イエスタデイのレビュー・感想・評価
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ヘルプがグレイト!
16秒の世界的な停電でビートルズとコカ・コーラのない世界に紛れ込んだ売れないミュージシャンのラヴストーリ。制作者のビートルズへの熱烈な愛が全編を通して感じられる。ハードなロックで演奏される「ヘルプ」は監督からジョンへのラヴレターかも、圧巻でした。恋人役のエリーも素敵😍
曲だけで泣けるのにリリー・ジェームズが死ぬほどキュートでさらに泣けます
インド系のジャック・マリックはイギリスの田舎町在住のミュージシャン。自作曲を路上や場末のバーで演奏するもちゃんと聴いてくれるのは幼馴染の数学教師エリー他数人の友人だけ。エリーはジャックの才能を信じて仕事の合間に献身的にジャックの付き人をやってくれているが、何年経ってもチャンスは巡ってこないことに幻滅したジャックはエリーに音楽を諦めることを宣言してエリーの前から自転車で立ち去る。ちょうどその時世界規模の停電が発生、突然視界を失ったジャックはバスに激突して病院送りに。ほどなく目覚めたジャックだったがその世界が自分の知っている世界と少しだけ違っていることにまだ気付いていなかった・・・からの超絶キュートでファンタジックなロマンティックコメディ。
誰もビートルズを知らないというパラレルワールドに迷い込んだジャックが半信半疑でビートルズナンバーを演奏し始めると少しずつ周囲がざわつき始め、ついにエド・シーランから一緒にツアーしないかと誘われるという絵に描いたようなサクセスストーリーですが、そこは英国産なので色々ツイストが効いていてビートルズと一緒に失われたあれやこれやにも大爆笑。そもそもそんなにビートルズに詳しくないジャックが密かに始めた聖地巡りを巡るミステリーも面白いし、ビートルズがいないならひょっとして・・・と誰もが思うことにも意外かつ壮絶に泣けるオチがあったりと盛り沢山ですが、それより何よりみんなが知ってるあの曲この曲が演奏されるたびにもう泣けて泣けてしょうがないです。エド・シーランご本人の芸達者ぶりもなかなか楽しいし、敏腕マネージャー役のケイト・マッキノンの怪演もスゴイし、主演のヒメーシュ・パテルの素朴な演技も素晴らしいですが、とにかく頭抜けて素晴らしいのはジャックを支えるエリーを演じるリリー・ジェームズ。彼女の天使ぶりが余りにもキュート過ぎてもう泣けて泣けてしょうがないです。学園祭の舞台裏からずっとジャックを見つめ続け、ライブの機材も毎回運んでくれて、デモテープのレコーディングでは少女のようにはしゃぎ、売れてイギリスを離れる時にも笑顔でお見送り・・・こんな子おるわけないやろ!?レベルというか彼女の存在だけ取り出してもファンタジー。まぁ『ベイビー・ドライバー』のデボラと同じ演技と言われたら元も子もないですが、それはそれ世界一Gジャンが似合う女の子であることは間違いないです。
ビートルズ愛に溢れる映画の魔法
「#イエスタデイ」をBillboard JAPANトークショー付き特別試写会に参加
2019年10月1日
ビートルズの名曲が映画館の中を彩る
誰もビートルズを知らない世界...
売れないミュージシャンから突然トップスターに上り詰めてしまった主人公
あの時代を生み世界を熱狂の渦にしたビートルズの背負ってきたであろうものを全て自分ひとりで抱え込んでいく...
ユーモアに溢れる心躍り温まる素敵なラブコメ
ビートルズのいない世界で彼の歩む人生の先に待ち受ける運命とは
ユニークな設定が生み出す物語と映画の魔法が叶えるビートルズへの最高のラブレター
曲がかかる度にこみ上げてくる感情
世代を超えて愛され色あせず心に響く多くの曲を作り上げ時代を変えた偉大なビートルズ
ビートルズ好きでも好きじゃなくても楽しめるし舞台が現代になっているだけに若者からコアなファンまでも楽しんで観れるそんな素敵な映画
「#イエスタデイ」10月11日(金)公開!
#イエスタデイ
#YesterdayMovie
#thebeatles
ビートルズへの敬意と愛が詰まった物凄く優しい“もしも”の物語
もしもの物語が、恋・夢・友情を素晴らしい楽曲と共に紡がれていきます。テンポの良い会話に挟み込まれるシニカルな笑いも楽しく、2時間があっという間でした。ビートルズファンなら気付く小ネタもたくさんありそう!
ビートルズを誰も知らない世界。売れないミュージシャンのジャックだけが彼らの名曲の数々を覚えている。記憶を頼りに紡ぎ出す美しいメロディーは、今の時代でも世界中を魅了して、ジャックを取り巻く環境がどんどん変わっていく…。
ジャックが導き出した答え、そして映画だから出来るあのサプライズ。作品通して伝わる優しさと愛に、温かい涙が何度も溢れました。
ビートルズが奏でる愛の詩が、物語を彩り、寄添い、時に主役にもなる、まさにビートルズへのラブレター。温かく優しい気持ちになれて、観終わった後は自然と笑顔になれる本当に素敵な作品。また一つ、大好きな映画が出来ました。
今年のベスト
文句なく今年のベスト映画になった。あのシーンの震えが未だに収まらない。どうしよう。ダニー・ボイル監督、リチャード・カーティス脚本にしてやられた。あそこであんな仕掛けがあるとは!!。ボイル監督も言ってるが、本気でビートルズ愛!な作品。何度でも観たい。ドキュメンタリーを除くとビートルズを扱った記憶に残る作品では「アクロス・ザ・ユニバース」(2007年 ジェリー・テイモア監督)や「モンティ・パイソンのザ・ラットルズ」(1978年 エリック・アイドル監督のテレビ番組)がお気に入りだったが、本作は僕にとってぶっちぎりのビートルズ映画になった。こんな仕掛けを思いついて映画にしちまうなんて、羨ましすぎる。もう最高!こまかなネタをあげていけばキリが無いほど、ニマニマしてしまうシーンや台詞が僕をうちのめす。
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