決算!忠臣蔵のレビュー・感想・評価
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斬新!面白い!
単純に面白かった。
忠臣蔵は、小さい頃から年末になるとテレビでドラマを放送しているイメージで、ちゃんと観たことはなかった。
今回、この角度から観られて面白かった。
お金がないという状態から、いろいろ考えて実際に敵討ちをしに行く。史実だから、登場人物たちの最期は決まっているのに、どうか生き延びて欲しい、なんて祈ってしまった。それくらい、赤穂浪士の一人一人が愛すべきキャラクターをしている。中盤で、矢頭が大石内蔵助の身代わりとなって死んでしまう。これ、衝撃的だった。
ダブル主演のはずなのに…と悲しくなった。
こういう風にわかりやすく面白くやってくれると、歴史好きが増えるんじゃないかと思った。私は子供の頃、歴史が大嫌いだったので。
キャストもみんな豪華で、芸達者で、個性的で面白かった。
何事にも資金は必須です
今も昔も金がかかる! 消費税ない時代でよかったね✨
過去の作品を覆した新しい時代劇
ご利用は計画的に
取っ散らかっている感が否めない
こんな角度からみるとは!
三谷幸喜監督が先に作らないとアカン映画やと思った
へーこの映画吉本興業プロデュースなんですね。台本に役者が合わせるんじゃ無くて、起用した俳優さんの個性で台本の役柄が作られてるように感じた。(新しい映画台本の手法かと)そんな手法やから、登場する俳優さんの個性と演技が映画で踊ってる。映画が生き生きと進行していく。この映画は、映画が、役者さんの個性の積み上げで構成されて映画全体のストーリーに合流すると言えば良いのか。普通の、大物俳優のだれそれさんだけが映画の中心に位置して、その他の俳優が「そうだそうだ」って言ってるってるんとちゃうんよ。所謂「忠臣蔵」と思ったらあきません。討ち入りの場面なんて出てこんもん←あ、これネタばらしなん?💦歴史の出来事を、裏方の事業計画=経理事務という視点から見る新鮮さと、役者の起用の仕方の新鮮さ。出色の映画ですな。中村義洋監督覚えとこ(^^)
★追記:同じ系列(笑いとペーソス)の最近の映画、三谷幸喜監督の「記憶にございません!」は全然面白くなかった。(少し前から駄作ばかり)。映画『決算!忠臣蔵』は、三谷幸喜が作らなアカン作品。三谷幸喜は時代考証で、重厚さを笑いに変える映画作るのが真骨頂やったやん。本人も「俺の作品やん!」って思ってると思うな。三谷幸喜は、もう終わった映画監督かもしれない。
#映画 #決算忠臣蔵 #中村義洋 #三谷幸喜 #記憶にございません
コメディー時代劇
出演者が吉本芸人が多いこともありコメディー要素がかなり強い映画でした‼️個人的にはコメディー要素がある映画は大好きなので良かったです👍最後の方はかなり映画に引き込まれる内容になっていました。
お腹を抱えて笑いたい方にオススメです。
吉本新喜劇の延長って感じ。そこそこ笑えた
時代劇を共感出来るようにした映画
お馴染み忠臣蔵をお金という視点から描いた今作。
最近、時代劇の銭勘定ものってよく見るような気がするけど、この映画の優れている点は当時のお金を現在の値段に換算した事だと思う。
身近な蕎麦が一杯いくらで、給料がいくらで、と順々に説明してくれるので、現代人の我々も江戸時代のことを身近に感じられる。共感出来るというのは凄く良いアイディア。
わからない物事をひとつひとつきちんと説明するだけで、面白くなるのだと改めて思った。
(馴染みがない職業映画を見た時と同じような感覚)
前半は少し退屈。大石内蔵助たちが討ち入るか討ち入らないかで悩んでいるうちに、お金をどんどん浪費していってしまう様を見せていくのだけど、作りがベタでコントっぽく中だるみしてしまった印象。
中盤、岡村演じる勘定方矢頭長助が死んだ後からテンポが良くなった。
リストラを告げるシーンでのピー音。ここから時代劇映画の枠を飛び越えていく。終盤の会議シーンでの金額の増減表現。映画というより、cmをパロディにした表現に近いのかなと思った。それもあってより身近に共感しやすいものになったのかも。(第四の壁を破るカットもあったし)
ラストの終わり方もこういう映画なら納得。
気軽に見られてああ楽しかったなとなれる映画。
こういうのは、意外と簡単そうで難しい。
あとは散文的に。
・音楽が時代劇っぽさをあえてださないようにしているんだけど、何かドラマっぽいというかあまり良くなかった。少し安い感じ。乗れるシーンで乗り切れない。
・石原さとみはああいう強い女性が似合うと思った。
・貝賀弥左衛門役の小松利昌の顔が良かった。
お金大事!
『討ち入りその他諸々にはこんなにお金がかかったんですよ!』というのが、わかる映画でした。
お金の説明に重きを置いているせいか、人物説明・人物自体はさらっとしていました。
ちょいちょい現代の金額や、比較する事例等が出て分かりやすかったです。
実話で本当は人情物や下手するとシリアスな人間関係路線になりそうなお話が、コメディで纏められて見やすかったです。
中村監督作品はやっぱり、岳くんと結子ちゃんですね!
惜しい。
悪くは無かったです。それなりに面白かった。予告編は見ていたので、一つ一つの活動に細かく必要経費が分かって表示されるのは面白い。
でも、あれだけ味のある役者さん達とお笑い芸人さん達がいて、大きな盛り上がりや、大笑いするような場面が無くて残念。(クスっとするくらいは笑いましたが。)
淡々と、残高が示されていく。
ただ、「我らも討ち入りを!」とせっかくやって来た若侍を見て、普通の映画なら「協力してくれる人数が増えたー!!」と喜ぶところ、「また経費のかかる人間が増えてしまった。。」と、心の中では落胆しているのは面白かった。
見方によって、何に重きを置くかで、同じ事象が全く正反対の気持ちにさせる、という切り口の映画としては、面白かったです。
総評としては、やっぱり何か見た後でもっと、面白かった!という満足感か、爽快感、痛快感とか心に残るものが欲しかった。妻夫木さん、西村さん、寺脇さんとかめっちゃ良い役者さん達居るのに、使いこなせなかった感じが残念でした。とても惜しい。
観賞ポイントが貯まったので無料だから気晴らしに、と見ましたが、正規料金払うのはちょっとためらうかな〜という感じです。あとこの作品は、私はリピート観賞はしないです。
改めて良かったところは、江戸に行く時、侍1人1人の横に旅費が表示されるのはとても面白かったし、不破さん役の方は刀の演技がかっこ良かったです。
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