天気の子のレビュー・感想・評価
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空虚な青春映画
○雑感
毒にも薬にもならない空虚な青春映画です。RAD何某がお好きな方のみご覧ください。
○ダメな点
・1番良い点でテーマソングが台詞と被るので、正直邪魔です。せめて別々に聞きたいです。
・展開が前作の「君の名は」とあまり変化が無いように感じましたが、そういう監督さんなのでしょうか?
前前作も前前前作もそうなんでしょうか?
・この世界には悪い人がいない。その点が世界の陳腐さを演出しています。
・何故、ヒロインは特殊な力を手に入れたんでしょうか?説明が薄いのは良いとしても、もっとそこを掘り下げて描くべきではないでしょうか。
○良い点
・声優陣の演技は目を見張るものがあります。特に平泉成さん、倍賞千恵子さんの声の説得力。
・やはり映像の美しさ。しかし、現実とは少しデフォルメすることで作者の描きたい箇所を浮き彫りにしているように感じます。
賛否あると思いますが…
構成?が「君の名は」に似ていた気がする。新海誠監督の今までの作品、「星を追う子ども」や「言の葉の庭」の要素やニュアンスもあり、新海誠さんらしい作品だったと思う。
警察から追われるところは、何となく「火垂るの墓」を思い出したし、クライマックス辺りは「天空の城ラピュタ」や「ハウルの動く城」を想起させた。
それを踏まえるとやっぱり、宮崎駿監督は多大なる影響を与えてるなと思う。
東京が3年間雨っていうのは少し笑えたが、改めて考えると、今のコロナが雨に変わり、マスクが傘になったと考えると、身近な問題にも捉えられた。
それでもこの世界で生きていく。僕たちは大丈夫。と思えるように生活していかなきゃなと思った。
今更ですが
天気の子を改めて見てみて思ったことを書こうと思います。あくまで個人の感想であり、人には人の感性があるので意味わからんと言う人もいると思いますがご了承ください。
この作品ははっきりいって前作とくらべると万人受けする作品ではなく、帆高がなぜ家出をしたのかなどの詳しい部分は描写されていません。なのでストーリー中心に見る人には少し苦しい作品かもしれません。
ここからは、私の解釈なのですが、この作品は現代の社会が科学という武器を使って自然を支配している現代を風刺した作品だと考えました。この作品で中心に描かれていた「雨」をひなの晴れ女という力を使って自然をコントロールすることを善であることとし、それを当たり前とし何も思わない現代人に対して、帆高が「銃」という武器を持ち立ち向かい、現代の問題を提起している作品であるために、帆高の家出背景という新海監督が伝えたいものとは関係のないものは詳しく描写されていないのだと考えました。
作品紹介でも新海監督が今回の作品は万人受けを狙っていないといっていたように、見る人によっては、ただの風景描写が美しいストーリー性がはっきりしない映画になったり、現代の社会問題を風刺した作品に見えるのではないかと思います。
この作品の趣旨が理解され、多くのひとが現代の社会問題に向き合うようになってくれることを願います
これで私の妄想を描きおさめたいと思います。
タイアップの多さが没入感を遮る、合わなくなった一因もある描写
この作品の前評判が高かったこともあって、それなりのハードルを建ててしまった。スゴく面白かったが、「普通のアニメ映画」に写った。
まず、タイアップの多さ。実在するメーカーを作中に登場させることのメリットも分からなくはない。ただ、その情報量の多さが没入感を遮る。都会の重々しい空気を映し出せているとは思うが、なんか違う。
次に、過度な描写と釣り合わないバラードのような展開。拳銃に年齢詐称、議論したくなるようなラスト…。そこに行き着くまでの過程が大袈裟だったりして、そこまでハマらず。キャスティングは良かったとは思うけど…。
そりゃハードルをガンガン上げたから致し方ないのかもしれないけど、中弛みにも写ったのだからそういう事なのだろう。次はハマるといいな。
いっしょだろ、前作と
結局好きな女の子を救いたい少年のてんやわんやという意味では
劇場公開時にみたんだが、スマホに最近変えたのと、身体壊してたりしたので感想がおくれた。別に誰に求められたわけじゃないが・・・
まーだ君の名は、のほうが話をひねってただけましだったかなあ。どっちも再度みる気にはならんがね
新海監督はしかし、むかしからテーマがけっこうおんなじな気がする。結局は恋愛形は違えど恋愛
それでまたもや、なんとかリプス?バンド名が覚えられんの曲がかかりまくりだね、よほど好きなのか大人の事情か知らないが
しかしどうにも、東京への悪イメージつよすぎだ。ここまで、東京人はきつくないだろ。よほど上京したときイヤな目にあったのかね、監督は
あと、アメリカじゃないんだから、拳銃拾うとかまずありえないだろ、ゴッドファーザーかよ。
これ、あずかってくれ!袋開けたら拳銃
みたいな
やっぱり女の子がかわいいのと、小栗旬が声あててたうさんくさいライターのめい、だっけが美人な分加点
あと、天に召されかけた女の子(名前忘れたぜ)を助けに行った主人公とふたりで落下してくる場面は場面としてはよかった。
でも、やはり中身なさすぎ。
【結論。君の名は。>天気の子 でも面白い!】
・新海誠監督の「君の名は。」から3年ぶりとなる新作映画です。
・離島から東京に家出した少年「帆高(ほだか)」と、祈ると天気を晴れにできる不思議な力を持つ少女「陽菜(ひな)」が出会い、その不思議な力を基軸として様々なドラマが展開される、という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
1.「君の名は。」ファンには嬉しいサプライズ
2.終盤の畳みかけはほろりと涙を誘われます
3.さらっと観やすい
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・「運命」や「代償」というスピリチュアル的(SFチック)な外的要素の中で翻弄されながらも一生懸命生きる少年少女の物語は、どこか懐かしく温かくなれるものでした。ここが共感できない場合は、なかなか、最後まで観るのはしんどいかもしれませんね💦
・彼らが大人になるための一歩として「責任のある選択」を迫られてどう進むのか、という部分がドラマとしての大きな盛り上がりのように思いました。
・特に終盤に畳みかけるように進む物語には、ほんの少し、ほろりと涙が誘われました。
[演出]
・さらっと観てしまったので、特に際立って感じたものはありませんでした。
[映像]
・「天気」がテーマな分、空からの視点など「壮大な画」が盛りだくさんで、映画館で観たほうがきっと楽しかっただろうな、と思いました。(今回はTV視聴)
[音楽]
・特に際立って感じたものはありませんでした。
[演技・配役]
・主人公たちの声優さんの声がとにかくよかったです。前回の「君の名は。」もそうでしたが、優しくてどこか大人っぽさのある子どもの声、という部分では何も考えずにすっと入ってくる感じです。帆高を「醍醐虎汰朗」さん、陽菜を「森七菜」さん、が演じられているそうです。
[全体]
・今回、さらっと観てしまいましたが、それでもそのとおりさらっと観れる観やすいエンタメ映画でした。
・ゆっくりしっかり観れば、もっと深いテーマが散りばめられている気もするので、それはまた次回の楽しみに。
・「君の名は。」の衝撃が強すぎて、個人的に比較してしまうと「君の名は。>天気の子」という結果でした。舞台が「東京」という場所の設定が、表現されているSFチックな要素と自身が持っている現実感が、心の中でぶつかりあってしまい思ったほどのめりこめなかったかも?と感じました。もちろん、普通に面白く観れるおすすめの映画であることは言わずもがなです。ありがとうございました。
#映画 #アニメーション #新海誠監督 #天気の子 #君の名は。 #醍醐虎汰朗 #2019年 #森七菜
#全体3.7 #物語3.7 #演出3.7 #演技3.8 #配役3.8 #映像3.8 #音楽3.7
結局、何を伝えたかったのか
人柱と純愛は天秤にかけられるか?
何とも古代的な人柱の発想にドギマギした。人類史上いにしえの時代からの自然崇拝。現在でなければ作品のテーマにもならず、作品中の言葉で言えば都市伝説にもならず、命を捧げる美談物語ですんだかもしれない。
現代の若者は、愛を選び、街の水没を肯定する。それで良いじゃないか。この作品の流れでは、個の幸せを優先しても良いケースだと思う。数年の歳月を経て、再会する二人に拍手。でも、今だから、きっとネット上で語り合っていたんだろうな。やや脚色かなあ?
水没した東京は悲しかったが、「君の名は。」よりもいいドラマだった。展開も登場人物のキャラクタもよくできていた。
新海ワールド、味わう
新海誠監督といえば、「君の名は。」で知られる名監督である。新海ワールドといわれる映像美の世界は、鑑賞者を現実世界から映像作品の別世界へと惹きつける。今回、テレビ放映されたので初めて観たが、劇場の大画面で観るにふさわしい映像だったので、これは映画館で観るべきだったと反省している。今作は、主人公・穂高(醍醐虎汰郎)が中学卒業を機に単身上京するところから物語が始まる。実際に、東京の街を歩いたことがある人であれば、既視感を覚える作画である。現実を忠実に反映しつつも、アニメーションらしさも損なわない。どこか不思議な世界である。穂高が「天気の子」である夏美(森菜々)と出会い、彼女が「祈る」ことによって空を晴らすことができるという特殊な能力を活かしてビジネスをしようと言ったのも、今の世の中ならば突飛には思えない。もちろん、フィクションだとわかっているが、作画もセリフも「細部にリアリティがある」という今作の特徴をよく表している場面であった。二人の恋模様については、恥ずかしながら、それがリアルなものなのかどうなのかわからなかったのだが、他を顧みず、彼女への愛情により行動する穂高は爽快だった。世の中(の天気)が狂っていたとしても、自分たちだけはまともに愛し合いたいと願う気持ちは、現実世界の人々とて同じだろう。二人の結末をこの場で語るのはもったいない。ぜひ一度鑑賞していただきたい。
世界の形を変えてしまったんだ
なぜって訊かないで
全体的に尾崎豊っぽく、若さ純粋さ愚かさからの破滅型ラブストーリーを綺麗な絵と音楽で柔らかく仕上げた感じ。
なぜ島を出たのか、
なぜ東京はずっと雨なのか、
なぜ拳銃を拾う必要が(物語上)あったのか、
なぜ代々木の廃ビルの屋上に空につながる社があるのか、
なぜ晴女が願うと晴れるのか、
なぜ雨粒が魚になり、雲の大地の上に雨の神の龍が棲むのか、
なぜ?を摂取するたびにそれが解き明かされるカタルシスへの期待が高まったが、なにも解決しなかった。
何一つ解決しなくても大丈夫、全部捨てて大事な人を選んでいいんだよ、
という話のために用意した設定をわざと見せなかった?
・・・のはいいのだけど、
「君の名は」が世界の謎・現実との対決・二人の関係を上手く連動させて解決したのと比べると肩透かし感は否めない感じだった。
前々前世な音楽と編集は心地良いが。
最後が…
途中までは展開が早いし飽きず面白かった。
ただ最後が…!
畳み掛けるような主人公の台詞で終わったけど、「え?どゆこと!?」ってなった(笑)
勢いと良い感じの言葉で終わらせればそれっぽくなるだろう的なものを感じてしまった。
結局雨を見て「お魚さん」発言をした男の子はなんだったのか(多分小さい頃の主人公?)分からないままだったり、頑なに家出していた割には素直に地元に帰って高校生活送るんだなぁーとか、そんな簡単にひなはこっちの世界に戻ってこれるの?まだ晴れ女パワー使えるの?とか、多数のモヤッと感もあり…
何が言いたかったのか分からずでした。
街の映像はリアルだけど、物語は今一だな。
苦痛。ごめん。
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