天気の子のレビュー・感想・評価
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あまり内輪ウケなのはやめた方が…
えっとね… これは…
評価の分かれる映画だねぇ…
私自身は楽しく観たけど、
嫌いな人とか、つっこみたい人とか、
いっぱいいるだろうな。
実際「皆に薦めたい作品ですか?」と問われれば、
「興味があるなら、観てみれば? 」としか言えない。
ヤメトケとも思わないが、ゼヒゼヒとも言い難い。
良くも悪くも「君の名は。」のノリを踏襲していて、
それを求めてるか否かだけでも、評価が分かれる。
私は「君の名は。」は好きで、映画館で2回みました。
でも、私は同じノリを求めていなかったので、
「あ… そう…」という感じ。
あと、なにかと設定が甘くて、
大人の思考でつっこみ始めたら、「?」だらけになる。
「まあ、とにかく、そういう設定なのね!
わかった!それでいこう! 続きを聞かせて。」
というノリで観ないといけない。
もちろん、ファンタジーものは、
どの作品もそういうところはあるけど…
それを忘れさせる力を、どれだけ持たせられるかが、
作り手の腕の見せどころじゃないかしらね。
そして、ネット上のレビューで見かける通り、
主人公の考えの幼さに共感しかねるし、
登場人物それぞれの行動に、背景が見えない。
「この場面をこう展開させたいから、こう動かした」だけに見える。
あと、「君の名は。」の登場人物がチョイ役で出てくるのも、嬉しい人はウレシイんだろうけど…
蛇足な気は… したかな…
(四葉は、どこに出てたんだろうか?わからなかった。)
・・・なんか、否定的な感じになってしまったけど、
私自身は楽しく観たんですよ?(^_^;)
そこは勘違いしないでくださいね。
作品の没入感を損なう展開がなければ…。
最初に観た時「これで終わり?あっけないな」。
そう感じた。消化不良とも言える。
ただ同時に「もう一度観たい」とも思った。
恐らくこの作品が何を伝えたいのかを掴みきれていないと直感的に感じたんだと思う。
「天気の子」のテーマは2つ、「天気」と「少年少女のハードモードな現実」。
1つ目はいちいち説明するまでもなく、現代に生きる人ならすべからく直面している問題。
エンディングの描き方から察するに、恐らく新海監督は「気候変動には対処しなきゃいけないけど、抗ったとしても否応なく訪れる変化」だと感じているんだと思う。
最後に須賀が言った「世界なんてどうせ元々狂ってる」というセリフも、変化すらも世界のありようの1つであるという風に聞こえる。
だから、陽菜を生贄に天気を正常に戻すなんてことを是とせず、変化を受け入れその中で強く生きていく人々の姿が最後では描かれている。
2つ目はフィクションなのでかなり誇張されていると思うが、これは誰しもが経験していること。
思春期・青春時代は、大なり小なり悩みを抱えてるし、誰にも理解してもらえないという孤独や、それを他人に話したくないし、弱みを見せたくないという気持ちもある。
自分じゃどうしようもない不都合な現実に押しつぶされそうになることも、そこから逃げ出してしまいたくなる時もある。
穂高の過去が描かれないのは、観客一人ひとりが自己投影出来るようにするためじゃないだろうか。
「帰りたくない」「ただもう一度あの人に会いたい」
特に高校生は初めて自分の人生について真剣に悩むタイミングだし、異性との関係性についてもそう。
親との摩擦もあるし、自分の望む未来に手が届くかどうか不安でたまらない。
そんな不安と葛藤の中で、まずは今したいこと、今好きな人を大事にする。
大人からすれば非合理的な選択でも、青春なんてそんなものじゃないだろうか。
そう肯定してくれている気がする。
須賀や夏美は何も事情を聞かずにただ受け入れてくれる、そんな救いの存在として描かれている。
そして、現代の東京を舞台として描く上であまりにも非現実的な銃の存在は、そういった「負の感情」の発露として描かれているんだと思う。
終盤ビルで穂高が大人たちに銃を向けるのはそういうことなのかな、と。
2つのテーマは普遍的だし描き方も不親切なわけじゃないのに、なぜ「面白い」と感じなかったのか。
それは終盤がツッコミどころ満載だったからだと思う。
陽菜が消えるまでの中盤は面白いと感じていたのに、終盤に差し掛かると茶番にも思える演出が多発する。
警察署からいとも簡単に逃げおおせてしまう、線路を走る穂高、それをただ見てるだけの作業員たち、なぜかあのビルにいる須賀、その後の全員揃っての一悶着。
穂高が逃げ出さないと話が始まらないし、最後の一悶着は青春群像劇の演出として、こっ恥ずかしくはあるけど、まあ許容範囲内だと思う。
でも、他三つはクライマックスに向かって「穂高と陽菜はどうなるんだろう」という期待感や不安感が煽られたというより、「ここ走るの?」「なんで見てるだけで止めないの?」「須賀さんなんでここが分かったの?」というように「え?なんで?」が連発して、作品への没入感が大きく損なわれてしまった。
そして、置いてけぼりのままクライマックスが終わってしまう。
「陽菜と世界、どちらを取るか」という繊細な問いかけがなされているのにそれに集中出来ない。
また、この天上での問いかけは物語の核心に触れる部分なのに描かれる時間が短かったように感じる。
これが「天気の子」が面白くなかった・面白みに欠けたと思われてしまう理由ではないだろうか。
クライマックスでは既に穂高の心は決まっていて、陽菜を連れ出して自分の結論を伝えるだけ。
穂高はそれでよくても、観客は「一人のために世界を、世界のために一人を、犠牲にしていいのか」と悩みたいのだ。
葛藤した上で出した未来が見たいのだ。
現にこの結末は賛否両論、議論を生んでいる。
もう少し物語を味わう時間を与えてくれてもよかったのかなと思う。
とは言いつつ、新海監督が言うように「前を向いたまま止まらずに転がり続ける少年少女の話」という話としてみれば、細部に少しチープな箇所はあるが悪くないように思う。
「世界を犠牲にしてでも一緒にいたい人がいる。
そんな人となら様変わりした世界でもきっと大丈夫。」
躊躇なく世界を代償に出来てしまうのも若さならではという感じがする。
穂高が陽菜に「もう晴れ女なんかじゃない」「青空よりも陽菜がいい」と言い切るシーンも男らしくてかっこいい。
前述した個人の悩みを断ち切り、穂高にとって須賀と夏美が救いだったように穂高が陽菜に救いを与えている。
「自分のために祈って」というのも「世界のために犠牲にならなくちゃいけない」という現実に対しての救いであり、「そんな不都合な現実はクソくらえだ」という反抗を肯定している。
というかやっぱりここだけ観ると良いな…って思っちゃうだけに、直前が不親切なのが非常に惜しい。
*須賀があのビルにいたことについて、非常に興味深い考察をなさっている方がいらっしゃいました。
URLが貼れなかったので、タイトルだけ記載します。
何か問題があればご一報下さい。削除します。
『「この設定に気がついたか気がつかないかで作品の見え方が違う」天気の子』
とにかく映像は素晴らしい
山手線の陸橋や信号機をこんなに美しく描けるものだろうか?新海作品は、大自然に囲まれた田舎に出かけなくても、気をつければ周囲に美しい風景がいくらでも転がっている事に気づかせてくれる。それだけでも見る価値ありかな。
肝心のストーリーはというと細田守作品と区別がつかなくなりつつある感じ。「君の名は」の独特な展開には及ばない気もした。
ただこれはもはやジュブナイルファンタジーの繊細さに当方のセンスががついていけなくなっているだけなのかもしれん。昔はもっとちゃっちい「NHK少年ドラマシリーズ」に十分感動してたもんなあ。
空虚な青春映画
○雑感
毒にも薬にもならない空虚な青春映画です。RAD何某がお好きな方のみご覧ください。
○ダメな点
・1番良い点でテーマソングが台詞と被るので、正直邪魔です。せめて別々に聞きたいです。
・展開が前作の「君の名は」とあまり変化が無いように感じましたが、そういう監督さんなのでしょうか?
前前作も前前前作もそうなんでしょうか?
・この世界には悪い人がいない。その点が世界の陳腐さを演出しています。
・何故、ヒロインは特殊な力を手に入れたんでしょうか?説明が薄いのは良いとしても、もっとそこを掘り下げて描くべきではないでしょうか。
○良い点
・声優陣の演技は目を見張るものがあります。特に平泉成さん、倍賞千恵子さんの声の説得力。
・やはり映像の美しさ。しかし、現実とは少しデフォルメすることで作者の描きたい箇所を浮き彫りにしているように感じます。
賛否あると思いますが…
構成?が「君の名は」に似ていた気がする。新海誠監督の今までの作品、「星を追う子ども」や「言の葉の庭」の要素やニュアンスもあり、新海誠さんらしい作品だったと思う。
警察から追われるところは、何となく「火垂るの墓」を思い出したし、クライマックス辺りは「天空の城ラピュタ」や「ハウルの動く城」を想起させた。
それを踏まえるとやっぱり、宮崎駿監督は多大なる影響を与えてるなと思う。
東京が3年間雨っていうのは少し笑えたが、改めて考えると、今のコロナが雨に変わり、マスクが傘になったと考えると、身近な問題にも捉えられた。
それでもこの世界で生きていく。僕たちは大丈夫。と思えるように生活していかなきゃなと思った。
今更ですが
天気の子を改めて見てみて思ったことを書こうと思います。あくまで個人の感想であり、人には人の感性があるので意味わからんと言う人もいると思いますがご了承ください。
この作品ははっきりいって前作とくらべると万人受けする作品ではなく、帆高がなぜ家出をしたのかなどの詳しい部分は描写されていません。なのでストーリー中心に見る人には少し苦しい作品かもしれません。
ここからは、私の解釈なのですが、この作品は現代の社会が科学という武器を使って自然を支配している現代を風刺した作品だと考えました。この作品で中心に描かれていた「雨」をひなの晴れ女という力を使って自然をコントロールすることを善であることとし、それを当たり前とし何も思わない現代人に対して、帆高が「銃」という武器を持ち立ち向かい、現代の問題を提起している作品であるために、帆高の家出背景という新海監督が伝えたいものとは関係のないものは詳しく描写されていないのだと考えました。
作品紹介でも新海監督が今回の作品は万人受けを狙っていないといっていたように、見る人によっては、ただの風景描写が美しいストーリー性がはっきりしない映画になったり、現代の社会問題を風刺した作品に見えるのではないかと思います。
この作品の趣旨が理解され、多くのひとが現代の社会問題に向き合うようになってくれることを願います
これで私の妄想を描きおさめたいと思います。
タイアップの多さが没入感を遮る、合わなくなった一因もある描写
この作品の前評判が高かったこともあって、それなりのハードルを建ててしまった。スゴく面白かったが、「普通のアニメ映画」に写った。
まず、タイアップの多さ。実在するメーカーを作中に登場させることのメリットも分からなくはない。ただ、その情報量の多さが没入感を遮る。都会の重々しい空気を映し出せているとは思うが、なんか違う。
次に、過度な描写と釣り合わないバラードのような展開。拳銃に年齢詐称、議論したくなるようなラスト…。そこに行き着くまでの過程が大袈裟だったりして、そこまでハマらず。キャスティングは良かったとは思うけど…。
そりゃハードルをガンガン上げたから致し方ないのかもしれないけど、中弛みにも写ったのだからそういう事なのだろう。次はハマるといいな。
いっしょだろ、前作と
結局好きな女の子を救いたい少年のてんやわんやという意味では
劇場公開時にみたんだが、スマホに最近変えたのと、身体壊してたりしたので感想がおくれた。別に誰に求められたわけじゃないが・・・
まーだ君の名は、のほうが話をひねってただけましだったかなあ。どっちも再度みる気にはならんがね
新海監督はしかし、むかしからテーマがけっこうおんなじな気がする。結局は恋愛形は違えど恋愛
それでまたもや、なんとかリプス?バンド名が覚えられんの曲がかかりまくりだね、よほど好きなのか大人の事情か知らないが
しかしどうにも、東京への悪イメージつよすぎだ。ここまで、東京人はきつくないだろ。よほど上京したときイヤな目にあったのかね、監督は
あと、アメリカじゃないんだから、拳銃拾うとかまずありえないだろ、ゴッドファーザーかよ。
これ、あずかってくれ!袋開けたら拳銃
みたいな
やっぱり女の子がかわいいのと、小栗旬が声あててたうさんくさいライターのめい、だっけが美人な分加点
あと、天に召されかけた女の子(名前忘れたぜ)を助けに行った主人公とふたりで落下してくる場面は場面としてはよかった。
でも、やはり中身なさすぎ。
【結論。君の名は。>天気の子 でも面白い!】
・新海誠監督の「君の名は。」から3年ぶりとなる新作映画です。
・離島から東京に家出した少年「帆高(ほだか)」と、祈ると天気を晴れにできる不思議な力を持つ少女「陽菜(ひな)」が出会い、その不思議な力を基軸として様々なドラマが展開される、という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
1.「君の名は。」ファンには嬉しいサプライズ
2.終盤の畳みかけはほろりと涙を誘われます
3.さらっと観やすい
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・「運命」や「代償」というスピリチュアル的(SFチック)な外的要素の中で翻弄されながらも一生懸命生きる少年少女の物語は、どこか懐かしく温かくなれるものでした。ここが共感できない場合は、なかなか、最後まで観るのはしんどいかもしれませんね💦
・彼らが大人になるための一歩として「責任のある選択」を迫られてどう進むのか、という部分がドラマとしての大きな盛り上がりのように思いました。
・特に終盤に畳みかけるように進む物語には、ほんの少し、ほろりと涙が誘われました。
[演出]
・さらっと観てしまったので、特に際立って感じたものはありませんでした。
[映像]
・「天気」がテーマな分、空からの視点など「壮大な画」が盛りだくさんで、映画館で観たほうがきっと楽しかっただろうな、と思いました。(今回はTV視聴)
[音楽]
・特に際立って感じたものはありませんでした。
[演技・配役]
・主人公たちの声優さんの声がとにかくよかったです。前回の「君の名は。」もそうでしたが、優しくてどこか大人っぽさのある子どもの声、という部分では何も考えずにすっと入ってくる感じです。帆高を「醍醐虎汰朗」さん、陽菜を「森七菜」さん、が演じられているそうです。
[全体]
・今回、さらっと観てしまいましたが、それでもそのとおりさらっと観れる観やすいエンタメ映画でした。
・ゆっくりしっかり観れば、もっと深いテーマが散りばめられている気もするので、それはまた次回の楽しみに。
・「君の名は。」の衝撃が強すぎて、個人的に比較してしまうと「君の名は。>天気の子」という結果でした。舞台が「東京」という場所の設定が、表現されているSFチックな要素と自身が持っている現実感が、心の中でぶつかりあってしまい思ったほどのめりこめなかったかも?と感じました。もちろん、普通に面白く観れるおすすめの映画であることは言わずもがなです。ありがとうございました。
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結局、何を伝えたかったのか
面白い、映画単体としては。しかし、新海監督はいつも映画で何かを伝えようとしてくれる。それを毎回読み取りながら見るのが楽しみだった。しかし、今回の映画では、家出少年・天気を操れる少女・離婚した夫など、焦点を当てるべきキャラが多く、主に誰に焦点を当てて見れば良いのかが分からず、どうして家出したのか?などと心残りがある点も多数あった。そして、何を主に伝えたかったのかが分からなかった。その為、このような点数にさせていただいた。
人柱と純愛は天秤にかけられるか?
何とも古代的な人柱の発想にドギマギした。人類史上いにしえの時代からの自然崇拝。現在でなければ作品のテーマにもならず、作品中の言葉で言えば都市伝説にもならず、命を捧げる美談物語ですんだかもしれない。
現代の若者は、愛を選び、街の水没を肯定する。それで良いじゃないか。この作品の流れでは、個の幸せを優先しても良いケースだと思う。数年の歳月を経て、再会する二人に拍手。でも、今だから、きっとネット上で語り合っていたんだろうな。やや脚色かなあ?
水没した東京は悲しかったが、「君の名は。」よりもいいドラマだった。展開も登場人物のキャラクタもよくできていた。
新海ワールド、味わう
新海誠監督といえば、「君の名は。」で知られる名監督である。新海ワールドといわれる映像美の世界は、鑑賞者を現実世界から映像作品の別世界へと惹きつける。今回、テレビ放映されたので初めて観たが、劇場の大画面で観るにふさわしい映像だったので、これは映画館で観るべきだったと反省している。今作は、主人公・穂高(醍醐虎汰郎)が中学卒業を機に単身上京するところから物語が始まる。実際に、東京の街を歩いたことがある人であれば、既視感を覚える作画である。現実を忠実に反映しつつも、アニメーションらしさも損なわない。どこか不思議な世界である。穂高が「天気の子」である夏美(森菜々)と出会い、彼女が「祈る」ことによって空を晴らすことができるという特殊な能力を活かしてビジネスをしようと言ったのも、今の世の中ならば突飛には思えない。もちろん、フィクションだとわかっているが、作画もセリフも「細部にリアリティがある」という今作の特徴をよく表している場面であった。二人の恋模様については、恥ずかしながら、それがリアルなものなのかどうなのかわからなかったのだが、他を顧みず、彼女への愛情により行動する穂高は爽快だった。世の中(の天気)が狂っていたとしても、自分たちだけはまともに愛し合いたいと願う気持ちは、現実世界の人々とて同じだろう。二人の結末をこの場で語るのはもったいない。ぜひ一度鑑賞していただきたい。
世界の形を変えてしまったんだ
天気の子初鑑賞。
家出した主人公が雨が降り続く東京に行き、祈ると天気を晴れにする事ができる晴れ女と出会い自分たちの生き方を選択していく…
といった流れ。
深く考察などせずにストレートに見た感想だと
東京よりも主人公が怖いw、映像がかなりキレイ、音楽が良い
といった感じ。
一言で「面白い」とか「つまらない」とか言い表し難い映画だった。
テーマは「愛」なのかな。
見る人によって評価が分かれると思う。
なぜって訊かないで
全体的に尾崎豊っぽく、若さ純粋さ愚かさからの破滅型ラブストーリーを綺麗な絵と音楽で柔らかく仕上げた感じ。
なぜ島を出たのか、
なぜ東京はずっと雨なのか、
なぜ拳銃を拾う必要が(物語上)あったのか、
なぜ代々木の廃ビルの屋上に空につながる社があるのか、
なぜ晴女が願うと晴れるのか、
なぜ雨粒が魚になり、雲の大地の上に雨の神の龍が棲むのか、
なぜ?を摂取するたびにそれが解き明かされるカタルシスへの期待が高まったが、なにも解決しなかった。
何一つ解決しなくても大丈夫、全部捨てて大事な人を選んでいいんだよ、
という話のために用意した設定をわざと見せなかった?
・・・のはいいのだけど、
「君の名は」が世界の謎・現実との対決・二人の関係を上手く連動させて解決したのと比べると肩透かし感は否めない感じだった。
全1951件中、121~140件目を表示