ルパン三世 THE FIRSTのレビュー・感想・評価
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本当に面白かった
面白かった。
なんというか、そうそう!これがルパンだよね とこちらが期待してる部分をしっかりと捉えられた作品だと思う。言い換えると変に奇をてらっていない。
3Dも特に違和感なかった。3D特有の演出のち密さやアクションの魅せがかなり映えてた。
何なら今後のルパン作品はこれでも問題ない気がする。
それぐらい言わせるほど面白かったし、おすすめもできる。 もう一回見たいぐらい
しっかりルパン3世してた【コレ超重要】
しっかりルパン3世してた【コレ超重要】
3DCGになった事でワンアクションに割かれる時間と説得力が増して、3DCG作品によくあるチープな感じもしない。
個人的にはかなり気に入った作品です。
他の人達の感想で某有名女優の声が厳しいってのがあったし、
自分は下手なゲスト俳優反対派だけど今回は気にならなかった。
問題なくルパン作品として楽しめます
ルパンシリーズ初のフルCG作品。劇場公開の1週前にはTVスペシャルの
新作ルパンも放映され話題性の高まった流れのなか観て来た。
3DCGアニメを見慣れていない人だとモーション等に違和感を覚える意見が
あるのかも知れないが、個人的には普通に観れた。
THE FIRSTというサブタイトルが示すとおり3DCGによるルパンのファースト
(第一作)だという区切りなだけであり内容はオーソドックスに「ルパン」で
あり、CGの強みを活かした豪勢で複雑なビジュアルとギミックが満載。
CGは作る手間は手描き作画より大変だが一度作れば視点・効果をいくら
でも変化させてボリュームのある演出が出来ると思っているが、上映時間の
制約からか、例えばブレッソンダイアリーの仕掛けや後半で超兵器が奮う
猛威など、もっとたっぷり見たい、深堀りして欲しいと思ったギミックが
ガンガン通り過ぎて行き、贅沢だけど勿体ないとは感じた。
以下は、同じく上映時間の制約のなかで描ききるのが困難だったのかもだが
私個人として採点上のマイナス要因と感じた点…主に登場キャラの描写に
関する不満点を長々と書く。
(※以下がっつりネタバレなので、注意願います)
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敵であるランベール教授の心情が若干分かりにくかった。
自らの研究と成果を認めさせたいという強い執着を見せる教授であり、
ブレッソンダイアリーの秘密に関係する理由でレティシアを引き取ったが
その才能に嫉妬し、あくまでレティシアを自分のために利用しているだけ
という態度を前半で強く表現しているのだが、レティシアを自分の手で処分
しろとゲラルトに命じられた時は躊躇しており、利用しているだけではなく
一定の親愛も持っていた事を匂わせ、最後は撃たれそうになったレティシア
をかばって死ぬ…と、このように後から字で書いてみれば嫉妬と愛情で揺れ
動いた末に選んだ結果として描写されていたと言えるかも知れないが、劇中
では私の感想としては「描写不足」。嫉妬9割、たまに魔が刺したように
助けてみる、程度。後半、超兵器を操ることで私が世界を支配できるんだ
みたいに増長した癖にあっさりレティシアをかばって死ぬという展開…
感情の振り幅がひどい耄碌した老人として表現したかったのかと思えたほど
で正直唐突に過ぎた。
同じく敵であるゲラルトも、少し弱いというか浅かった印象がある。
例えば天空の城ラピュタのムスカは、軍がバックについているがムスカ視点
ではあくまで自らの目的の為に軍を利用していただけであり、超兵器である
ラピュタを手中に収めることで野望をむき出しにする、要するにたった一人
で世界を支配しようと目論む壮大な悪役だった。本作のゲラルトの場合、
ナチ○と実は生きていた設定のヒ○ラーがバックであり忠実なナチの一員と
して描写されていたのだが、実世界有史において有数の巨悪として認識されて
いるであろうナ○スを持ち出しているわりにはゲラルトに同行している部下
メンバー以外ほぼ空気で、終盤秘密拠点となっている島の敵は到着前に全滅
させられている始末であり、わざと○チスをチープに描写したかったのだろう
かと想像してしまった。(長年の付き合いとはいえ銭形個人はともかくICPO
がえらくスムーズに拠点制圧に協力しているのもご都合主義な気がした)
超兵器の凄まじい破壊力の描写についてはさすがCG、過去最高クラスでは
ないかというものだと思ったが、人のいない土地や海上で何発か炸裂させた
だけで爆縮・消滅しており「あっさり」感が否めなかった。例えば観測した
どこかの国や政府が慌てふためくような描写でも一つはさんであれば世界の
危機感がもっと感じられて盛り上がったのではないかと思う。
最後にヒロインのレティシアであるが、最初はルパン一味=泥棒=悪人として
警戒しつつ、自身もランベールに認めてもらうためブレッソンダイアリーを
奪う=悪事に手を染めている事に苦悩し、自らのルーツを知った後はルパン
と共闘して豊富な古代知識で活躍する・・・と、問題なくポイントを押さえて
描かれている。が、一点不満があるとすれば終盤、ルパンと一緒に行きたいと
言い、陽の当たる世界が待ってるのに泥棒と関わることはないとルパンに制止
され別れる、という定番の流れになっているが、ルパンに対する「恋心」は
それほどではなかったように感じた。ルパンシリーズに登場するゲストヒロイン
が全員、カリオストロの城のクラリスのようにはっきりと恋慕の感情を持つ
必要はもちろん無いとは思うのだが、昨年TVシリーズのルパンPart5をがっつり
観た記憶が新しいこともあってアミ・エナンと比較して考えてしまい、せっかく
の“THE FIRST”なのだからそこをもう一歩大胆にいって欲しかったなぁ・・・
というのがレビューの名を借りたいち個人としての希望であった。
文章化すると素人が偉そうに批判がましいと思われそうでアレだが、
逆にいえば評価をマイナスする点は上記くらいで、基本的にはルパンシリーズ
の新たな地平と言える良作であり、今回は活躍シーンが少なめだと思った
次元・五エ門のアクションも3DCGを活かしてガンガンやれそうであり、
今後の展開に大いに期待したいと思っている。 以上
発展させて欲しいと思う。
ストーリー設定は良いけれど詳細がザルすぎる
3D化された劇場版ルパンということで初日に鑑賞に行きました。
主要メンバーの作画は良く、特に銭形警部への愛が感じられました。
銭形警部の声優さんは昔と変わって、さらにルパンVSコナンでキャラ感が「落ち着いたおっさん」になってしまっていたので今作で過去の『ルパンを追いかける熱血おバカ警察』キャラが戻っていて嬉しかったです
ディズニー系作画が苦手な私としては、オリジナルキャラのレティシアがアナ雪キャラ感が強くて抵抗がありました
ストーリーはオリジナルっぽい雰囲気がありましたが、いざ見てみると他の作品に感化された感じが見受けられました
特に、ブレッソンダイアリーを解読して、仕掛けを攻略していくところは「ルパン三世 愛のダ・カーポ〜FUJIKO'S Unlucky Days〜」に似た雰囲気でした
観終わって満足だったのですが、思い返してみれば割とおかしな点は多かったです
・仕掛けにたまたま五右衛門の斬鉄剣が対応していてを置いていくのだけれど『五右衛門が斬鉄剣を持っていたら後から来る敵を一掃出来てしまうから』感がすごい
斬鉄剣が無かったらどうしていたのか
・散々レティシアを利用して改心する要因がろくにないのにレティシアの盾になったランベール
無理やり感動させようとしている気がする
・報連相が全然出来てない上に弱小な敵ドイツ軍。ヒトラーの安否を知らなければ、警察&ルパン一行に簡単に圧倒されて制圧されている。
・驚異的な重力を操る古代兵器にセーフティーが無い(普通自滅防止装置は付けるだろうし、もし作動させれたとしても中断させられない仕様がバカすぎる)
上記点で★-2としました
想像してたより良かった
想像してたより面白かった。
ルパン三世だね。と言う感じはするけど、あまり目新しさはないかな。過去のシリーズや売れたアニメをつぎはぎにした感じがしてしまう。
あれだけ、テレビシリーズや映画、テレビスペシャルが作られていると、目新しさは難しいんだろうけどね。
ランベールやゲラルトにはあまり違和感感じなかったけど、レティシアの広瀬すずには少し違和感が有ったかな。
CGならではの映像もあって、話の作り込みがもう一つなところは有るけれど、全体的には楽しめました。
髪の毛や次元の髭をリアルな画像にしてた割にルパンの体毛がツルツルなのに違和感過去の作品ではすね毛とか描かれていたような…
DQ5の酷評にビビッて遅まきに視聴……感動しました。
DQ5が子供時分初めてプレイしたRPGだったため、
「イメージを壊されたくない」心理でユアストーリーは観ませんでした。
予告編のタイトルロゴの手抜き感と青年主人公の表情が幼すぎたため、
未視聴ながら感情移入はしにくかったろうなと、後悔はしていません。
それがこのルパンを映画館で観て、あちらも何かの機会に観たいと思うようになりました。
それほど、娯楽フィクションとしての粋が詰まったルパン作品でした。
映像の美しさと声優さんの熱演、粗はあっても上手くまとめられたストーリー、透明感のあるヒロイン。ヒロインというより彼女も主人公なので、最後に流れる曲がより胸に来ます。
今更ですが、CG表現の進歩には驚きました。
制作に携わったすべての方に、ありがとうと言いたいです。
これぞ「ザ•ルパン」の傑作! (個人的には)
ルパンは子供のころ何度も何度もテレビの再放送で見ました。
「マモー」「カリ城」はリバイバルで観に行きましたし、「バビロン」やパート3はリアルタイムの世代です。
しかしちゃんと見たのは「風魔一族」くらいまでで、その後の年イチのスペシャルや映画は見たり見なかったりでした。
子供のころあんなに大好きだったルパンも、今やドラえもんやサザエさん的な、「つまらなくはないけどすごく面白いわけでもない」作品になってますよね。
アニメのルパン映画だったらまず観に行かなかったでしょうが、今回はCG作品ということで、どんなもんだろうかと、どうせそんなに面白くはないだろうと期待せずに観に行きました。
そもそも監督が当たり外れの激しい山崎貴監督ですからね。
また栗貫ルパンも、交代当初のなるべくルパンのセリフを少なくしてる感がずっと引っかかってるってのもありました。
で、いざ鑑賞。
面白かったです。びっくりしました。
ルパンがこんなに面白いなんて!
ストーリーはコテコテの展開で、ほとんどこちらの思ったとおりに進みます。
しかし脚本も担当した山崎監督、何がルパンの面白さなのかを相当研究しているように感じました。
おそらく観る人は「カリ城」を思い浮かべながら観ると思います。エンディングテーマまで含めてかなりカリ城に寄せた作りになってます。
さらに観る人は、ルパンだったらこうだろう、とか、ルパンにはこうあってほしい、と考えながら観るんじゃないでしょうか?
本作のルパンはまさにそういったルパンらしい動きと展開をしてくれます。
そしてそれがルパンの面白さなんだと山崎監督が判断したんじゃないでしょうか?
いや、まさかルパンがこんなに面白いなんて。
まさかルパンをこんなに面白くできるなんて。
ほんとうにビックリです。
私の中で、「カリ城」に次ぐルパン映画の傑作になってしまいました。
久しぶりに、終わったあと「観てよかったな~」と思えた作品です。
さすが、誰もが知っているエピソードの寄せ集めで「stand by me ドラえもん」という名作を作り上げた山崎監督です。
本作は、ルパンに目新しいストーリーを求めている人には面白くないかもしれません。
本作にはストーリー的な目新しさや意外性はまったくありません。
しかし、ルパンに"らしさ"や"定番"を求める人には非常に面白い映画だと思います。
これぞザ•ルパン、といえるほどコッテコテのルパン作品で、ルパンの面白いトコの寄せ集めのような作品です。
これは「アナ雪2」が、「アナ雪」に固定のイメージを持ってしまった人にはウケが悪く、そうでない人には評判がいいのと真逆のパターンなんじゃないでしょうか。
ただ「stand by me ドラえもん」と同じく、過去作の一番面白いトコを集めたような本作は、次回作を作るのは難しいでしょうね。
あと唯一残念だったのは、次元の小林清志さんの声がこもっててよく聞こえないことです。直前のTVスペシャル版でもそうでしたが、次元ひとりだけひねり出したような声で明らかに音質も悪くてで。
さすがにそろそろ•••。
FRISTと言わずSECONDにTHIRDと続いてほしい
予告の時点でまず観て大失敗はないであろう感触は感じていました。
ルパン三世が誕生したあたりの60年代後半あたりを舞台にしてるので
ノスタルジー感あふれる時代(第二世界大戦時とか戦後とか)を作らせれば
まず外れない当監督の手腕と、少し前の例の【ドラクエのあれ】とは違い
ルパン三世のデザイン変化の激しさには個人的に慣れている点を加味しても
CGになった彼らには違和感どころかむしろカッコいいと思っていました。
さて内容はというと、正に教科書の様な“ルパン三世”って感じで音楽は勿論
大野雄二氏が手掛け、迫力の演出にキャラの動きは見事にルパン、狙うお宝は
オーバーテクノロジーで荒唐無稽な存在なのもらしさが出ております。
声優に関しては多分に漏れず特別出演って事で俳優やアイドルが声を当てており
正直本業の人で良いんでは無いかと思ったもののキャラデザインは上記で言及した通り
ルパンらしい動きとも相まって非常に良かったです。すべからく全ての登場人物は
高品質の見た目ですがとりわけ次元とヒロインへの気合の入りぶりは一塩です。
ストーリーは【インディジョーンズ】と【天空の城ラピュタ】の要素に
ルパン三世を加えた感じでして、かつてナチスが探していた古代兵器を巡り
ナチス残党とルパン一味+ヒロインが争奪を繰り広げるアドベンチャー映画
って感じです、マニアックな話をすれば【墓標・血煙・嘘】に存在する
血生臭くダークで大人向けというよりカリオストロ系列の義賊的ルパン
の傾向が強いです。監督もカリ城大好きと公言してましたが然もあろうと
思わせる好きっぷりが随所で感じます、“昭和一桁”発言とか。
敬意を持って制作している故、我と個性は抑えめで新しさは無いものの
何事も初めの掴みは大事ですし、スピーディかつダレのない展開で
もっと見ていたいと思う内に終わってしまう位に引き込まれます。
尤も気にならなかった部分が無かった訳ではなく、個人的に引っかかりを
覚えたのは敵サイドの老人学者の人間性が複雑すぎだったという点です。
この老人
①間接直接含めヒロインの家族を死に追いやった仇役
②数年後に何故かヒロインを引き取る(思惑があるらしいがそれが分からない)
③これまた何故かヒロインに泥棒めいた汚れ仕事をさせる(思惑ってこれ?)
④その一方でヒロインの生来の考古学センスに嫉妬
⑤昔の優秀な研究員だった頃の栄光に縋り付いている
⑥ヒロインに情が移ってる(にしては彼女の希望を踏みにじる様な事をする)
⑦人類史に残る発見を成したら自分が偉大な存在になったかの如く突然増長
⑧色々あって撃ち殺されそうになったヒロインを助けて死ぬ
など欲張り設定を入れすぎて、最後の庇って死んでゆく所では走馬灯のように
幼少期のヒロインを引き取った時の記憶を思い出しながら死んでゆくのですが…
正直、深みのある感動シーンなのかもしれませんが、ヒロインの祖父と両親を
死なせ、ヒロインが行きたがっていた大学への推薦手紙は破り、劇中での態度は
功名心と傲慢さばかりが前面に出ていて、そこに優しさを突然出されてもと
思ってしまい、私には半端な敵にしか見えず、いっそ優しい部分を取っ払って
すがすがしい位の外道で良かったのではと考えてしまいました‐‐‐ただ昨今では
悪党にも一概には分けきれない複雑な人間性を付随させる傾向が多くなった気がしますし
私の好みの問題でしょう、これだけ一人のキャラについて長文で語っている時点で
この感情は「これが~だったらもっと良くなる」の心理かもしれません。
とにかく、見た目も上々で内容も手堅く小気味の良いストーリーですから
かなりの興行収入が見込めるポテンシャルは本来ありそうです‐‐‐が
現状、あの『ユアストーリーズ』の悪評の影響でかなり苦戦しているようです。
是非ともFRISTといわずSECONDにTHIRDOと見たいものです。
3DCGアニメーション、すごいな。実写みたいに見えるところもあった...
3DCGアニメーション、すごいな。実写みたいに見えるところもあったし迫力もあった。
登場人物がかっこいい。ルパンも次元も。
レティシアと峰不二子はアニメとはいえ、かわいいし色っぽいし
「ほとんど反則だぁ。」と思いました。
カリオストロに敬意を払っているとわかる作品
音楽がいい。カリオストロとシーンと音楽を合わせてくれてる気がします。
エンディングで、泣かせるところが欲しかったです〜。
小林清志さんの次元はやっぱりいいですね。
不二子が、捕まって輸送機から逃げるときに、ルパンが来たので無茶苦茶になるから撤収するというのも、カリオストロであったお決まりのセリフで、わかってるな〜と思いました。
残念なのは、脚本。少し話が違えば、もっといい映画になってたんじ「ないかと、、。
ルパンが初めて会うレティシアをお前と呼んだり、ルパンの言葉遣いが気になってしまった。声優さんのさいなのかな。
やっぱり、カリオストロはよく出来ている脚本だと。
広瀬すずが、棒読みに感じました。これは、キャスティングが失敗してるかなと。
少し残念だけど次回に期待!
「ルパン三世」は子供の頃からTVで見ていて大好き。
ストーリーも相変わらず良かった!
それに加えリアルな映像が凄い!
更に広瀬すずさんと藤原竜也さんの声も良かった!
実写の作品を観ていると錯覚するシーンもあって新鮮味がありました。
残念なのはどこかで観た映画のシーンが多すぎでオリジナリティーが少なめだった印象。
でも初の試みなので評価は高めにして次作に期待しています( ´∀`)
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