アスのレビュー・感想・評価
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微妙でした。
クローン人間の居た施設だけど
研究所?刑務所?
この映画お金かけてないのか?
雑すぎでしょ(笑)
とてもクローン研究所とは思えない
うさぎがやたら居るけど何で?
食料?ペット?
どこの国の何のための研究なの?
研究員はどうしたんでしょうかね?
突っ込みどころいろいろあると思います
ラストは予想通りなオチですね。
ちょっと期待はずれでした。
2作目は残念でした。
前半のテンポも良くないし、ストーリーに無理がありすぎです。観客の裏をかくためムリやり捻った構成です。あの施設何のため?あんな簡単に出入りできんの??あの動物そんなに意味ないなあ、とか多すぎです。
しかし不気味さの描写は良く、引き込まれます。
いっそのこと全てを説明せず観客に想像させるように作った方が深みもでたのは??そうだとすればあれは矛盾してるよな、が多すぎです。宗教的なモチーフすら仕掛けのための小道具に思えます。
期待が大きかっただけに残念作です。
中盤まではゾクゾク来た
うーん。とにかく惜しい。現代アメリカの格差を描いた等の解説もあるけれども、純粋にホラー映画として期待していたので、後半からの失速は、ちょっといただけないかな。
それでも、別荘に奴らが現れてからの怖さは、今年一番だった。あのままだったらメンタルがやられてたね。
あのオチだったら正体不明の奴らのまま終わった方がよかったかも。
2019-80
この現実離れした設定を受け入れられるかどうか。
『ゲット・アウト』の独特の怪しい雰囲気が好きだったので、結構前から本作を心待ちにしてました。
怪しい雰囲気は満ち溢れています。これが好きなんだよなぁ。
ただ冒頭に書いた通り、自分そっくりの赤ずくめの人間がいる理由が結構ぶっとんでるので、その説明を聞いて受け入れられるかで、評価は変わるような気がします。
そんなことある?、と思ってしまったら、ゲット・アウトしたくなるかも。
個人的にはぶっとんだ設定が腑に落ちたわけではないけど、アリっちゃアリかなぁと思ったのですが、だったらもっとシリアスな感じがよかったかなぁと。
ちょいちょい夫がボケ担当したりするのですが、それが笑いや絶望に感じるならいいとして、イライラしてしまう。
そうすると、別路線ホラーに感じてしまって。
ルピタ・ニョンゴってまだ30そこそこと思ってたので、こんな大きい娘のいる母ちゃん役かぁ🤔だったのですが、この人若々しいですね。
そりゃ、母ちゃんなら大丈夫ってなるわ(笑)
ルピタの演技力もすごいし、エリザベス・モスがすごかった。
設定が無理くり過ぎる^^;;;
金曜レイトショーは、コレ!
ゲット・アウトと同じく黒人俳優さんが、恐怖を演じると緊迫感も怖さも倍増@@!
ポスターからもそれは伝わりますよね。。。
瓜二つの別人ドッペルゲンガーってのは、幽霊や宇宙人よりリアルにいると思いますが・・・
ストーリー設定が、あまりもありえないB級感満載^^;;;;
しかし最後はmやっぱりそうやったんって衝撃の(°0° ;;)
秋の夜長〜おヒマならレイトショーかサービスデイ利用で、前情報なしに是非!
私達の恐怖と無自覚
「幽霊より怖いのは人間」、「他人より自分を知るべき」というよく言われているようなことが嫌味なく物語に練り込まれ、最初から最後まで楽しく(ビビりながら)鑑賞。
窮地を脱して行くほどに、逆に主人公家族の人間性が問われ、追い詰めていく意地悪な展開が最高。
コミュニケーションを図るとき、誰もが相手を必要とする。
その相手は、一般的には「他人」と呼ばれる。
その「他人」が「自分」だったら?
その「自分」が牙を向いて向かってきて、自分が「自分」を打ちのめしたとき、自分の中にいるもう一人の自分がやったという言い訳すら許されない。
だって、もう一人の自分は目の前に倒れているのだから。
私がやったのだから。
やったのは、私自身なのだから。
それ故に本作は「us(私達)」なのだ。
本作は純粋なホラー映画として十分に楽しめるが、現在の社会情勢に対する監督の憂慮が随所から伝わってきて、私にはそれを無視することができなかった。
それは侵入者の「私達」家族が何者であるのかを問われた際の返答に顕著に表れている。
本作はアメリカにとっては移民問題であり、全世界的な排他的な潮流を投影している。
自分が声高に非難する相手は「自分」であり、その「自分」を排除した自分は何者でもなくなる、もしくは怪物に成り果てるというメッセージではないかと感じた。
人類皆兄弟なんて青臭い博愛主義にしか聞こえないかもしれないが、そんなことをあえて問い直さないといけない状態なんだという監督の強い危機感なのではないかと思う。
自分に牙を向く相手にどう対処するか。
本作は黙って耐えることは要求しない。
ただ自分の言動の攻撃性に無自覚な者は相手と全く同質であるし、相手を打ち負かしても自分すら残らない。
本作には序盤から自分の攻撃性に自覚的な登場人物が一人だけいた。
だがその人物の最期の表情に監督の憂慮が透けて見える。
まだまだ語り尽くせない。
これが監督の力量、この映画の力なんだと思う。
何に納得するのかは人それぞれなのか?。
アクション部分に恥ずかしながらも、少し驚いたから楽しく鑑賞が出来たけど、正直、矛盾を凄く感じるので、脚本に魅力は感じなかった。あのオチも、観客を驚かせる為だけの無理やり感が凄く感じた。
アメリカでは大ヒットだったが・・・
日本ではこの手のジャンルは客が入らないのだろうか、
日本公開がかなり遅かったし、公開初日にも関わらず都内シネコンでの客入りは寂しかった。
ジョーダン・ピール監督は前作「ゲット・アウト」で黒人青年の恐怖を描きました。社会問題とホラー映画とを結びつけたその巧みなシナリオで、見事アカデミー脚本賞を受賞しました。
本作「アス」では何を描いたのかというと、多分貧困問題だと思います。
1986年で始まるこの映画。当時アメリカでは「Hands Across America」という慈善運動"貧しい人たちを救う寄付を集めるためにアメリカ人みんなが手をつないで西海岸から東海岸まで手をつないで1列に並びまょうという運動"がありました。その当時の映像の引用から始まります。
この映画を見ていくと、登場人物は比較的裕福な人達なんだということがわかる。
そして、本編中では旧約聖書のエミリア書第11章11節の一節が引用されます。そこにはこう書いてあります。
"それゆえ主はこう言われる、見よ、わたしは災を彼らの上に下す。彼らはそれを免れることはできない。彼らがわたしを呼んでも、わたしは聞かない。"
※Wikipediaより抜粋
富裕層の人達が自分の地位や生活を奪われる恐怖
と、
ドッペルゲンガーなどのホラー映画お決まりの記号的演出を組み合わせたまさにジョーダン・ピール監督らしい作品だと思う。
まさに神の裁きだと言わんばかりの意味深な演出も嫌な感じ出てるし、人里離れた場所で感じる嫌な感じ、寂れた遊園地の不気味さ、潜在的に感じる恐怖を呼び覚ましてくれるような演出がよかった。
私は大好物だ。
グロくないのに怖い、でも結構難しい
R15+指定がついてますが、直接的なグロ描写は少なく、植木バサミといういかにも鋭利な凶器が予告でも象徴的に登場してますが、殺害シーンになるとカメラが引いたりズレたりするので、痛々しい描写は見ずに済んだので個人的には安心しました。(ゼロじゃないけど…)
「ゲット・アウト」同様、ホラーだけどただ殺し屋怖い!とかオバケ怖い!じゃない、サスペンス要素がたっぷりで、しかも観終わってアメリカ文化を調べたくなる感じは流石です。前半1時間は伏線張り巡らしまくりなので、ずっと不安ではあるけど何かが起きるわけじゃない。そして後半で起きる数々の出来事と伏線回収に「そうだったのか!」が気持ち良い。びっくり・ドキドキ・ハラハラもてんこ盛りなので、ホラーとしても楽しいです。
ただ、ちょっと今回のネタは「ゲット・アウト」ほど分かり易くないので、まだ理解しきれてなかったりもします。謎解きは劇中でもありますが、もうちょい詳しく説明してくれないと分からない…。アメリカ人だと分かるのかな?
なので満足度は期待値には届かなかったですが、またしても新感覚ホラーで楽しませてくれたので、これはこれでアリです!
シーンの1つ1つに意味がある
ホラー映画苦手だけどゲットアウトの監督なら!と見に行きました。
単なるホラーではなく前作のようにメッセージ性のある作品でした。映画を見終わった後周りで思ってたのと違ったという声がちらほら聞こえてきました。自分は何が伝えたかったのか四分の一程度しか理解出来ず、考察を読みなるほどと思いました。まあ、聖書の11章の部分と言われぱっと思いつく人はいないと思いますw
ラストの部分をみて今まで見てきて引っかかっていた点に納得がいき、初めから見直したいと思いました。
あの後息子はどんな思いで生活していくんですかね?w
監督は映画を作るときに何か伝えたいものが必ずあります。それが映画に全面的に出ると、比喩表現の多いわかりづらい作品ができ、ストーリー的にも意味不明な作品になります。(キルオフという映画を見たときに感じたことです)このストーリーとメッセージ性のバランスとれた映画を作った監督は天才だと思いました。
エレミヤ書11章11節
『エレミヤ書』は旧約聖書の一書であり、三大預言書の一つであり、その第11章は『それゆえ、主はこう仰せられる。「見よ。わたしは彼らにわざわいを下す。彼らはそれからのがれることはできない。彼らはわたしに叫ぶだろうが、わたしは彼らに聞かない。』という言葉が書かれているとのこと。宗教的な暗示ということだろうが、作中には何も説明もないから意味深な演出ばかりで恐怖感を誘う手法であろう。アメリカでは誰でも知ってるのだろうかねぇ。
破綻というところの周辺まで今作品は辿り着いてしまっているのだが、アイデアは面白いのにそれを巧く辻褄合せが出来ておらず、唐突な後出しジャンケンみたいな説明がついて回るので、恐怖を抱く前に疑問符ばかりである。特にラストのオチは、何となく実は入れ替わっていたんじゃないかなぁと推理していたので、そこには驚きはない。それよりも最大の謎は、クローン人間がアメリカ中の沢山の地下壕に居て、地上の人間と同じ動きをあの天井のある部屋の中で行なっているのかの意味不明な設定である。
そもそものストーリー設定として、主人公の妻が実はそのクローン人間であるのは分るが、あのビックリハウスで地下に連れ去り、監禁した後に、一時期失語症に陥るのは、オリジナルが地下の世界の異質さにそうなってしまったからなのか?そしてバレエも、地下でオリジナルが舞っていたからということは誰が教えていたのか?と、まぁ余りにもディティールの解釈がきちんと作中にはっきりと示していないのでクエスチョンマークが頭の中でラインダンスを踊っているかのような状態である。そもそもクローン人間からすれば、あのサンタクルーズのボードウォークは禁忌であった筈なのにノコノコと現れるその必要性も希薄だし、オリジナルが襲ってきたとき、驚きはしても恐怖におののくリアクションはおかしいのではないだろうか?まぁ、後半に展開していくにつれ、その殺人を愉しむ姿勢において、徐々にネタバレを意識させているんだろうけど、それは徐々に隠していた本来の性質が表面化してきたということなのだろうか?もっと根源的に言えば、クローン人間製造の説明の件が余りにもアッサリしすぎていて、印象を深く観客に植え付けていないから、凶暴なのが兎を生で食べるという理由なのかとか勝手に解釈してしまったりしまうのである。同じ動きをする理由もよく分らないし、そもそもアメリカ人全員分のクローン人間がいるのか、そしてあの東海岸から西海岸までの手繋ぎのパフォーマンスは、宗教的儀式として何の意味があるのか、しっくりこない展開に頭が追いついていけない。細かいアイデアとしての、末息子が自分が後すざりすることで、クローンも同じ行動を真似し、バックで燃えている車の中に入ってしまうシーンはその設定を巧く利用しているのだが、そんな諸々の些末が本作のキモではあるまい。結局、末息子だけは母親の正体が感覚で気付いてしまった、しかし地上ではクローンによる粛清が始まろうとしているところで作品が終わる。結局、伏線回収の中途半端さと、ホラーとしての驚かせ方の昔からのパターンの踏襲のみで、何も目新しさは感じられなかった。前作での練られた傑作度合いに比べると、残念ながら嘆く他はない。
キリスト教的世界観をベースにした薄気味悪いスリラー
1986年夏、アデレイドは家族と行ったサンタクルスの遊園地で迷子になったことで心に深いトラウマを負ってしまう。成長したアデレイドは夫のゲイブと子供達とともに海辺の別荘にやってくる。サンタクルスのビーチへ行こうというゲイブの提案に子供達をガッカリさせたくない思いで渋々承諾したアデレイドだったが、あるきっかけでトラウマが蘇ってしまい取り乱してしまう。そしてその夜、玄関先に不審な人影が・・・からのサスペンスホラー。
突然現れた自分達にそっくりな存在に襲われるという星新一のショートショート辺りにありそうなテイストは監督ジョーダン・ピールの前作『ゲット・アウト』にも通じる不気味さ。『ゲット~』が人種問題への風刺をまぶした軽快なホラーだったのに対して、こちらはキリスト教的世界観をベースにして21世紀に横たわる地獄を見せる超絶に後味の悪いスリラー、劇中で何度も言及される"エレミヤ書11:11"の一文を鑑賞後にググッて読んでみると、その途方もない絶望感に改めて目眩がしました。序盤でひょっとして?と思ったことを何の忖度もなく投げつけてくるラストシーンはホントに後味が悪くてしばらく眠れませんでした。
しっくりこない変な話
機内で見ました。
ゲット・アウトも評判ほどには響かなかったけど、今回はそれ以上に響かなかった。
というか、途中から早送りしたくなったほど。
フィクションなので話にリアリティがなくてもいいし、荒唐無稽な設定でもかまわないんだけど、その場合それらの世界感をいかに観客に説得力を持って伝えるかが監督と脚本の力量にかかってくると思うんだよね。
それがこの映画には不足しているんじゃないかと思う。
世界感がしっくりこないので、途中から見るのがしんどくなった。
個人的には、お金出して見なくて良かった、と思った作品でした。
ホラー?
予告を見ると結構なホラーを期待してしまうが、どちらかと言うとメッセージ性の強い作品なのか、暗にアメリカへの批判などを含めてしまうのはこの監督がゲットアウトで味をしめてしまったのか?
内容としてはゲットアウトのような恐ろしい展開からのすっきりした終わり方を期待したがそこまでの意外性もなく終了。
物語よりも映像や音楽の使い方のセンスがよくてそれで最後まで楽しんでみれました。
ちょっと期待しすぎたので肩透かし、ゲットアウトみたいなレベルの作品を作ってしまうとハードル上がってしまうなーと思います。
ラストに問題あり。
ホラー映画とコメディ映画は共通点が多いとコメントしているジョーダン・ピール監督、前作「ゲットアウト(2017)」では、作品についてのコメントをころころと変え、どうしても興行成績を上げたかったようだが、今作も評論家からは高い支持を受けているので、日本でも評判を呼ぶに決まっていると思われる。
アメリカのアマゾンでは、すでにネット配信されていて、レビューを見ると概ね受け入れられているが、あるコメントでは、映画館で観たがケツ゚が痛くなったというほどつまらなかったようで、理解不能なシナリオが散見したようだ。こんなことを書けば、ピール監督の崇拝者は、おかんむりになるかもしれないが、前半の謎の多い設定は見るものがあるが、80分を過ぎたころから、なぜか面白みが失せるシナリオとなっている。
ピールという監督もマグロや鮫のように泳ぐのを忘れれば死んでしまいそうなどんでん返し好きのM・ナイト・シャマラン監督のように最後には、家を抵当に入れなければ映画作りが叶わなくなるようなA box office-bombを多量に発信することに最終的に行き着くかもしれない。
余談として、この映画の制作会社の名前がmonkeypaw productionsとなっているので、約120年前の怪奇小説「The Monkey's Paw」と何かつながりがあるのかなと思うのだが、この小説は、多くの映画に影響を与え、現在でもよく似たストーリーを目にすることがある。
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