アスのレビュー・感想・評価
全263件中、261~263件目を表示
しっくりこない変な話
機内で見ました。
ゲット・アウトも評判ほどには響かなかったけど、今回はそれ以上に響かなかった。
というか、途中から早送りしたくなったほど。
フィクションなので話にリアリティがなくてもいいし、荒唐無稽な設定でもかまわないんだけど、その場合それらの世界感をいかに観客に説得力を持って伝えるかが監督と脚本の力量にかかってくると思うんだよね。
それがこの映画には不足しているんじゃないかと思う。
世界感がしっくりこないので、途中から見るのがしんどくなった。
個人的には、お金出して見なくて良かった、と思った作品でした。
ホラー?
ラストに問題あり。
ホラー映画とコメディ映画は共通点が多いとコメントしているジョーダン・ピール監督、前作「ゲットアウト(2017)」では、作品についてのコメントをころころと変え、どうしても興行成績を上げたかったようだが、今作も評論家からは高い支持を受けているので、日本でも評判を呼ぶに決まっていると思われる。
アメリカのアマゾンでは、すでにネット配信されていて、レビューを見ると概ね受け入れられているが、あるコメントでは、映画館で観たがケツ゚が痛くなったというほどつまらなかったようで、理解不能なシナリオが散見したようだ。こんなことを書けば、ピール監督の崇拝者は、おかんむりになるかもしれないが、前半の謎の多い設定は見るものがあるが、80分を過ぎたころから、なぜか面白みが失せるシナリオとなっている。
ピールという監督もマグロや鮫のように泳ぐのを忘れれば死んでしまいそうなどんでん返し好きのM・ナイト・シャマラン監督のように最後には、家を抵当に入れなければ映画作りが叶わなくなるようなA box office-bombを多量に発信することに最終的に行き着くかもしれない。
余談として、この映画の制作会社の名前がmonkeypaw productionsとなっているので、約120年前の怪奇小説「The Monkey's Paw」と何かつながりがあるのかなと思うのだが、この小説は、多くの映画に影響を与え、現在でもよく似たストーリーを目にすることがある。
全263件中、261~263件目を表示