ワイルド・スピード スーパーコンボのレビュー・感想・評価
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多彩なアクションの演出がすごい
今回のワイルドスピード:スーパーコンボではスピンオフではあるものの、過去作品のワイルドスピードに比べてカーアクションはもちろん素晴らしいが戦闘シーンにおいての多彩な演出が非常によかった。
また、ギャグ要素も多く含まれていてワイルドスピードシリーズの新たな一面を見る事ができた。
はじめてみる人でも、爽快なアクションとクスって笑ってしまうようなシーンに心躍らされること間違いないと思う。
圧巻のアクション
スキンヘッド凸凹コンビが最高すぎる!
最恐ウイルスの拡散を阻止すべく招集されたのは、犬猿の仲の凸凹コンビ!
人類の命運は、2人のスキンヘッドおじさんに託される!
時間(136分)を感じさせないスピーディな展開。迫力のあるアクション。仲間意識の芽生えや、各々が克服すべき課題と向き合うドラマ。凸凹コンビであるが故に生じるコメディ。そして、漢くささに華を添える、ひとつまみのラブストーリー。これらが上手く描かれた結果、どの角度から観てもおもしろい作品に仕上がっています。
冒頭では、ホブスとショウの対比が見事に描かれており、「正反対の2人がコンビを組む上で衝突は必至であること、一筋縄では行きそうもない前途多難さ」が爆裂に伝わってきます。
どれくらい彼らが正反対なのか。例えるならば、ランボーとジェームズ・ボンドがコンビを組むくらいのミスマッチ(ちょっと観てみたい)。
そんな彼らにも、「大切な人を守りたい」という共通点があり、渋々ながらも行動を共にすることになるわけです。
また、主要人物のホブス、ショウ、ハッティ(ショウの妹)は、「家族の確執」という乗り越えるべき共通の課題を抱えています。彼らがそれに「どう向き合っていくのか」という点も見どころの1つでしょう。
最恐の殺人ウィルスの拡散を阻止すべく、行動を共にする彼らですが、なかなか1つにまとまりません。ウイルスの拡散まで、僅かな時間しか猶予がないにもかかわらず、その危機感に欠ける印象です。
そんな心構えでは、強敵に立ち向かえるわけもなく。彼らは、そこから大切な教訓を学んでいくわけです。具体的なことに言及すると、ネタバレになってしまうので、彼らがどんな目に遭い、どんなことを考え、どう変わっていくのか、という点は、ぜひ、作品を観て確かめてもらえればと思います。
本作を観て個人的に感じたことは、気が合う、合わないなど、人間関係のトラブルの原因の大半は、自分の心がけ次第で解決できるということ。
多種多様な人がいる世界で、居心地の良い人とだけ関わって生きていくなんてことは、100%不可能です。であるならば、相手の良いところをしっかりと見つけることが大切なのだと思います。
例えば、キムチをはじめとする漬物には独特の匂いがあり、好き嫌いが分かれますが、健康面において見れば、食べないのは非常にデメリットなこと。なんせ、発酵食品は科学が唯一認めるスーパーフードですから、健康のためには適量摂るべきなのです。
そんな感じで、デメリットを上回るメリットを見出せるならば、付き合い方も変わってくるはずですよね。
同様に、一見自分の敵のように見える人も、見方を変えれば何かしらの形で僕たちのメリットになるはず。仮に相手が何も変わりはしなくても、その姿を反面教師にし、自分を変えていくことはできます。
そんな風にして、日々、自分自身をアップデートしていくことで、自然と自分に足りない面に気づけるはず。どうすればより良い自分になれるのか、そのために何が必要なのか。自分の向き合うべき課題を見つけたならば、あとは行動に移すだけです。
本作においては、ホブスがもっとも成長し前に進んだキャラクターの1人でした。勇気を出して踏み出した彼の一歩は、たくさんの人を笑顔に変えます。その背中を押したのはショウでありハッティの存在でした。
半グレや反社のように、明らかに悪影響とな人は除き、積極的にいろんな人と関わる中でぼくたちの可能性は広がっていくのではないでしょうか。
というわけで、アクションあり、ドラマあり、教訓ありの最高な本作。シリーズ初見の人にはハマるきっかけに、シリーズファンの人にはキャラへの愛着を強くする絶好の機会になってナイスだと思います。
迫力ある大画面でぜひご覧ください!
やっぱり、トランスポーター。
ステイサムだけ見てたらトランスポーターで、それにドウェインジョンソンを絡ませて打ち消そうとしてる。ポールが亡くなってステイサムを引っこ抜いたは良いが、ステイサムはスタイリッシュなトランスポーターのイメージが非常に強く、それも無理で結局ワイスピとしては持て余してるんだろう。ずっと敵だったら良かったのに。ポールの後釜に入らざるを得なくなったのが大誤算、ポールの抜けた穴は大きかったと言う感じか。ワイスピは終了だろうな。
ステイサムがイメージ払拭できないなら少々くどいな、こういった作品は。
Hang on!
この手の映画を見るたびに、アメリカのアクションスターの格闘センスやアクロバット能力の高さに驚かされる。彼らはよほどの運動神経の持ち主でなければできない演技を楽々とこなして見せる。本作品の主役たちはその代表選手みたいなもので、超人的だがリアルという難しいアクションを息も乱さないで演じ切る。
本作品はジェイソン・ステイサムが高級車を運転するのでどうしても「トランス・ポーター」を思い出してしまうが、カーチェイスのクールさは変わらない。そして何度か出てくる「Hang on!」という台詞には痺れる。
「つかまってろ、俺がなんとかする」と日本語で冗長に言うよりも、ひと言「Hang on!」のほうがより多義的であり、優れている。英語表現の中にはたまに日本語よりもしっくりくる言葉がある。日本語にも「もったいない」のように他言語では表現できない言葉があるから、このグローバル化の時代ではどの言語であろうと、表現しようとしていることに最も適した言葉を使えばいい。
バネッサ・カービーがロシア語を話していたのは悪の元締めの居場所をロシアにしたからだろう。言語はコミュニケーション手段だからどんなに適した言葉でも、通じなければ意味がない。しかし敢えてロシアにしなくてもよかった。トランプに阿ったのだろうか。
自動車もオートバイもハイテクが沢山登場する本作品も、世界観は相変わらずの家族第一主義である。家族主義はハリウッドB級映画のパラダイムだから仕方がない。アメリカは移民の国だから、国まるごと根無し草と言ってもいい。だから拠り所としての権威と、地位としての権力と、社会的信用としてのカネを追求する。成功すれば大統領にだってなれる。
しかし失敗し、自分の可能性の限界を知った人間は家族主義者となり、家族こそが自分のレーゾンデートルだと信じ込む。そうしないと生きていけないからだ。家族主義が現代アメリカのパラダイムだということは、大多数の人間が家族主義者であることを示している。そして家族に幻滅してアメリカンドリームにも破れた少数の人間は自殺するか、銃を乱射するか、あるいは長い孤独に耐えて生きるしかない。
作品としては面白いし楽しめるのだが、世界観が薄っぺらだから、その向こうにアメリカの病巣が透けて見えるようだ。
スピンオフだからこそ!
字幕2Dを鑑賞。
本作は、ワイスピシリーズとは全く別物、ホブス&ショウの過去から現在までの道のりを描いた作品として楽しめました。まだまだ、パーソナルな部分(2人の父親は!?)が出てきていないので、このスピンオフも単体で続くんでしょうか。
上映前から噂されていたサプライズ登場の2人、それぞれのキャラをフルに活かした、カメオ出演の枠を大きく超えた存在感は抜群です。
ケヴィンハートの一方的な会話と、タヒチまでのルートを確保して…と、このホブス&ショウは指名手配犯なのに大丈夫かねぇ?
更に、ライアンレイノルズの悪ふざけな一方的会話。もう、ライアンレイノルズなのかデッドプールなのかピカチュウなのか訳わかりません。
ただ、このサプライズ登場をよく思う人と、邪魔に感じる人で、作品の印象が真逆になるくらい影響力があると思います。私は、モロに前者で、序盤の登場からテンション上がりまくりでした。
その一方で、CGCGした画像の多用は若干冷めてしまうところではあったかなぁ…
作品トータルでは、スピンオフだからこそ出来ていることを、やれるだけやった感のある本作を嫌いになれるはずもなく、数回は観に行って、多いにカラッと楽しんでみたいと思います。
全体的にミッションインポッシブルに似ている感じ
夏の映画館で観るアクション満載の爽快な
シリーズ未視聴(筆者は過去作3作品を視聴済み。記憶は薄い)でも十分楽しめた。
シナリオに深さはないが、この手の作品に求めるものではないと思う。過去作のファンはスーパーカーが出てこないことには肩を落とすかもしれない。主人公達の経歴(スパイや諜報員)ということを考えれば、ド派手な車がたくさん出てくる方が違和感があるか?
ジェイソンステイサムとドウェインジョンソンのキャラクターが良く、アクションの合間も観客を飽きさせることはない。(たぶん)
ブラックスーパーマンのバイクシーンが新しい。アニメーションの発想がすごい。今まで見たことがない演出(動き)に見えた。(似たシーンが含まれる作品にあったら教えてほしい)ヒロインもとても魅力的。すごく華麗でカッコよく、守られるだけの存在ではなく共闘できるところがまた良い。
気楽にアクションシーンを楽しむための映画。そもそもシリーズ通してそんなに難しいテーマを考えさせるものじゃない。学生ではないけれど、夏休みの映画館で見るなら、ハイテンション、アクション満載で爽快感マックスなこの作品はもってこい。頭を空にして観ても楽しめるという意味でも良作。男が憧れるマッチョイズム満載。故に女性ウケは悪いかもしれない。マッチョな男性が好きな女性には見て欲しいです。これを見た男性は筋トレをせずにはいられないでしょう。
今後シリーズ化する可能性もありそうで嬉しい。
昨今、映画の好みでさえマウントを取り合う変な風潮がある。好きなら好きで良いと思う。少なくとも作ってる人たちや数人の大人の許諾を経て世に出されている。完全な否定は如何なものか。(はっきりとした物言いがウケる世の中だから仕方がないか?)カッコつけて批評してる人よりハマった人の感想が聞きたい。どこに共感して、どんなところがかっこよかったとか、その程度でも良い。
声が大きな層(批評家、著名人など)のことなど気にすることなく好きと言える世の中であって欲しいと思う。
後半はほぼ感想とはかけ離れた内容で恐縮です。最後まで読んでいただきありがとうございます。
サクッと爽快
笑えた
笑えて楽しかった♪
細かいこと言い始めるとアレだけど
全体的に小笑が多くて浅くて楽しかった。
失笑、(笑)、笑 がずっとあってよかった。
ただ、ワイルドスピードの名を背負ってるならもっと車見たかったなぁって感じ。
二人の持ち味の殴り合いはスロー使ったり楽しく観れたけども。。
最新の技術はありつつ、倒す手段は原始的w
それで、最後の最後ね。
ちょっと嫌になっちゃったのは。
エンドロール後に内臓溶かしちゃうウイルスじゃなくて、今度は皮膚溶かすウイルス出てきたよってやつ。
それで、そうなった人が着物みたいってさ。皮膚が溶けてるのが着物みたい?????
はぁー。。また、文化ディスりですか?
字幕が悪いの?でも着物を例えに出してるんだよね。なんかもう一気に冷めた。。
そういうのやめてよね。
はぁー。目が悪くて見間違えたのかな。。
ドウェイン色満載
もはやワイスピのキーパーソンとなっているドウェインジョンソン。いまや彼はワイスピのみならずハリウッドを盛り上げている超人気俳優のひとりです。
そんな彼が主演を飾っている本作はワイスピシリーズのスピンオフ的作品であり、そして彼は製作にも携わっているため、もはやワイスピとは別の映画と化してます。従来のようなワイスピを期待してるならば、本作はさぞかし残念なものになるでしょう。
ジェイソンステイサムの存在感もさすが。あのシブい演技は見物です。超重量級ドウェインジョンソンと並んでも、その存在感は払拭できません。
本作はドウェインジョンソンとジェイソンステイサムを堪能する映画と言っても過言ではないでしょう。原題が( Hobbs & Shaw )とあるように、ワイスピとは別の映画だと思えば、わりと楽しめるかもしれません。スピンオフといえど、やはりカーアクションには力を入れています。前半のカーチェイスシーンの迫力はさすが。
新たなタッグ誕生
どっちがサイボーグやねん
予告編のまま大暴れ
原題が『Hobbs & Shaw』だから分かる通り、完全なる番外編。
『5 MEGA MAX』以降ファミリーになった、ホブス(ロック様)と、
『7 SKY MISSION』の敵で、『8 The Fate of the Furious /ICE BREAK』で共闘したデッカード・ショウ(ステイサム)』が、手を組んでテロ組織からウイルス兵器を守る話。
予告編から、上映時間が長くなったことを除いては、何も足したり引いたりしてない筋肉バトル。
案の定、観ているあいだ、IQが下がった気分を味わいました。
暴れまくってる流れに身を任せられれば、プチプチ脳細胞が音を立てて潰れていき、知性がダメになっていくこの感覚も、それなりに快感ですよ。
新作として作ればいいのに
車要素はもはやオマケ?
モザイクなしで大暴れ!!
ワッショイワッショイ楽しかったー!
ロック様とイサムちゃんが並んで立ってるだけで、“2本のムケてるチンコ感”がハンパない。そんな2本のチンコがモザイクなしで大暴れ!「R-18でもないのに、モザイクなしで大丈夫なのか」だって?ぜんぜん平気さ!だってそれは人間の頭部だから。
そんなハリウッドの「タカ&ユージ」を迎え撃つのは、イドリス・エルバ。MCUのヴィランばりのハイテク武装と超カッチョ良いバイクを駆使して「アイ・アム・ブラック・スーパーマン!」とか言ってるけど、なんかムケてなかった。マハーシャラ・アリばっかりガンガン出世してるから落ち込んでるのかな。
ロック様とイサムちゃんをイスに拘束して、電流拷問してるつもりが逆に2本のチンコをギンギンに勃起させてるだけ(例え話です。)っていう場面は超面白かったけど、それに象徴されるように、終始2人の“引き勃て役”だったのがかわいそうなくらいだった。
『ミッション・インポッシブル フォールアウト』で見かけたときに、「ジェネリックなレディガガ(両方に失礼)」と思ったヴァネッサ・カービーは、2人に負けず劣らず元気に暴れてて良かった。『あぶない刑事』シリーズにおける浅野温子ばりに存在感出せてたと思う。これからも他の映画でも活躍してほしい。
さて、1本の映画として、お話はどうだったかと言うと、「楽しかったけど、面白くはなかった。」
「映画が楽しい」と「映画が面白い」は違う。
楽しい2時間を過ごせたからいいっちゃあいいんだけど、「どうして面白くなかったか」をちょっと考えてみた。
端的に言うと、「マイケル・ベイのトランスフォーマーみたいな観心地だった」ということに尽きるかな。
やたらとテンション高い語り手がやってきて、とにかく早口でダーッと物語を語る。時々自分の口にしたギャグに自分が笑ってる。「でね、でね!アレがガーンッ!ってなって、そしたらソレがドカーンってなるの、超ウケる〜!!でさ、でさ、そうなったらああなっちゃうワケじゃん?だからもうダダダッていくんだよ、サイコ〜!!フーーッ!!!」てな感じ。聴いてる方は「ポカーン…」みたいな。
楽しいことを楽しそうにやってる。でもその映画が観客の顔を見てない。そのへんが本作の面白くなさの理由だと僕は思う。
でも、それでも語ってるそいつは超楽しそうだし、そういう熱とかサービス精神に、決して悪い気はしない。そんな映画だった。
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