ヤウンペを探せ！

まず、オチは好き。役者さんが良かったが、刑事のエピソードが要らなく無い？演技も、ちょっとやり過ぎで全く笑えん。あれでダレダレ。川島海荷ちゃんが一瞬過ぎて過ぎて過ぎてw

監督は「どすこい！すけひら」の宮脇亮さん。結構、ソツが無いと思うんですよね。場面場面もキチンとしてるし、繋がりも分かりやすいし。そもそも「すけひら」もそうでしたが脚本に無理もある訳だし、予算も納期も色々と制約ありそうで。そんな中では、そこそこの品質だと思うんです。

にしても。

劇場で1800円を取って見せる映画じゃ無いよ。悪くないけど、料金に見合う満足感は…
って事で、どう言えば良いのやら…

とりあえずは、さらりとチョイ役で色んな人が登場するんですが、渡部陽一さんにはびっくりした。と言うか、ひいたw

20年ぶりに集まった大学時代の映研仲間が、当時撮影した映画に出てくれた女性の｢憶えていますかヤウン、ぺッ！｣の言葉に話を合わせてしまい、彼女の気を惹く為にヤウンぺを探す話。

全員独身-40代4人組、当時から馴染みのひつじ居酒屋にマドンナ美里が働き始めたことを聞きつけ、集合し巻き起こって行く。

話の流れの中の小ボケ小ネタはまだしも、脱線しておいて勢い殺して垂れ流しは頂けない。
まあ、小ボケ小ネタも大概がキレが無かったけど。

メインストーリーも捻りが無くて、良かったのは愉しげな空気感と、蓮佛美沙子は素の演技が上手いと認識出来たことぐらいかな。

165本目。
チラッと観た予告で、この演出だったら細かい事は気にせず観ようと。
吉本制作だから、ツッコミ所満載、先述通り何時も気になる所も気にしない。
久し振りの再会、今何してる的な流れってありがちだけど、まあそこも気にしない。
まあ楽しめたってのはあるけど、池内博之ちょっと力入り過ぎかな。
あの面子なら、分からなくもないけど。
でもこの作品、受けを狙わず普通に撮ったら、結構いい感じに仕上がるとは思う。

大学の映画研に居た4人が学生時代に作ってた作品にヒロインで出てた美里と20年ぶりに会った。みんな40過ぎの独身男達で全員が美里を好きだが、彼女の言った「ヤウンペ」が思い出せない。そこで、ヤウンペを探しに行くという話。
吉本作品なのでもっと面白いかと思ったが大したことなかった。
蓮佛美沙子は可愛かったが・・・