クロノス・ジョウンターの伝説

劇場公開日:

クロノス・ジョウンターの伝説

解説

「黄泉がえり」「この胸いっぱいの愛を」で知られる作家・梶尾真治によるSF小説を映画化。「進撃の巨人」「うたの☆プリンスさまっ♪」など数々の人気アニメに出演する声優の下野紘が実写映画初主演を果たし、ゼクシィ11代目CMガールとして注目される井桁弘恵がヒロイン役を務める。住島重工の開発部門・Pフレックに勤めている吹原和彦は、通勤時に通りかかる花屋で働く蕗来美子に思いを寄せていた。一方、会社では時間軸圧縮理論を採用し、物質を過去に送ることの出来る放出機「クロノス・ジョウンター」の開発に成功する。そんなある日、突然の事故で来美子を失ってしまった和彦は、クロノス・ジョウンターに乗り込み、来美子を救うため過去に戻るが、クロノス・ジョウンターには重大な欠点が隠されていた。

2019年製作/87分/G/日本
配給:パル企画
劇場公開日:2019年4月19日

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(C)梶尾真治/徳間書店・映画「クロノス・ジョウンターの伝説」製作委員会

映画レビュー

4.0日本のSFとその表現方法

2024年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

日本人が苦手とされるSFだが、この作品にも払拭できない設定上の問題はいくつかあった。 この作品のアイデアは「君を愛したひとりの僕へ」シリーズと似ている。 これはアイデアの盗作ということではなく、日本人が考えるSF世界のレベル問題だ。 いったいどれほどタイムマシンを使ったSF作品があることだろう。 そしてこの作品もまた、決して変えることのできない過去を変えようとする物語だ。 そして「できないこと」という設定を単純に既存の事実として置いてしまうプロット。 過去に戻ったとき、同時に自分が二人いることに対する言及が成されない。他多数ある。 似たような作品をいくつも見たからか、冒頭のシーンで2058年、館長に違法侵入で捕まった主人公が「なぜ、クロノスジョウンターを動かそうとしたのか?」に答えはじめるところから物語が始まるが、それらの謎がすぐにわかってしまうところがこの作品の致命的な部分だ。視聴者には早々にすべて見通されてしまっている。 どうでもいいが、 花屋の女性、どこかで見たようなとずっと考えていたら、ホンダカーズの女の子だとわかってホッとした。 CMでは顔立ちに成長があるのでこの時はまだ10代だろう。それと比較して主人公とのバランスが悪いと思う。一番よくなかったのが年齢不詳の主人公と彼の走る演技。 黒澤明監督が野武士同士を戦わせるにあたり、フル装備で何百メートルも走らせてから戦わせることで、息遣いなどの迫力を出したことは有名だが、ただ走っているかのような演技は見苦しいだけだと思った。すべてが演技だけではだめだなと感じた。 そこが一つの大きな細部であり、神が宿る場所でもある。 何度もあった走るシーンに誰も違和感を覚えなかったのだろうか? ここだけでもクリアするだけで印象がかなり違ったはずだ。 最後に助けられた女性が、彼の会社の研究室に入社して彼を救うための研究を開始したという設定は面白いし共感できる唯一の部分だ。 その研究に活路を見出し没頭する姿を映像化するだけでよかったのに、なぜ邂逅するようなシーンで締めたのだろう? もったいないと思った。 しかし、作品を見せたい対象をティーンエージャーに絞っていたのであれば、その部分は取り消します。 日本を代表するSF 「隣人X」や「AKIRA」 伸びしろしかないので、作家の皆さん楽しみにしています。

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R41

1.0意地悪なシチュエーション

2024年5月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza

1.0リープ?ワープ?トラベル?、いやコンプレス

2019年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

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いぱねま

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