スノー・ロワイヤルのレビュー・感想・評価
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悪くない後味。作品の出来自体は可もなく不可もなく
息子を殺された父親の復讐劇ですが、悪くない後味。
作品の出来は、可もなく不可もなく。
父親の下っ端への復讐を契機に、2つの組織が抗争するけど、
ちょっとうまく行きすぎ。
あと、大量の薬物が流通しているのなら、警察もそれなりに
対応すると思うんだけどなあ・・・
田舎ですごいこと起きる
ぶち切れたら躊躇なくやっちゃうとこが,単純明快で恐ろしくも楽しい。順番に人が死んでいって,最後に誰が残るんだろう?って。名前忘れたけど,富豪の親父はくずだったけど,小学生の息子は可愛かった。あえて親父が死んでよかったね,って言ってあげたい。
欲を言えばもっと派手に「除雪」して欲しかったなあ。でもリーアムはおじちゃんなのに頑張った。
雪国のパルプフィクション
アリャ、何やこれ…笑ってええんか?イヤ笑える。久し振りの笑うしかないギャングムービー。
ギャングものらしく情け容赦なく逝きます。最初の復讐がアッサリ過ぎて、先行きに不安を覚えるくらい。つか期待も膨らむんだけど。「死」が徐々にシリアス感を失って行き、最後の死者と来たら、もうね。元カレの最期は、余りにも哀れで…アーメン。
全体的には少し新鮮な感じはあって楽しめました、それなりに。
リーアム・ニーソンだからまあいいかって感じの映画
除雪車で車も人も押して吹き飛ばすのかと思ってたので、違う展開にあまり爽快感は得られず。(除雪車で車吹き飛ばしたのは一回?)
マフィア同士の抗争になってきた辺りからの無慈悲な殺しのやり合いには、よくもまあひとりでのこのこ敵アジトに行くよなあと思ってたけど案の定。
ヒットマンに至ってはバカなの!学校の事務局員はなぜ殺されないといけないの??
一番の突っ込みどころは、ウェディングドレスの店で他の客きたらどうするの? あれだけ血しぶきかたづけるまで時間かかって見つかるでしょ、その前に防犯カメラないの?
最期の抗争場面は、2回はリーアム死んでるぞって言いたくもなる作りの雑さもあり。
逆に大胆かつ淡々という演出がいいのかもね。
それに結局模範市民は模範市民のままで終わるのねというのがオチなのもいいね。
ただ、リーアム・ニーソンじゃなかったら共感できずに途中で飽きたかも。
墓標
オリジナル版未鑑賞
コロラド州キーホーで名誉市民に選ばれた除雪作業員が殺された息子の復讐をする話。
空港で働く息子の遺体がみつかりヘロインの過剰接種によるものと警察から告げられて、自死をしようとしていたところに息子の同僚から巻き込まれた旨を告げられて、関係者を追って行くストーリー。
怒りはみえるしシリアスなものの、結構あっさりと関係者を見つけ復讐して行き盛り上がりに欠ける印象。
まあ序盤だし、判りやすい曲者が控えているしと思っていたら、途中からブラックユーモア的なふざけた流れに。
これはこれで悪くはなかったけれど、なんか色々と中途半端に感じてしまい消化不良だった。
除雪作業の延長のように淡々と行われる復讐劇。
全てを凍らせる様な真っ白な世界、淡々とした日々だがあたたかい家族。
静かな物語のはじまりと美しい景色、魅了される間もなくはじまる復讐劇。
スイッチが入った彼の復讐は、まるで日々の除雪作業の仕事の延長の様だ。淡々とこなすその躊躇のない大胆な様子に、スカッとした気分になる。本人も観てる側も悲嘆に暮れるヒマもないので、復讐であった事もスッカリ忘れてしまう、そんな勢いだ。
麻薬組織のイカれたボスの馬鹿さ加減も、部下たちの個性的な人物設定も抜かりなく、細かい部分で笑わせてくれる。
全篇に渡りニヤニヤしっぱなしだった。
ひたすらシュール
いつもの様に無双する強いオヤジを観に行ったつもりですが良い意味で裏切られました。
個人的に一番のお気に入りは誘拐したボスの息子に本を読んであげるシーンです。その時の館内の笑いは最高潮だった様に思いました。
貴方が観たいと思っているものが観られます。
舐めてた相手が〜どころか、これはもう「リーアムニーソン映画」というジャンルと言っていいと思うんですが、リーアム映画が観たい人が、「おお、これはリーアム映画だな。うむ。」と満足して帰る事の出来る映画です。いつものやつです。
ただ、これ事前には知らなかったんですがノルウェーのヒット作を同じ監督がハリウッドでセルフリメイクした作品なんですね。
たしかに、独特の味があるなと思ってました。
スカっとするアクション性だけでなく、復讐モノとしての哀しさに笑いのエッセンスを散りばめる「泣いたら良いのか笑ったら良いのか」感。
音楽もなかなか素晴らしく、その泣き笑い感をさらに演出してますし、敵も味方も脇役まで矢鱈にキャラの立った面々が揃っていて皆で映画を引っ張っていきます。
そうした意味で言うとリーアムニーソンのスター性に頼るばかりでない、珍しいリーアム映画かも知れません。
子役が可愛いのも地味にポイント高し。
ポリコレ旋風未だ吹き荒れるアメリカで、ネイティブアメリカンをあんな風に描けるのは(特に高級ホテルへの泊まり方は「マイノリティ逆用の手法は世界共通なんだなあ」とニンマリしてしまったw)ノルウェーから来た男が監督してたからなんですね。
リーアム映画としての満足度と、ちょっと独特な感覚を同時に味わえる、なかなかおトクな良作でした。
ブラックユーモア溢れる雪だるま式勘違いバトル!
『スノー・ロワイヤル』字幕版
*主演*
リーアム・ニーソン
*感想*
あらすじが面白そうだったので鑑賞。生真面目な除雪作業員のコックスマンがある日、一人息子が勘違いから麻薬組織に殺されてしまう。
怒りに震える父親リーアム・ニーソンが麻薬組織に関わる人間を一人ずつ始末。それを知った麻薬組織のボス、バイキングが敵対する組織の仕業と勘違いし、そのボスの息子を始末。そこから雪だるま式にどんどん勘違いが生まれてしまい、警察まで巻き込んだ勘違いバトルが勃発します!
シリアスなのかと思いきや、意外にも笑えるシーンがあって、ブラックユーモア溢れてましたね。死んだ人間の名前を一人ずつ画面に出す所がまた良い。←最初は何の字幕だ?って思ってましたが、殺された人間の名前だったんですね。(笑)
死亡フラグがびんびんに立つと、始末されるシーンがカットされて、すぐに名前を画面に映し出す演出はシュールなんだけど、嫌いじゃないです。(笑)
一人の除雪作業員の復讐が麻薬組織、先住民の組織、警察まで巻き込み、その一つ一つの勘違いがまるで雪だるま式にどんどん大きく膨れ上がるのが面白かったw
最後もブラックユーモアがあって、クスッと笑っちゃいましたw
登場人物が多いので、なんとか頭で整理して集中して見ましたが、みんな巻き込まれてたな~w
総じて、ブラックユーモアがたくさんあって面白かったです!
勘違いって、恐ろしいな~…(^^;
寡黙で真面目な男の、必殺復讐劇はリーアムの真骨頂
リーアム・ニーソン(66歳)主演作品。いくつになっても、こういう面白い作品が舞い込んでくる背景には、愚直なまでの仕事に対する姿勢と努力があるのだろう。
41歳のときの「シンドラーのリスト」(1993)で世界的スターになった遅咲きのプロフェッショナルは、いまでも毎年5本~6本はあたりまえのように、"求められれば"、世界中のどんな端役でも、完ぺきにこなす俳優だ。この仕事量はハンパない。
「スター・ウォーズ」のプリクエル・トリロジー(ep1-ep3)への再評価の気運が高まっている昨今、「ファントム・メナス」(1999)の主演"クワイ=ガン・ジン"を演じたリーアムももっと評価されていいはずだ。
さて本作は、犯罪組織に殺された息子の復讐を誓う父親・・・次々と悪人退治。
なんとなくリュック・ベッソン製作で、同じリーアム主演の「96時間」シリーズ(2008/2014/2018)が頭をよぎるが、たとえ"頑張るパパ"設定の類似だとしても、その上をいく不思議な魅力のあるエンターテイメント性がある。
本作にはオリジナルがあって、ノルウェー・スウェーデン・ベルギー製作の「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車」(2014/Kraftidioten)のハンス・ペテル・モランド監督自身によるハリウッドリメイクだ。
雪深く閉ざされた田舎町キーホーで、毎日、除雪作業をしている主人公ネルズ・コックスマン(リーアム・ニーソン)。寡黙で真面目なネルズは、その長年の貢献が評価され、"模範市民賞"を受けるほどだ。
そんなある日、空港で働く一人息子が、麻薬の過剰摂取に偽装されて殺されてしまう。警察から連絡を受けたネルズは、"息子は麻薬に手を出さない!!"と怒りに燃える。
原題は、"Cold Pursuit=冷たい追撃(追跡)"。素手やライフル、除雪車を使った"一人一殺"は、殺人事件に縁がなさそうな、"雪に閉ざされた静かな町"で、まるで必殺仕事人のようで痛快だ。
人里離れた町だから気付かれない側面と、寡黙で真面目な男のルーティーンのような仕事っぷりが魅力。
ひとり殺すたびに、その相手の名前とニックネームが十字架とともにクレジットされる。殺しても構わない、悪者たちへの勧善懲悪は、殺人が正当化されてユーモラスに見える。
さらに本作にはヒネリがある。仲間を殺された麻薬組織バイキングは、それを敵対組織によるものと勘違い。敵対組織のボスの"息子"を襲撃してしまう。それぞれの"息子"の復讐劇が、この事件を追いかける警察をも巻き込んで、三つ巴(どもえ)、四つ巴と大きくなっていく。
派手なアクションや、アッと驚くVFXがなくても、グイグイと引き込む展開は、ある意味オーソドックスでありながら、リーアム・ニーソンの存在感を引き立てている。
(2019/6/7/ユナイテッドシネマ豊洲/シネスコ/字幕:松崎広幸)
ブラックユーモア増し増し
模範市民と表彰される真面目な除雪員にリーアム・ニーソンって、説得力なし!
空港でバイトしていた息子が、麻薬取引を見てしまい、マフィアにコカイン過剰摂取に見せかけて殺されたことを知ったリーアム!
マフィア構成員を、素手、ライフル、除雪車で、次々と殺していきます。
単なる復讐譚かとおもいきや、ブラックユーモア大盛りの、コメディタッチ!
リーアムの役名が「コックスマン」ですよ。
登場人物たちが、ずっと「コック」「ファック」「フェラ」と、名前連想の下ネタトーク。
さらに先住民族ネタやら、SNS炎上ネタやら、色々突っ込まれていて、たまらん。
一人、また一人殺すたびに、十字架と名前のクレジットが出てくる仕掛けにも、大喜びの私。
そして、戦争終結し、油断したラストで大笑い。
ばっさばさ人が殺されていく映画
機内で見ました。
ストーリーとしては登場人物やニックネームが多いため誰が誰なのかやや分かりにくい印象でしたが、丁寧に死亡した際にニックネーム付の画面が出てくる点は助かりました。
一方で呼ばれたり情報を密告するたびにほぼ100%帰らせてはもらえず、どんどん人が死んでいく映画でした(笑)
特に主人公自体も「復習」という理由から人を次々と川に放り投げて殺していきますが、最後には「よし、仕事に戻ろう」と除雪作業を開始しお咎めないのかーい!と思わず突っ込んでしまいました。
ストーリーも面白く常にハラハラ感のあるアクション映画としては楽しめた作品でした。
ひと味違うリーアムニーソンが観れる作品
いつものリーアムニーソン作品同様、アクション系で復習に燃えるパターンと思いきや…ひと味違うリーアムニーソンが観れる作品。ブラックユーモア溢れる面白い映画で、試写会でも笑いが起こるほどでした(笑)ラストまでの展開が読めなく見応えありな映画であっという間の上映時間でした。こんなリーアム作品もいいかも
スリリングで笑える⁈
予告、あらすじを見ず試写会にて。序盤からハッとするシーンがありスリリングな展開と思いきや、以外と笑える。頼りなさそうなオヤジを装いながら頼もしさ満開。タイトルからは想像つかない面白さ。迫力のある喜劇が好きな人にお薦め。
とてもよかった
WOWOWで『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』を去年か一昨年に見ていたので、割とそのまんまな感じはしたのだが、リーアム・ニーソンがはまっていて面白かった。敵も人の親であり、その子がまたとてもかわいらしい子で、ちょっとたまらない。
映画秘宝で紹介を描かせていただいた。
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