ボーダー 二つの世界

ALLTIME BEST

劇場公開日:

ボーダー 二つの世界

解説・あらすじ

「ぼくのエリ 200歳の少女」の原作者ヨン・アイビデ・リンドクビストが自身の原作をもとに共同脚本を手がけ、第71回カンヌ国際映画祭ある視点部門でグランプリを受賞した北欧ミステリー。醜い容姿のせいで孤独と疎外感を抱える税関職員ティーナには、違法な物を持ち込む人間を嗅ぎ分けるという特殊能力があった。ある日、彼女は勤務中に奇妙な旅行者ボーレと出会う。ボーレに対し本能的に何かを感じたティーナは彼を自宅に招き、離れを宿泊先として提供する。次第にボーレに惹かれていくティーナだったが、ボーレにはティーナの出生にも関わる大きな秘密があった。

2018年製作/110分/R18+/スウェーデン・デンマーク合作
原題または英題:Grans
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2019年10月11日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第91回 アカデミー賞(2019年)

ノミネート

メイクアップ&ヘアスタイリング賞  

第71回 カンヌ国際映画祭(2018年)

受賞

ある視点部門
ある視点部門 最優秀作品賞 アリ・アッバシ

出品

ある視点部門
出品作品 アリ・アッバシ
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5

(C)Meta_Spark&Karnfilm_AB_2018

映画レビュー

3.5「ある視点」部門グランプリに納得。ジワジワくる余韻

2025年3月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

前情報を入れずに観始めると
謎めいた能力、人物、どうして顔の感じが似てるの、など
どんどん引き込まれる

物語が進むうちに、ああ、だから裸足で散歩を、
などとわかってきて、、

主人公の心境もわかるし、いろんなことを現在の社会に対して考えさせる

ラストシーンの余韻もいい

「ある視点」部門、グランプリです。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
くまっち

3.5私は心の匂いを嗅ぎ分ける!

2024年6月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
とら

3.5なかなか

2023年12月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

難しい

面白かったです。
特殊メイクみたいですけど、
そう見えないところが凄い。
よくわからないこともあったので、
ネットであらすじを見て
なるほどと。

コメントする 1件)
共感した! 9件)
seiyo

4.0ティーナは最後、どうしたんでしょうか

2023年11月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

北欧の国境フェリー税関職員として勤務するティーナは、生まれつき

【嗅覚で、人の犯罪。それによる罪悪感や羞恥心を嗅ぎ分ける】

特殊能力を持っていました。ティーナが嗅ぎ分けた人たちは、

違法麻薬や違法ポルノを所持しており、犯罪者の検挙率が高いため、職場での評価も高いものでした。

しかしティーナは、自分の特殊能力や見た目によるコンプレックス、犬に懐かれないばかりかいつも

吠えられることに、心からリラックスできない毎日を過ごしていました。

そんなある日。ティーナの前に1人の人があらわれて、この出会いからティーナの毎日が変わり始めます。

-----------

〜この映画の好きな点〜

◾️人ならざる何かの存在の肯定。この点、好きです、北欧のそういうお話(も)好きです。

◾️ティーナがヴォーレを見るときの目の温度や湿度。

2度目の再会後、ヴォーレの体の特異性を知っちゃうシーン。

ヴォーレのいる宿の近くまで匂いをたよりに会いに行っちゃうシーン。

ヴォーレがお鍋を借りに来たシーン。

この三シーンのときのティーナの目が色っぽい。(なんかいい、素敵)

◾️ティーナがやっと心身を許せる相手に巡り会えたこと。肩の荷がおり、ようやく安心できた瞬間の姿がよかったです。

-----------

ラスト、大切な宝物を抱き抱えたティーナは、どうするのでしょうか。

彼の国へ行って、自分の仲間を探すのでしょうか?

それとも胸に抱えた宝物とともに、その場に残って生きていくのでしょうか?

気になるラストでした。。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
tabotyoko

他のユーザーは「ボーダー 二つの世界」以外にこんな作品をCheck-inしています。