ドラゴンクエスト ユア・ストーリーのレビュー・感想・評価
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ドラゴンクエストの名前を借りて作るべき映画ではない
賛否両論ではあるが、独自性を持たせた部分のストーリーが手垢にまみれて踏襲されつくした展開でレベルが低く稚拙なのが余計に悪い印象。
花嫁選び問題の扱いは練られていたので、終盤の幼稚さがより際立つ。
ドラクエとは関係のない世界観を挟むタイミングも本編終盤真っ只中で邪魔された気分。
ドラクエのネームバリューを借りるなら低レベルのいじり方はドラクエファンに失礼。
クリエーターや業界が集まって、この中2病レベルの企画を通したことが謎。
今回の内容を描きたいなら独自に作っていただきたい。
ドラクエのネームバリューを借りて低レベルな自己表現をしたことが最大の問題。
ドラゴンクエスト ユアストーリー
ドラクエで育った幼少期、特に思入れの詰まったドラクエ5を題材にした映画が出ると衝撃を受け、映画のCM見ただけでも涙が出て、懐かしさと感動を貰いました。
しかし、本作品を鑑賞する前から、あの分厚い物語を1時間40分くらいにどーやって収めるのか疑問でした。ある程度は要点だけ掻い摘んだ内容になることは覚悟していましたが、ゲームの内容とは異なる部分が多くありドラクエ5として見るには大変残念な作品に仕上がってます。たしかに要点だけを確実に描写しようとするだけで何分も伸びていき、総じて、どうまとめても4時間じゃ足りなくなると思います。
だから登場キャラ、セリフを減らして展開場面への接点を減らすために要点をお焼香を摘むような時間しかまとめられなかったのだと思います。そして衝撃のエンディングのせいで更にめちゃくちゃに仕上がりました。
この映画で伝えたいことは『あなたは勇者だった』ってことなのはわかります。しかしあまりにも荒削りで、せっかくドラクエシリーズの中でもストーリーを色濃く重視した作品であの展開は無しです!
あのような展開、作品にするのならドラクエ1.2.3.4.で映画を出せばまだ作品として成り立ってると思えます。
5を題材にして映画にするならロードオブザリングやスターウォーズの様に三部作などで作れば最高傑作としてファンを納得できたと思います。そして三部作目のラストであの様なエンディングであればまだ良かったです。
この映画の作者、脚本、監督はあまりドラクエ自体に思入れが無かったのかなっと疑問を抱く様な作品です。
ドラクエの主人公は自分の分身
ドラクエが映画化。しかも主人公に名前があり、しゃべっている。予告を見るたびそれが嫌で嫌で仕方なかった。なんで堀井さんはこれにいいって言ったんだろう?主人公にしゃべらせるのは絶対イヤだって思っていたはずでは?
と、思っていたんですよ、予告を観て。堀井さん、なにがあったの?って。
でも、ネタバレレビュー見て、これはそういうことではなさそうだ!と思って見に行きました。
ドラクエの主人公は自分の分身です。
名前も自分でつけて、なにをどう話しているのかは決まっていません。
一人称がボクなのかオレなのか私なのかもわかりません。
そこが好きなんです。
だからドラクエなんです。
そこが守られていたのに、心から安心しました。
ドラクエはドラクエでした。
ものすごく面白かった、とは言いませんが、見てよかったです。
ラストも決して悪くなかった、と、私は思います。
「ドラクエの主人公はあなたの分身なんだよ!」
という、堀井さんの思い。
どうか受け取ってほしいとそう思いました。
否定派のレビューに惑わされないで自分で観て感じほしいです。
あまりにも否定意見が多いので肯定派のレビューをさせて頂きます。 ドラクエの映画が公開されると知ってずっと楽しみにしていました。 特に天空の花嫁はシリーズで1番大好きな作品で私はDS版のリメイク版で子供の頃プレイしていました。映画は公開されて2週間ほど経ってから観に行きましたがネットのレビューは大荒れ。見たくもないネタバレがネットに出回っていました。そんな状況でしたが大好きな作品を劇場で絶対に観たいと思い足を運びました。 見終わった後にはレビューについてなるほどなと思いました。エンディングが賛否両論ありそうな展開だったからです。最初は私も戸惑いましたが、これはこれでありなのではと思えました。ドラクエでやるオチでは無いと叩かれていますがプレイヤーが主人公であるドラクエだからこそあのエンディングになったのではないでしょうか。 そう思えるとありなのかもと思えます。 ただ賛否両論ある展開なのは間違いないと思います。しかし観てもないのに叩きまくる人やネタバレする人、観ない方がいいと言う人は自分の意見や感想を人に押し付けないでほしい。 好評している人はにわかだという押し付けもやめてほしい。 私はストーリーの描き方やBGMのかかり方など胸が熱くなるシーンも多く、個人的にはエンディングにも納得ができ観て良かったと思いました。レビューに惑わされず実際に自分で観て感じてほしいと思いました。
連れて行った子供たちに詫びたい
ドラクエ11を家族で順番に楽しくプレイしたので子供たちを誘って見に行きました。ドラクエ5は私も妻も青春の1頁とも言える作品で、20年以上前にプレイしたにもかかわらず、いまだに話題に出ます。しかし、結果として見に行くべきではありませんでした。子供たちとは酷いオチを無かったことにしてしばらくの間は前半の感想を言い合いましたが、結局いつも最後は全員で「いくらなんでもあれはないよね」「監督が何をしたいのかわからない」等と文句の出し合いになってしまいます。記憶を上書きしたいので、現在はスマホ版のドラクエ5を購入して子供たちと進行を競っています。映画版は、早く記憶から消し去りたいです。
リメイクではない何か。
「DQ5の完全リメイク」として見るとものすごくがっかりするし、原作知らずに見るとところどころゲーム内容をリメイクしてダイジェストにしているので、「どうしてそうなった?」と、置いていかれる感じあります。
原作をプレイして内容を知ってる上で「リメイク」としてじゃなくて「パラレルワールド」として見れば面白かったです。
登場人物たちのリアクションが堅苦しくなく、表情豊かで、ゲーム内のSEが使われていたりして、懐かしさやキャラとしての魅力に引き込まれます。
ただラストが、「え、そこでそんなの出てくるの?」という展開になり、まずしらける。
「え、何それ、もう帰りたい」としらけにしらけてから、それを乗り越えたとき、最後の最後に「ユアストーリー」のタイトルの意味を理解できて、「リメイク」としてじゃなく、「ドラゴンクエスト5があってこそのプレイヤーのためのストーリー」として観ると楽しめるかと思います。
これぞドラゴンクエスト(大人向け)
本作初回はラスボスの凍てつく波動&痛恨の一撃をまともに喰らいあまりのショックでフィナーレの美味しいところが全然頭に入ってこなかったので、再度挑戦してきました。
二度目は心に余裕ができ、作品として最後まで観賞することができました。
色々酷評される本作ですが、ドラクエ作品としては、最高だと思いました。
賛否分かれるラスボス演出。あれがなければ…という意見もありますが、なければゲームのシナリオのダイジェストを傍観するだけで終わってしまい、つまらない作品になっていたと思います。
ドラゴンクエストは主人公にお気に入りの名前を付けて、自分自身がゲームの主人公として身を置き、成長体験をゲームを通じて重ねていくのが醍醐味だと思うのです。
ラストの展開は、他人の物語ではなく自らの物語として、この作品をドラゴンクエストならしめる仕掛けとしては大変面白いものだったと思います。人生はロールプレイング!という堀井雄二さんの言葉が沁みました。
ラスボスの表現や、特に最後の切り札のセリフは…あの世界の住人としてもう少しファンタジー風にアレンジされていれば☆満点でした!
名作。ドラクエだから取り上げられるテーマ
見終わった後に堀井雄二さんのドラクエの歩み35年に自然と敬意を持てました。私もドラクエ35年続けてきて良かったと、再認識できました。
間違いなく名作の一本です。
この映画はドラクエ経験者以外にもメッセージが出ています。
あるキャラが、シラケる言葉を発するシーンが出てきます。
しかし、
大事に、大切にしている趣味に没頭している人、特に大人になって限られた時間の中でやりくりしながら趣味を続けている人に響きます。刺さります。
本来、ゲーム、映画に代表される趣味は生存生活には必要ありません。
葛藤を持ちながら、続けている人が大半だと思います。
その答えを堀井雄二さん、映画関係者に映像化して頂いたと思います。
ぜひ、多くの人に見て欲しい作品です。
生き甲斐の趣味を続ける為、周囲の環境整備、生存生活安泰に対して、これからも不断の努力を行う気持ちを改めて強く持てました。
一流のエンターテイメントのドラクエがあえてこのテーマを取り上げたこそ意義があります。
二流以下だと説得力がありません。
ドラクエ関係スタッフの皆様、映画化ありがとうございました!!
何を大切にするかで評価はかわる
まず、万人にうける作品ではありません。
原作を一度くらいはクリアして、可能であれば3や6も知っている。そしてVRについても多少の理解はある……ここら辺が、最低限必要になります。
かつ、ここが重要なのですが「ドラゴンクエスト5の映画」として「観ない」こと。
ここまでを満たして、楽しめるかどうかのスタートラインにたったと言えるでしょうか。
あとは、タイトル通りでドラクエに何を求めていたのか、何を感じていたのか、何を大切にしていたのかで、それぞれ感想は変わりそうです。
同年代友人と二人で見ましたが、私はそこそこ好意的に観ることができましたが、友人はドラクエでやる必要性を感じないと否定的でした(二人ともそこそこドラクエ愛はあります)。それくらい意見が真っ二つに割れる作品ですから、この評価(8月18日現在、2.4)にとても納得しています。
オススメはし難いです。ただ、ドラクエ愛がある人には観て、自分の気持ちを素直に吐き出してもらうことで、何を大切にしているかの再確認にはなるかも知れません。
山崎いつもの感動風駄作
映像、音楽は良い みたいな感想に騙されました
ラストだけではなく全編通して駄作
尺の都合で物語は駆け足で継ぎ接ぎで、総監督お得意の改悪は忘れず継ぎ足し、ラストはドヤ顔で何言ってんだこいつらと失笑物
海外を意識しすぎたキャラの動き、原作音楽は歴代の物も無駄に惜しみなく使い全体的にチープ
ラスボス()もぽっと出の魅力皆無のしょぼい小物、昭和なら受けたかもね最後のやりとり
山崎貴監督作品によくある違和感に気が付かない人には薦めてもいいんじゃないでしょうか
星ゼロは評価に反映されない
糞映画です。
監督はドラクエ5未プレイらしいけど舐めてんのか?
こんな糞映画を止めなかったスクエニと堀は本当に反省しろ!
それから映画.comは星ゼロがレビュー評価に反映しない仕様みたいだから、最低評価は星0.5にしましょうね。
こんなに星ゼロがついた映画は見たことないし、星ゼロを反映させたら星1台まで下がるんじゃないのか?
ドラクエファンじゃない
どこまでゲームのシナリオを活かしているのか分かりません。
更に「ドラクエ愛が足りてない」とかも分かりません。
そんなドラクエ弱者でも想うところはあります。
それは「出来ない事はやるべきじゃない」
尺の都合でカットせざるを得ないでしょうが、何か詰め込み過ぎな感じがしました。
そのくせオリジナル要素らしきモノも入れちゃうので何もかもが中途半端です。
そしてあの最大の問題点であるラスト付近ですが、
アレをやるなら本作のルール説明を先にすべきでは無いでしょうか?
「大人になれよって」後出しジャンケンじゃないですか!ズルいですよ!!
しかもウイルスが原因って・・・。
ドラクエⅤってオフラインじゃないの?
犯人あのお兄さんじゃんw
あとは結婚の件ですが、
そりゃビアンカなんでしょうけど、
序盤の端折りのおかげで決定打として弱いです。
祝福できない理由のもう一つはフローラの行為です。
これ実質一択じゃないです?
良かったところはやっぱり白組のCG。
海外のCGアニメよりも好きですし、
日本のアニメキャラの造形に近いのでイケメンホスト崩れが居なくて良かったです。
この良かったところはスポットで既に分かっていた事ですけどねw。
THE炎上商法
商売としてはすでに成功しているので、仮に次回作が出たとしても、また薄っぺらい話題作になると思います。
以下、他で書かれてないように思えたことだけ書きます。
・ドラゴンクエストの魔王が他ゲームの魔王と違うところは、目的が世界の破滅ではなく、ひとびとを絶望と恐怖に陥れることですので、そういう意味では、この映画自体がドラクエの魔王らしくて素敵です。原作への愛を感じます。
・BGMがゲーム音楽用(しかも27年前のもの)であるため、主張が強く、映画として浮いている感じがします。音楽単体の評価として良い悪いという話ではなく。
・ドラクエ5はドラクエ4、6と関連していますので、4や6の楽曲引用は納得できますが、エンディングでドラクエ3のエンディング曲が使用されていたことは、さすがに残念でした。全シリーズにおいて知名度の高い人気曲がとりあえず採用された、そんな印象です。
・おなじみのモンスターやアイテム、ジングル、呪文、名台詞などファンサービスらしき演出がところどころに見られるのですが、細かい演出やストーリーが雑なのでシラケます。これ出しときゃ原作ファンもしっぽ振るだろという魂胆が垣間見えます。
・賛否両論あると散見しますが、「賛」は山ほどある酷評レビューでハードルを思い切り下げた上での「賛」がほとんどのようで、フェアじゃないなと思います。最後のオチに共感できたくらいで★5?いくらなんでもあんまりです。どれだけ譲歩しても★3が関の山です。
★独り鑑賞厳禁★
大好きだった思い出を胸に、ワクワクしながら、観に行く計画を立てていました。
偶然、観る前に久しぶりに会った友だち達から、ここのレビュー状況を聞きました。
「ネタバレ」設定のものは読みませんでしたが、嫌な予感がして、その場のメンバー4人で観ました。
結果、大成功でした!
これを独りで観ていたら、山手線を止めていたかもしれません。
帰りに4人で呑みながら、クソゲーならぬクソ映画を肴に酒が進みました。
秋に公開の同、山崎監督のルパン三世CGも4人で観に行くことを約束して、楽しみです!!
現代の日本人らしい映画
我々がこの作品に求めているのはそういうことでは無いんだよな〜というのが感想です。
ドラクエに現実社会そのものを求めてはいないのです。
敢えて良く言えば、映画の中でリアルを表現し、考えさせる如何にも日本人らしい映画とも取れます。しかし全世界で愛されるドラクエなんですからもう少し観る側の立場になって考えて欲しかったです。
作成陣にはこれは違うよと言ってあげたいで気分になった映画でしたね。
うまいコンセプトの映画化だと思う
異常な低評価で阿鼻叫喚の様相を呈している中での鑑賞でしたが、映画としてのクオリティは高いと感じましたし、総じて面白い映画です。
主に皆さん気になっているのは、ラストの展開かと思いますが、ドラクエ5って擬似的に人生を「体感」できるのが魅力であり、それを普通に劇映画にしてしまうと、ただの誰かの人生なんです。
映画化するにあたり、このドラクエ5のもつ魅力を表現するためには、どこかでこの映画が「体感」となるような仕掛けが必要で、ラストのギミックはむしろ原作のDNAに正面から向き合うものであると思うし、原作へのリスペクトがあるからこそだと感じます。
ちょっと伏線の張り方が急で、ラストのカタルシスに欠けるため、もやもやしてしまうのも分かるは分かるんですが、、、少なくとも映像や役者の演技、脚本、どれをとってもある一定以上の良作ではあります。
コンセプトに乗れなかった人もいるのは分かりますが、そのために全てを否定するような態度は健全ではないなー、もう少し心に余裕がある世界が優しいなー。
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