せることにより救われるみたいな形になっている。確かにそれでストーリーとしては成立しているが、製作者の意図したほどには、その思いは映画からは伝わってこなかったなあ、という感じである。
事件の展開を描くのはとても優れているが、人間を描くのは今一つという感じの映画であった。
大人の身勝手に翻弄される子供たち
実際にあった、菓子メーカー連続脅迫事件の真相に迫ったフィクションです。
誘拐事件に始まり、毒入り菓子で消費者を恐怖に陥れ、警察をあざ笑うかのような挑戦状などで世間を騒がせた挙句、未解決のまま終わりました。脅迫テープには子供の声が使われました。
導入部から阿久津(小栗旬)と曽根(星野源)の出会いまで、ぐいぐい引き込まれて観てしまい、時間の長さを感じませんでした。
ただ、関係者が多くて戸惑うのと、事件の全容がつかみにくいです。経緯を最後まで詳しく説明してくれた方が、事件への興味が深まったと思いますが、主題はそこではないのかもしれません。
35年前に犯罪に巻き込まれて以来、悲惨な人生を送ってきた子供と、35年も経ってから、自分が犯罪関係者であったことを知り苦しむ子供、過去は消せませんがどちらも前に進もうとします。
子供たちを演じた方々はそれぞれ素晴らしかったです。両者を取り持つ小栗さんもとても良い演技です。
一方で、35年前のままの人間もいます。
子供を犯罪に巻き込むのは大人です。
また、大義名分があれば、多少の犠牲は仕方ない、という考え方は嫌いです。昔は戦争、現在は、例えば原発、基地、経済や都市災害の対策なんかも。
本作のキャスティングは、古館寛治さん、松重豊さん、市川実日子さんなど好きな俳優さんが出ていて、かなり私の好みでした。
映像の質が高いと思いました
くっきりはっきりキレイな映像だなーと思いながら見ていましたが、それ故なのか、演技も含めなんだか全くの絵空事というか虚構にしか見えず…当たり前なんですが…。分かりやすくはっきり言ってしまうと、わざとらしさが際だっているように見えました。
いい話でもないし、内容も面白く感じなかったので、自分には全く合わない作品だと思ってしまいました。
キレイな映像の中、粗がいっぱい…映像の質と役者の質に頼りすぎ?生意気ながらもう少し工夫がほしいと漠然と思ってしまいました。
圧倒
ただただ圧倒された。現実を突きつけられているような、おとぎ話を聞かされているような、決して親近感が湧く話では無いけれど、「面白かったね」では済まされない何かがこの映画にはある。
野木さんの脚本ということで楽しみに行きました。お馴染みのメンバーもいて、キャストが良いですね。橋本じゅんさん笑っちゃいました。
証言を辿る。
30年ほど前に日本のお菓子業界と世間を震わせた未解決事件に使われた3人の子供の声。そのうちの一人が大人になって自分の声だと気付き、いろんな人の歯車が動き始める話。
小栗旬さんと星野源さんが証言者のもとを訪ねて事件の真相を解き明かしていくだけであるのに、さまざまな人の信念や憤怒、後悔などを覗き見することになる。その中でも、辛い描写が多分に出てきてからの声の主から星野源さんに訊ねるシーンがとても切なかった。
脚本の野木さんファンにはたまらないキャスト陣なので、ドラマの『アンナチュラル』『MIU404』『重版出来』を観たことある人ならより楽しめる作品です。
たんたんと進んでいくが…
今回の物語はたんたんと進んでいく
だけどもそれが心地よく、物語へと吸い込まれていく。
非常にシリアスに描かれております
ビターチョコレートのようなサスペンスを
是非大人に見てもらいたいと思う作品になってます。
また野木亜希子さんの言葉一つ一つが胸に響く作品です。
阿久津の葛藤は非常に物語の芯をついていて、考えさせられます。
非常に良い作品だと思います。
文章下手でごめんなさい
すごくよくできた脚本でした!
俳優もそれぞれ無駄かないです。
脚本が良かった。
珍しく140分の邦画でしたが、あっというまでした。
80年代が詰まってましたね。
もしも明日が
オープンリールのテープレコーダー
カセットテープ
若い人が見たら、もはや、なんだ?アレかもしれませんね。
全415件中、241~260件目を表示