新聞記者のレビュー・感想・評価
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妄想を具現化した映画
せーふはあくのおやだま!ぼくたちはせーぎ!せーふにおどされても、すきゃんだるをあばきだしてやるぞぉ!(なお、まにあわんもよう)
こんな感じの映画に仕上がっている。
真顔続きの美しいだけのカタコト記者が、本作の主人公だ。目が大きく美人だが、『日本の新聞記者』らしからぬ出で立ちが、まず違和感として映画の中で主張してくる。
目について、鬱陶しい。毒にも薬にもならないのっぺりとした主人公でよかった。
記者の日記を元に作られた映画だが、そもそもジャーナリスト目線でかかれた日記だからか、分かってないことの方が多い。きっと取材で忙しいからロクに調べてない。『ここでこんな目にあった。せーふのいんぼーだ!』みたいなのを映像化してて吹き出しそうになる。記事を書く上で障害になるものは全部せーふのせいにされてるんだろう。被害妄想日記もいいところだ。
あげく、現実的なエンディングをむかえる。要するに、ジャーナリストがいくらわめいたところで、騒ぎ立てるだけ騒ぎ立てておきながら何も解決できないまま終わる。
もんやりした気分で映画館を出る羽目になった。うんざりする。
忘れてはいけない
マスコミの力とは何か?(わからなくなった)
近所の映画館での上映が残り2日だったので、駆け込むように見てきました。社会への問題提起の映画だと知って観に行ったのですが、鑑賞中に気になったのは杉原(松坂桃李さん)の心情でした。
国家を守る正義感で仕事をしているのは分かりましたが、杉原にも、神崎にも、やっぱり、まずは家族を守ってほしいと思うのです。もし杉原の行動が家族に対して誇れるものだったのならば、最後にあんなに暗い顔しないで自信を持ってほしいと思いました。このように感じたのは、松坂桃李さんの死んだような虚ろな演技が上手かったからかな。
マスコミの力って、何だろうか。この映画を観た限りでは内部からリークした人の人生を奪う職業にしか見えないな。権力の闇を白日に晒すのは重要だと思うが、もっと良いやり方って無いのでしょうか?(きっと、無いのでしょうけどね。。。)
作品としては。。
現在の社会の状況からすればこのテーマで作品を作る妥当性はあるだろう。
しかし何故この内容なのか?
切り口はもっと望月記者の実体験に基づいたものの方がはるかに良い。記者クラブとの軋轢とか内閣官房とのせめぎ合いとかを描いたほうが良い作品になったと思う。
演出のまずさもあるが、今回のこれではリアリティが無さすぎる。
内調がネットをコントロールしているシーンも役所のなかにあんな秘密基地みたいな部屋はないだろ、としか思えなかった。
とにかくリアリティがないのだ。
アメリカ系韓国人がアメリカではなくなんで日本で記者をやってるのか?日本語の記事を書けるのか?(メモは英語じゃないか)
そして女性記者は目をむいてるばかりで感情の機微が見えない。
新聞社のシーンでは臨場感を無理矢理出そうとしてカメラをわざと揺らしているが「はい、今揺らしてますよ」という感じでわざとらしい。おまけに引いた絵ばかりなので単に船に乗ってるような気分になるだけ。アングル変えたりアップにしたりしないと緊迫感は出ないだろう。慣れないことやるな。
と、作品として見た場合不満たらたらなのだがテーマの選択はタイムリーであった。
AM半休でモーニングファーストショー鑑賞。シアター1、G-7 いや...
AM半休でモーニングファーストショー鑑賞。シアター1、G-7
いやーよく製作しました。レイプ事件に学校建設、現政権批判とも思われる内容。日本で良かった、某国なら命さえ危ない。
映画のような揉み消しや圧力、間違いなくあると思う。際どい内容ゆえフィクションかノンフィクションか曖昧、そこを批判する人もいるようですが、そうせざるを得なかったのだと思う。現に本作を手放しで褒め讃える論調は少ない。忖度ってヤツですか。
ラストがもうホラー。職や家族を犠牲にして正義を貫くことができるか?ほぼ万人が無理だと思う。私の知る小さな世界でさえそうですから。
役者陣も良かった。田中哲司の悪党っぷりが秀逸、ただの浮気男ではなかった(笑)主演の松坂桃李も魅せた。そしてもう一人の主演、韓国のイモト見参!たどたどしい日本語にかえって迫力を感じました。
今、反日を煽りまくる文政権のおかげで日韓がギクシャクしてますが、こういう文化交流、民間交流を大事にしたいですね。互いの国民が嫌いあっているわけでなく冷静なのが救いです。
「誰よりも自分を信じ疑え」
素晴らしくて、怖い映画
何だか聞いたことがあるような話に似ていて、ストーリーの展開が読めて...
政権批判はノンフィクションでやれよ
ラストシーン
撮り方が面白い
ちゃんとエンターテインメントに昇華したリアルタイムな社会派ドラマ
東都新聞に送りつけられた医療系大学新設計画に関する極秘資料。情報提供者は不明で奇妙な羊のイラストが添えられているのみ。記者の吉岡エリカは取材に乗り出すがなかなか情報が得られない。一方外務省から内閣調査室に出向している官僚の杉原は現政権に都合の悪い人物に関するネガティブな噂を流布したりして世論をコントロールする作業に従事していたがかつての上司、神崎が謎の投身自殺を遂げたことから自身の立場に疑念を抱き始める。
ドラマの中でネタにされる事件はどれも聞き馴染みのあるものばかり。これだけ突っ込んだネタをタイムリーに映画化したこと自体が画期的ですが、それよりもそんなネタをうまく織り交ぜながらもしっかりとしたドラマに仕上げた演出手腕が素晴らしいです。本作に出演した演技陣はその演技力もさることながら、忖度に屈しなかった態度をも観客の目に焼きつけたと思います。
主演の松坂桃李とシム・ウンギョンの二人の演技ももちろん見事でしたが、個人的には神経をすり減らして帰宅する杉原を待つ身重の妻を慎ましやかに演じた本田翼が印象的。トーンは異なるものの結構骨太の社会派ドラマだった『空母いぶき』でも素晴らしい演技を披露していたので今後も様々な邦画で活躍して欲しいなと思います。
シネコンの予告以外ではほとんど宣伝展開もしていないのに客席が8割埋まっていたのも嬉しかった。こういう社会派の作品でも全然客を呼べることを示した本作の意義は非常に大きいと思います。
結局何を言いたいのか?
つまらん
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