劇場公開日 2019年7月19日

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「【結論。君の名は。>天気の子 でも面白い!】」天気の子 3104arataさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【結論。君の名は。>天気の子 でも面白い!】

2021年3月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

幸せ

・新海誠監督の「君の名は。」から3年ぶりとなる新作映画です。

・離島から東京に家出した少年「帆高(ほだか)」と、祈ると天気を晴れにできる不思議な力を持つ少女「陽菜(ひな)」が出会い、その不思議な力を基軸として様々なドラマが展開される、という大枠ストーリー。

[お薦めのポイント]
1.「君の名は。」ファンには嬉しいサプライズ
2.終盤の畳みかけはほろりと涙を誘われます
3.さらっと観やすい
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・「運命」や「代償」というスピリチュアル的(SFチック)な外的要素の中で翻弄されながらも一生懸命生きる少年少女の物語は、どこか懐かしく温かくなれるものでした。ここが共感できない場合は、なかなか、最後まで観るのはしんどいかもしれませんね💦
・彼らが大人になるための一歩として「責任のある選択」を迫られてどう進むのか、という部分がドラマとしての大きな盛り上がりのように思いました。
・特に終盤に畳みかけるように進む物語には、ほんの少し、ほろりと涙が誘われました。

[演出]
・さらっと観てしまったので、特に際立って感じたものはありませんでした。

[映像]
・「天気」がテーマな分、空からの視点など「壮大な画」が盛りだくさんで、映画館で観たほうがきっと楽しかっただろうな、と思いました。(今回はTV視聴)

[音楽]
・特に際立って感じたものはありませんでした。

[演技・配役]
・主人公たちの声優さんの声がとにかくよかったです。前回の「君の名は。」もそうでしたが、優しくてどこか大人っぽさのある子どもの声、という部分では何も考えずにすっと入ってくる感じです。帆高を「醍醐虎汰朗」さん、陽菜を「森七菜」さん、が演じられているそうです。

[全体]
・今回、さらっと観てしまいましたが、それでもそのとおりさらっと観れる観やすいエンタメ映画でした。
・ゆっくりしっかり観れば、もっと深いテーマが散りばめられている気もするので、それはまた次回の楽しみに。
・「君の名は。」の衝撃が強すぎて、個人的に比較してしまうと「君の名は。>天気の子」という結果でした。舞台が「東京」という場所の設定が、表現されているSFチックな要素と自身が持っている現実感が、心の中でぶつかりあってしまい思ったほどのめりこめなかったかも?と感じました。もちろん、普通に面白く観れるおすすめの映画であることは言わずもがなです。ありがとうございました。

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3104arata