決算!忠臣蔵のレビュー・感想・評価
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はとバス 講釈師と巡る忠臣蔵ツアー
皆様、好きな時代はいつですか?
私は平安時代です。雅な貴族文化の時代だからか?
違います。私が単純に百人一首オタクだからです。競技かるたの経験は無いのですが、小学5年の時から好きです。最初に憶えた句は藤原定家です。それ以降、全句暗記しました。高校の
時は全校大会で優勝した事も有ります。
ある映画を観た時、 「百人一首をひとつ憶えるのは一人友達が出来るのと同じ事だ」という
台詞が有り、非常に感銘を受けました。なんの映画かわかりますよね?
私は全部憶えていますので100人友達がいるのです!やってみたい事が有ります。
ひゃくにんで たべたいな ふじさんのうえで
おにぎりを パックンパックンパックンと
あとイナバの物置の上にも乗ってみたい!
勿論、中心は藤原定家です。私の場所は・・・
あっ?!私を入れると101人だから乗れない!
見てるだけだった!残念!
本当にいつもですがまくらが長くてすいません。
私が忠臣蔵を好きになったきっかけは森村誠一の同名著書を読んだからです。
それまでSFかミステリーばっかり読んで、時代小説は一切読みませんでしたが、まっ森村誠一なら読んでやってもいいかなあ、と上目線で
この大長編を読み出したのですが・・・
もう、あなたビックリですよ!面白い!悪魔的に面白い!全部が詰まっている。読む前の私を成敗したい!
という事で読み終わってから忠臣蔵オタクですよ。江戸時代も大好きになりました。
私は都内在住ですがはとバスに乗った事があります。その名も・・・
はとバス 講釈師と巡る忠臣蔵ツアー
まず泉岳寺に行って、47士のお墓に手を合わせます。その後江戸城、つまり皇居ですね。
刃傷沙汰のあった松の廊下跡に行きます。まあ
何も無いのですが石垣はあるので往事を偲ぶ事ができます。
講釈師は本当に話しがうまい。見てきた様な嘘を言います。
昼食後、両国に行きます。江戸東京博物館と回向院、そして吉良邸の跡地です。前の二つは、そこそこ面白いのですが吉良邸跡ですよ。
単なる空き地じゃねえか!
私は東京ガッカリ名所の第2位に認定しました。ちなみに1位は日本橋です。でも講釈師が、なんとか盛り上げようと頑張っていたので許してやるか。
偉そうに言うな!
ところがです。ツアーの客じゃない、一般人が講釈師の話をただ聞きしやがってる!
こらーずるいぞー
まあでも私も他の観光地に行った時この作戦を使っています。てへぺろ。すいません。
さてこの長いまくらを読んで頂きありがとうございます。もう少しで終わりますよ。
この映画で感心したのは貨幣価値を全部現在の貨幣価値に換算してくれた事です。そば一杯が16文、現在だと480円で1文30円という換算です。この親切設計のおかげでわかりやすかったです。全編に渡って現在の貨幣価値に換算してくれて助かりました。
吉本が製作に入っていますので吉本の芸人さんが沢山出ています。ついでにギャランティも出してくれたら、いいかなと思いました。例えば
西川きよし 100万円 桂文珍 80万円 木村祐一 50万円 無名の芸人 800円(交通費込み)
DVDになった時やってくんないかなあ・・・
無理か。
週刊誌に中村監督が出ていました。みんなが知っている、この悲劇を喜劇にするのも大変なのにさらに感動も入れてくれと松竹は言ってきたらしい。こらー松竹!お前の欲求は富士山レベルか!
また吉良邸跡に行こうかな。
個性が生かされていない
豪華キャスト陣ですが無駄遣い感がある。登場人物が多過ぎるためにそれぞれの個性が全く生かされていない印象で非常に勿体無い。映像も時々ブレたりボケて見えたりする為にかなり見にくい。内容も退屈で時間もかなり長く感じた。
2019-258
庶民派
おー、なるほど。
そういう内情もあるわな、な作品。
あまりに有名な赤穂浪士たちの話。
その懐事情をあれやこれやと。
数々の名場面が視点を変えて語られる。架空かどおかはこの際どおでも良く…その判断基準が「経済」という視点が面白い。
それを吉本という会社が作るから、尚の事面白い。最早、守銭奴という言葉は侮蔑の類いではなく羨望からくるのかと思う。
戯曲的な側面もある物語が、一挙に身近に感じた。関西弁の威力も絶大である。
標準語の忠臣蔵は馴染み深いのだけれど、よくよく思い返してみたら関西弁の忠臣蔵は斬新だった。
こおも現実味というか、ご近所感が増幅されるものなのか…。
掛け合いの会話に血が通う印象だった。
仰々しい表現は尽く鳴りを潜め、その時代を平然と生きている人達にも見えてくる。
今も昔も、先立つものがなくては何も出来ない。金がないのは首が無いのと一緒と呟いていた曽祖母の言葉を思い出した。
ただ…
切り口としては面白いとは思うが、また観たいかと問われれば、いいえと答える。
英雄譚の裏側を観たいと思わないからだ。
結局、討ち入り当日の描写はなく、金というしがらみから抜け出せた蔵之介の表情が印象的だった。
そうなると、だ。
語り継がれる義心伝が途端に俗っぽい話に様変わりする。
面白かったよ?
面白かったけど…生々しい金の話に、日本の義の精神が汚されたみたいで、なんか嫌だ。
まぁ、現代的な金勘定の考え方もあったとは思うのだけれど、おそらくならばそれを行使するべき精神論が当時とは驚く程に差があるので、暴露というよりは、エンタメなのだろうな。
冗長で平板
一言で言えば 面白くない。忠臣蔵を費用の面から描いているがストーリーに起伏がなく、途中で眠くなった。喜劇仕立てだけど笑う場面がほとんど無い。CGも一昔前のCGみたいでお金をかけていないのがわかる。吉良上野介が出てこない(?)のにはびっくりした。討ち入りの場面も無いのは予算の関係だろうか。
コスト削減でも中身は充実の忠臣蔵
忠臣蔵を資金管理からのアプローチで描くのが、目からウロコで面白かったです。コスト削減に必死な勘定方と経費使い放題のイケイケの討ち入り派の対比が、会社の経理部門と営業部門みたいで笑えます。演出もコミカルに走らず、吉本の芸人さんが大挙出演しているのに意外と抑えたパフォーマンスなのも好感が持てます。特に勘定方の岡村隆史の経理マンは、ドンピシャの好演でした。討ち入り直前で終わるのはびっくりだけど、勘定方の戦は討ち入り直前の決算ですでに完了しているから、吉良も討ち入りもない忠臣蔵になるんでしょうね。
もう少し、、考えませんか?
中途半端すぎます。どっちつかずです。
忠臣蔵を講談などで知っている人間としては面白くなく、
コメディとしても物足りなさが残ります。
いい演者を使っているだけに、もったいなさが残りました。
ひょっとしたらよしもとがからむとダメなのかもしれません。
あまりお勧め出来ません。
新鮮な決算
おもしろーい。
私も管理部門で予実管理してた時期があるので、なんだか懐かしくなりました。ま、会社なので報告必要で、隠しておくことはできないのですけどね。
当時はコスト管理厳しくやっていた時でもあって、職業病で何か見るたびにコスト計算してたような。それこそ、この映画のように、人や設備を見るたびに、横に値段が出てくる感じでした。ある意味ビョーキでしたね。
そんな意味で、旅費◯◯円などの値段が人の横に現れる演出は、なかなか楽しめた。
見ながらも、東京までの旅費宿泊費で36万円(だっけかな)は、なかなか高いなーとか、いまだと海外旅行の方が安いかも、とか。さらには、最近の出張で兵庫あたりへ総額7万円くらいで1泊2日で行け、新幹線や飛行機の便利さに改めて感謝するとか。映画館では使ったことない脳を使った気がした。お金の面から見ると、討ち入りも楽じゃ無いんだなと。これが戦になったことを思うと、とてもでは無いが勘定方はやりたくないですね。
キャストは岡村をはじめ、吉本総がかりで来た。西川きよし師匠まで登場して、豪華版。主演の堤真一をはじめ、妻夫木聡、濱田岳、阿部サダヲ、石原さとみ、竹内裕子などなど惜しげもなく投入。
なかなかすごいけど、この映画の決算はどうなのだろうか。昔の職業病が振り返してしまい、気になるところではある。
忠臣蔵を違った視点で描いてるユニークな作品
従来の古典的な忠臣蔵を違った視点でコミカルに描いた作品で、これはこれでありだと感じた。子どもも大人も楽しんで見られる。
出演者は役者さん、お笑い芸人と色々なカラーだが芝居はちゃんとしてる。
忠臣蔵を冠してよいものか?
忠臣蔵とは、武士道かくあるべしという美談であり、歌舞伎の演目や講談のネタであり、また映画やドラマの格好のネタである。史実はどうだったかと探るほうがむしろ野暮だよとでも言わんばかり、散々ネタにされてきた物語だ。だからこそ、日本人にごく僅かながら遺っているはずの忠義とは何かを描くべき。しかし、予告段階でコミカルなのは理解していた。演者から言って、超高速参勤交代みたいなものかと期待していた。たぶん面白いんだろうな、と。
従来の忠臣蔵に描かれているシーンが全くないのはある意味挑戦的。だが、仮名手本忠臣蔵をはじめ忠臣蔵美談で散々ゼニを稼いできた「松竹」がやることか?
吉本が絡んでいるのはどうでもいいが、では笑えるかというと全く面白い要素がない。この程度描いておけば客は笑うだろ、的なノリが気に食わない。算盤勘定シーンが多用されているので、あえてこの作品に払える金額を言えば、確実に十六文未満(かけそば未満)である。
何をするにも銭が要る
何度見たか分らない赤穂浪士の物語の中で、異彩を放つ一品。事務方の現実的な「収支」を視点にした物語は、興味深かったけど、ついこの前、引っ越し侍があったからなぁ、なんて思ったりしました。
吉良は出て来ないし、討ち入りの戦闘シーンは無いし、こんなの初めてw
ちっとだけ肩透かしは喰らったものの十分に楽しませて頂きました。いや、時代劇は石原さとみのモンだよ、って思いました。富士額ですね!
芸人出すぎ
堤真一さんと濱田岳さんが頑張った作品。
お騒がせアイドルが出るって事で低評価が多いが、ナイナイの岡村さんが出る事は知ってたが、テレビのお笑い芸人出すぎ!
コメディ映画だとしても、テレビのバラエティーのコメディとは違うし、テレビのバラエティーがダメなので、俳優にでも??と見てしまう。
その分、本物の俳優さんの 堤真一と濱田岳さんが映えるとも言える。
岡村さんも、まぁ悪くないが、、もう映画のスクリーンでは見たくないかな、、、
最終的に、面白い映画だったが、テレビ芸人の映画の流れは 止めて欲しい。
フィクションと現実の間
この映画で描かれてるのは主君の無念を晴らすために様々な艱難辛苦に耐えて遂に本懐を遂げる「義士」の話ではない。
限られた予算の中で何とか目的を達成しようと泥水でも何でもすすろうとするかっこ悪い「浪人」の話だ。
これこそが芝居でもてはやされた赤穂浪士の“リアル”である。
そうは言いながら、討ち入り以外の忠臣蔵名場面を要所要所に抑え、時にかっこよく、時にコメディに描いた本作は間違いなくこれまでの忠臣蔵のイメージを覆すであろう。
忠臣蔵の新しい描き方としてとても新鮮で面白く、討ち入りを描かず、錦絵などで代用するのには思わず「お〜〜」と感服してしまった。
俳優もとても豪華な面々が揃い、番方の金のことを一切考えず、見栄と彼らなりの道徳で突っ走る姿がとても上手かった。
また、堤真一さんの、番方と勘定方の板挟みになる、苦悩するかっこ悪さがよく出ていて、新しい大石像を生み出したと思う。
ちなみに、矢頭長助は病死であり、殺されたとするのはこの作品のフィクションであるようだ。
なかなかにオモロかった
忠臣蔵作品は数多けれど、この視点は初めてではないか。討ち入りシーンもないし。大石内蔵助はもともと金持ちで、多少は義士たちに援助したろうけど、義士たちは内職や内偵と称して店勤めなどでお金を稼いで時期を待っていたと、漠然と勝手に思っていたが、確かに武具調達なども考えれば大変だよね。
今はそうでもないかもしれないけど、勤めていた会社でもその昔は、営業や花形研究の部門では後先考えずに予算を使い果たし、間接部門が苦労しながらお金を捻出してたもんな。いつでも同じってことだな笑笑。
吉良はどこへ行った
吉本興業が製作のコメディ時代劇、のはずでしたが、出演した芸人さんたちが思いのほか真面目で熱心に取り組んでいるため、当初の狙いからはズレているようで…本業の芸人さんたちより、堤真一さんや濱田岳さんがお笑い部分を受け持っているという、ある意味奇跡な、笑いにくいコメディ。
また、W主演の岡村さんの出番が少なめ(渋くて味のある脇役です)で、むしろこちらをメインにした銭勘定中心のストーリーのほうを見たかった気がします。
討ち入りシーンについては、最近の歴史的評価が「組織的犯罪」とか「集団テロ」とかに変わりつつありますし、これで良かったのかも、と思います(コメディですからね)。
W主演とは
片方が中盤頃に退場するし、魅せ場も特に無い。
キャラクタとしては好きな部類だし、演技にも特に文句は無い。
ただ、主演とするならもう少し大石との仲を掘り下げる描写や、死後に与えた影響みたいなものを組み込むべきだと思うのだが…。
作品としては全体的に単調で、時代劇としてもコメディとしても中途半端。上映時間も長すぎる。
算盤担当以外が徹底的に無能に描かれており、全く成長もしない。登場人物の八割超が怒濤のクズで終始イライラする。
金勘定を軸に忠臣蔵を描くと言うコンセプトは良いのだが、活かし切れていない。終盤に登場する財源表示を最初からやれば、もう少しはマシになったのでは?
比較として『引っ越し大名』や『武士の家計簿』などを観ていると評価が凄まじく下がる。
よしもとお遊戯会という揶揄もあるが、頑張っている人も居るし、大声を張り上げるだけのお遊戯会の人もいる。玉石混淆だが、押し並べて評するにやや低質。
好きな芸人なら微笑ましいが、嫌いな芸人なら台無しにする毒に映るだろう。
総評として、映画館で観るほどではないが地上波放送は怪しいし、レンタルで観る事は無いだろう。
キャストはよかった
堤真一に岡村隆史、石原さとみ等キャストだけでも、非常に興味をひく作品です。
タイトルにある通り、忠臣蔵のお金に関する物語です。
いきなり藩主を失い、お取り潰しに対して、籠城し抵抗、仇討ちするか、
開城して御家再興を目指すかというところから始まります。
浪士となってしまうため、
退職金の話になり、籠城するか開城するかで額がぜんぜん違い、
藩主への忠義を果たすため、仇討一色になっていた一同も心が揺らぎます。
また藩主の親戚からの意向もあり、
御家再興も立派な戦だと、開城してしまいます。
城や屋敷を明け渡し、財務整理をやっていくこととなります。
役方(事務)と番方(侍)で分かれていて、
番方の大石内蔵助はお金の使い方を知りません。
先を見越して、節制し運営していく考えもできなかった。
番方は、お金のことを考えずに行動します。
飲み食いや風俗で豪遊、変な屋敷を買ったり、無駄な旅費・・・
岡村隆史演じる矢頭長助をはじめとする役方がうまくやり繰りをし、余金をつくっても、
すぐ使われてしまい、どんどんお金が減っていく状況が続きます。
リーダーの大石は、矢頭にお金のことについて指摘されますが、
変化ありません。😢
また、御家再興のために協力者に投資をしますが、騙されお金だけ取られる始末。
塩で儲かる赤穂という土地を、お上が易々手放すわけがなく、
そもそも御家再興は無理な話だったと大石内蔵助が理解するまでに時間がかかりすぎており、
討ち入りを決定しても、それまでの間の無駄遣いが多すぎたために、
討ち入るためのお金がありません。お金がないため、江戸まで全員つれていくこともできません。
討ち入りメンバーのリストラが始まります。
人数をしぼってもお金はたらず、決行日の藩主の命日までの衣食住も厳しい状況です。
困っていたところ、ターゲットの吉良は屋敷をよく留守にしていますが、お茶会の時だけ、屋敷に戻ってくるという情報が入ってきます。
そのお茶会は今月で、今月ならお金的にも討ち入れるということで、討ち入り決行、エンディングへ。
大石は、情報収集能力がなさすぎて、すべて後手に回り、完全にただのでくの坊と化しています。
周りの人も、知らないことを良いことに利用しまくっています。
問題は多々ありましたが、決算は完了して、元藩主の妻、瑤泉院へお金を返金できたことは、少し感動しました。ただ無駄遣いしすぎですが。
現代価格でいくらと表示してくれているので、わかりやすいです。
お金の話と、ギャグ中心のため
刀での戦闘シーンはほとんどありません。
吉良を打ち取ってるところもありません。
キャスト、配役はとても良かったですが、
ギャグも微妙で、お金の話がずっと続くので、起伏も少なくダレてきます。
また、忠臣蔵、赤穂浪士の物語を知らない人は、わかりにくい部分もあります。
忠臣蔵の物語を少しでもチェックしてから、映画を見ることをおすすめします。
どこまで史実通りなのかわかりませんが、忠臣蔵の物語をお金の側面で展開していくのは、
すごいなと思いました。
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