劇場公開日 2019年10月11日

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「リリー・ジェームズのPV。」イエスタデイ こまさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5リリー・ジェームズのPV。

2019年10月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

エル役のヒロイン力が素晴らしかったです。
各シーン深く切り込まず曲紹介をしているので、
ビートルズを知らない世代にも楽しめる内容になっています。

迷いがあったのか、原案・脚本は力不足な印象。
表題曲までの前半は良かったのに、後半からは優柔不断な展開。
ヒロイン頼みの有耶無耶ED、曲を借りて好き勝手にも終始しない。
「決断力のないインド系主人公」の描かれ方も疑問でした。
たとえ世間やファンに批判されても、「これが俺たちのビートルズコメディだ」と。
脚本・監督側こそ、男らしく描き切ってほしかったです。

小悪魔なリリー・ジェームズは本当に可愛かった。
「(人生は)彼女のためのPVだ」とレノンが言っていたなら、☆5でした。

こま
いぱねまさんのコメント
2019年10月20日

コメントありがとうございました。”大学生的なノリ”なのですね。^^
あそこでギャビンがゴネると話が治まらなくなるのは構成上そう編集せざるを得なかったのでしょうが、ならばわざわざ彼とくっつく必要性が、単に主人公の覚悟を促す為という理由になるには筋が通らないかなぁと。それだけ主人公を完膚無きまでにどん底に落として、脇目も振らさずプロに向かって欲しかったのでしょうね。ギャビンもその顛末が解っているから潔く身を引いたということでしょうね。
筋が通ったような通らなかったようなw
いずれにせよ、ご指摘誠に感謝致します。
こまさんのレビューの内容に潔さを感じました。もっとメッセージ性を出すべきでしょうね。
結局、ラストの『オブラディ・オブラダ』が一番しっくり来るというか、この合唱に帰結ありきの作品だったかも。
本来、”ビートルズ”って想像以上に全てのポップミュージックに影響を及ぼしていることは明白であり、単なるパズルのワンピ-スではありません。勿論、取って代るミュージシャンが現れる可能性を否定しませんが、意味合いも変わってきます。あれだけの天才バンドは出現するでしょうか?決して、”オエイシス”が存在していないだけではないのです。。。

いぱねま