アスのレビュー・感想・評価
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早々に気付くのだけど
ははーん、これは、実は入れ替わっている系ですね?!と、気付くのは影の家族が部屋に入ってきて喋りだした瞬間だと思う。
まさに事件が起こった瞬間で何もかもがこれから始まるという時に一番のキモである入れ替わりに気が付くのだけど、何故?どうして?が後から後から答え合わせのように展開されてオチに気付いていてもちゃんと最後まで見せる。そんな作品だと思った。
主人公の影だけが言葉を発せれるのか、どうして声があんな感じなのか
浜辺で一番はじめに手を広げて立っていた人物
兎に関しては食料として有効な繁殖力の高さ、人間と同じように年中繁殖可能だから?分からないけども。。
とにかく自分の影を殺したら手をつなごうというラストシーンでだったと思うので殺戮は止まらない感
なのに主人公は全員無事という(そもそも影が人生を奪われた被害者なので復讐は失敗に終わっていて不気味で後味はよろしくない)変に希望のあるような不安定な気持ちで劇場を出た。
気持ちをザワつかせるのはそれだけ映画としては正解なのでは…という感じ
ホラーを超えていく展開がたまらん
不気味な雰囲気を撮らせたら抜群に上手い監督
同じDNAの人間でも育つとりまく環境で全くの別人になるんだね。
ラストびっくりした…。
前作のゲットアウト同様 社会問題がメッセージにあって個人的には好き。
つまらないとは言い難いが面白いとも言い難い
クローンが本物を殺しに来るという設定はいいが、一番最初に出る、アメリカの地下にあるトンネルがどうのこうのとか言うので察しのいい人なら先の展開がだいたい読めてしまうのが残念。
アメリカ人のすべてのクローンがいるという設定よりも、あの遊園地でなにか呪術的なものにかかった主人公とその一家だけがドッペルゲンガーに襲われる展開のほうが綺麗に纏まり怖さを出せたのではと思う。
ルピタニョンゴ等、俳優陣の一人二役の演技はとても素晴らしかった。
ホラー映画かと思っていたら、マッチョ系アクション映画だった件
ビーチハウスを訪れていた一家に襲いかかる、自分たちにそっくりな存在の恐怖を描くホラー映画。
監督/脚本は『キアヌ』(脚本のみ)、『ゲット・アウト』の、オスカー脚本家ジョーダン・ピール。
ポスターのデザインや予告編がすごく良い感じだったので、映画館で鑑賞。
アメリカの地下には長いトンネルがある…
というモノローグから映画は始まります。
次に1986年、とある家族が遊園地で遊んでいる場面に移ります。
その遊園地で迷子になる少女。
彼女が鏡の迷路に迷い込むと、そこで奇妙な出来事が!
不安感を煽る音楽とともにクローズアップされる何者かの瞳。
カメラがぐっと引くとそこには檻に閉じ込められる多数のウサギ…
このオープニングはすごく良い!
これから起こるであろう恐怖の展開を期待させてくれます!
時代が現代に移り、プロローグの少女が大人になって登場。どうやら彼女が主役の様子。
大柄で陽気な黒人というステレオタイプな旦那と今時な感じのちょっとクールな娘、どこか内向的な感じのする息子の4人で夏休みを別荘で過ごそうとしているようです。
別荘に荷物を降ろし、ビーチに向かう道中、行く先に救急車が。どうやら死体を担ぎ込んでいる様子。嫌なもの見たなー、という感じの一家。
ビーチで友達一家と待ち合わせ、楽しく過ごそうとするが主人公であるアデレードは暗い顔。
ちょっと姿の見えなくなった息子を過剰に心配するなど、どうやら普通じゃない様子。
息子はビーチで突っ立っている男の後ろ姿を目撃。手には血が付いている…
夜になり、昔このビーチで迷子になり、恐ろしいものを見たと夫に打ち明けるアデレード。
夫は気にも留めないが、家の外に4人組の人影が見える。影になって顔は見えない。
彼らを追い払おうとする夫。すると急に彼らが襲ってきて…!!!
…はい、ここまでは非常に良いです。
すごくスリラー要素満載で、これからどうなるのかハラハラしながら観ていました。
しかし、この4人組が家に侵入してからはただのアクション映画。
ドッペルゲンガーが本物を殺しにくるという発想は良いと思うし、彼らは非常に恐ろしいのですが、舐めプが過ぎる!
さっさと主人公一家を殺せばいいのにグダグダやってて結局逃げられる。
デカいハサミを持っているのだから、ゴア描写があるのか?と思いきや、そういう場面はほとんどなし。
ハサミでの殺害場面はありますが、そこはあえて残酷な描写にしていない感じがしました。
多少はグロい感じにした方が映画のカラーと合うと思うのだけど…。
はじめこそ怖がっている主人公一家ですが、途中からは余裕すら感じられます。
『ホーム・アローン』ネタを提案したり、殺したドッペルゲンガーの数を競ったり。
娘はここぞとばかりに車を運転しようとします。こんな状況で初心者に運転させとる場合かっ!
サスペンス・スリラー映画のはずなんですが、途中からはなんか面白くなってきて普通に笑えました。特にアデレードのバーサーカー化がすごい。
ドッペルゲンガーを火かき棒で容赦なく殺し、フクロウのギミックを驚くこともなく粉砕。ここは会場からもちょっと笑いが起こりました。
最後はとある施設でアデレード対ドッペルゲンガーの一騎打ち。
ドッペルゲンガーの正体が明かされるのですが、あまりにも破茶滅茶な展開が続いていたので、そんなことはもうどうでもよくなっていました。というか、そこ台詞で説明する?
ぶっちゃけ、彼らがなんなのかよくわかっていません。廃棄されたクローン人間?
そもそもそんなやばそうな施設に簡単に歩いて行けるってどうなんだという話ですが。餌がウサギというのもよくわからん。
というかここでもドッペルゲンガーの舐めプがひどい。本気で戦えよバカっ!
子供の頃のバレエの演奏会がキーになっていたようですが、そこの説明なり描写なりがそれまでほとんどなかったため、唐突に感じます。
何だかんだで、最後は家族揃って脱出。
全体的にすごい馬鹿馬鹿しい映画ですが、ゾッとする回想シーンからの、仮面を被る息子というラストシーンは非常に良い!
映画の最初の方とラストシーンだけはホラー映画。
あとの部分は黒人のフィジカルの強さを紹介してくれるマッチョ的アクション映画です。
いや、そもそも、ホラー映画だと認識して鑑賞するのが間違っているのかも。
コメディアン出身の監督らしい、ブラック・ジョーク満載のコメディ映画として観るべきだったのか…?
『Us』=「私たち」と「アメリカ」というダブル・ミーニングになっており、アメリカの格差社会や差別を皮肉った内容になっているのだろうが、あまりにも地下の住人達の設定が無茶苦茶すぎて、ハマれなかったなぁ。
『ジョーカー』や『パラサイト』といった、本作と同じようなテーマを扱った作品が2019年は話題を集めましたが、この2作に比べれば本作は劣るなぁ…
凄惨な場面にビーチ・ボーイズの「グッドバイブレーション」が流れ、警察呼んで…のところでN.W.Aの「ファック・ザ・ポリス」が流れるところのシークエンスは、流石コメディアン出身の監督だけあって面白かった🤣
90分で魅せて欲しかった!!
初めの遊園地のシーンと、中盤で白人家族が入れ替わるシーンはそれぞれ良かったです。ネタばらしも含めて脚本が洗練されておらず、また尺も長く感じて没入できませんでした。父親のノリが苦手でした。中盤、白人女性のキモ顔演技は前作「ゲットアウト」に通じるものがありました。BGMは終始大袈裟に感じましたが、終盤の施設での撲殺シーンはサイレントヒルみたいで良かったです。90分でキレのあるスリラーなら、もっと良かったと思います。ゲームのサイレントヒルやサイレン、バイオショックのような恐怖を期待したら、設定が作り込まれていなくてダメでした。
作り込みが雑すぎて映画として
いちいち現実に引き戻されるのが残念でした。
じつは観賞後に町山さんトークショーがあり、映画中の意味深なメッセージを知れてよかったです。 トークショーのネタバレになりますが(いいですよね)、町山さん曰く、単に深いメッセージを伝えようとしても 重すぎたり 興味ひかれず誰もみないと勿体ないじゃないですか、ホラー仕立ては動員を助ける、といった彼なりにこの映画のよさを挙げてくださいました。 そこはそうかもなと思うので町山さんに御礼です。
がしかし! それにしても! とはいえ! だって映画ですよ?!
あまりにディテールの作り込みが中途半端すぎて そのたび映画に入り込めなかった。 えっアレなんでそうなの なんでこうなの 結局助かったのは(Pー)たちだけでそれなんの意味があるの、えっ意味はないの?! とか
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⚠️(以下、オブラートに包みますがややネタバレ)
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なんであるときは動きが同じなのに それ以外わりと個別に動けてるの、娘より足速かったっぽいのはなんで? バレエはどっちが動いてたの、ていうかバレエどこで教わったんすか、なんで息子を奪おうとしてるの、わかれば狂気でもなさそうですけど なんで自分の子を愛してないの?
なんでニョンゴ(女優名)だけ即殺されないの、(Pー)だから? でもなんでそれ周りの人?もわかるの、あそこ、ちっちゃい子供が オリジナルの動きにシンクロしながらそれでも上に出ていけるのに他の人?たちはそれまで出てけなかったの、なんでなんで、いやだからあの人あそこ昔行ったことあったんじゃないの、で結局 肝心なところはぜんぶ口頭説明なの?
などと、その都度ひき戻されちゃうのって そもそも映画としてどうなんですかねと思ってしまいました。 「そこは本質じゃないんだよ」と云われても映画ってそこ大事じゃないですかね・って云い過ぎ?
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後半、加速度的に失速したと感じた
神秘的な音楽や不気味な演出、不穏な空気漂いまくりのワクワク感、"us"の登場時の緊張感は良かったけど、個人的には後半ガクンと失速したと感じたので、観終わった後は残念な気持ちだった。
オチは大体予想通りなのはいいとして、"us"登場後、どんな展開が来るのかと非常に楽しみにしてたのに、基本的に対決のみであまりインパクトのあるシーンは個人的にはなかった。格闘もインパクトいまひとつ。所々に笑いを入れたり、白人の双子?の姉妹はなぜか側転してたりとか、面白い点もあるけど、サブキャラの魅力もいまひとつ。
タネとオチがさらっとし過ぎてたからなのかな?ホラーとしてもサスペンスとしても観客の心の揺さぶりが足りなかった気がする。
言葉だけでなく"us"の悲惨さ悲哀を映像として見せられたり、阿鼻叫喚を聞かされたり、もっと得体の知れない感を出してくれたら、もっと見応えあったかも。
前半サスペンス、後半は、、
前半サスペンス、後半SF。
とても後味の悪い(そこが快感)な新感覚ホラー。
二回観ましたが、それほど伏線はないですね××
ほほラストの「彼女は実は、、」部分も、伏線として前半を見直しても矛盾が多く、一度見が良かったですね。
矛盾とか疑問だらけですが、仮にここが理路整然でも感動が増すような傾向の映画ではないですね。
とにかく奇妙な後味を楽しむ映画です。
トンデモ設定だが面白かった
ファックザポリス
エリザベスモスのでっぷり感が増していた。いい。あの家族とはなんの友達なんだろ。完全に殺すためのいけ好かない白人一家。特別才能がありそうでもないし、特権をフルで活かせた人たち。
旦那がハワード大学のトレーナー着てるからエリート一家の設定なんだよね。それでも白人の金持ちほどではなくて嫉妬してる。そしてさらに強大な嫉妬する存在が迫る。
冒頭で地下鉄道を示唆するテロップがあるので色々暗喩を探しながらみたけどその辺はよくわからなかった。
地下の存在=黒人、だけでなく、陽の目を見なかった人たち。
ホラーとしては気軽に楽しめる。
人間の鎖はあの後どうなるの?!?結局何も変わらない偽善的な運動っていう皮肉なのかな。
旦那が空気読めなくて、しまいにはあなたに決定権は一切ない!!って言い切られてた。
新たなゾンビ映画
ホラーなのかスリラーなのか?
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