天気の子のレビュー・感想・評価
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慈雨は降り続く
映画通では全くないけれど
前もってその予備知識等を読んでしまうと観ることに良いのか悪いのか
そう読み取らなくてはとかそう読み取れなかったなとか余計な意識が働いてしまい本来の感覚に多少なりとも影響がきてしまうことはあると思う
出演者等はこう話してたけども受け手の力不足でそうは受け取れなかったりまたもしかしたら逆もあるかも知れないそんなことをふと思う
だから個々で勝手に感じたり受け取ったならもうそれぞれそれが正解でいいと思っている(え?ダメかな...)
前置き長くなりました
この作品は実は
一人対その他、世界ではなく
「個人の尊重」が描かれていると思っています
私は帆高の陽菜に対する愛情に対し泣いたわけではありません
自分のことながら何故泣いたのかすぐに解りませんでした
時に悲しいことがあったり思い通りにいかなかったりたくさんの傷を背負ったことのある人ほど陽菜が帆高により救われた時
その手がまるで自分自身に差し出されたように感じるのだと思います
少なくとも私はそう
ないがしろにされていい生命なんて
ひとつもない
あなたは生きていていい
生きるべき存在なんだよと
慈しみの雨は降り続くのです
「君の名は」に続く最高傑作
ピュアなハートの若い子向け?分かってましたけど。
長い間見たかった映画でようやく観賞。
面白かったが、「君の名は」と比べやや感動が薄い。
アニメーションは定評通り非常に綺麗。
自分としては最重要視はしていないんですが、綺麗である事に不足はなし。
物語はファンタジー色で前作より強まった感じ。
冷めた大人としてはやや気恥ずかしかった。
タイトル通り天気を司る少女のお話、さして目新しい題材では無いんですが違和感なく物語を進めていくのは監督の力量ではと納得。
先入観で思ってたストーリーと違ってましたが、主人公がヒロインを助けに行く流れは王道であり、まぁそうだよねという感じ。
ラストも流れ通り、スムーズ。綺麗で良い意味で安心のオチでした。
優しい気持ちになれますが、少し時間が経つと忘れそう。
未見の方には申し訳ないが、2度は見ないかな。
声優の起用は違和感特に感じず。
あぁ、小栗旬か?ってエンドロールで思った。
倍賞美津子さんも出てますね。定番?
色々書きましたが、新海監督には次作も期待してます!
裏切らない圧倒的な映像美と音楽
映画館で見させてもらいました。もう何年か前なので覚えてる範囲で、、
まず、率直な感想としては映像が綺麗!!音楽がいい!!
の2つでした。たまにこういう、映像とか音に全振りしてストーリーはそうでも無い感じがしてしまう映画があると思うんですが、そんな感じでした。
自分の中で「君の名は」と、どうしてもくらべてしまうところがあり、それをしてしまうとやはりちょっと物足りない気はしました。
ただ当時の自分は、グランドエスケープが流れるシーン(陽菜を助けに行くシーン)で鳥肌立ちまくりだったのは覚えています。
映画館で見たということもあり、感動しまくりでした。
以上のことから、これからDVDやネットの配信サービスで視聴する際は少し物足りない感はあると思います。
凄い、あの画力で二〜三年ごと、新作を出す→スタジオ地図さんに敬意を。
先ず、二点お話しさせて下さい。
①お正月に地上波初放送だったのを、ずっと何故か?見ずに?HD録画のままでした。
夏に?細田監督のバケモノの子とサマーウォーズが放送されたのに触発されて、本作見ました。
②表題通り、監督や演者さんや技術さん?作画スタッフはじめ皆さんに敬意を表し、☆④にしました。
ーーー
で!?
作品についてレビューさせて下さい。
劇場1800円なり1200円で見てたらどうだったんだろう?
大スクリーンで見たらさぞや綺麗で、RADWIMPSさんの音楽とか耳心地良かったンでしょうねぇ・・。
でもね?!
ネット検索でも有りましたが?
序盤の穂高の家◯の理由や?陽菜のお母さんの◯◯の理由や・・
様々明らかにされないまま、物語が進んで→終わって。
新海監督の数々の作品の中では、筋立て?に少し『ん』
てなる作品かも知れません。
それは、新海ファンの皆さんから言うならば?見てる側の読解力が無い!て事なのかも知れないけど・・。
とりあえず。
今週中に、龍とそばかすの姫は見ます(`_´)ゞ
(*均一料金とかなら見ません!!!)
カナとアヤネの声優さん微笑った度】☆④
新海監督の描く女の子は皆かわいい度】☆⑩!
小栗君のCVはテレビ向きでは無い度】☆④
麻生太郎副総理が何年か前の講演で言ってた。
中東に行った自衛隊の車両に、日の丸とキャプ翼のイラストが有ったので、爆撃はおろか犯罪にも巻き込まれず、地元との関係もスムーズだったと。
ジャパニメーションは、もはや世界語!
新海監督の他にも、細田監督/米林監督/庵野監督・・
新海監督の世界観、凄いです、やっぱり(=´∀`)人(´∀`=)
うおおお!って叫べば異世界にいけるの?笑
タイトルがすべて笑
1回観たきりで覚えてない部分もあるけど、
・唐突に拳銃を拾う
・ばっちり写るスポンサーの企業ロゴ
・大人から逃げて「うおおおお!」って叫んで巫女?でもないのに異世界に行けてしまう主人公
に笑いましたw
風変わりなギャグが世間では受けたようですが、シュールすぎてわたしには合いませんでした。
新海監督、もはやまじめに映画作る気なかったのでは笑
この監督って…
何度も観ても飽きない映画
あまり内輪ウケなのはやめた方が…
えっとね… これは…
評価の分かれる映画だねぇ…
私自身は楽しく観たけど、
嫌いな人とか、つっこみたい人とか、
いっぱいいるだろうな。
実際「皆に薦めたい作品ですか?」と問われれば、
「興味があるなら、観てみれば? 」としか言えない。
ヤメトケとも思わないが、ゼヒゼヒとも言い難い。
良くも悪くも「君の名は。」のノリを踏襲していて、
それを求めてるか否かだけでも、評価が分かれる。
私は「君の名は。」は好きで、映画館で2回みました。
でも、私は同じノリを求めていなかったので、
「あ… そう…」という感じ。
あと、なにかと設定が甘くて、
大人の思考でつっこみ始めたら、「?」だらけになる。
「まあ、とにかく、そういう設定なのね!
わかった!それでいこう! 続きを聞かせて。」
というノリで観ないといけない。
もちろん、ファンタジーものは、
どの作品もそういうところはあるけど…
それを忘れさせる力を、どれだけ持たせられるかが、
作り手の腕の見せどころじゃないかしらね。
そして、ネット上のレビューで見かける通り、
主人公の考えの幼さに共感しかねるし、
登場人物それぞれの行動に、背景が見えない。
「この場面をこう展開させたいから、こう動かした」だけに見える。
あと、「君の名は。」の登場人物がチョイ役で出てくるのも、嬉しい人はウレシイんだろうけど…
蛇足な気は… したかな…
(四葉は、どこに出てたんだろうか?わからなかった。)
・・・なんか、否定的な感じになってしまったけど、
私自身は楽しく観たんですよ?(^_^;)
そこは勘違いしないでくださいね。
作品の没入感を損なう展開がなければ…。
最初に観た時「これで終わり?あっけないな」。
そう感じた。消化不良とも言える。
ただ同時に「もう一度観たい」とも思った。
恐らくこの作品が何を伝えたいのかを掴みきれていないと直感的に感じたんだと思う。
「天気の子」のテーマは2つ、「天気」と「少年少女のハードモードな現実」。
1つ目はいちいち説明するまでもなく、現代に生きる人ならすべからく直面している問題。
エンディングの描き方から察するに、恐らく新海監督は「気候変動には対処しなきゃいけないけど、抗ったとしても否応なく訪れる変化」だと感じているんだと思う。
最後に須賀が言った「世界なんてどうせ元々狂ってる」というセリフも、変化すらも世界のありようの1つであるという風に聞こえる。
だから、陽菜を生贄に天気を正常に戻すなんてことを是とせず、変化を受け入れその中で強く生きていく人々の姿が最後では描かれている。
2つ目はフィクションなのでかなり誇張されていると思うが、これは誰しもが経験していること。
思春期・青春時代は、大なり小なり悩みを抱えてるし、誰にも理解してもらえないという孤独や、それを他人に話したくないし、弱みを見せたくないという気持ちもある。
自分じゃどうしようもない不都合な現実に押しつぶされそうになることも、そこから逃げ出してしまいたくなる時もある。
穂高の過去が描かれないのは、観客一人ひとりが自己投影出来るようにするためじゃないだろうか。
「帰りたくない」「ただもう一度あの人に会いたい」
特に高校生は初めて自分の人生について真剣に悩むタイミングだし、異性との関係性についてもそう。
親との摩擦もあるし、自分の望む未来に手が届くかどうか不安でたまらない。
そんな不安と葛藤の中で、まずは今したいこと、今好きな人を大事にする。
大人からすれば非合理的な選択でも、青春なんてそんなものじゃないだろうか。
そう肯定してくれている気がする。
須賀や夏美は何も事情を聞かずにただ受け入れてくれる、そんな救いの存在として描かれている。
そして、現代の東京を舞台として描く上であまりにも非現実的な銃の存在は、そういった「負の感情」の発露として描かれているんだと思う。
終盤ビルで穂高が大人たちに銃を向けるのはそういうことなのかな、と。
2つのテーマは普遍的だし描き方も不親切なわけじゃないのに、なぜ「面白い」と感じなかったのか。
それは終盤がツッコミどころ満載だったからだと思う。
陽菜が消えるまでの中盤は面白いと感じていたのに、終盤に差し掛かると茶番にも思える演出が多発する。
警察署からいとも簡単に逃げおおせてしまう、線路を走る穂高、それをただ見てるだけの作業員たち、なぜかあのビルにいる須賀、その後の全員揃っての一悶着。
穂高が逃げ出さないと話が始まらないし、最後の一悶着は青春群像劇の演出として、こっ恥ずかしくはあるけど、まあ許容範囲内だと思う。
でも、他三つはクライマックスに向かって「穂高と陽菜はどうなるんだろう」という期待感や不安感が煽られたというより、「ここ走るの?」「なんで見てるだけで止めないの?」「須賀さんなんでここが分かったの?」というように「え?なんで?」が連発して、作品への没入感が大きく損なわれてしまった。
そして、置いてけぼりのままクライマックスが終わってしまう。
「陽菜と世界、どちらを取るか」という繊細な問いかけがなされているのにそれに集中出来ない。
また、この天上での問いかけは物語の核心に触れる部分なのに描かれる時間が短かったように感じる。
これが「天気の子」が面白くなかった・面白みに欠けたと思われてしまう理由ではないだろうか。
クライマックスでは既に穂高の心は決まっていて、陽菜を連れ出して自分の結論を伝えるだけ。
穂高はそれでよくても、観客は「一人のために世界を、世界のために一人を、犠牲にしていいのか」と悩みたいのだ。
葛藤した上で出した未来が見たいのだ。
現にこの結末は賛否両論、議論を生んでいる。
もう少し物語を味わう時間を与えてくれてもよかったのかなと思う。
とは言いつつ、新海監督が言うように「前を向いたまま止まらずに転がり続ける少年少女の話」という話としてみれば、細部に少しチープな箇所はあるが悪くないように思う。
「世界を犠牲にしてでも一緒にいたい人がいる。
そんな人となら様変わりした世界でもきっと大丈夫。」
躊躇なく世界を代償に出来てしまうのも若さならではという感じがする。
穂高が陽菜に「もう晴れ女なんかじゃない」「青空よりも陽菜がいい」と言い切るシーンも男らしくてかっこいい。
前述した個人の悩みを断ち切り、穂高にとって須賀と夏美が救いだったように穂高が陽菜に救いを与えている。
「自分のために祈って」というのも「世界のために犠牲にならなくちゃいけない」という現実に対しての救いであり、「そんな不都合な現実はクソくらえだ」という反抗を肯定している。
というかやっぱりここだけ観ると良いな…って思っちゃうだけに、直前が不親切なのが非常に惜しい。
*須賀があのビルにいたことについて、非常に興味深い考察をなさっている方がいらっしゃいました。
URLが貼れなかったので、タイトルだけ記載します。
何か問題があればご一報下さい。削除します。
『「この設定に気がついたか気がつかないかで作品の見え方が違う」天気の子』
とにかく映像は素晴らしい
空虚な青春映画
○雑感
毒にも薬にもならない空虚な青春映画です。RAD何某がお好きな方のみご覧ください。
○ダメな点
・1番良い点でテーマソングが台詞と被るので、正直邪魔です。せめて別々に聞きたいです。
・展開が前作の「君の名は」とあまり変化が無いように感じましたが、そういう監督さんなのでしょうか?
前前作も前前前作もそうなんでしょうか?
・この世界には悪い人がいない。その点が世界の陳腐さを演出しています。
・何故、ヒロインは特殊な力を手に入れたんでしょうか?説明が薄いのは良いとしても、もっとそこを掘り下げて描くべきではないでしょうか。
○良い点
・声優陣の演技は目を見張るものがあります。特に平泉成さん、倍賞千恵子さんの声の説得力。
・やはり映像の美しさ。しかし、現実とは少しデフォルメすることで作者の描きたい箇所を浮き彫りにしているように感じます。
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